ニシンのマリネ

金曜日はカリーブルストの日。Stefan、Janne、Heiko、Marioと「Dwenger」へ。ここは会社から徒歩10分くらいのレストランである。

「こっちに来る前にカリーブルストって知ってた?」と聞かれ、「知らなかった。出張でこっちに来た時にここに連れて来られて初めて食べたよ。」と答えた。「ドイツってもっとソーセージを食べているというイメージがあったんだけど、メニューにある店は少ないね。」という話をしたら「確かにこのへんではあまり食べないね。ババリア(バイエルン、ドイツの南の方)の方に行けばたくさんソーセージがあるよ、それからおいしいビールも。」とのこと。

というあたりの話題から「そういえばリューベックには行ったんだけど、他に日帰りで行ける観光スポットはないかねえ?」という話を振ったら、いろいろなところを紹介してくれる。ベルリンとかブレーメンとかは想定範囲というか、いつか行こうと思っていたのだが、リューネブルクとかエルベ川の河口付近にある島とか、知らなかったところも紹介される。ぼちぼち行ってみますかね。

夕食はお初。うちから徒歩10分くらいで行ける Hasselbrook 駅近くの「Factory」というお店。店構えは重厚なのだが(写真撮ってくるの忘れました、また今度)、店の雰囲気はカジュアルである。お店の名前を冠したビールがあるが自家醸造しているのかな?とりあえずデュンケル(ピルスナーと同じ下面発酵の黒ビール)を注文する。ちなみに今さら気付いたのですがデュンケル(dunkel)は英語で dark でした。

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それからラウヒ(あとで調べたらポロネギだそうです)とジャガイモを裏ごししたスープ。オプションでサケの切り身を入れました。

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メインは魚介類にしようと思ったのだが、メニューには肉類が多い。「エビのうんぬんかんぬん」はわかったのだが、エビは昨日の夜に食べたので、他のにしたい。その下に「bratheringe のオニオンリングとポテト添え」というのがあったので、(英語が少しわかるという)お姉さんに聞いてみたのだが「英語で説明できない」と言う。少なくとも魚だということはわかったので、まあいいや、と思って、それを頼んでみる。

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あとで思い返してみると、bratheringe = brat + heringe だということがわかれば、braten(揚げた)herring(にしん)だということが簡単に推測できたのになあ、というわけで、にしんのマリネというか南蛮漬けです。結果オーライですな。

料理の質とかはうちの近所の「Conrad’s」とそんなに変わらないと思うのだが、駅に近いということや雰囲気がカジュアルなことから多くのお客さんで賑やかでした。

腹ごなしの散歩がてら近所のラウンドアバウトへ。夏の一大イベント、巨大な移動遊園地「ハンブルガー・ドーム」が今日から開催される(8月23日まで)。ラウンドアバウトの中にも下のような広告塔が設置され、ライトアップされている。

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ここは直径100mくらいの巨大なラウンドアバウトで、これ以上近寄れませんでした。(ラウンドアバウトの内側には歩道がないのでたぶん立ち入り禁止)それから、これを撮影したのは午後8時30分くらいなのですが、もうちょっと遅い時間の方がきれいだったかなあ?

3 thoughts on “ニシンのマリネ

  1. すだ

    ドイツに出張に行った時、初めて食べたのがカリーブルスト mit ポンメスフリッツでしたねぇ。ちなみにシュトゥットガルトです。

  2. musicabella 投稿作成者

    すだ様:

    カリーブルストは一応ドイツ全国区なんですかね?モノの本(貧乏旅行系の旅行記とか(笑))にはいろいろ紹介されていますが。これも店によって少しずつバリエーションがあって楽しいです。

    ポンメスフリッツ(いわゆるフライドポテト)は単に「Pommes」と書かれている場合もあります。なんで、Kartoffel(ジャガイモ)がフライになると Pommes になるのか不思議ですが。フランス語あたりが語源なのかな?

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