朝の出社時に、会社の近くの自動車修理工場に車を置いてくる。タイヤ交換が終わったら連絡してくれるのだそうだ。
昼食はフランス人の Yvan と一緒に。フランス料理のレストランの話をしてもらう。なんでこの話になったんだっけ?あ、「ハンブルクで日本料理の店を見つけたか?」とか聞かれたんだった。で、アルザス地方の料理の店とか、クレープの店とかを教えてもらう。Yvan もネイティブはフランス語なので、英語での会話はちょっと辛そう。近くのドイツ人に「crape って英語で何て言うんだっけ?」と聞いて「crape は crape だよ。」と言われたりとか(笑)。ちなみに「クレープの店には行ったことないよ。だって、自分ちでできるもん。」とのこと。
で、車が直ったので、ちょっと遠出して夕食を取ってみることにする。昼食時の会話からフランス料理を食べてみたくて、ちょっとウェブで調べたのであるが、街の中心部にあるお店が多い。駐車スペースを探すのがちょっと大変そう。それよりなにより、人気のある店は混むので予約すべし、とか書いてある。そうか、予約できるくらいのドイツ語は覚えないとなあ。
結局、ハンブルクの北にある Norderstedt という町のイタリア料理店に行ってみることにした。レビューの評判がかなりよかったのと、何よりも駐車スペースの心配がなさそうだったからである。会社から30分くらいかけてたどり着く。しかし、カーナビがなかったら絶対にたどりつけないなあ。
メニューがあったのかどうか定かではないが、基本的に「おまかせ」なのかなあ?壁にかかれているメニューを見ると、「3品メニュー」(前菜、パスタ、魚か肉)とか「4品メニュー」(3品メニュー+デザート)とか「前菜盛り合わせ」とか書いてある。一応、カメリエーレは英語が通じるみたいで、「何飲む?ビールか?ワインか?」「あ、アルコールフライのビール下さい …」「何食べたい?パスタか?」「あ、魚食べたいんですけど …」「魚か。ツナあるぞ。ツナでいいか。」「あ、ツナでいいです …」みたいな感じで、小心者の日本人はほんのちょっとの自己主張を交えつつ、ほとんど言われるがままに注文しました。
ビールはイェーファー(JEVER)のアルコールフライ。「アルコールフライ」という観点ではこの間飲んだ ERDINGER の方がおいしかったなあ。あまり風味がない。
前菜のサラダ。ドレッシングはバルサミコと何だろ?いい感じ。ルッコラはちゃんとルッコラの味がする。
メインはツナをオリーブオイルで軽く焼いたもの。それにレモンをしぼって食べる。そうそう、こういうシンプルなのが食べたかったんですよ。ミディアムな焼き加減が絶妙。
付け合わせは、やはり「ドイツ」という感じですが、少しにんにくが効いたほうれん草のソテーはうまい。なんか、満腹感は量の問題ではなくて味付けの問題のような気がしてきた。これはすんなり胃袋に収まりました(ただし、ジャガイモは除く。こんなん無理だって)。
エスプレッソを飲んでからお愛想。まあ、最近通っていたお店に比べるとちょい高いですが、適度に洗練された感じがいいかも。帰りしなキッチンの方を見ると、魚とかの素材がディスプレイされていました。これを見て選べばよかったのかも。
アパートに戻ったらハンブルク歌劇場からチケットが郵送されてきていた。ハンブルク・バレエの「ロシア・バレエ団へのオマージュ」とハンブルク歌劇場の「トスカ」。予約した時にはいい席が残っている週末を狙っていたので、日程については全然気にしていなかったのだが、よく見たら同じ週の金曜日と土曜日だった … 大丈夫なのか? …