電子書籍

雨が降らない日はないし、日が差さない日もない、それがハンブルク。

ところで、うちの会社では日本からドイツへの引っ越しに際して、航空便と船便に分けて荷物を送ることができる。当然、航空便は早く届くが重量に制限がある。船便は基本的には重量制限ではなくて体積制限がある。ドイツまでの場合、航空便はおよそ2週間、船便はおよそ2カ月かかると言われた。なので、ドイツに来て1ヶ月ちょっとの私は、航空便は届いているが船便は届いていない、という状態なのである。

航空便ではとりあえず必要な服や靴、それから仕事で使う書籍やらソフトウェアやらを入れた。普通に読もうと思っていた本はかたい本ばかりなので、疲れて帰ってきてから読んでもなかなか頭に入らない … というあたりまでが長い前置き。

ふと読みたいコミックスがあったので電子書籍を探してみると、それなりに市場はにぎわっているようである。海外に出てみると、納期とか送料とかを気にせず本が読めるというのはかなりのメリットなのではないかと感じているのである。音楽も同様のことが言えるのだが、まだ iTunes は試していない。CD と比較して音質が落ちるものを同じような価格で購入しなければいけないということに、まだちょっと抵抗を感じているのである。閑話休題。

電子書籍についてはいろいろな企業が参入している(そのうち淘汰されるんでしょうなあ)ので、読みたい書籍がどこから出版されているのか?そもそも出版されているのかどうか?というあたりを調べるのに、けっこう時間がかかる。ぶっちゃけ、読みたかったのはちばあきおさんの「キャプテン」だったのだが、どうもこの作品は iPhone 向けにしか出ていなくて、しかもページあたりの価格が他の一般的な電子書籍版コミックスと比べてかなり高めだったのでやめた。

で、何を買ったかというと、なぜか試しに「包丁人味平」を買ってしまいました。「カレー勝負編」と「ラーメン勝負編」。この作品は週刊少年ジャンプに連載されていた。床屋さんに行って読んだりとか、父がたまに買ってきたのを読んだりとか、断片的にリアルタイムで読んでいた記憶はあったのだが、何しろ断片的なのでストーリーがほとんどわからなくなっていた。(実はカレー勝負の結末だけはよく覚えていたのだけれど)ということで、懐かしさもあってちょっと読んでみたくなったので。この時期のジャンプというと、「侍ジャイアンツ」とか「アストロ球団」とか、ちょっと後になると「ドーベルマン刑事」とか「ホールインワン」とか、読んでみたくなりますなあ。はい、私はそういう世代のジャンプで育ちました。(この時期に欠かせない「サーキットの狼」は数年前に友人に借りて読んだので、まだ禁断症状は出ていない(笑))

昼に間違えて、またシュニッツェルを食べてしまったので、夕食は軽くしたいと思って、いつもの「Asia Lum」へ。「今日はスープがないからフォーはできないのよ。(推測)」と言われる。なので、前回食べた「ベトナム風冷やし中華」のバージョン違いを食べてみる。豚肉のミートボールの代わりに牛肉を炒めたものがのっています。

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