月別アーカイブ: 2005年3月

南天夢譚

レアといえばレアな CD。

ジャック・タチの優しい夜/南天夢譚

伊左治直さん率いる(?)グループ「南天夢譚」によるCD。映画監督ジャック・タチの作品で使われた音楽のカバー集である。

詳細はこちら(http://homepage2.nifty.com/officesasaki/tati/nanten.html)

(おそらく)ジャック・タチの映画は見たことがないのだが、いかにもフレンチ・ポップといった感じの楽曲、耳あたりはいいのだがなかなか凝ったアレンジが楽しい。

購入問い合わせをしたら、伊左治さんから直接メールをいただきちょっと恐縮してしまった。

この CD はボーナストラックが収録されているのだが、トラック割りがなかなかすごい。

CD の棚卸

うちの CD 棚が占めるスペースは幅 270cm x 高さ 120cm x 奥行 30cm くらいである。通常の CD はプラケースからフラッシュ・ディスク・ランチに入れ替えてこの棚に収納している。

フラッシュ・ディスク・ランチは本家のホームページがなくなってしまったようなのだが、例えばここで紹介されている。(http://www2g.biglobe.ne.jp/~honanae/fdr_sc/)

棚の奥行が 30cm くらいなので CD は前後 2 列に置くことができるのだが、これだとやはり後ろにある CD を探すのが不便である。イメージとしては現在はこちらのページの上の画像のような状態、理想形が下の画像のような状態である。(http://www.ne.jp/asahi/ken/home/music/softcase/index.html)

となると、CD を奥行方向に並べる必要があり、そのためにはやはりストッカーのようなケースが必要となる。このケースをいろいろ探したのだが、なかなか「これだ」というものがない。いちばん理想に近かったのが「無印良品」のアクリル CD ケースである。とりあえず一個だけ買ってみて使っていたのであるが、特に問題はなさそう。ちょっと高いのだが、結局これを使うことにした。さっそく、近所の「無印良品」に買いに行ったのだが在庫は 3 個のみ。とりあえずこれを買ってみる。

それぞれの CD のデータは、かれこれ10年以上前から「ファイルメーカー」というデータベースソフトで管理している。ホームページ上の吹奏楽CDデータベースも、ファイルメーカーに入力したデータを利用している。

せっかく CD を入れ替えるので、いわゆる「棚卸」みたいなことをやってみようと思い立った。「あの CD 久しぶりに聞きたいんだけど、どこにあるんだっけ?」「あれ、ないや。」「まあ、いいか。」といったことが最近多くなっているのである。

レーベル別にアクリル CD ケースに移し替える作業をちょっと行った。ちなみに、この無印良品は CD が 25 枚くらい収納できることになっているのだが、フラッシュ・ディスク・ランチに入れると幅が 1/3 ほどになるので、だいたい 70 枚くらいは入れられる。とりあえずケースが 4 つあるので 300 枚くらいは移し替えることができた。

この時点で、すでにデータベースに入力していない CD がポロポロ見つかってしまう。極度のまとめ買いをした時や、オークションから購入したときなどに入力漏れがあるようである。

先が思いやられるなあ。どうなることやら。

在香港少年

昼間、休暇で一時帰国している香港在住の友人が遊びに来る。

この友人が乗っていた車を私が譲り受けて乗っているのだが、彼の4歳になる息子をこの車に乗せてあげたいという希望があったのだそうだ。香港だと現地の運転マナーが悪いのであまり車には乗らないそうだし、ましてやオープンカーなんて乗ったことあるはずがない。
かなりご満悦だった様子である。

また、この家族にはうちの息子より2ヶ月ほど年長の女の子がいる。見合いをさせてみたが、うちの息子の積極的なアプローチをさりげなくかわす(笑)ところなどやはり一日の長がある。手足のバタバタさせ具合やミルクを飲む間隔などを比較しても、やはり彼女の方が大人でうちの息子はまだまだガキだなあ、と思わせるところがある。

また、夜は吹奏楽団の練習後のトレーナー会議があった。しばらくは我が家を会場にするのを控えさせてもらっていたのだが、久しぶりに我が家での開催。息子のお披露目ということになった。

「私と同じ顔だ」という感想をいただく。そうなんでしょうか?

息子にとって一日でこれだけの人に会ったのは初めての体験であった。お疲れさん。

今日買ったものたち(YMOとかオフコースとか吹奏楽とか)

すっかり忘れていたのだが、予約していた紙ジャケがどかっとリリースされたのだった。

YMO の各メンバーのソロ作は、ソニーとキングが足並みを揃えて一気に11枚リリース。 YMO 結成前の、初 CD 化や長らく廃盤だったタイトルが含まれている。

ソニーは再プレス以降での流用性も考慮しているためか、ライナーノートの表紙がジャケット写真と同じになっている。プラケースになったときにもそのまま使えるようにするということらしい。つまり、YMO やスネークマン・ショーの紙ジャケ再発の時もそうだったのだが、LP レコード時代の内容物の再現についてはほとんど注意を払っていないということである。

紙ジャケ売り切れ後もすぐに再プレスして市場供給を切らさないという姿勢も評価できるので、一概にどっちがいいとは言えないのであるが …..

ディスアポイントメント – ハテルマ

サマー・ナーヴス

B-2 Unit

「B-2 UNIT」は YMO 絶頂期の 1980 年(げ。四半世紀前か)に発表された坂本龍一のソロアルバム。ということは、どんな内容にしろ売れることはわかっていたわけで、それを逆手に取った過激な音作りになっている。昔からのコアな坂本ファンには評価の高いアルバムである。

中学生だった私は(今みたいに硬直していない)スポンジのような感受性を持っていたからこのアルバムの音を受け入れることができたのだと思うし、そういう時期にこのような音楽を受け入れたことがその後の嗜好の下地になっているのだと思う。

サラヴァ !

音楽殺人

ニウロマンティック ロマン神経症

「サラヴァ!」は高橋幸宏の初ソロアルバム。ジャケットを見ていただければわかると思うが、ヨーロッパ・ポップスを強く意識している。初めて聞いたのは中学生の時だったが、YMO で雷に打たれた中学生にはちょっと渋過ぎた。最近聞き直したいと思って探したところ廃盤中だった。まずは再発を歓迎したい。

「音楽殺人」は YMO の絶頂期にリリースされたソロアルバム。YMO のメンバーはもちろん参加しているが、サポートメンバーや YMO ファミリーも多数参加している。スカやレゲエのリズムを使った曲が多く、全体的にポップな雰囲気。
このポップな雰囲気は大村憲司、鮎川誠、立花ハジメなどのギタリストの存在感が大きいからなのかも知れない。LP の初回プレスは爽やかなクリア・ブルーのカラーレコードだった。
同じく初回プレス特典だったレーベル・ステッカーは再現されているが、ポスターは再現されていない。残念。

「ニウロマンティック」はリアルタイムでは聞いていなかった。たぶんこの頃(1981年3月発売)はビートルズの雷に打たれたことだったので、自分の中で YMO の波はちょっと去っていたように思う。

HOSONO HOUSE

COCHIN MOON (コチンの月)

はらいそ

フィルハーモニー

YMO のファーストアルバムの評価は「YMO 以前の細野晴臣が好きかどうか?」できっぱり分かれるらしい。つまりYMO 以前の細野晴臣ファンにとってファーストアルバムは「傑作」なのだが、そうでもない人にとっては「ま、それなり」という評価なのだそうだ。ちなみに私は後者である(^_^;)。

というわけで、細野さんのソロアルバムにはあまり思い入れがない。(ごめんなさい。ごめんなさい。)「フィルハーモニー」はほぼリアルタイムで聞いたのであるが、YMO の素直なかっこよさに比べるとちょっとひねくれているなあ、と感じた記憶がある。「HOSONO HOUSE」「コチンの月」は未聴。

Three and two(紙ジャケット仕様)

LIVE(紙)

SELECTION1978-81(紙ジャケット仕様)

We are(紙ジャケット仕様)

over(紙)

I LOVE YOU(紙ジャケット仕様)

NEXT SOUND TRACK(紙ジャケット仕様)

幸い、当時は身近にオフコースファンがたくさんいたので、これらのアルバムはリアルタイムで聞いていた。デュオ時代からのオフコースファンに言わせると、「over」あたりは軟弱の極みらしいのだが、《さよなら》のヒットによってオフコースを知り、5人のオフコースしか知らない私にとっては、やはり「We are」と「over」はオフコースの頂点だと思う。特に「over」のトータルアルバムとしての完成度は素晴らしい。(ちなみに今回は15枚のアルバムが再発売されたのだが、私は5人のオフコースが作った7枚のアルバムしか買わなかった。)小田和正のソングライティングは素晴らしいと思うが、確かにそれだけだとやはり軟弱に聞こえてしまうのかもしれない。鈴木康博を初めとする他のメンバーの曲がいいアクセントになっていた。

「We are」や「over」はインナースリーヴを含めたジャケットデザインも素晴らしいが、このあたりもちゃんと復刻しているあたりが東芝EMIのいい仕事である。「I LOVE YOU」のタイトル曲はシングルとアルバムでヴァージョンが異なり、アルバム・ヴァージョンの間奏ではジョン・レノンが暗殺されたことを伝えるニュースの音声がオーヴァーラップされている。

戦前日本の名行進曲集~海軍軍楽隊篇~

戦前日本の名行進曲集~陸軍軍楽隊篇~

というわけで、最近、戦前・戦中の音楽/音源に興味が湧いてきている。これらの CD の存在は以前から知っていたのだが、そういう興味によってこれらの資料性の高さを再認識するようになった。発売されてから時間が経っているし、いつ廃盤にされるかわからないので、今のうちに押さえておこうと思って購入した。

ジャケットは SP レコードのレーベル面である。特に陸軍軍楽隊の方は趣のあるデザインである。まだ音は聞いておらず、ライナーノートを読んだだけなのだが、以前のブログ「日本の童謡」でも取り上げた郡修彦氏が関わっているらしい。オリジナル音源の出自などもちゃんと記載されている。いい仕事である。

電子音楽 In The (Lost) World

電子音楽 In The(Lost)World

電子音楽イン・ジャパン 1955~1981)」や「電子音楽in JAPAN)」(こちらは前者の増補版で CD もついている)の著者である田中雄二の新刊。究極の電子音楽レコードガイド。前著の充実ぶりを考えれば、この本もいい出来だろうと考え、さっそく購入。

例えば YMO やその周辺のテクノポップ・ムーヴメントはもちろんのこと、冨田勲、ジョン・ケージ、ウェンディ(ウォルター)・カーロス、YES … いちいちアーティスト名を挙げていっても挙げ切れないほどの広い分野をカバーしている。オールカラーでジャケット写真が見られるのもうれしい。

吹奏楽関連の人では、《ディスコ・キッド》の東海林修さんのシンセサイザー・アルバムはもちろん紹介されているのであるが、天野正道さんが所属していた「TPO」というグループのアルバムも紹介されている。そういえば、その昔「うる星やつら」の音楽担当のクレジットで天野さんの名前を見つけた時にはびっくりした覚えがあるなあ。

そういや、天野さんの経歴を見ると「卒業後、豪州に赴き日本人で初めてCMIをマスター …」と書かれているが、これだけだと普通の人には意味不明だろう。「CMI」はフェアライト社が作ったシンセサイザーで、今で言うサンプラーの走りのようなもの。坂本龍一さんなども1980年代前半に使っていた。天野さんはフェアライト社があるシドニーへ行って、その使い方をマスターしたということなのである。

(後日付記:シンセサイザー奏者としても著名な藤掛廣幸さんの作品も載っていました。)

 

泣く子も黙るタケモトピアノ

タケモトピアノCMソング

そういえばこんなのあったなあ … と思い出したので。

主に関西で放送されているCMで、放送されると子供が泣き止むということで話題になっている。(浜松では放送されているのかなあ?見たことないような気がする)
CD と DVD とステッカー(笑)がついて 1000 円ということで話の種に買ってみた。

ちょうど今日、妻の友人が子供を連れて遊びに来たので見てもらったらしいのだが、ほぼ1歳の子供は食い入るように見ていたそうである。

遺された声

録画しておいた「遺された声〜録音盤が語る太平洋戦争」(2005年3月19日放送 NHK教育テレビ)を見る。もともとは昨年の夏に NHK スペシャルとして放送されたものの再放送らしい。

旧満州の新京放送局に残されていたラジオ番組のための録音盤2200枚(当時はテープがなかったのでSP盤にそのまま録音していたらしい)をめぐるドキュメンタリーである。

こういう番組ではどうしても「神風特攻隊」などに焦点が当たってしまうのは仕方がないのだろうか。確かに特攻隊員の(おそらく出陣直前の)吹き込みは心を打つし、それを聞く遺族たちから出るコメントもやはり悲痛である。しかし、そういう過去の断罪ばかりに話を持っていく作為的な演出もどうかなと思う。

王道楽土の交響楽―満洲―知られざる音楽史」に書かれているように、当時の満州には本土に勝るとも劣らない音楽文化があったらしい。そういった「明」の部分に着目した番組を作っても面白いのではないかと思う。音楽ファンも驚くような貴重な音源が含まれているのではないかと思うのだが。

満州の文化向上に寄与した甘粕正彦(映画「ラスト・エンペラー」では坂本龍一が扮していた)の講演がかろうじて放送された。残っている唯一の肉声らしい。

新しいミッテンヴァルトへ

《響宴》で池袋へ行くので、やっぱりミッテンヴァルト(http://www7a.biglobe.ne.jp/~mittenwald/)へ行くことにした。念のため、迷ったときのために住所を控えておこうと出発前にホームページを見たら、何と移転したというお知らせ。あわてて地図をプリントアウトして出発。

営業時間が 13:00〜20:00 ということだったので、《響宴》を聞いてから行くことにした。以前から商売っ気のないショップだと思っていたが、この営業時間もなかなかすごい。さらに移転した住所は普通のマンションの一室。玄関で靴を脱いで、スリッパを履いて、部屋の中にぎっしりと並べられている CD 棚を物色するのである。「趣味人」色がいっそう強くなっている。

とはいえ、東京コンサートが出している「日本の作曲・21世紀へのあゆみ」シリーズは限られた店でしか買えないので、やはりここに来るしかないのである。一通り CD 棚を物色したところ、どうもなさそうなので店員さん(というかどう見ても客を招きいれた家人(笑))に聞いてみる。そうすると「すみません。引っ越したばかりなのでまだ全部整理していないんですよ」と言われて、もう一室へ案内される。そこは、もっと CD やビデオが詰まっている部屋。「こちらにあると思いますのでご覧になってください。」と言われた。

邦人作品の CD はほとんどこちらにあるようなので探すことにする。第一希望の CD がなかったので、第二希望の「No.9 新しい合唱の息吹」(ECJC 009)を買うことにする。吉田隆子が与謝野晶子の「君死にたもうことなかれ」に曲をつけた歌曲を聞いてみたかったのである。

けっこう珍しい CD があるなあ、と思いつつ棚を眺めていると、「清瀬保二生誕100年記念演奏会」の4枚組CDを見つけてびっくり。これは確か関係者にしか配布されなかった非売品ではないか。それからクリティーク80が制作してフォンテックがプレスした「清瀬保二作品集」(FPCD1604)も珍しい。

あとはミッテンヴァルトが制作したCDから「伊福部昭ギター作品集」(MTWD-99019)と「和」チェロ〜近代日本・チェロ名曲選(MTWD-99010)を購入する。

三足目の靴下などなど(ヘンリー・カウ)

帰宅したら届いていたCD。

In Praise of Learning

Western Culture

スラップ・ハッピー関連で購入した後期ヘンリー・カウの2枚のCD。

「In Praise of Learning」は「Leg End」「Unrest」に続く3枚目のアルバム。「Desperate Straights」と同様にヘンリー・カウとスラップ・ハッピーの共同名義になっているが、「Desperate Straights」がスラップ・ハッピー主導で作られたのに対して、こちらはヘンリー・カウ主導で作られた。

「Western Culture」はヘンリー・カウ/スラップ・ハッピーの終焉とアート・ベアーズの発足がオーバーラップする時期の作品。解散することが決まってから作ったビートルズの「アビー・ロード」のようなものか。

 

第8回「響宴」

そういうわけで今年も「響宴」を聞きに行って来た。

http://www.asahi-net.or.jp/%7EMJ2T-IIJM/test/8th.html

「Early Birds Get the Worm」というわけで早めに入場。まずは一般発売されていない(よね?)中央大学の定期演奏会のCDを購入。

「響宴」の過去の演奏会のビデオも売っていたので、ちょっと考えた末に第5回(陸上自衛隊の《三つのジャポニスム》(真島俊夫)を見てみたかった。)と、昨年の第7回(神奈川大学の《[コリアン・ダンス》(高昌帥)を見てみたかった。確か最終曲で小澤俊朗さんは両手で違う拍子を振っていたような気がする)を購入。

ビムス・エディションズでは、キングから出る伊福部昭作品集(交響譚詩、シンフォニア・タプカーラ(全曲)、吉志舞、SF交響ファンタジー第1番)に続いて、團伊玖磨作品集や齋藤高順作品集も出るという情報を入手。

また旧知の方々とも久しぶりに会うことができ、いろいろ近況を話し合った。

*****

で、響宴。

全般的な感想としては私が聞きに行った回の中ではいちばん面白く、初めて「聞きに行ってよかった」と思えるような内容だった。

今年は例年に比べて、いわゆる「現代的な」作品が多かった。例えば《Thread for Wind Orchestra》(寺井尚行)、《枯木のある風景》(飯島俊成)、《Secret Song》(北爪道夫)、《残酷メアリー》(田村文生)などである。アンケートにも書かせていただいたのであるが、いわゆる「コマーシャルな作品」と「アカデミックな作品」のバランスはこのくらいでいいのではないだろうか。

以下は気に入った作品。

《枯木のある風景》はかなりシリアルな作風なのであるが、川越奏和奏友会吹奏楽団の演奏からは「愉しみ」すら感じ取ることができた。

同じく川越奏和の演奏した《Salty Music》(三浦秀秋)もジャジーな雰囲気に個性があってよかった。こういうハードな雰囲気の曲(例えるならグランサムの《バムズ・ラッシュ》のような感じ)は邦人作品ではあまりなかったのでは?作曲者はオーネット・コールマンのオーケストラ曲に触発されてこの曲を作ったらしいのだが、コールマンの曲ってどんな感じなんだろう。聞いてみたい。

神奈川大学の《残酷メアリー》はさすがと思わせる緻密さ。開演前にスコアを見たのだが「田村作品の中では」比較的難易度は低いように思える。田村さんが寄せたプログラムノートが面白い。曲のことなんか全然書いていなくて作曲姿勢の表明のような文章である。ご自身のホームページに書かれている「響宴」を聞いての感想(http://www.kobe-u.ac.jp/bunsay/critic.HTM)とあわせて読むと、「響宴」に対する警鐘というか宣戦布告のように思えてくる。