日別アーカイブ: 2009 年 6 月 2 日

ヤナーチェク/ディラン/小曽根

土曜日に届いた村上春樹さんの「1Q84」を読んでいる(まだ途中)。

なんで今回はこんなにマスコミで話題になるのだろう?例のエルサレム賞受賞の余波?「ノーベル文学賞」候補最右翼と言われてから初めての長編だから?

で、小説の冒頭で登場するのがヤナーチェクの《シンフォニエッタ》である。(文中では「ヤナーチェック」と表記されているが、少し違和感があるなあ)久しぶりにちゃんと聞きたくなったので、CDを買ってみることにした。飲み会の約束までの時間を利用してCDショップに寄る。

案の定あまり選択肢がない。ラトル/フィルハーモニアか、マッケラス/ウィーンフィルか、迷って後者にした。

ヤナーチェク:シンフォニエッタ

四半世紀近くに渡って、この作品の「決定盤」という評価がされている盤である。

個人的に《シンフォニエッタ》というと、NHK-FMで放送されたラファエル・クーベリック指揮のバイエルン放送交響楽団のライブ演奏が刷り込まれている。高校生の時に、吹奏楽部の部室でOBである指揮者と話していたときに、彼がこの曲が好きだと言っていた。ちょうどその日にNHK-FMで放送されることを知ったので聞いてみよう(かつエアチェックしてみよう)と思ったのである。おそらく、能動的に、最初から最後までちゃんと通して聞いたクラシック作品はこの作品が最初ではなかったか。

どちらかというと、くぐもってまとまった音色、それからライブならではの疾走感に満ちていたクーベリックの演奏に比べると、マッケラスの演奏はクリアで冷静すぎるような気がする。世間的な評価では、きっと後者の方がヤナーチェクの特質を際立たせているのだろうが、まだちょっと違和感がある。

だが、このマッケラスのアプローチは次の狂詩曲《タラス・ブーリバ》では非常に効果的に思える。コシュラー/チェコフィルの演奏を聴いたときはそれほど面 白い曲には思えなかったのだが、マッケラスの演奏ではヤナーチェクの作品の、とりとめのなさというか、破天荒さが面白く聞ける。

それからボブ・ディランの紙ジャケ第3弾。ソニーはこざかしい真似をしないで価格が安いからいいですね。

地下室(ベイスメントテープ)(紙ジャケット仕様)

ディラン・アンド・ザ・デッド(紙ジャケット仕様)

新しい夜明け(紙ジャケット仕様)

偉大なる復活(紙ジャケット仕様)

それから小曽根真さんの新作。自身が率いているビッグ・バンド No Name Horses をバックにラテンっぽいレパートリーを中心に演奏している。クリアなサウンドと、ホーンセクションの絶妙のアンサンブルが心地よい。

ジャングル

送別会その1

そして、今週・来週と怒濤(というほどでもないが)の送別会が予定されている。(幹事の皆様、本当にありがとうございます。)

今日はちょっとややこしいが、フィンランド(ヘルシンキ)在住のアメリカ人の友人との飲み会。メールで連絡は取り合っていて「6月中旬からハンブルクに引っ越すからよろしくねーん。」というメールを出したところ、「6月上旬に日本に行くからドイツへ行く前に飲もうよ」ということになった。彼の日本でのホームグラウンドは京都なのだが、飲み会のために浜松まで来てくれた。感謝感謝。

世界各地の音楽教育について研究している人で、日本でも吹奏楽関係者などにインタビューしている。今回も京都の国際日本文化研究センター(日文研)で調査を行っているとのこと。レクチャーや調査で世界中を飛び回っているそうで、今年は12カ国を訪問する予定になっているとか。

次に会うのは10月頃になりそう。ヘルシンキとハンブルクの音楽イベントを調べて、面白そうなイベントで落ち合おうということになった。