日別アーカイブ: 2009 年 6 月 29 日

引っ越し

午前中は会社に行ってちょこっと仕事、午後からはアパートの契約と引き渡し。

ちなみにこういうところです。ゲストルームもあるので気軽に遊びにきて下さい。管理人は老夫婦で、管理会社がリフォームして内装に手を入れているような感じである。私が入居する部屋も、外見の古さとは対照的に内装はモダンデザインにリフォームされている。隣の部屋はまさにリフォーム中であった。ここはヨーロッパによくある家具付きで、ソファやクローゼットはもちろん、タオル、寝具、台所用品、食器、洗濯機なども完備されている。昨日、必要になりそうなものをリストアップしていたのであるが、それもほとんど買う必要がなくなった。

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「入居の片付けがあるだろうから、契約したあとは会社に戻って来なくてもいいよ。」というありがたいお言葉をいただいたので、せっせと片付けや整理を行う。引っ越し荷物は、スーツケースと、航空便で会社宛に送った段ボール箱3箱である。車は中央分離帯に停めたので、いちいち荷物を持って道路を横断しないといけない。いったん全ての荷物を横断させてから部屋に運び込もうと思って、アパートの外にまとめて置いておいたら、たまたま外に出てきた管理会社の人が私の部屋の前まで荷物を運んでくれる。なんていい人なんだ。「Danke shoen」だと物足りないと思ったので「Vielen Dank(心情的には Vie-e-e-e-e-e-e-e-len Dank という感じ)」というと「Nicht zu danken」と返される。英語で言うと「Nothing to thank」ということで、「感謝されるほどのことでもないよ」という意味らしい。

一区切りついたあとで在ハンブルク日本領事館へ行く。在留届を提出した際に依頼していた、日本の運転免許証のドイツ語訳を引き取るためである。とりあえずは日本の免許証と国際運転免許証で運転しているのであるが、近いうちに(入国して6ヶ月以内に)日本の免許証と引き換えでドイツの運転免許証を作ってもらう必要がある。6ヶ月以内なら無条件に交換してくれるのだが、それを越えてしまうと正式な手順で免許を取得しなければいけないらしい。確かドイツって3回落ちると一生運転免許を取れないんじゃなかったっけ?

無事ドイツ語訳を受け取ったあと「せっかく領事館に来たんだからついでにやっておくことはないかいな?」といろいろ物色していたところ、「在外選挙制度」というものがあるらしいので申請しておくことにした。これは、

  • 海外在住期間が3ヶ月を越えた時点で、日本の当該選挙委員会に申請書類が送られて、
  • それによって作成された「在外選挙人証」が領事館に送られて、
  • それが私に郵送される

という流れになっているらしい。領事館の担当者によると「まあ、今年中には届くと思いますよ。」とのこと(苦笑)。それまでは投票できないんですか。

その後、さすがにアパートには備え付けられていなくて比較的優先度が高いものを買う。「体重計」である(笑)。ま、とりあえず1kgくらいしか増えていなかったのでほっとしていますけどね。

夕飯は近くのドイツ料理のレストランへ。実はアパートの下見に来た時に昼食を食べた店です。

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ビールはホルシュテン(Holsten)。これもピルスナーですね。外を歩き回って喉が渇いていたので味はあまり覚えていません(笑)。

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エビのクリームスープですが、あれ、この前これ食べた?

それから、例によってハンブルク名物パンフィッシュ。ううん、いまいち。魚は一種類のみだったし、本来マスタードソースのはずが、なんかカレー風味のソースになっていた。味は悪くないけどだんだん飽きてくる。

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ハンブルクは今いちごが旬なので、隣の席のおばさんたちも食べていたいちごの盛り合わせを食べたかったのだが、当然到達不可能。今度来て食べよっと。