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A3

ということで、ゆっくり休養、ゆっくり読書。

A3【エー・スリー】

今年の講談社ノンフィクション賞を受賞したということで読みたかった本。1ヶ月くらい前に日本から取り寄せてちまちま読んでいた。やっと読了。

著者の森達也さんは著作「放送禁止歌」を読んだ時から気になっていたノンフィクション作家である。この作品もそうなのだが、意図的に、多くのマスコミが「右へならえ」的に報道する視点とは別の視点から事実に切り込んでいる。平たく言えば「タブーへの挑戦」なのだろう。

そういえば、これは雑誌「プレイボーイ」に連載されていたのを一度チラッと見たことがあったような気がする。この「A3」と同じようにオウム真理教に取材した「A」も読んでいたのであるが、その時点よりもかなり深く取材されている。

大きな軸は麻原彰晃こと松本智津夫(ささいなことだけど「しょうこう」も「ちづお」も簡単に漢字変換されることにちょっとびっくりした)の訴訟能力の有無。ここで大事なのは法的概念としての「訴訟能力」と刑法上の「責任能力」を明確に区別しなければいけないということである。事件を起こした時点での「責任能力」と、裁判を進める上での「訴訟能力」は別物である。筆者は被告(松本)が「訴訟能力」を喪失しているのが明らかであるまま裁判を進めるのがおかしいと指摘しており、その(オウムであるが故の)「例外」がいずれ「前例」として運用されてしまうだろうことに危惧しているのである。

このあたりはある程度客観的に事実のみ(多少主観は入っているがやむを得ない)を伝えている。マスコミでは報道されない事実として知っておくべきだろう。

後半に出てくる「弟子の暴走論(=麻原は悪くない)」説は興味深いが、証言が偏っている点(確定死刑囚とは面会できないらしい)や、何よりも麻原本人の証言が聞けないことには説得力を持たない。このあたり「A4」とかでもっと掘り下げて欲しい気もするが。

「マスコミが視聴者の不安を煽ってコントロールしているのではないか」「麻原の側近が麻原の不安を煽って麻原をコントロールしたのではないか(これが暴走論のロジック)」というロジックはマイケル・ムーアが映画「ボーリング・フォー・コロンバイン」でも披露している。そういえば森達也という人の立ち位置はマイケル・ムーアと似ているのかなあ?

 

風邪気味

週末から一気に気温が下がったのでどうも体調が悪い。近所のお子さんもかなり長期で風邪をひいているらしい。

明日は大事なミーティングがあるので今日は休みを取って医者に行って来た。

うちからいちばん近いところは「研修旅行」とかで閉まっていた。「10/4にまたお会いしましょうね~」みたいな張り紙が貼ってある。

次に行ったのはハルステンベックの市庁舎近くのビルに入っているところ。ビル全体の外装工事が行われているのでこちらも営業(?)しているのかどうかわからなかったがやっているようだった。

例によって「ドイツ語はあまり理解できません。」で切り出し、「予約していないんだけど、これ …」と言って、日本人コミュニティで出回っている「事前問診リスト」を差し出す。これは日本語とドイツ語が併記されている問診票で、事前に症状などを書き記して渡すことでコミュニケーション不全を防ぐことができる。それから保険証を渡して待合室で待つ。

すでに10人ほどが待っていたのであるが、何部屋かで並行して診察が行われているようで待ち時間は短い。驚いたのは、その診察室に出たり入ったりする時に「Guten Morgen」とか「Wiedersehen」とか挨拶をすること。以前通っていた歯科医などではそういうことはなかったのだが、やはり田舎だからだろうか …

とにかく休息を取れ、ということだったので家でダラダラ休むことにする。

日本出張の際に買って、読み終えた本。

サッカーという名の戦争―日本代表、外交交渉の裏舞台 (新潮文庫)

いろいろな大会 ― 例えばアジアカップであったり、オリンピックであったり、ワールドカップであったり ― の予選方式が毎回違っていることに「あれ?」と思ったことはないだろうか?

その裏にはそれぞれのサッカー連盟のいろいろな駆け引きがあって、その駆け引きは最終的に成績までも左右しかねない、ということがわかる本である。

主に「谷間の世代」と呼ばれたアテネ五輪代表チームや2006年ワールドカップの「ジーコジャパン」の舞台裏に焦点が当てられている。「そういえば」と思い出す場面も多い。

 

女子ワールドカップ観戦記(デュッセルドルフ編)

さて、レバークーゼンの少し北にはデュッセルドルフという都市がある。ドイツの中でもっとも日本人が多く住んでいる都市で、その数はおよそ6000人とのこと。ちなみにハンブルクは約2000人である。

ハンブルクに住んでいる人たちも日本食などの買い出しでよくデュッセルドルフに来るらしい。(とは言ってもハンブルクからは400kmあるのだが … みんなすごいなあ …)実際、今回もデュッセルドルフの街中で知人とばったり出くわした。

実は私たち家族がデュッセルドルフを訪れるのは今回が初めてなのであるが、ご他聞に漏れず、私たちも昼食でラーメンを食べることにした。デュッセルドルフのラーメン屋では「なにわ」と「匠」というお店が人気を二分しているらしい。事前のリサーチで「匠」に行くことにしていた。

「特上味噌」と「特上塩」を注文する。

妻は「もっとおいしいかと思っていた」と言っていたが、これだけおいしければ(少なくともドイツという異国の地で食べる分には)まったく問題ないんじゃないかなあ。例のドイツ北部の食中毒騒動の影響で、本来もやしであるはずのトッピングが白菜に変わっていたのも一因かも知れないが。

ちなみにこのあとで「なにわ」の前を通りかかったのだが、待ち行列は「匠」より長かった。あとで聞いた話によると巷では「麺の匠、スープのなにわ」と言われているのだとか。

その後、OCS という日本関連の物品を扱っているお店で少し買い出しをする。OCS はハンブルクにもあったのだが昨年末に閉店してしまった。デュッセルドルフ店は規模も大きい。妻は日本食材や息子が使う学用品(ノートやなわとびなど)を、息子はコミックスを予定通り購入する。私は特に予定していたものはなかったのだが、バーゲンで村上春樹さんの著書が安く売られていたので買っておくことにした。ハンブルク店でもそうだったのだが、過剰在庫は値崩れして日本よりも安く買えることがある。

村上ソングズ

レバークーゼン編へ続く。

今日届いた本

日本から取り寄せた本が届きました。

モーツァルト全作品事典

というわけで、モーツァルト大全集を買ってちょぼちょぼ聞いているわけですが、今まで知っていた曲や気に入った曲ばかり聞いていて、なかなか消化が進みません。まあ、こういうカタログ的に全作品を俯瞰できるガイドがあれば少しは視野が広がるのかなと。

私はよく違いがわかっていないのですが「complete」ではなくて「compleat」であるのがミソなのだそうで、何を「全作品」として含めるかどうかをきちんと定義してから作業を進めたのだそうです。

で、いきなりぶち当たってしまった疑問。モーツァルトにはヴァイオリンと管弦楽のための《ロンド ハ長調 K.373》という作品があるのですが、これを移調してフルートのために編曲したK.Anh.184という作品もあります。どちらも例の「モーツァルト大全集」には収録されているのですが、後者はこの事典では全く触れられていません。定義を見ると「全作品」に収録されてもおかしくなさそうなのですが … 教えて、えらい人。

バッハ=魂のエヴァンゲリスト (講談社学術文庫)

クラシック関連の書籍を探していて見つけた一冊。確か磯山雅さんがバッハについて書いた本は講談社現代新書で読んでいたのですが、ドイツには持って来ていなかったし、モーツァルトやブラームスと同じようにバッハについてもある程度のパースペクティブを持っていたかったので読んでみることにしました。

鍵盤曲や声楽曲はほとんど知らないし、敷居も高いし …

バロック音楽名曲鑑賞事典 (講談社学術文庫)

こちらも、かつて購入したDHMの50枚組ボックスの消化がなかなか進まないのでカタログ的な知識が欲しかったのでした。

プレイバック 制作ディレクター回想記 音楽「山口百恵」全軌跡

「なぜこの時期に?」という感はありますが、去年山口百恵作品に目覚めた私としては興味ある本です。山口百恵の楽曲のほとんど(全てではない)に立ち会った制作ディレクターによる回想(まさにプレイバックですね)です。上記のモーツァルトやバロック作品と同じように、こういう本を読むと山口百恵さんの諸アルバムを聞きたくなって、ひいては全録音作品(少なくともスタジオ録音作品)購入という事態になりはしないか恐れているところです(笑)。


ところで、私は自分自身「カタログフィリア(という言葉があるかどうかわかりませんが)」だと思っているのですが、息子が幼稚園の卒園記念文集の中で「好きな本」という項目で「レゴのカタログ」と書いていたことがわかり、軽くショックを受けるとともに遺伝とはかくなるものか(笑)と思いました。

他の子は「はれときどきぶた」とか「かいけつゾロリ」とか書いているのに … 息子も「かいけつゾロリ」がけっこう好きなのに …

Home again

日本にちょっと帰っていた妻と息子が今日の夕方ハンブルクへ帰ってきました。

妻の荷物はほとんど食品で、なかなかハンブルクで買えないものを仕入れてきたようです。例えば、

  • 錦松梅のふりかけ。ひょっとしてデュッセルドルフあたりに行けば売っているのかなあ?
  • おいしい紅茶。
  • 大量のふりかけ。
  • 大量のおやつ。
  • ゴマすり器。普通のゴマは現地のスーパーマーケットでも売られているのですが、すりゴマはなかなか売っていないのだそうです。こちらのアジア食材店で見つけたゴマすり器がかなり高かったので、日本へ帰ったタイミングで買ってきたとのこと。
  • 残念ながら「桃ラー」は見つけられなかったそうなので、パチモンというか二番煎じの商品を。それから自分で作るキットも売られていたそうなのでそれも買ってきたようです。

息子は息子で、新しい京成スカイライナーのチョロQとか、VooVというシリーズのおもちゃで新幹線が「関空特急 はるか」に変身してしまうやつとかにご満悦でした。

私が持って来てもらったものたち。

  • 「黛敏郎の世界」(本)。氏の作品リスト、評論などがまとめられている。NAPPさん(作曲家の中橋愛生さん)が吹奏楽作品についての評論を書いているらしい。どうでもいい話ですが、若き日の黛さんって「さかなクン」に似ていませんか?
  • 「芥川也寸志―その芸術と行動」(本)。こちらは芥川也寸志さんについて作曲だけではなく音楽教育、著作権保護なども含めた活動をまとめた本です。私のホームページからamazonのアフィリエイトで購入された方がいたのですが、けっこうとんでもない値段がついています(今日現在で39800円)。他の古書サイトで調べてみたらもっと安い値段(0が一つ取れるくらい)で出ていたので後学のために買っておくことにしました。
  • 「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」(DVD-R)。実家に頼んで録画しておいたもらったものをDVD-Rに落として持って来てもらったんですが … 見れないぞ …
  • 「ハイパービートルズ 3 ノルウェーの森」(CD)。その昔、「ハイパービートルズ」というシリーズで4枚のCDが出ていました。ピアニストの高橋アキさんが内外の著名な作曲家にビートルズの作品のピアノアレンジを委嘱し、それをレコーディングするというものでした。2枚は持っていたのですが、まだ持っていないものが2枚あったので、この機にオークションで手に入れておこうと思ったわけです。数年前、確かお茶の水の三省堂の前で中古CDのワゴンセールが行われていて、この「ハイパービートルズ」シリーズ4枚が破格の値段で売られていました。「帰る時に買おう」と思って三省堂に入り、帰る頃にはすっかり忘れていたのは「人生における後悔ベスト10」に入るくらいの悔恨でした。欲しいものは見つけた時に買いましょう。
  • ピタゴラスイッチ うたのCD」なぜ、この番組では「ピタ」と「ゴラ」と「スー」しかいなかったのか、謎がやっと解けました(笑)。おおむね満足ですが、収録時間がちょっと短いようなので「フレーミー」は歌なしのバージョンもあった方がうれしいなあ。まあ、「うたのCD」なのでしょうがないのかも知れませんが。
  • 「大いなる秋田」東京公演のCD/DVD。勢いで買ってしまったのでした。経緯はこちら(http://www.akita-great-tokyo.org/)にありますが、この作品は秋田県が石井歓氏に委嘱した吹奏楽と合唱のための組曲です。

芥川也寸志―その芸術と行動

Give me a cue (YMO x SUKITA)

というわけで、辛抱たまらずカッターナイフで切り開いて見てしまいましたよ。

Yellow Magic Orchestra×SUKITA

もう購入された方はご存知でしょうが、この本は段ボール箱に入っていて、その上からステッカーで封印されています。何とかステッカーを切らなくても開封できる方法を探して、段ボール箱のふちを持ち上げてみたりもしましたが、本自体にダメージがあっては元も子もないので、素直にステッカー部分を切り開いて開封してしまいました。

個人的にいちばんインパクトがあったのはユキヒロさん(当時はまだカタカナ表記だった)のソロアルバム「音楽殺人」の加工前の写真でした。それから教授の女装姿が今までになくはっきり見られた「写楽祭」のスナップかなあ。

紙質については賛否両論ありますが、個人的にはどちらでもいいかなと。それよりも「書籍後半の白紙ページは、編集者とデザイナーの意図によるものです。」という注記が何だかなあ、です。言い訳のような注記を入れなければいけないのだとしたら、それは意図として失敗なのでは?

で、本題なのですが、本の中に富士フイルムのカセットテープのデザイナーをやった方のコメントが載っていたのですが、全部で6作あるとのこと。ちょっと思い浮かべてみたのですが、5つしか思い出せません。ご存知の方がいらっしゃったら教えて下さい。以下は作られたポスターなのですが、例のネコが登場するCMもカウントするのかな?これはポスターを見たことがないのですが …

コピー「音楽は増殖を始めた。」

たぶん、これが最初なのではないかと思うのですが、アルバム「SOLID STATE SURVIVOR」のアウトテイクのような写真が使われています。

コピー不明

カセットが浮かぶ宇宙空間をお三方が遊泳しているような写真が使われています。上記の本の中にも掲載されているヤツ。

コピー「音楽は磁性紀に入った。」

おそらく、これがいちばん有名ですね。のちに「∞増殖」のジャケットにも使われたもので、300体のYMO人形が整列しているものです。

コピー「音楽は104番目の元素だ。」

お三方がカセットテープを組み合わせて作られたロボットの中に入っているヤツ。これも本に載っています。

コピー「世紀末か、新世代か。」

お三方の顔のアップ。

当時、私はこれらのポスターが欲しくて富士カセットに手紙を書いてみました。そうしたら筒入りのポスターが送られてきました。記憶が定かではないのですが、上記5枚のポスターのうち上の4枚はまだ実家にあるはずです。

おいでませハンブルクへ(第1日目)

すっかり恒例となった「おいでませハンブルクへ」シリーズですが、今回は何回も来ている同期入社の友人たち2名、私の元上司、それからロンドンからも1名、計4名の出張者のサポートを1週間することになりました。

ということで、日本から持ってきてもらったDVDとCDと雑誌たち。(あ、1Q84 BOOK3 まだ読んでないや …)

それから、普段は会社に缶詰めでミーティングを行うことが多いのですが、今回はわりと外回りが多い日程です。朝9時に会社に集まって事前ミーティング、そのあと社外に出て、また午後に帰って来る … というパターンでした。

*****

それから、アメリカの Mosaic Records に注文していた、生産中止になったブルーノートの1500/4000番台のCDが届きました。これらはルディ・ヴァン・ゲルダーのリマスタリングというわけではないんですね。だんだん、どうでもよくなってきています …

最近は、いわゆるハードバップ期から新主流派期までのクロスオーバーが特徴である4000番台よりも、素直でストレートアヘッドなジャズが聴ける1500番台の方が気に入っています。(4000番台は個性的なアルバムが多い分、全てが全て気に入るわけではないので …)例えば、今回買ったジャズ・ギタリスト、ケニー・バレルのアルバムあたりは約50年前に録音されたアルバムなのですが、そのサウンドはとてもコンテンポラリーです。

久しぶりに本買いました

ほぼ一日を通じて快晴。珍しくコートなしで外出できるくらいの暑さ(暖かさ)になりました。

久しぶりにヘアサロンマツナガでヘアカット。ついでに息子もドイツに来てから初めて髪を切ってもらう予定だったのですが、例によって人見知りとか、耳とかうなじとかと触られるとくすぐったいとかで前髪だけちょっと切ってもらいました。そのくせ、髪の毛を切ってもらったお姉さんが気に入ったようで、何度も「バイバ〜イ」とか言っていましたが。

そのあと、隣りの OCS をのぞきました。今まで日本の雑誌は特に買おうと思っていなかったのですが、見たことがなかった「ミュージックマガジン」が売られていたので、おもわず買ってしまいました。特集は2000年〜2009年にリリースされた洋楽のベストアルバム。やはり、この時期になるとほとんど洋楽は聴いていませんねえ。聞いたことがあるアルバムも大ベテランであるボブ・ディランの「モダン・タイムス」とかブライアン・ウィルソンの「スマイル」だし …

MUSIC MAGAZINE ( ミュージックマガジン ) 2010年 06月号 [雑誌]

それから、旬が過ぎて1ユーロで売られていたバーゲンブックから一冊。

ヒラリー・クイーン――大統領への道 (光文社文庫)

オチがひねられ過ぎていてどこが面白いのかさっぱりわからないネタもありますが、いしいひさいちが描く実在人物のデフォルメが時々ツボに入るのが楽しみなのです。今回はコリン・パウエルとかコンドリーザ・ライスがヒットかな。

昼食はおいしいカリーブルストのお店「EDEL CURRY」で。私と同じように妻も息子も気に入ってくれたようです。

お留守番

息子は保育園、妻は仕事、ということで独りでせっせと荷物の片付けをしながら、新潟から送った荷物の引き取り待機。しかし、通常は「旦那の現地赴任」→「妻子の渡航」という順番になると思うのですが、奥さんは旦那の残った荷物を適切に処分してくれるのでしょうか?私の場合、最初の渡航時には最小限の荷物しか持って行かなかったので日本にはまだたくさんの荷物が残っています。幸い、何度か帰国する機会があって、そのたびに少しずつ整理(あらためてドイツに送るものと日本国内に置いておくものの仕分け)しているのですが、(ご想像通り)全然片付きません。私が妻の立場で、自分自身が渡航する前にこれらの(=自分のものでない)荷物を片付けろ、と言われたら、かなり嫌です。

まあ、それはそれとして、無事荷物を受け取ったので行動開始。街中に服や本を買いに行きました。昼食は絶対ドイツでは食べられないであろう「まぐろのやまかけ丼」を食べました。買った本たち。

ブラック・マシン・ミュージック―ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ

音楽のたのしみ〈2〉音楽のあゆみ―ベートーヴェンまで (白水uブックス)

A18 地球の歩き方 スイス 2009~2010

で、息子には言っていなかったのですが、サプライズで息子を保育園に迎えに。期待通りに驚いてくれるのがうれしいです。

*****

「ねえ、お父さん、いつドイツに帰るの?」

「水曜日だよ」

「土曜日に帰れば?」

今まで私の帰国スケジュールには何も言わずにしたがっていた息子が初めてみせたささやかな自己主張に少し心が痛んでしまいました。金曜日には保育園で今月生まれの子供たちのための誕生会があるので、それまで日本にいて欲しいということなのだと思います。微妙なタイミングで今年の息子の誕生日には一緒にいてあげることができなかったし。

まあ、もう少しなので我慢して欲しいものです。

お買い初め

息子の誕生日に日本にいることができないので、一足早く誕生日プレゼントを買ってあげることにしました。

仮面ライダーWのダブルドライバーと迷っていたようですが、この変身ベルトかなり品薄のようですね。本人はビックカメラのサンプルでひとしきり遊んでいたので、それで気が済んだようです。

仮面ライダーW 変身ベルト DXダブルドライバー

で、結局買ったのはこちら。最近は普通のプラレールより、こちらの「ハイパーガーディアン」シリーズの方がお気に入りのようです。知らないうちに、自宅にも2つばかりありました …

プラレール ハイパーガーディアン HGS-05 メカドックライナー

私はといえば、ちょうどセールのDMが来ていたブルックスブラザーズでちょっと買いだめ。それから防寒用の靴と。浜松から持っていた靴はほとんど防水されていないものなので、雪道を歩くのはちょっと辛いのです。

あとはすごく「今さら」な感じですが、例のベストテン総集編を見たので、ちょっと読みたくなった山口百恵さんの著書を。

蒼い時 (集英社文庫 126-A)