とりあえず、来週の打ち合わせのミーティングスケジュールが決まって、参加者への出席依頼も完了。まあ、ひとまず一件落着というところです。
ネタがないので最近読んでいる本をご紹介します。
またプルーストの「失われた時を求めて」は挫折 … 禁煙が続かない人の心理状態もこんな感じなのでしょうか(笑)?
それはそれとして、大昔に買ったマイルス・デイヴィス研究本です。「東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・歴史編 (文春文庫)」「東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・キーワード編 (文春文庫)」(いわゆる「青アイラー」と「赤アイラー」)と同じように東京大学での講義を本にまとめたものです。この「青」と「赤」が面白かったし、それらの中でもちらちらと言及されていたマイルス論が満を持して登場ということで。(確か、昨年末に買ったはいいがバタバタしていて読んでいる途中で時間が取れなくなったような …)
ミュージシャンとしての菊地成孔さんはほとんど聞いたことがない(UAとのコラボくらいかな?)のですが、多少スノビッシュな語り口は結構好きです。ただ、文字で読んでいるから内容は追えているのですが、これを講義で耳で聞いたら果たしてついていけるのかと言う危惧もあります。(東大生なら大丈夫?)
200ページを越えましたが、まだ1/3か1/4くらいまでしか進んでいません。切り口が「あえて変化球」という感じなので、ある程度マイルス・デイヴィスの音楽的キャリアの全貌を把握しているとか、たびたび言質として引用される「マイルス・デイビス自叙伝〈1〉 (宝島社文庫)」「マイルス・デイビス自叙伝〈2〉 (宝島社文庫)」を読んでいるとかしないと、なかなか内容を理解しにくいのかな、という気がしました。まあ、もちろん「全ての受講者がマイルスをよく知っているわけではない」という前提で講義内容を決めているはずだと思うので、(私とは逆に)この本で初めてマイルスに触れた人が、読み終えたあとにマイルスに対してどのようなイメージを持つのか、興味があるところでもあります。