誰ですか?この会社の公用語が英語だと言ったのは?
朝に日本と電話会議をやったあとは、一日かけて次の開発方針を決めるミーティング。当然効率のために全部ドイツ語で行われる。ボスが隣についてくれて適宜英語で要約を説明してくれるのだが、これは超ハードです。
たまたま昼食は数少ない非ドイツ人と一緒になったので、いろいろ話をする。彼はフランス出身で、もともとはフランス国内で仕事をしていたのだが、ドイツ人のガールフレンドがドイツで仕事を見つけたのでしばらく(いわゆる)遠距離恋愛だったのだそうだ。それが耐えられなくなったので(2週間おきにフランスのニースとハンブルクを往復していたとのこと)ハンブルクで今の仕事を見つけたのだそうだ。「僕も最初は苦労したけど、1〜2年で会話できるようになったよ。」とのこと。1〜2年で会話できるようにならないといけないんですか(涙)。
ついでに聞いた興味深い話。先日住民登録を行ったのであるが、申請書に「宗教」を書く欄があった。(私は(もちろん?)「No」と書きましたが)ここに特定の宗教を書いておくと、その人が納めた税金の一部がその宗教関係に使われるのだそうだ。
仕事が終わったあとスーパーマーケットへ。シャンプーと洗濯用品を買うためである。シャンプーはホテルについていないので、これを買わないと髪の毛を洗えない。洗濯用品はそろそろホテルで洗濯をするか、と今さらながらに思い立ったので、買おうと思ったのである。前のホテルはかなりインテリアデザインに凝っている部屋だったので、無意識に洗濯する意欲が減退させられていたのかも知れない(笑)。一回は先輩駐在員の好意で洗濯していただいたのであるが、さすがに何回も頼めないし。電子辞書(というか iPhone に入れた、簡単な逐語訳のアプリ)を片手に洗剤を探すが、なかなかよくわからない。最初に手に取ったのはどうやら食器用の洗剤だったようだし、次に手に取ったのはいわゆる柔軟剤の類いだったような気がする。「たぶんこれ」だと思う Waschlotion というのが見つかったのであるが、どれも馬鹿でかい。液体洗剤の標準サイズは2リットルのようだ。いちばん小さそうな1.5リットルのものを2.39ユーロ(日本円で350円くらい?)で買ったんですが、日本の物価より安いんですかね?
ホテルに戻り、とりあえず洗濯を。で、ホテルでの夕食2日目。前日のプチ失敗を鑑みて、今日はあらかじめある程度の方針は立てておいた。ビールはデュンケル。ピルスナー同様に下面発酵の、いわゆる「黒ビール」ですな。グラスを見るとチェコのビールのようだ。デュンケルというと苦みがあってアルコール度数が高いというイメージがあるのだが、これはかなり飲みやすい。明日はヴァイツェンを飲もう(予告)。スープはラウヒクレーメズッペ(Lauchcremesuppe)。「ライヒ」というハンブルクご当地野菜のクリームスープということらしい。「ライヒってどんな野菜?」と聞いたら「タマネギのようなものよ。」と言われた。まあ、まさにそんな感じですな。メインはハンブルク名物の一つである「パンフィッシュ」。出張で来た時にも食べたのでだいたいどんなものかはわかっている。熱く熱した小さなフライパンの上にジャガイモとベーコンとタマネギを炒めたもの(いわゆるジャーマンポテトか?)を敷き詰めて、その上に魚の切り身をソテーしたものを乗せる。一つは鮭で、もう一つはスズキだったかな?それにマスタードソースをかけながら食べるのである。付け合わせはキューリの甘酢漬けサラダ。前に食べたやつはかなりマスタードがきいたソースだったのだが、ここのソースはマスタードはほとんど香りのみでクリームソースの割合の方が高い。まあ、さっぱりしておいしいです。胃腸への負担もそんなに大きくないし。あ、そうそう、ここのレストランはパンの付け合わせとして、タマネギを揚げたものを豚の脂肪に混ぜたスプレッド(何ていう名前だったっけ?)がついてくるのですが、これが癖になるおいしさで、パンが進みます。普通のバターとどちらが脂肪分が多いのかよくわかりませんが。
久々っす。ナハナハです。
この前自分も通訳が入るような仕事をしたんですが、
英語+日本語(通訳)で時間が1,5倍になっててかなりやられました(涙)
久々に海外いきたいかもwwでも沖縄も変わらないか??
ナハナハさま:
ご無沙汰しています。
そうなんですよねえ、通訳が入らなくても雰囲気は伝わるのですが、逆に言うと雰囲気しか伝わらないのだと強く思いました。
ドイツ語を覚えなければ、というモチベーションはあるのですが、やっぱり最初のハードルが高過ぎるように思います。継続していれば、いつかはハードルを越えられるのかなあ?
今さらですがお食事の画像を追加しました(笑)。