もう二度と会えないことが悲しいから泣くのではない。
「別離」とは、自覚的に過去を振り返る行為なのである。
そこには、美しい足跡がたくさん残っている。
なぜなら、人は美しい足跡しか覚えていないからだ。
そして、「別離」とは、もう二度とそこに立ち戻れないことを再確認する行為なのである。
だから、僕は新しい足で歩いてみようと思う。
あなたたちがいたからこそ、僕はここまで歩いてくることができた。
あなたたちなしで、僕はどこまで歩けるのだろう。
まだ遅くはない、それを試してみたいと思う。
本当にありがとうございました。