まだまだ続きまっせ … ということで、バンド・クラシックス・ライブラリーの第11弾ライナーノートのための録音と資料が到着。
今回は邦人作品集ではありません。で、なかなか(ある意味)解説の難易度の高い作品が多いです。こうご期待。
まだまだ続きまっせ … ということで、バンド・クラシックス・ライブラリーの第11弾ライナーノートのための録音と資料が到着。
今回は邦人作品集ではありません。で、なかなか(ある意味)解説の難易度の高い作品が多いです。こうご期待。
http://www.sr.se/sida/artikel.aspx?artikel=2597023&programid=2482
2chの吹奏楽掲示板での情報。インターネットラジオで聞ける。
スウェーデン・ウィンド・アンサンブルによる邦人作品を集めたコンサート。指揮者はトロンボーン奏者としても著名なクリスチャン・リンドベルイである(そういえばリンドベルイ自身も吹奏楽作品を書いていますなあ)。
全般的にはかなり硬質な音質であるが、こういう切れ味の鋭い演奏はかなり好みである。
伊藤康英さんのアルトサクソフォン協奏曲は須川展也さんのために書かれた初期の作品。現代的な手法の前半とジャジーな雰囲気の後半で構成されている。ソリストもなかなかがんばっているのであるが、最後のカデンツァでだんだん音程がおかしくなってしまい、最後の音(フラジオ?)では豪快に上に外してしまっている。ちょっとおしい。
すごく久しぶりに息子の髪の毛を切ってもらいに床屋さんへ。週末になるたびに風邪気味で調子が悪くなっていたので、髪の毛を切って短くなったところで風邪が悪化するんじゃないかと思い、なかなかチャンスがなかったのである。
わざわざ連れて行ったのに「お父さんと一緒じゃやだ。お母さんがいい。」ときたもんだ。(切ってもらう時は独りなんだから関係ねーじゃん。)ぐずらせて床屋さんが嫌いになるのもよくないので、お母さんと交代し、代わりに私が日用品を買い込む。
用事が済んで暇を持て余したので、床屋さんの近くの中古CD屋を物色。
高橋幸宏さんが監修した、映画音楽のテクノ・アレンジ集。まあ、安かったので … 1990年中ごろのリリースらしい。存在すら知らなかった。
ソニーから再発されたYMOソロ関連を。
NEO GEO(紙ジャケット仕様)(初回生産限定盤)(DVD付)
MEDICINE COMPILATION from the Quiet Lodge
とりあえず「NEO GEO」だけ聞いてみるが、リマスタリングの具合はかなりいい感じ。
それから、こんな本たちを。
MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2009年 02月号 [雑誌]
特集はブランキー・ジェット・シティー。懐かしいですなあ。「イカ天」に出ていた時によく見ていた。あと、UAと一緒にやっていたAJICOとか。
投票によって選ばれたブルーノートの名盤ベスト100。上位のものほどコメントが多くて、順位が下がるにつれコメントの量が少なくなるという方式は面白い切り口だとは思う。ただ、各投票者のベスト3コメントを減らしてもいいから、もう少し低い順位(50位以下)の各アルバムに対するコメントを増やして欲しかった。「どういうベスト3を選んだか」ということについて、著名な人と一般投票者では、やはり読者が「読みたい」と思わせる重みが違うのである。そのへんもメリハリをつけた方がよかったのでは?ランキングの数字の正当性/客観性という意味では必要なのかも知れないけど。
個人的には村上春樹さんが選んだベスト3も見てみたかったなあ。
ちなみに私の場合、ベスト2はすぐに決まるのであるが、
第3位は難しいなあ。とりあえずこれかな。
(たまには吹奏楽の話題を…)
ひょっとして今さらな話かも知れませんが、NBA作曲賞受賞作品リストを更新しました。2008年のNBA作曲賞に選ばれたのは、スティーヴン・ブライアントの《スイート・ドリームス》です。2007年の《レイディアント・ジョイ》に続いての2年連続受賞となりました。2年連続でNBA作曲賞を受賞するのは1998年(《幻想的協奏曲》)と1999年(《サザン・ハーモニー》)に連続受賞したドナルド・グランサム以来2人目ということです。(グランサムは1995年にも《バムズ・ラッシュ》で受賞しているので3回受賞しています。)
この作品は昨年の全日本吹奏楽コンクールでウィンドアンサンブル ドゥ・ノールが自由曲として取り上げた作品です。《パロディ組曲》の中の1曲で、ホルストの《ミリタリーバンドのための第1組曲》を素材にしています。《パロディ組曲》の中には、他にもウィリアム・シューマンの《チェスター序曲》を素材にした《チェスター・リープス・イン》、パーシー・グレインジャーの《リンカンシャーの花束》を素材にした《インパーシネイションズ》、さまざまな行進曲を素材にした《メタマーチ》なども含まれています。これらに限らず、作品の多くはスティーヴン・ブライアント自身のホームページで聞くことができます。
(今日の前振り)
あわただしい出勤前の準備の時、息子が「iPhoneでE5系見たい」と言い出した。昨日見た以下の記事をもう一回見たいらしい。
ページを表示して、iPhoneを息子に渡して、着替えを始めたら、いつの間にか(息子用にiPhoneに取り込んでいる)《羞恥心》が鳴り始めている。ううん、完全にiPhoneの使い方をマスターしつつあるなあ…
(本題)
御茶ノ水のカザルスホールが来年3月で閉館するそうで…
1987年に建設されたというから、私が大学に通っていた頃はできたばっかりだったわけだ。開館したばかりの頃、ハイドンの交響曲全曲演奏会というシリーズが行われていて、大学時代の友人が足しげく通っていた。その友人が風邪をひいたのだったか、他に外せない用事があったのだったか、よく覚えていないのだけれど、演奏会に行けないことがあった。演奏会で配布されるパンフレットが途切れるのが悔しかった友人は私に「交通費と演奏会のチケット代を全部もつから、代わりに演奏会を聞きに行ってパンフレットをもらってきてくれ。」と頼んだ。ハイドンの交響曲には全く興味なかったのだが、数時間拘束される代わりにタダで東京へ行けるということで、私は二つ返事で引き受けた。友人は丁寧にも(笑)学生席の買い方まで指南してくれた。
演奏会のことは全く覚えていないのだが、指揮者がなぜか(本当になぜか)元シカゴ交響楽団ホルン奏者のデール・クレベンジャーだったので非常にびっくりしたことを覚えている。アンコールでは、ついにホルンを持ち出して協奏曲を吹いてしまったし。
それから、もう一つよく覚えている演奏会は、伊藤康英さんの《サクソフォン四重奏曲第2番》が初演されたトルヴェール・カルテットの演奏会である。伊藤さんのホームページの記録によると、これは1991年1月13日らしい。確か、フローラン・シュミットの四重奏曲も演奏されたんじゃなかったかな?(こちらは記憶があやふやだが …)
伊藤さんの作品はカザルスホールの豊かな残響を念頭に置いたということで、須川さんがソプラノサックスで吹き切ったフォルティシモの音の残響の中から、同じ音程をピアニシモで吹き伸ばしている田中さんのバリトンサックス(然るに相当高い音である)が現われてくる、という効果が印象に残っている。また、この時期の伊藤さんの作品の特徴とも言える、胸のあたりをかきむしられるような微分音の旋律もよかったなあ。
… そのあとって何だっけ?もう何回かは演奏会を聞きに行ったはずなのだが覚えていない …
今ではそんなに珍しくないのかもしれないがホールにある見事なシャンデリア、そんなに大きくないキャパ(511席らしい)、前の席と交互になっている(座高の高い人の後ろでも大丈夫(笑))席など、「空間」を大事にしたいいホールだったと思う。
壊さないで欲しいなあ。
RVGはそろそろ一段落か?廃盤になったヤツを探して、いろいろなショップからかき集めた。残りは今のところあと一枚(のはず)。
Jimmy Smith at the Organ, Vol. 3
あと、この間通販で買おうと思ったら廃盤で手に入らなかったブルース・スプリングスティーンの「ザ・リバー」。近くのタワーレコードに入ったら普通に売られているし。名盤らしいので聞いてみたかった。《ハングリー・ハート》や《ザ・リバー》はリアルタイムで聞いて、確かにいい曲だとは思っていたのだが、アルバムとしてのトータルな出来はどうなのだろう?
昨日買ったレコメンデッド・レコーズのサンプラーを聞きながらウェブを見ていたら、ヘンリー・カウの結成40周年記念CDボックスが出る(出た?)らしい。すごく欲しいなあ。
しかし、高橋幸宏さんのベストやら新作やらリマスターやらも出るし、小坂忠さんのボックス(ティンパンアレー関連)も出るし、で、大変なんすから、もう …
さらにRVG。その気になってオークションを探すと新品のデッドストックが安く出品されている。9枚落札して送料込みでも$70以下で済んだ。本日到着。
で、昨年6月に発売された(4人目のYMOであるところの松武秀樹さんのユニットである)ロジック・システムの紙ジャケ3枚の同時購入特典の締め切りが1月末日だったので、先週あわてて投函した。というか、よく覚えていたものだ。その特典であるブックレットが早くも到着。投函してから一週間経っていないような気がするぞ。
それから、ヘンリー・カウ、ファウスト、アート・ベアーズ、レジデンツ、エクトール・ザズーなどが参加したレコメンデッド・レコーズのサンプラーが初CD化されたということで購入する。ディスクユニオンではクリア・ビニール仕様。
スーパー・ボウルのハーフ・タイム・ショーでブルース・スプリングスティーン(「とE・ストリート・バンド」というのはあえて書こう)が出演するというので見てみる。あいにくHDレコーダーの残量が少なかったので(それをDVDに落としている暇もなかった…)生中継を録画するのはあきらめ、録画版の方を見る。というわけで全部で何曲やったのかわからないのだが、夜からの録画版で放送されたのは《凍てついた十番街(Tenth Avenue Freeze Out)》と《明日なき暴走(Born To Run)》。パフォーマンス的には最高の部類に入るものではないと思うのだが、やはり、ああいう場であの曲のイントロが流れると「くる」ものがある。(《ボーン・イン・ザ・USA》ではダメなのだ)
息子も私も風邪がちゃんと治っていない。屋内で安静に過ごす。
というわけで、ずいぶん前に買ったきり見ていなかった「カーズ」を見る。
個人的には、この映画が持っている「古き良きアメリカへの憧憬の眼差し」だけでこの映画を愛することができる。ハイウェイができたことによって世の中の流れから取り残されてしまった町ラジエーター・スプリングスが舞台であるだけでいいのだ。60年代を思わせる過剰なデザインにドゥワップやらR&BがBGMでかかると、もうそれだけで幸せな気分になる。(「アメリカン・グラフィティ」は言わずもがな、ジム・ジャームッシュの初期作品にもこういう雰囲気がある。
イタリア系のタイヤショップ店主である(そして、もちろんフェラーリ・ファンである(笑))ルイジの吹き替えをやったパンツェッタ・ジローラモが存在感あり過ぎ。息子はメーターを気に入ったようだ。