月別アーカイブ: 2008年10月

細野補完計画(テイチクよ、お前もか)

やっぱり、待てば出るんだな、これが。
テイチクからリリースされていた細野さん関係のアルバムがSHM-CDで再発されるそうな。

待っていたと言っても、本当に待っていたのは「銀河鉄道の夜」のサントラくらいかなあ。ま、今の時点で買える廉価盤よりかなり高くなっていますが。

「S-F-X」は2001年にリマスタリングされた時に買ったし、いわゆる「観光音楽」4部作である「COINCIDENTAL MUSIC」「MERCURIC DANCE」「PARADISE VIEW」「THE ENDLESS TALKING」は2002年に「MONAD BOX」なる4枚組BOXでリイシューされた時に買った。

F.O.E名義の「SEX, ENERGY & STAR」と「THE WORLD OF F.O.E」は2001年のリマスタリング時にはこの形で発売されていないような気がする。

あと、今回は「MAKING OF NON STANDARD MUSIC」は出ないのかなあ?小冊子つきの12インチでリリースされた、YMO散開後細野さんにとっての初のソロだった。テイチクから出ていた一連のアルバムの「動」と「静」の部分が端的に示された名盤だと思っているのだが、紙ジャケでリイシューしようとするといろいろなものを再現しないといけないので大変なんだろうな、きっと。

歓迎会(あるいは英雄の生涯)

徐々に風邪の足音が近づいている今日この頃。あまり体調はよくなかったのだが新入社員(中途採用)の歓迎会へ。

自己紹介で「高校時代は吹奏楽部だったのでアクト(アクトシティ浜松大ホール)で演奏したことがある。浜松に来るのはそれ以来」と聞いていたので、そのへんの話をしてみると伊奈学園高校だったそうな。《英雄の生涯》を演奏したらしいので、私は普門館でそれを見ているわけだ。

けっこう、こういうパターンは多いですな。実は知り合ったばかりの知人が演奏しているのを過去に聞いていたことがあるという。(大学の先輩然り、YMO つながりの MR.YF さん然り。)

《英雄の生涯》といえば雑誌「NUMBER」の最新号は「永久保存版 引退記念特集 野茂英雄のすべて」だそうで。買わないと。

すべてが追加されますが起こる今日

(なんちゅう翻訳だ …..)

ほぼ1ヵ月遅れで「ミュージック・マガジン」を読む。特集「Perfume 現象」が載っている号である。

本題とは関係ないが、Perfume のように「下積み」と呼ばれる時期が確実にあって、その上で今日のようなスターダムに登り詰めると、その軌跡にはたくさんの「レア・アイテム」が落ちているのである … ということを特集を読んで再認識。(さすがに私はそこまで遡る気はないが …..)

で、デヴィッド・バーンとブライアン・イーノが「My Life in The Bush of Ghosts」以来27年ぶりに共作アルバム「Everything That Happens Will Happen Today」をリリースしたことを知る。

David Byrne & Brian Eno – Everything That Happens Will Happen Today

以前の緊張感みなぎる尖がった作風に比べると、アコースティックな雰囲気に溢れた開放的なサウンドである。もともとブライアン・イーノの声は結構アーシーだと思っていたけどね。みんな年を取ると、こういう穏やかな音楽を作るようになるのだろうか。You must come full circle to find the truth という感じで。

しかし、かっこいいです。さっそくポチッ。

リリース形態はダウンロード(MP3、FLAC、DRM なし)のみ、物理的な CD、限定版デラックスパッケージなど。上記ホームページから注文できる。メジャーレーベルは介さないらしい。もちろん私は限定版デラックスパッケージを買いました。

10月21日(わ、今日だ)からアメリカ → ヨーロッパを回るツアーが始まり、そこでは2人のコラボレーションによるアルバム、すなわち上記の「My Life in The Bush of Ghosts」に加えて、トーキング・ヘッズの「モア・ソングス」「フィア・オブ・ミュージック」「リメイン・イン・ライト」からのナンバーも演奏されるらしい。

… 聞きてえ …

大友良英/TOKYO/北海道

(その1)

「Sweet Cuts, Distant Curves」

大友良英さんのブログで紹介されていたCD。Sachiko M さん(という呼び方もちょっと面白いなあ)と大友良英さんが韓国を訪れた際に現地のミュージシャンと録音したものらしい。「500枚限定」という言葉にひかれて、ついポチッと。

http://www.ftarri.com/cdshop/goods/balloonneedle/bnn-20.html

(その2)

それから、買うのを忘れていた映画「TOKYO」のサブテキストという位置付けのDVD。ミシェル・ゴンドリーとかレオス・カラックスとかでなかなか惹かれるものがあるのだが、いちばん見たいのはHASYMOの《Tokyo Town Pages》のレコーディング風景だったりする …

(その3)

古本屋さんのウェブをつらつらと見ていたら「北海道吹奏楽連盟40年史」という本を見つけたのでポチッと。

実は「吹奏楽コンクールデータベース」の北海道支部大会の成績は「北海道吹奏楽ネット」さんのコンテンツを転載させていただいている。こちらのページは第7回(1962年)の結果から掲載されているのであるが、ごくわずかだが欠けている情報があるのでこれで補完できればなあと。

第56回全日本吹奏楽コンクール高校の部

とり急ぎ、第56回全日本吹奏楽コンクール高校の部の成績を入力しました。

…が、急いでいたので間違えて作品リストの作曲者リストを全部消してしまいました orz …

今日は体調悪くてヘロヘロなので明日復旧します。申し訳ありません。

江口マニア(エロマニアじゃないよ)

江口寿史さんの「すすめ!!パイレーツ」の完全版。

ジャンプコミックスが厚くなったヤツ(何て言うんだっけ?)とか文庫版をそこそこ買っていたのであるが、「雑誌連載時のカラーページをそのまま再現」「未収録原稿初掲載」「雑誌掲載順に掲載」ということなので、やはり買わずにはいられないのである。

(前にも書いたような気がするが)江口寿史さんは私にとってサブカルチャーの教師みたいな位置付けなのである。「すすめ!!パイレーツ」のコマの余白に書かれている本題とは全く関係ないイラストからYMOやクラフトワークを知った。たぶん「すすめ!!パイレーツ」を読んでいなかったらYMOを聞くことはなかった。ということは、私の人生が全く違うものになっていたということである。そういう意味でいちばん思い入れがある漫画なのだ。

表紙がちゃんとフルカラーで再現されているのもうれしいし、いわゆる「2色カラー」で書かれた回もそのまま再現されている。この「2色カラー」が多い時期は、すなわち人気があった時期なのだろう。(未収録原稿初掲載というのはさすがによくわからないが …)

ちなみに最終巻である第4巻はこれから出るらしい。連載がどう終わったのかはまったく記憶にないなあ。あと、どうでもいいことであるが集英社の週刊少年ジャンプで連載されていた「パイレーツ」の完全版が小学館から出ている。何となく違和感。

ついでに最新のイラスト集も。

ムーグ・ノイマン・バッハ(細野補完計画書籍編)

ふと頭に浮かび、「そういや、持っていないなあ。」と思ってウェブで検索してみると、手ごろな値段に売りに出ているのを発見して、ついポチッ。最近は届くのが早いねえ。

1988年出版とのこと。気には留めていた記憶があるのだが、この時期はいろいろとバタバタしていたので買うのを逸していたのかなあ…

甘利俊一、近藤譲、鈴木慶一、冨田勲、細野晴臣というそうそうたる顔ぶれが著者に名を連ねているが、全てが全て交差しているわけではなく、鈴木慶一さんと細野さんの対談、冨田さんへのインタビュー、甘利さんと近藤さんの対談、という構成になっている。

当然、この本のタイトルはダグラス・ホフスタッターの名著「ゲーデル・エッシャー・バッハ」を意識しているんだろうな。

この本、自分への大学合格祝いに買ってみたのだが、当然最後まで読み切れていない。今読めば、より「面白さ」を感じることができるのだろうとは思うが。あと、この本を読んだことでバッハの《音楽の捧げもの》に目覚めた。やはり、ニコレがフルートを吹いている《トリオ・ソナタ》は素晴らしいのである。

「結果一覧」ページを修正しました

全日本吹奏楽コンクール結果一覧のページで九州大会の結果が表示されてしまう不具合を修正しました(_0_)。最近、アクセスログでいやに九州大会だけアクセスが多いなあ、と思っていたら、きっとこれが原因だったんですね … 失礼しました。

そういえば明日から全国大会ですね。関係者の方がんばって下さい。

《サーカス・マキシマス》のCDリリース?

やっと、コリリアーノ(Corigliano)の綴りを間違えずに書けるようになってきた今日この頃。

で、タイトルの件の元ネタはこちら。

http://southfloridaclassicalreview.com/2008/10/corigliano-to-the-maximus/

フロリダで音楽フェスティヴァルが開催されて、フロリダ大学によってコリリアーノの交響曲第3番《サーカス・マキシマス》が取り上げられたという話。

記事の中でコリリアーノの最近の活動が紹介されているのであるが、「NAXOS からボブ・ディランの詩に基づいた歌曲《ミスター・タンブリン・マン》がリリースされた(これはこれで聞いてみたい)」という文章のあとに「12月に同レーベルから《サーカス・マキシマス》がリリースされる予定である。」とある。

CHANDOS でも録音されたのだがお蔵入りになったという過去があるので、まあ話半分で期待していましょうか …