月別アーカイブ: 2005年10月

指輪物語

(トールキンとかデ=メエイを期待して見に来た方、ごめんなさい …)

皆さんは指輪をなくしたことがありますか?

今日やりました … 右手のピンキーリング …

ショッピングセンターに買い物に行って帰って来たら、なくなっていました …

もう一度ショッピングセンターに探しに戻ったら、駐車場に落ちていたのを見つけました。

勝因は、最初に行った時に隣りに停まっていた車がまだそのままだったので自分が停めていた場所がすぐにわかったことと、その隣りの車が赤のシボレー・クルーズという珍しく、しかも目立つ車だったということだろう。

ポケットから車の鍵を出すときか、ベビーカーをたたむ時にひっかけて指輪が外れてしまったのではないかと推測される。

指輪をなくしたという話を聞くたびに「なんで指輪なんてなくすんだろう?」と思っていたが、まさか自分がそういう目にあうとは思わなかった。
正直、見つかるとも思っていなかったけど …..

次はあなたです(笑)。気をつけましょう。

惑星/ジョリヴェ/ボブ・ディラン/メロン

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妻の所望で佐渡裕さん指揮N響による《惑星》を買う。思っていたほど奔放ではなく端正にまとめている感じ。全体的にクリアで明るい音色なので聞いていて気持ちがいい。

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「のだめカンタービレ」の真澄ちゃんが卒業演奏会で演奏したのがジョリヴェの打楽器協奏曲。一時は輸入盤しかなかったらしいのだが、オーケストラ・アンサンブル金沢の演奏が比較的安価な国内盤で手に入るようになった。(「のだめ」ではピアノのリダクション版だが、こちらはもちろん管弦楽伴奏版。)

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ボブ・ディラン初心者である私がいきなりこういう「お蔵出し」(ブートレッグ・シリーズ)を聞いてしまうのは、ビートルズのオリジナルアルバムを聞く前に一連の「アンソロジー」シリーズを聞いてしまう状況と似ているのかも知れない。

先日発売された4枚の紙ジャケとこれを買って応募すると非売品ライヴCDがもらえるから、という邪悪な理由で買ってしまった。

まあ、デビュー前から《ライク・ア・ローリング・ストーン》あたりまでの時代の秘蔵音源を収録しているということなので、私が少しは知っているボブ・ディランの裏側という位置付けになろうか。一枚目はやはりギター一本での音源が多いのだが、だんだん演奏が熱を帯びてくる。後半のライヴはなかなかよい。

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うやうやしく桐箱に収められたメロンの未発表曲集2枚組。

 

全日本吹奏楽コンクール実況録音盤へのリンク

(後日付記:今はこの機能は外されています …)

全日本吹奏楽コンクールのページで表示されるコンクールの結果から、それぞれの演奏が収録されている音源(CDまたはDVD)へのリンクを作成してみました。いちばん右側の列に表示されます。

まだ適当なイメージを用意していませんので、[課]と表示されるのが課題曲の音源がある場合、[自]と表示されるのが自由曲の音源がある場合です。複数表示されるのは、その演奏を収録した音源が複数ある場合です。

例:天理高校の演奏が収録されている音源
例:《中国の不思議な役人》の演奏が収録されている音源

リンク先はこれから増やします。

(この忙しい時に何やってんだか …..)

コルトレーン/ティファナ・ブラス

タワーレコードのポイントカードが1枚満タンになったので引き換えに。

ビタースウィート・サンバ

泣く子も黙る「オールナイト・ニッポン」のテーマソング《ビター・スウィート・サンバ》を収録したハーブ・アルパート&ティファナ・ブラスのアルバム。

《ビター・スウィート・サンバ》は超有名曲だが、他にも聞いたことのある曲はたくさんあるはずだ。例えば、このアルバムの1曲目に収録されているのは、かのビートルズもカバーした《蜜の味》。このアレンジはどこかで聞いたことがある。ひょっとして岩井翁あたりが吹奏楽編曲していたのかも。

最近やっと曲と曲名が一致したのだが、《カジノ・ロワイヤル》もよく耳にする曲である。こちらは11月に紙ジャケ発売されるらしい。

Giant Steps

いつかは買わねばなるまい、できることなら紙ジャケで … ということでずっと待っていたのだが、最近(特にジャズについては)紙ジャケ・パラノイアがなくなりつつあるので、手頃な価格のものを購入した。

しかし、いったい何種類の「ジャイアント・ステップス」が存在するのだろう?タワーの店頭にも輸入盤2種類と国内盤があった。普通ならボーナストラックが多い盤をためらわず買う貧乏性の私であるが、Rhino によるリマスターと書かれていた点、価格がいちばん安かった点(1290円なり)によって、ボーナストラックなしの盤を買った。

(なので、amazon へのリンクはたぶん私が買ったものそのものではありません …)

トーキング・ヘッズとかイーストマン・ウィンド・アンサンブルとか

東京出張。例によってタワーレコード新宿店へ。

あまり欲しいものもないなあ ….. と思っていたら、以前の日記(2005-09-18)で紹介したイーストマンの CD が出ていた。これは「TOWER RECORDS VINTAGE COLLECTION」と題された再発シリーズの中の一枚らしい。他にも面白そうなものがあったので買っておくことに。一枚1000円という安さだし。

ウインド・アンサンブルのための作品集

アート・オブ・トイ・ピアノ

いわゆる「おもちゃのピアノ」による作品集。現代作曲家によって書かれたトイ・ピアノのための作品も入っているし、かと思えばベートーヴェンの《月光》やサティの《ジムノペディ》やビートルズの《エリナー・リグビー》なども入っている。

ヘンツェ:ナターシャ・ウンゲホイエルの家へのけわしい道のり

もちろん聞いたことはない作品である(笑)。編成が奇天烈だったので面白そうだと思い購入。バリトン(もちろん楽器ではなく男声ソロ)、ピアノ四重奏団、金管五重奏団(フィリップ・ジョーンズ!)、フリー・ジャズ・アンサンブル、ハモンド・オルガン、打楽器(ツトム・ヤマシタ!)という編成。面白そうでしょ?

解説(片山杜秀氏!)にも書かれているが、ヘンツェによる《月に憑かれたピエロ》なのかなあ?

*****

今日はこのくらいでいいかな、と思っていたら以下のボックスを見つけてしまったので、ちょっと迷った末に衝動買いしてしまった。(冷静に考えたら amazon で買う方がずっと安いじゃん …..)

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トーキング・ヘッズの(ライブ盤を除く)スタジオ録音盤8枚をリマスターしたボックスセット。

デュアルディスクというものの存在を初めて知ったのだが、CD と DVD を両面張り合わせたものらしい。何でわざわざこんなものを作るのかよくわからないが ….. というわけでこのボックスセットは実際には16枚分のディスクがある。

CD 面はメンバーであるジェリー・ハリソンによるリマスター音源。(リマスターの出来はまだちゃんとした環境で聞いていないので保留)DVD 面にはそれらの 5.1 サラウンド・ミックスとドルビー・ステレオ・ミックス、それにライブ映像や静止画によるフォト・ギャラリーがボーナス・トラックとして収録されている。

文句ばっかりになってしまうが、5.1 サラウンド・ミックスはそれなりの意味があると思うが、DVD のドルビー・ステレオ・ミックスを聴く人がいるんだろうか?ドルビー・ステレオはいらないからその分ボーナス映像を増やすとか SACD にするとか、商品構成としてもうちょっと考えてもよかったのではないだろうか?(それとも今後そういうのが出るの?)

とはいえ、真っ白なボックスにたくさんの文字が浮き出ているボックスのデザインはなかなかいいし、ブックレットも充実している。

トーキング・ヘッズは以下のような秀逸なボックス(というかブック?)もあるので、なおさら微妙な位置付けの商品である。

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こちらはタワーレコードの書籍コーナーで見つけた。あまり目にすることのない出版社なので見つけたときに買っておこうと思い購入。内容もなかなか面白く、帰りの新幹線の中で読了してしまった。

30年ほど前に書かれたものなのだが、内容は全然古びていない。「岩城音楽教室」というタイトル自体が挑発的というか皮肉になっていて、教養主義とか権威主義に走っている音楽教育への警鐘を、子供を音楽家にしたがっている「ママゴン」(という表現にはさすがに時代を感じるが …..)への提言という形で書いている。

とはいえ、基本的には「音楽は内面から自発的に楽しむべき」という思想で書かれているので、音楽に携わっている人全てに対する教訓とも言えるだろう。

カラヤンのリハーサルの様子も紹介されているが、「独裁者」というカラヤンのイメージからは意外とも思える演奏者への細やかな気配りがあって面白かった。指揮者と演奏者の関係というあたりでも参考になることがたくさん書かれている。

….. ということで次回の合奏で私は変わるかも知れません(笑)。

笑ってコラえて

締め切り直前の逃避行動 …..

「笑ってコラえて秋の音楽祭“吹奏楽の旅”これが俺のコンクールバンドだ!!スペシャル」(正式タイトルはこれでいいのか?)を見た。

ううん、去年のより面白くなかったなあ …

二年目ともなると、「部活動としての吹奏楽」という世界からは、同じような風景しか切り出すことができないのか ….. というのが正直な感想。どこの学校も同じように歯を食いしばってがんばり、同じように先生が怒って出て行ってしまい、同じように生徒が団結してまたがんばる、という構図なのである。

そこに「音楽」はあるのかい?

掛川花鳥園

連休なのにどこにも行かないのもなんなので、何となくドライブに出かけた。

生まれてから9ヶ月間一度も浜松を出たことのなかった息子の浜松市脱出と、年末の帰省に備えた長距離ドライブの練習が主な目的だったので行き先はどこでもよかったのだが、国道一号線を走りながら何となく掛川花鳥園に行ってみることにした。

先月(9月20日)で開園2周年ということなので、まだ新しいスポットらしい。

いろいろな鳥と近距離で触れ合えるのが一つの売りらしい。いきなり鳥が叫んだり群れて飛び立ったりして息子がパニックになって、それがトラウマになったりしたらどうしよう、とちょっと心配していたのだが、結構微妙なバランスで大丈夫だったらしい。鶴やシギのように大きな鳥や、インコのようにバタバタ飛び回る鳥にはさすがに緊張していたようだが、ペンギンやカモのように適度におとなしく適度に小さい鳥に対してはかなりリラックスして接していたようだ。

しかし、ここでいちばん面白かったのは入場ゲートの外にある(つまり入場料を払わなくても見られる)いろいろなフクロウだった。いろいろな種類(27種類だそうである)のフクロウが展示されている。

結婚披露宴依頼演奏

うちの吹奏楽団の団長の従兄弟(でしたっけ?)の結婚披露宴での演奏。

  • メンデルスゾーン/結婚行進曲
  • ワーグナー/結婚行進曲(婚礼の合唱)
  • イン・ザ・ムード
  • サンダーバード
  • アメイジング・グレイス
  • ムーン・リバー
  • レット・イット・ビー
  • オブラディ・オブラダ

編成に若干の偏りがあったり、練習時間が少なかったり、いろいろ演奏者は大変だったと思うが、演奏はかなり安定していた。概ね満足。

課題は歌モノのメロディのフレージング。シラブルを考えたタンギングのバリエーションを増やして欲しいものである。

例えば、4分音符一つと8分音符二つが並んでいるような音形の場合、「タン・タ・タ」と演奏するのか「ター・タ・タ」なのか「タッ・タ・タ」なのか「ター・ラ・タ」なのか「ター・ラ・ラ」なのか … というように、各音のアタックをどうするべきか、音の長さをどうするべきか、次の音とのつながりをどうするべきか、などで多くの可能性があるのである。

原曲を知っている人は原曲の歌詞や歌っている人の歌い方を参考にするもよし、とにかくパートの中で統一するもよし、もっと考えて欲しい。

少なくとも、同じような音量で同じような音形で演奏してしまえば、それはメロディではなくなり、それは聞いている人にとってただの音の羅列でしかなくなってしまうのである。

シエナのDVD(祝当選)

帰宅すると avex から荷物が届いていた。

シエナのCDとDVDを両方買って応募すると抽選でもらえる特典DVDが当たったようだ。

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内容は、

1. 佐渡裕&丸谷先生 スペシャル・トーク・ライヴ

会場に来ていた淀川工業の丸谷先生が突然舞台上に呼び出されて、いきなり佐渡さんとのトーク。たぶん本当にぶっつけ本番なのだろうけど、さすがお二人とも関西人。なかなか息が合っている。エピソードとしては、ふだんは優しいんだけどちょっと怒ったところがテレビで放送されてしまったので「すごく怖い先生」だと思われてるけど違うよ(本当かなあ)という話とか、大阪人にとって「アホ」は句読点なので、「わかったか。」というのと同じ感覚で「わかったか、アホ。」という言い方をしている(本当かなあ)というのが面白かった。

2. 吹奏楽のための第1組曲 変ホ長調:マーチ(ホルスト)

演奏会のアンコール。かなり抑制された振り方がかっこいい。

3. 終演後

終演後の舞台裏の様子。佐渡さんと演奏者の「お疲れ様」の様子とか、本番直後の佐渡さんへのインタビュー(本番直後でテンションが上がっているから本音が聞ける)とか。

正味13分ということで少々物足りない気もするが、まあ非売品だし。

この調子のプラスチックスの非売品DVDの抽選のほうもお願いします。>> 運の神様