ぼんやりとした不安を感じていたのであるが、テイチクから再発される細野晴臣さん関連のアルバムのうち、モナド・レーベルからリリースされていた4枚の発売中止が決まったそうである。
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=21205
以前からタワーレコードが「限定販売」という触れ込みで宣伝していたので「上記との関係は?」と思っていたのであるが、どうやらこの4タイトルはタワーレコードでしか買えないようだ。
ぼんやりとした不安を感じていたのであるが、テイチクから再発される細野晴臣さん関連のアルバムのうち、モナド・レーベルからリリースされていた4枚の発売中止が決まったそうである。
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=21205
以前からタワーレコードが「限定販売」という触れ込みで宣伝していたので「上記との関係は?」と思っていたのであるが、どうやらこの4タイトルはタワーレコードでしか買えないようだ。
(われながらしつこい気もするが、ずっとウォッチしてきた意地もあるので、無事リリースされるのを見届けてやろうじゃないの)
ということで、コリリアーノの交響曲第3番《サーカス・マキシマス》がNAXOSのカタログに載ったようです … が、いつリリースされるんだ、これ?
http://www.naxos.com/catalogue/item.asp?item_code=8.559601
ちなみに演奏はジェリー・ジャンキン指揮のテキサス大学ウィンドアンサンブル、カップリングは作曲者本人の吹奏楽編曲による《ガゼボ舞曲集》らしい。
で、こちらにあるクラウス・ハイマン(NAXOSの創業者)へのインタビューによると、NAXOSはこの《サーカス・マキシマス》をブルーレイのマルチチャンネルオーディオで発売する計画もあるらしい。
http://www.stereophile.com/news/111308naxos/
ハイマン氏が言っているように、確かにサラウンドオーディオにはうってつけのソースである。以前のブログに書いたように、ステージとは別にサクソフォンカルテットやトランペットの別働隊や小規模なマーチングバンドが配置されるのである。
個人的にはその前にDVD オーディオでリリースしていただけるとありがたいのだが …
夜中にウェブをつらつらみていると、物欲に苛まれる。
ふと、グレン・グールドの80枚組が目に留まった。CBS(当時はコロンビアかな?)からリリースされていたグールドのLPをオリジナルフォーマットのまま紙ジャケ化したものである。
以前は踏みとどまったというか、買おうとも思わなかったのであるが、円高の影響で海外から買うとかなり安くなるようだ。
Complete Original Jacket Collection [Box Set] [Limited Edition] [United Kingdom]
ちなみに国内の大規模なCDショップの有名どころでは概ね30000円前後、試しに amazon.com で調べてみたら送料を含めても20000円くらいで買える。ということで、ついポチッ。
ただ、入荷が一ヵ月後とのことだったのでちょっと心配になる。(国によらず)amazon で「一ヵ月後」とか言われて「結局品切れで入手できませんでした」と言われたことが何回もあるので、他国の amazon サイトを探してみることにする。
で、お隣のカナダのサイトで「在庫あり」を見つけることができた。アメリカとほとんど変わらない価格(確か100円程度しか変わらなかった)で買うことができそうなので、アメリカ(amazon.com)での注文をキャンセルして、こちらで注文し直す。
ま、年2枚ペースで聞けば40年で聞き終わるから(笑)、一生の楽しみにしましょうかね。
(後日談その1)
ヨーロッパのサイトを全く調べなかったのが片手落ちだった。最初に「在庫あり」を確認したところで注文してしまったし、国内で買うより10000円程度安いので満足してしまったし。今のところイギリスのアマゾン(amazon.co.uk)から買うのがもっとも安そうだ。在庫もあったし送料込みで17000円前後だった。最初に国内のHMVが提示していた価格(ちなみにその後ディストリビューター側が値上げしたために、HMV側が一方的に予約を強制キャンセルして物議を醸した)よりも安いのではないかな。
(後日談その2)
内容はほとんどチェックせずに注文したのだが、なんとグールドとは全く関係ない、オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団によるシェーンベルクの《主題と変奏 作品43b》が収録されているらしい。これが初CD化とのこと。この作品は、シェーンベルクが吹奏楽編成のために書いた《主題と変奏 作品43a》の管弦楽編曲なのである。(他にもこの作品はCD化されていたっけ?なんか持っていたような気もするなあ …..)グールドが弾いたシェーンベルクの室内楽作品とのカップリングで収録されているわけである。LP 時代は、ロバート・クラフトの監修によるシェーンベルク全集にも含まれていた。
その昔、この全集を作曲家の伊藤康英さんからお借りしたことがある。私が所属していた吹奏楽団の指揮をされていて、その年のコンクールの自由曲として《主題と変奏》を取り上げたのである。実際のところ、他のシェーンベルク作品を聞いたところで《主題と変奏》を理解する助けになるわけでもないのだが、まあ、なかなか聞く機会のなかったシェーンベルクの作品をまとめて聞けるというだけでも貴重だった。特に管弦楽とナレーションと男声合唱のための《ワルシャワからの生き残り》などは本で(誰の本だったっけ?岩波新書だったはず)壮絶な曲だということを読んでいたので、聞いてみたかったし。
で、この何枚かのLPをせっせとカセットテープ(時代を感じるなあ)に落として聞いていたのであるが、件の《主題と変奏 作品43b》は再生中に後輩が間違えて録音ボタンを押してしまい、曲の途中に妙なノイズが挿入されてしまったのである。
調子に乗って購入。
その昔(1981年まで)、九州支部は西部支部と呼ばれていた。その西部支部の20年を記念して1976年(昭和51年)に発刊された記念誌。
お目当ては支部大会の記録であるが、ちゃんと掲載されていた。賞が書かれていなかったり、全国大会のデータと違うものもあるが、まあ、とりあえず空白を埋める資料にはなる。
古本を検索していたら、岩波新書で絶版になっていて、ずっと探していた本があったのでポチッ、ポチッ。
キングから出ていた東京佼成ウィンドオーケストラのCD8枚が再発される。新録1枚のおまけ付き。新録(いちばん上のヤツ)はどうでもいいが、過去にリリースされていたシリーズは地味に貴重である。何枚か持っているが買い逃していたタイトルがあるので買っておきたい。値段も安くなっているし。
たしか内容はこんな感じです。細かいところ間違っていたらごめんなさい。
最近、やたらとこういうCDばっかり出ていますが、誰が買っているんだろう?曲目はこんな感じ。
1. クイーン・メドレー(ボーン・トゥ・ラヴ・ユー~ウィー・アー・ザ・チャンピオン~ウィ・ウィル・ロック・ユー~ボヘミアン・ラプソディ)
2. アイドル年鑑(U.F.O.(ピンクレディ)~赤いスウィートピー(松田聖子)~LOVEマシーン(モーニング娘)~Boys & Girls(浜崎あゆみ)~60s70s80sより WHAT A FEELING(安室奈美恵)
3. ファンク・メドレー(宇宙のファンタジー~ホット・スタッフ~ハッスル~ダンシング・クイーン)
4. 宮崎アニメ・メドレー(「となりのトトロ」テーマ~サンポ~「天空の城ラピュタ」君をのせて~「風の谷のナウシカ」風の伝説~「千と千尋の神隠し」いつも何度でも~「崖の上のポニョ」)
5. フィギア・スケート・クラシック(トゥーランドットより~月の光)
6. J.ウィリアムス・メドレー(ジョーズ~レイダーズ~未知との遭遇~スターウォーズ)
7. ホラー映画特集(シャイニング~サイコ~ポルターガイスト~トワイライト・ゾーン)
《ビリー・ザ・キッド》と小長谷宗一編曲による《ロデオ》全曲
《ベルキス》はなぜか抜粋。《エスタンシア》全曲収録の方が貴重。
《イーゴリ公》《道化師》《ガイーヌ》。《ガイーヌ》は懐かしい稲垣卓三編曲。
《パリの喜び》《コッペリア》《シルヴィア》《ル・シッド》。
フェネルによる《惑星》全曲。
CD1枚全部《白鳥の湖》。
コープランドの《アパラチアの春》《劇場のための音楽》、ヴィラ=ロボス(アメリカか?)の《ブラジル風バッハ第1番》。
昨夜、何気なく録画しておいた小澤征爾/ベルリン・フィルによる1993年のヴァルトビューネを見る。(スカイ・A sports+ってクラシックも放送しているのね。)ベルリン・フィル恒例の夏の野外コンサートである。ちなみに以下のような形でDVDでも発売されている。
プログラムはこんな感じ。(あれ?amazon からのコピペだが放送されたものと微妙に順番が違うような …)
1. 序曲「ロシアの復活祭」(リムスキー=コルサコフ)
2. バレエ組曲「くるみ割り人形」(チャイコフスキー)
3. 祝典序曲「1812年」(チャイコフスキー)
4. 「弦楽セレナード」~ワルツ(チャイコフスキー)
5. 歌劇「イーゴリ公」~ダッタン人の踊り(ボロディン)
6. バレエ音楽「火の鳥」~カスチュイ王の狂暴な踊り(ストラヴィンスキー)
7. バレエ音楽「火の鳥」~子守歌(ストラヴィンスキー)
8. バレエ音楽「火の鳥」~終曲(ストラヴィンスキー)
9. バレエ音楽「ガイーヌ」~剣の舞(ハチャトゥリャン)
10. ラデツキー行進曲(J.シュトラウス1世)
11. ベルリンの風(リンケ)
メイン・プログラムは全てロシアの作曲家によるもの。小澤とロシアものの相性はどうなのだろう?と思って見ていたが、派手に盛り上がる盛り上がる。派手に終わる曲が多いのでなおさらなのだと思うが、ピクニック・コンサートらしく大らかに鳴らしている。お客さんのノリもよい。流し見してすぐに消そうかと思っていたが、何回も見たくなりそうなので取っておくことにする。
しかし、小澤若いなあ。
連休の中日だというのに妻は仕事。息子と二人で過ごす。
「今日はカレーを作ります宣言」をしてしまったので材料の買い出しに。ついでに、最近お気に入りのパン屋さん「ラ・ブーランジェリー麻や」で昼食&明日の昼食用のパンを買い込む。
カレーを作るのは何年ぶりだろう(宣言だけしておいて履行しなかった回数も数知れず)。昼食が早かったおかげで、息子の昼寝までに大よその下ごしらえはできてしまった(自分で自分を褒めてあげたい)。
で、昼寝のあとに見始めた映画がこれ。息子がHMVのフリーペーパー(ちなみに表紙がPerfumeで裏表紙が綾波レイのやつ)で見つけて、えらく反応したので買ってあげたのはかなり前。何回か見たのだが、たいていは途中(タイムマシンが壊れてしまうところ)で息子が飽きてしまい、なかなか先へ進まなかった。今日はシアタールームに誘って見始めたのだが、やはり画面が大きかったり、音がよかったりすると食いつきが違う。ほとんど最初から最後まで食い入るように見ていた。見終わった後もレゴでタイムマシンとか記憶スキャナーとか作り始めているし。
で、映画だが期待以上に面白かった。真ん中あたりにあるロビンソン一家の場面なんてディズニー映画らしくなく、「未来世紀ブラジル」を思わせるようなどぎつさと奇天烈さだが、こういう訳の分からなさもいいなあ。本当に訳分からんけど。
タイムマシンもので避けては通れないタイム・パラドクスについては「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドクが見たら卒倒しそうな設定だが、子供向けにそんなに厳密にやるのも野暮なのだろう。タイム・パラドクスを許容しているおかげでストーリーがより感動的になっている部分もあるのだから。
カレー、適当に作ったわりには好評(小さくガッツポーズ)。
そういうわけで買ってしまいました。
買うとき、レジのお姉さんに「これ、息子さんが聞くんですか?」と言われた。さすがに私が聞くとは思わなかったらしい。
芸風は1作目と大きくは変わらない。今度は《山手線上のアリア》ではなく《中央線上のメリークリスマス》(声に出して読んでみよう)である(笑)。《ラプソディ・イン・ブルー・トレイン》は電車の走るリズムに乗せてガーシュウィンのソレが演奏されるのだが、このノリがかっこいい。
公式サイトを見てみたら、12月末に静岡で開催される「クリスマス・トレイン博」に出演するとのこと。行きたいなあ。
これも、前から買おうと思っていて、なかなか買う機会がなかったリゲティ唯一のオペラ。
来年日本初演されるそうで、mixi のリゲティ・コミュで紹介されていた YouTube のアナ・コムシの怪演が凄かったので、ちゃんと聞いてみようと思ったしだい。歌詞が英語だったのがちょっと意外。
MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2008年 12月号 [雑誌]
で、これも。サンレコも表紙だったし。最近「旬」ですなあ。CAPSULEの新譜も聞いてみないと。
そういうわけで、タッド・ウィンド・シンフォニーのCD5枚が届いた。
一度に全部聞ける時間はないので、まずはジェイガーの《吹奏楽のための交響曲(第1番)》と、ヴァン=デル=ローストの《カンタベリー・コラール》を聞いてみる。
こちらがジェイガーが収録されているVol.4。全般的に遅めのテンポ設定である。特に第1楽章のアレグロ、第4楽章全般のテンポはもう少し速めの方がいいように思う。アゴーギクも強調されていて(特に第3楽章)、ちょっともっさりしている。第4楽章の最後はやはりアンサンブルが難しい(ちょっと破綻している)。個人的には大阪市音楽団の演奏の方が好きだが、まあ貴重な録音である。
こちらが《カンタベリー・コラール》が収録されているVol.5。これはかなり好きな演奏。今まで聞いた演奏の中のベストかも知れない。ただ綺麗におとなしくまとめるだけでなく、鳴らすところは気持ちよく鳴らしている。冒頭のメロディがトロンボーンで再現されるところはかなり勇壮。この演奏もテンポは比較的遅めであるが、その中で充実した響きが得られているのは素晴らしい。
で、例のチャイムであるが、やはり鐘ではなくチャイムのようだった。UNLVウィンドオーケストラが使っている鐘の方が幽玄な雰囲気はある。チャイムはクライマックスだけでなく最後の静かな部分にも追加されているのかな?
意外と安価で入手できたものが本日到着。
期待していたのは(やはり)支部大会の成績の記録なのだが、残念ながら載っていない。60周年からの10年間の差分みたいな位置付けっぽい。