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サッカー三昧

まず、午前中は息子のサッカーの試合。休日だというのに午前8時に会場である体育館に集合である。

息子が所属するサッカースクールが主催して他のチームを招きトーナメント戦を行う。主催チームは基本的に全員(今18人くらいだっけかな?)参加なので2チーム、その他に3チームが参加した。

主催チームのお母さんたちはパン、マフィン、ケーキなどの軽食や、コーヒーやジュースなどの飲み物を用意して、それを参加者や見に来ている父兄などに売る。その売り上げをサッカースクールの活動資金の一部にしているらしい。妻もうちにあるコーヒーメーカーを持っていたり、現地でテーブルの用意をしたり、オープンサンドを作ったりしている。

私は手持ち無沙汰で息子たちが自由にウォーミングアップ(… というかただ遊んでいるだけというか)している様子を見ている。

ということでゲームは5チーム総当たりなので、各チーム4試合ずつ行うことになる。

その進行のちょうど真ん中くらいで、(正式には何というのか知らないが)サドンデスのPK合戦個人戦(のようなもの)が行われる。まず今日の参加者全員がPKを蹴る。外した人はそこで終了、PKを決めた人たちはまたもう一巡繰り返す … ということを、最後の一人が残るまで続けるのである。

まぐれながら、うちの息子は連続で3本のPKを決め、最後の3人に残ることができた。もちろん、ここまで勝ち残れたのもうれしかったようだが、チームメイトが名前をコールして応援してくれたこともうれしかったようだ。

試合の方は4試合で2勝2引き分け。5チーム中2位だった。

最近注意していることは2点。相手からボールを奪うことはうまくなっているのだが、そのあとはボールを蹴り出して終了、というパターンが多い。その時に、まず前が空いていたら積極的にドリブルしろということ。それから、パスを出す時には味方の選手をよく見て「意図のある」パスをしろということ。

今回は全体的に息子が所属しているチームより格下のチームが多かったので、比較的余裕を持ってやれたのかもしれない。以前よりフラストレーションのたまらない試合内容だった。試合を重ねるたびにコンビネーションもよくなっているようで、最後の試合ではライン際でボールを取り、そこから中央にいる味方選手にパスを送って、そこからゴールが生まれた。いわゆる「アシスト」である。こういった少しずつのコンビネーションの成功が試合の中での自信になっていけばいいのだが。

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夜6時半からはブンデスリーガのハンブルガーSV対バイエルン・ミュンヘン戦。かなり冷え込むことが予想されたので、なるべく外にいる時間を短くできるように初めて車でスタジアムに向かうことにした。

初めてなので駐車場などの勝手がよくわからない。渋滞の中スタジアムのまわりをぐるぐるしたのだが駐車スペースを見つけられずに試合開始に間に合わなかった。結局、一回りしたあとスタジアムに隣接するO2アレーナの駐車場に入れることができた。1回4ユーロとお金がかかるのだが、近さを考えれば(日本人的感覚では)かなり安い。ドイツ人はこれをおしんでも多少遠くに停めているのかなあ … と思ったしだい。

ということで、結局試合開始から20分くらい経ったところでスタジアムに到着。ボディチェックを受けている間に喚声が聞こえ、そのあとさらに大きな喚声が聞こえた。そのあとの場内アナウンスでHSVが先制ゴールをあげたことがわかる。ゴールの瞬間を見られなかったのは残念だったが、外から聞く喚声がこんなにすさまじいことがわかったのはよかったかもしれない。

ということで早めに先制点を取ったのでHSVの選手たちもずっと集中力が続いているようだ。最後の最後でセットプレイから得点され、結局は1対1の引き分けだったが、相手はトップを争っているチームだったし、試合内容は今シーズン観戦したゲームでいちばんよかったし、かなり満足。やはりヤロリームとかライコヴィッチとか、すぐにカードをもらってしまうくらい激しやすい選手を起用した方がチームが活気づくのかなあ?と思ったしだい。

結果的に今節勝ったボルシア・ドルトムントを援護射撃した形になり、ついにボルシア・ドルトムントが単独首位に立った。

ところでやはり試合は寒かった。−5℃くらいだったからそれほどでもないと思っていたのだが、試合が経過するにつれ、どんどん足下から冷えてくる。靴下2枚重ね、パンツの下にヒートテックのタイツを履いたりしていたのだが … 正直座り続けているのが辛くなる。他の人たちも同じようでだんだん席を立って足を踏み鳴らすようになる(笑)。

 

リフティング

息子のサッカースクールの年末年始の宿題として「リフティングができるようになること」というお題目が出されていた。

常々「リフティングがうまくなればサッカーがうまくなる」と言って、リフティングの重要性を説いていたのであるが、実は「自分でやれ」と言われても全くできない。

サッカースクールでも具体的なテクニックは教えてくれなかったようだし、私もどう教えていいかわからない。ということで一時帰国した際に以下のような DVD を買ってきた。

親子で学ぼう! サッカーアカデミー DVD-BOX

BS日テレで放送されていたらしいサッカーの番組をまとめたもの。DVD6枚組。評判もいいようだし、ちゃんと「リフティング」というチャプターもあったので、息子に教えながら私も勉強できるかな、と思い、買って見た。

ウェブの説明を見ても全くやり方を理解できなかった「クライフ・ターン」というチャプターもある。

日曜日にDVDを見て練習をし始めたのだが、今日は予定されていたサッカースクールが急きょ中止になってしまったらしく、息子は独りで地下室で練習していたらしい。

会社から帰って家に着いたら「あ、ちょうどいいところに帰って来た!」ということで練習に付き合わされる。

息子の誕生日

日本から帰国した翌日が息子の誕生日となった。

息子は日本で誕生日を迎えられないことが少し残念だったようだが、朝からガブリエルが誕生日プレゼントを持ってきてくれた。

そのあと、久しぶりに食材を中心とした買い出しへ。

ちなみに日本ではおじさん(私の弟)やおばあちゃん(妻のお母さん)からハイパーガーディアンを買ってもらってご満悦だったのだが、お父さん(私)やお母さん(妻)からは何も買ってもらっていない、とのこと。以前から所望していたレゴをトイザらスで買ってあげることにした。

レゴ テクニック フラットベッド・トラック 8109

レゴの「テクニック(ドイツ語でいうとテヒニーク)」シリーズ。通常のレゴのようにブロックを組み上げているのではなく、細かい部品をつなげてギアやシャフトを駆動させる仕掛けが主な特徴である。

去年、体調が悪くて外出できなかった時にヒマつぶしとして小さいテクニックシリーズを与えたところ興味を持ったらしい。

部品が多いし細かいし、ということで私が手伝わざるを得ない状況。サンタさんからもらったレゴの「エメラルドナイト」や日本から持ってきたガンプラもあるので当分ヒマつぶしには困らなそうである。

 

a short and a long good bye

今年はクリスマスイブが土曜日ということで、例年のように多くの社員が一斉に休暇に入るということはないのだが、それでも今週に入ってから少しずつ出社する人が減ってきている。

ということで、私も今日が年内の最終出勤日。ふだん多く打ち合わせをしているメンバーも会社にいないし、時間が経つにつれ日本からの連絡もどんどん少なくなっているし(そういえば日本は明日は休日)、まったりと時間が流れる。

上司の Ralf に挨拶に行ったら、握手したまま「今年1年お疲れさま。気をつけて日本に帰って。家族にとってよいクリスマス/新年でありますように。」みたいなことを延々言われる。Ralf の性癖なのかドイツ人一般の傾向なのかわからないが、かなりストレートにこういった思いを投げかけてくる。これは未だに慣れない。私なんか、いちいち感極まってしまう。

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帰りしな、いつものワインショップに立ち寄る。最近(前からいたのかな?)フランスから来たという若いお兄さん(我が家では「ボルドー兄ちゃん」と呼んでいる)がいろいろ勧めてくれて、しかもハズレがないので、素直に勧められたワインを買っているのである。

「今日の夜、友人と SUKIYAKI を食べるのでそれに合わせる赤ワインが欲しいんだけど …」「SUKIYAKI って何?」「スライスした牛肉をソイソースで食べる料理なんだけど …」みたいな会話をしたあと、サンテミリオンの赤を勧められる。

あと、前からじっくり飲んでみたかったイタリアのバローロ、それから食事の時に飲む白ワイン(結局、ボルドーのソヴィニオン・ブランとイタリアのガーヴィにした)を購入。

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というわけで、今日は今年いっぱいで日本へ戻られる友人ご家族との最後の夕食会。引っ越しの最中なのでお子さんを預かり、また夕飯の準備もままならないのではないか?ということでそのままうちで夕食を食べていただくことになった。

息子にとっては、こちらに来て最初に仲良くなった友達で趣味も合う、というか、サッカーであったりゲームであったり、かなり影響を受けた点が多いのではないかな?名残惜しいようで結局夜11時過ぎまで遊んでいた、っていうか、しこたま食べて飲んだあとでサッカーさせるなよ(笑)。

 

Talking Heads

会社の PC を Windows 7 にしたら通常業務に支障をきたすことがたくさん出て来てしまった。悪戦苦闘中。

今日もかなり雪が舞っているが、気温はそんなに下がっていないのですぐに溶けてしまう。積もるのはもう少し先か。

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とりあえず届いたもの。

【日本語字幕・テキスト完全対訳付】クロノロジー~グレイト・ライヴ1975-2002(デラックス盤)【初回生産限定48pハードバックカヴァー仕様】/トーキング・ヘッズ [DVD]

トーキング・ヘッズの映像作品というと、ジョナサン・デミ(「羊たちの沈黙」でアカデミー監督賞を受賞)が撮った「ストップ・メイキング・センス」が有名だが、これはタイトルの通り、いろいろな年代のライブをピックアップしたものらしい。

ハードカバーの冊子がついた初回限定盤がなくなりそうだったので、急いで amazon.com で買ったのだが、日本盤もあるのか … まあ、オーディオコメンタリーとかはちゃんと見ないと思うから、字幕はなくても何とかなるかな …

 

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日本人学校小学1年生のクラスは息子を含めて男の子が3名いるのだが、年末年始のタイミングで1名はフランクフルトへ、もう1名は日本へ帰国することになってしまった。男の子がクラスで1名(あとは女の子が6名)になってしまうので、さすがに淋しいらしい。

とはいえ、明日は女の子が2名、初めてうちに遊びに来ることになっている。それについてはうきうきしているようで、プレゼントするためにそれぞれの得意なものをレゴで作っているようだ。

 

健康診断

会社を休んで健康診断へ行く。

ハンブルク市内のベルゲドルフ(Bergedorf)というところにある病院に日系人の医師がいるので、多くの日本人はそこで健康診断を受けているようだ。私も先に駐在していた方に紹介してもらってここで受診している。

まず朝。指定した時間にタクシーが迎えに来る。胃カメラや腸カメラによる検査は全身麻酔をかけて行うので、自分で車を運転していくわけにはいかないのである。私は胃カメラも腸カメラもお願いしていたので、消化器系を洗浄するため、前日の午後6時から下剤を2リットル飲んだ。

1時間ほどかけて病院へ。

まずは上半身裸で検査器具をつけながら自転車をこぐ。平常時から心肺に負担をかけた状態までの心電図を取るのだそうだ。

それから検尿、着替えをして、胸部のレントゲン撮影。それから主な臓器のスキャナー検査をして、呼吸器系の検査をする。文字通りの空きっ腹の状態で極限まで息を吸ったり吐いたりするのはちょっとしんどい。

本日のハイライトである胃カメラ/腸カメラでの検査。まずは採血をし(痛いんだ、これが)、そこで刺された針から麻酔を投入する。全身麻酔は昨年の同じ検査に続いて2度目の経験なのだが、昨年にも増してあっという間に意識がなくなり、気がついたら別の部屋で寝ていた …

その後、検査室から控え室まで戻る途中で外を見ると、今年最初の雪の華が舞っていた。なぜだかわからないがわくわくする。

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詳細検査の前の速報結果では大きな問題はないと言われたので、とりあえず一安心。血液中のコレステロール値が少し高いと言われたのは想定内(笑)。

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帰宅後、友達の家に遊びに行った妻や息子を尻目に集中して、バンドジャーナル誌の原稿、今年度の吹奏楽コンクールの自由曲集計と考察を仕上げる。例年以上にデータから読み取れることがはっきりしたこと、意識的に例年より少し踏み込んだ書き方をしたことで、少々長めの文章になってしまった。これも例年通り、妻の的確な推敲のおかげでとりあえず脱稿することができた。

例年通り2012年2月号に掲載される予定なので、ご興味のある方はぜひお読みください。

… とはいえ、まだまだ年末年始にかけて書かなければいけない原稿がいくつか … 木村政彦も読みたいし、ジョブズの伝記も読みたいのだが …

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明日(12/6)は聖ニコラウスの日。ドイツではクリスマスイヴではなく、この日に子供にプレゼントをあげる習慣もあるのだとか。うちでは息子に、この日にニコラウスさんがやって来てお菓子をくれるから、クリスマスプレゼントで何が欲しいのか手紙を書きなさい、と言ってある。寝る前にブーツを用意して、その中に手紙を入れて置いた。

 

 

 

12/3の徒然

土曜日。もともとの予定では午後から息子と私の散髪→クリスマスマルクト巡り→ハンブルガードームで夕飯を食べて帰る、ということだったのだが、妻の体調が悪いため(昨日の日本人学校の餅つきでがんばりすぎて全身疲労になった模様)息子と私だけで町中に出かけた。ハンブルガードームへ行くのは断念し、その代わりに中心部にあるアジア食材屋で買い出しをしてくることになった。

ヘアサロンにて:

今までシャンプーを嫌がっていた息子だが、最近はやっとその心地よさに気づいたようだ。

息子「あのねえ、今日Kさん(いつも髪を切ってもらっている美容師さん)の歳を教えてもらったよ。」(前回までのあらすじはこちらを参照のこと)

私「ほう。」

息子「52歳だって。」

私「(笑)そんなわけ、ねえだろうが。」

息子「(怒)だって、自分で言ってたもん。」

アジア食材店にて:

ここに来るのはずいぶん久しぶりのような気がする。息子はここの店主のおじちゃんおばちゃんに顔を覚えられているようで(毎回うれしそうにおやつをもらっているからか?)「大きくなったねえ」みたいなジェスチャーで迎えられる。前に来たという妻も言っていたが、少しずつ日本から輸入される食材の数や種類が減っているような気がする。

レゴショップにて:

ドイツ人にとってはクリスマスイヴに相当する「ニコラウスの日」(12/6)前の最後の週末ということで激混み。大人も子供も物色している。

ハンブルガードームに行けない息子の気を紛らわすためにレゴのパーツを少し買ってあげることにした。最近、友達とよくレゴで遊んでいるのだが、友達が作った作品を壊すのがもったいないらしく、棚に飾っている。つまり、使えるパーツがどんどん減っているわけで、少し補充してあげようと思ったわけである。

日本での状況はよく知らないのであるが、こちらのレゴショップではプラスチックの容器で「詰め放題でいくら」という形でパーツを販売している。必要なパーツを目一杯買うことができるのである。貧乏性の私は少しでも多くのパーツを詰め込もうと思って、容器の中の無駄なスペースを無くすためにパズルのように息子が所望するパーツを配置する。こんなことしているから時間がかかってしまうのだ。

最近、スターウォーズシリーズはすっかりお見限りの息子だが、展示されていたミレニアム・ファルコンを見るとやはり興奮するようだ。とはいっても、息子は別のレゴをサンタクロースにお願いすることに決めているようだが。

クリスマスマルクトにて:

また、クリスマスマルクトの季節になり、街中のいたるところにお店が出ている。赤ワイン(白ワインの場合もある)に果物や香料を入れて暖めた「グリューワイン」を出すお店も多い。こういった店が使っているカップはクリスマスらしい模様が書かれたり年号が入っていたりするので、ちょっとしたノベルティになる。(先日、来られた出張者も案内した。)

今年は息子が所望する長靴型のカップを手に入れたいと思っていたのだが、比較的近く、レゴショップから駐車場へ行く途中で売られていた。私も車で来ているのでアルコールは飲めない。子供向けの「プンシュ」(フルーツジュースを温めたもの)を頼んで、二人で代わる代わる飲む。さくらんぼジュース、しかもコンポート入りだったので、息子には「大人の味」(息子は苦手な食べ物や飲み物についてこういう表現をする)だったと思うが、おいしそうに飲んでいた。

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妻はアリナミンのような疲労回復の薬を飲んで、爆睡したらかなり回復したとのこと。よかったよかった。

 

日本版とは違うのだよ、日本版とは

「ケロロ軍曹」のおかげで、日に日に(私と息子の)ガンダム熱が高まっている今日この頃。

日本に帰った時には「ガンプラ」を買ってみようという話をしていて、当然息子はまずガンダムを作りたいと言っていた。私としてはそんなに重要な要素ではないのだが、息子にとってはコアファイターがちゃんと分離/合体することが重要らしい。Gファイターを検索してウェブで見せたときにも狂喜乱舞していた。

ということで、日本に帰ったら劇場版3部作のDVDでも買ってみるか、と考えてウェブをつらつら眺めていたのだが、けっこうなお値段がする。どうしようかなあ?と思って amazon.de を見ていたら、3枚で20ユーロ(約2000円)で売られていたので、つい買ってしまった。

 

おそらく、アフレコの差し替えが行われた、いわゆる「特別版」だと思うのだが、細かいことは気にしない。

そういえば、劇場版第2作「哀・戦士編」が公開されたのは私が中学生だった頃で、友人数人と見に行った。第1作を見ないままに第2作を見ることに釈然としなかった私は、映画館の前で「やっぱ、俺『エレファント・マン』見るわ」ということで、一人でデヴィッド・リンチ監督の「エレファント・マン」を見に行った記憶がある。わがままというか、いけすかないというか、ゴーイング・マイ・ウェイというか … な奴だったんだなあ。

まあ、実際、個人的にはリアルタイムではあまり盛り上がっていなかった。(友人は学校の階段で「アムロ、いきま~す」とかやっていたが。)

個人的にはまったのは高校三年生の時にテレビで再放送されたあたり。毎日夕方から再放送されていた。受験間近ということで部活もすでに引退していたので、家に帰ってきて、「ガンダム」を見て、ちょっと仮眠して、夕食を取って、それから勉強を始めるというのが日課だった。さすがにこういうピリピリした時期には友人と「ガンダム」の話題を共有することもなかったと思う。

大学に入って、久しぶりに「ガンダム」シリーズが再開するということで、同じ研究室の友人が大騒ぎしていた。今までこれは「Zガンダム」だと思っていたのだが、ちょっと調べてみたらタイミング的には「ZZ」の方が正しいようだ。まあ、この時期にはすっかり興味はなくなっていたが。

… というわけで、私はファーストガンダム以外ほとんど知らないし、興味がない。

さっそく、家族で第1作から見始めた。

地球とスペースコロニーの関係、ジオン公国と連邦軍の関係などを小学一年生の息子に理解させるのはけっこう大変。さらにニュータイプという概念、シャア(キャスバル兄さん)とセイラ(アルテイシア)の関係、ダイクン家とザビ家の関係なども加わったら、もうわけがわからなくなるだろうな。また、「スーパー戦隊シリーズ」などに比べてリアルな戦闘シーンは「ちょっと怖い」とも言っていた。

絵は最近のモノに比べるとはるかに稚拙だが、やはりストーリーには引き込まれる。最初はそれほど興味がなかった妻も「早く続きを見たい」と言っているし。

 

シューマン再び+サッカースクール

聞いた曲メモ。

最近なぜかわからないがシューマンの交響曲にはまっている。以前のエントリーではサヴァリッシュ/ドレスデン・シュターツカペレの演奏はピンとこなかったと書いたのだが、名盤と言われているのでちょっと聞いてみようかと思った。

ちなみにEMIはインターナショナル版のnaxos music libraryでは聞けるのであるが、日本版では聞けないようだ。

ううん、いいじゃないですか(笑)。1972年録音ということなので今から40年前。アゴーギクがわざとらしかったり、クライマックスの音色が荒くなったりと演奏様式が多少古臭い気もするが、これは個人的な好みによるものかも知れない。そもそも200年前に書かれた作品の演奏様式を今の尺度で考えても仕方がないし、古い録音の方が多少なりともシューマンの時代の演奏様式に近い可能性もあるのかな?とも思う。

まあ、いずれにせよ、ダウスゴーのような小さな編成のすっきりしたサウンドで大まかな構成を把握してからこの演奏を聴くと、大編成でありながら細部まで神経が行き届いていることがわかる。

またまた交響曲第1番《春》の第3楽章を例にとるが、ちょっとためたアウフタクト、すみずみまで意図が感じられる最初の主題のフレージングなど、それだけで感心してしまう。

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息子のサッカースクールのお母さん同士のメールで「ハンブルガーSVのサッカースクールが来年ハルステンベックに来るわよ!」みたいな情報が送られてきた。2012年7月23日〜27日の5日間、毎日9:30〜15:30までハンブルガーSVのトレーナーの指導でみっちり鍛えられるらしい。

現在のサッカースクールは週に一回2時間なので何とかやっていけているのだが、こんなに長期間に集中してやって大丈夫だろうか?とか、ドイツ語の説明を聞いたり初対面の子供たちとコミュニケーションできるのだろうか?とか、そもそも来年のその時期にドイツにいるのだろうか?とか、いろいろな不安がよぎるのだが、息子は純粋に「やってみたい」と言っていたので、やらせてみることにする。

同じサッカースクールの子供たちもかなり参加するようなので、彼らに助けてもらえればなと。

 

11/20の徒然

例によって、ケロロ軍曹を見るために一家揃って8時に起床。

今回は第73話 「冬樹198X・僕たちの夏休み であります」(2005年8月26日放送)。なんか毎週「ケロロ軍曹」の感想を書くのも気恥ずかしいのであるが、これもイイハナシダナー。いわゆるタイムスリップものである。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」しかり、ケン・グリムウッドの小説「リプレイ」しかり、タイムスリップものには切ない別れがつきものである。空間だけでなく時間までも隔ててしまうという意味で、よりいっそう切ないのかなとも思う。

しかし、小道具として登場した、時間を早送りしたり巻き戻したりする「人生が二度あれば銃」のネーミングは秀逸(笑)。

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先週に引き続き、息子の自転車の練習。散歩も兼ねて家族で近所を一回りする。どこかで見たように、補助輪を外すためのステップとして「補助輪つき」→「補助輪とペダルを外す」というフェイズに入った。地面を蹴って進む時にクランクに足をぶつけて「痛い痛い」と言っていたが、助走をつけて、二輪でバランスを取って進む、という乗り方が予想以上にちゃんとできている。

「お父さん、足が痛いからちゃんとペダルをつけて。」「最初はお父さんに持ってもらえば大丈夫だよ。」と言っていたので、来週はいよいよ最終形(補助輪なしでペダルをつける)でやってみるか。雪が降り出すのと自転車に乗れるのはどちらが早いかな?

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昨日から作っている「Metallbaukasten」はお昼ごろにやっと完成。だいぶ勝手がわかってきたようで一人でもどんどん作り進められるようになったが、個別に作った部分部分を最後に組み合わせるのは、重いし、とても狭いところにネジを通さなければいけないし、で私がやった。

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私は私で相変わらずバンドジャーナル誌の自由曲集計資料作り。MySQL も理解が深まってきたので、去年までは手作業でやっていた集計を吹奏楽コンクールデータベース上でできるように少々プログラミング。単純作業はプログラムに任せて、確認作業に時間を取るようにする。

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しばらく経つと、息子の「遊んで」攻撃が始まったのだが、ちょうどいいタイミングでガブリエルから電話がかかってきて息子と遊びたいとのこと。

例によってレゴやサッカーで遊びが、最近はレゴのホームページにあるゲームで遊びたいらしい。ドイツ語のページの遊び方はガブリエルが解説してくれるからいい。

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ブンデスリーガ。今節のHSVは日曜日の午後5時30分からホームでホッフェンハイムとの対戦である。最近は私がHSVサポーターであることが社内に浸透してきているので、「今週末はアレーナに行くの?」みたいなことを聞かれる。さすがにドイツ対オランダ戦を見に行ったばかりなので、今週の試合はパスしてウェブでテキスト観戦。

ガブリエルの解説によると、今回のHSVは調子がよさそうとのこと。ペトリッチ不在の状況でもっとがんばってほしい(=地力はある)プレーヤーである、フォワードのゲレーロ、ミッドフィルダーの元ドイツ代表ヤンゼンが1点ずつ取って2-0で快勝。ついに今シーズン初めて降格圏(16位~18位)から脱出して14位までジャンプアップした。