月別アーカイブ: 2011年1月

アジアカップ:日本対サウジアラビア

アジアカップを観戦している「JSC Sports +10」というチャンネルは、アルジャジーラ放送局のスポーツ専門チャンネルであることがわかった。「+10」というくらいなので(スポーツだけで!)10チャンネル以上あり、プレミアリーグやセリアAやブラジルの国内リーグなども放送されている。ただ、無料放送はこの「+10」だけのようで、他のチャンネルはおそらく契約しないと見られないようになっている。

さて、予選リーグの最終戦は公平を期すために同時刻にキックオフすることになっている。「シリア対ヨルダン」と「日本対サウジアラビア」のどちらが放送されるかわからない。もちろん、JSC Sports のホームページには書かれているのだが、当然アラビア語なので読めない。我々はおそらく善意の人が英訳してくれているページを見ているので、前日くらいにならないとわからないのである。

結局、どちらの試合も生中継はされずに後日録画放送されることがわかった。

妻は前の試合を友人と観戦したので、この試合もうちで観戦会を開催するつもりでサッカー好きの友人に声をかけていた。結局、この日はハンブルグ日本人学校幼稚部に大量の欠席者が出たということで観戦会も中止せざるを得ない状況になったので、よかったといえばよかった。

サウジアラビア戦は5-0の圧勝だったようだが、結局試合は見ることができていない。

準々決勝のカタール戦はドイツ時間14:25キックオフ。見られないなあ …

BJ原稿脱稿

日曜日。息子は相変わらず調子が悪いようなのでだらだら寝かせることにする。

日曜日は裏のガブリエルくんと遊ぶ約束をしていたのだが、ちょうどガブリエルくんも急用ができたようで、キャンセルさせて欲しいとわざわざうちまで出向いてきてくれた。ちなみに彼には彼より2~3歳くらい年上(だから10歳ちょっとくらいか?)のお姉さんがいて、彼女がついてきてくれた。このお姉さんとはかなり英語でコミュニケーションできるのでありがたい。

ということで、無事バンドジャーナル誌への原稿も脱稿。3月発売の4月号に掲載されると思うので、ぜひご笑覧下さい。

散髪/取材/ブンデスリーガ再開

どうもハンブルク日本人学校では風邪がはやっているようで、息子も朝から微熱があるよう。

息子と私で散髪に行く予定だったのだが、息子は大事をとってキャンセルし、私一人で行くことに。

いつも髪の毛を切ってもらっている「ヘアサロンマツナガ」の隣には日本の食材や雑貨を扱うOCSという店がある。ここには日本人やプリクラ目当てのコスプレドイツ人がたむろしてしていたのだが、去年末をもって閉店してしまったので、この界隈も何となく静かである。

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髪の毛を切ってもらったあと、バンドジャーナル誌の新たな記事執筆のための取材へ。「ハンブルク音楽事情」ということで何か書いて欲しいという依頼をいただいたので、ハンブルクを本拠地としているオーケストラやバレエの紹介記事を書くつもりなのである。オーケストラのホームグラウンドである「ライスハレ」(コンサートホール)と、ハンブルク歌劇場、ハンブルク・バレエの本拠地である「ハンブルク歌劇場」へ行って少し資料を集める。

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1ヶ月ほどの冬休みをはさんでブンデスリーガが再開。昨年のうちに全てのチームと一通り対戦したので、今年は同じ順番で(ホーム/アウェイは逆になるが)もう一度対戦することになる。ということでハンブルガーSVは開幕戦を戦ったシャルケとアウェイで対戦。アジアカップ開催中なので内田はいない。

最後の最後でファンニステルローイがゴールを決めて1-0で何とか勝利。すぐ上にいたホッフェンハイムが負けたため、9位から暫定7位へ浮上した。

アジアカップ:日本対シリア

アジアカップでの日本の第2戦、対シリア。ドイツ時間17:15からの試合開始なので、18:30くらいに自宅に着いて最後の30分くらいはテレビ観戦できればいいなあ、と思い、17:30に会社を出た。

ふだんは1時間くらいで帰ることができる道で、途中まではスムースだったのだが、中間地点あたりのハンブルク空港付近から渋滞が始まりほとんど動かない。かろうじて迂回路に逃げられるところまで行って、迂回路を通って帰ってきたのであるが、自宅に着いたのは19:15。当然、試合は終わっていましたとさ。

渋滞の中で試合経過をチェックしたところ「川島退場。1-1に追いつかれる。」というところまでは把握していたので気が気でなかったのであるが、何とか2-1で勝つことができたようだ。

シリアやヨルダンが意外と善戦していたり、サウジアラビアが早々に予選リーグでの敗退が決まったりして、かなり実力が拮抗しているのかなあ?あるいは、ヨーロッパとも南米とも違う「アジア・スタイル」のようなものがあって、それに慣れていない日本が苦戦しているとか?

魔笛

「のだめカンタービレ」に影響を受けたのと、昨年買ったホグウッドによるモーツァルト交響曲全集が思いのほか面白かったので、年末年始で帰国した際にモーツァルトのオペラ《魔笛》のDVDを買ってみた。行ったのが「TSUTAYA」というか「蔦屋書店」というか、だったので、選択肢はこれしかなかった。

魔笛 Die Zauberflote― DVD厳選コレクション珠玉の名作オペラ vol.1 モーツァルト作曲 (DVD厳選コレクション 珠玉の名作オペラ)

イヴァン・フィッシャー指揮、パリ国立歌劇場での演奏。

そういえば、私が見たことがあるオペラのレパートリーは非常に限られていて、プッチーニの《トスカ》とか(考えてみれば、これも「動物のお医者さん」の影響かもしれない)、リヒャルト・シュトラウスの《サロメ》とか、ベルクの《ヴォツェック》とか、ワーグナーの《指環》とか、そんな感じである。(なんか病的といえば病的だなあ …)

そんなバックグラウンドで《魔笛》を見ると、展開が早い早い(笑)。「のだめ」で読んだり、Wikipedia であらすじを読んだりした限りではストーリーは少々複雑そうなのだが(考えてみれば、上記の《トスカ》や《サロメ》や《ヴォツェック》はかなり登場人物が少ない)、まあ、楽しめそうである。

疲れていたのか、最初に夜の女王が登場するところで意識を失いそうになったので、続きはまた今度。

今年の初出社

まだ少し時差ボケが残っているのか、息子も私も午前6時前に起床(妻はいつももっと前に起きている)。それゆえ、いつもより早く出社することができた。

ドイツでの愛車に乗るのはほぼ2週間ぶり。日本では実家の車や妻の実家の車に乗っていたのだが、久しぶりに愛車に乗ってみるとハンドル、アクセル、ブレーキ、何もかもが重い。あらためてドイツの「ものづくり」の質実剛健さを認識した。

ところで、昨年帰国した時には車を運転しなかったので、日本での運転は1年半ぶりくらいだったのだが、意外に右側通行/左側通行の違いによる混乱は少なかった。ただ、ワイパーとウィンカーがドイツ車と日本車では逆についているのでこれは混乱する。ドイツでも、いまだに本当にとっさの時はウィンカーを出すつもりでワイパーを「ぐいーん」と動かしてしまったりしますが。

Fantasma(初回限定盤)

今日の通勤ミュージックはコーネリアスの「ファンタズマ」。昨年の秋に砂原良徳のリマスターで再リリースされたものである。もちろん、男は黙って初回限定の3枚組 … なのであるが、出足が遅かった(というか、予約するのを忘れていた)ので手に入れるために少々のプレミア価格を払うことになってしまった。

私がコーネリアスをちゃんと聞いたのは2006年に発表された「Sensuous」が初めてだったので、1997年に発表されたこの「Fantasma」は後追いという格好になる。冒頭は「Sensuous」と同じような方法論だなあ、と思ったのであるが、曲が進むにつれ、フリッパーズ・ギターに近いポップな曲想も感じられるようになる。情報量過多で「ごった煮」的なところは中期ビートルズに通じる猥雑さもあるのかな。

結局、ここで吸い込みたいものを吸い込めるだけ吸い込み、それを吐き出して残ったものが「Sensuous」なのかな。2つのアルバムの間に発表された「Point」を聞けば、その印象も変わるのかも知れないが。

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会社に行くと、今年初めて顔を合わせるということでいろいろな人から「Happy New Year」という挨拶をもらう。日本だと「松の内」を過ぎると「あけましておめでとう」とは言わないような気がするのだが、新年初めてということでこういう挨拶をするのだろうか?

休み中もメールはチェックしていたのだが、内容をチェックする程度でよほどの急用でない限り返事はしなかった。ということで、まずはメールチェックと然るべきアクションを。今日が日本の休日でよかった。

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夕方、会社を少し早く抜けて歯医者へ。いわゆる「クラウン治療」の最終仕上げ。

アジアカップ:日本対ヨルダン

だらだら起きて、日本から持ってきた荷物の整理を行いつつ、日本の実家とSkype。

母との会話の中で、もうすぐアジアカップの日本対ヨルダン戦が始まることを知った。(ちなみに母は弟に感化されてアルビレックス新潟のサポーターになり、日本代表選手もけっこう詳しかったりする。まあ、込み入ったルールは知らないんだろうけど)

そういえば、うちで受信している放送衛星では中東の放送局の映像がたくさん放映されていたことを思い出し、ひょっとしてアジアカップの試合を中継している放送局もあるのではないかと思い、数100あるチャンネルを探してみた。その結果、JPC Sports というチャンネルが日本対ヨルダン戦を生中継することがわかった。

この放送局の素性はよくわからないが、実況はフランス語で、試合前後やハーフタイムのスタジオでのコメンテーターのやりとりは英語で行われていた。フランス語なので、「本田」が「オンダ」になり、「松井」が「マチュイ」になり、「内田」が「ウシダ」(「ヨシダ」とまぎらわしい)になる。

前半攻めすぎたせいで後半の動きが悪くなったのかな?とりあえず、全ての得点にからむ活躍を見せた(笑)吉田のおかげで引き分けに持ち込めたのかなと。

それなりの成果を上げた昨年のワールドカップの延長で日本代表を見ている(逆にアジア予選やワールドカップ前の本選は見ていない)ので、このチームは気に入っている。納得感のある選手選考にも一因があるかも知れないが。

このチャンネルで全試合を中継してくれそうな気がするので楽しみである。

ちなみに息子は日本に帰った時に作った本田のレプリカユニフォームを着て応援していた。サッカースクールに着て行くんだとか。

前橋からドイツへ

妻の実家→タクシーで高崎駅へ→上越新幹線で上野駅へ→京成スカイライナーで成田空港へ→ANAでフランクフルトへ→ルフトハンザでハンブルクへ→タクシーで自宅へ

ということで、無事ハンブルクへ到着。

実は京成スカイライナーに乗るのは初めて。上越新幹線方面から成田空港へ行くのであればこの選択肢もありかな。上野駅から41分で成田空港まで着くというのは成田エクスプレスよりかなり精神的に快適。新幹線からスカイライナー/成田エクスプレスへの乗り換えの不便さは似たかよったかだけど。

実はANAの国際線に乗るのも久しぶり。以前乗ったのは10年くらい前のアメリカ出張だったように思う。機内食はやはり日本人の口に合いますね。

息子は「トムとジェリー」、妻はソリティア、私は数独にはまって寝ることができず。案の定、フランクフルト→ハンブルク間のフライトでは三人とも爆睡。

新潟から前橋へ

私の実家から妻の実家へ移動。やはり、国境を越えると天候が全然違いますなあ。

結局、吹奏楽コンクールの支部大会データを実家で入力することは断念。バンドジャーナル誌やバンドピープル誌のコピーを取って後日入力することにした。(こたつでMacに向かうのはやはり腰に来る …)その他、北海道吹奏楽連盟や西部(九州になる前の)吹奏楽連盟の記念誌も持ってくることにしたので、乞うご期待。

妻の実家では義兄のブルーノート紙ジャケのリッピングを開始。