月別アーカイブ: 2010年9月

はやっ

映画「トイ・ストーリー3」のDVD/ブルーレイが11月3日に発売されるとか。日本公開7月10日→DVD/ブルーレイ発売11月3日なのでずいぶん早いですね。

「『カールじいさん』の時はもっとかかったはず …」というネタを書こうと思ったのですが、「カールじいさん」も日本公開2009年12月5日→DVD/ ブルーレイ発売2010年4月21日なのでそんなに大きくは変わらないんですね。もっとも「カールじいさん」はドイツの夏休み時期(2009年8月頃)には上映されていたので、その印象が強くてブルーレイ発売までに時間がかかっていた、と思っていたのかも知れません。

息子と妻は夏休みに日本に一時帰国をした際に映画館で「トイ・ストーリー3」を見てきたそうなのですが、ネタばれを聞きたくない私としてはこの映画の話題を封印しているわけです。

また「カールじいさん」は初めてブルーレイで買ったピクサー作品なのですが、この映像の素晴らしさを見ると以前の作品も買い直したくなります。(当然ピクサーが制作したDVDは全て持っているので)

「トイ・ストーリー3」が発売される時に過去2作とまとめたボックスセットが出ることは容易に予想されることで、その時にボックスを買って「トイ・ストーリー」2作をまず買い換えようという話になっていました。なので、うちではこれを買います。

トイ・ストーリー ブルーレイ・トリロジー・セット (期間限定) [Blu-ray]

ルーセル/続サッカー教室

毎年恒例の吹奏楽コンクールも支部大会が終盤に近づき、全国大会に出場する団体もかなり決まりつつあるようです。ということで、今年もぼちぼちデータの整理を始めているのですが、出場団体のデータを見ていると時々懐かしい作品を目にすることがあります。

そんなわけで、フランスの作曲家アルベール・ルーセルが作曲したバレエ音楽《バッカスとアリアーヌ》、それに付随してルーセルの交響曲を聴いてみたくなりました。ウェブでいろいろなレビューを眺めたところ、NAXOSのステファン・ドヌーヴ/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管の演奏がコストパフォーマンスがよさそうなので購入してみることにしました。交響曲第3番と《バッカスとアリアーヌ》を買うついでに他の3曲の交響曲もついでに買ってしまうのは悲しい性です(笑)。NAXOSなので計4枚でも20ユーロちょっとくらいなのですが。

フランスの近代作曲家というと、どうしてもドビュッシーやラヴェルのような感覚的というかディオニソス的な作品が頭に浮かぶのですが、ルーセルはもっとアポロン的というか純音楽的な姿勢で音楽に取り組んでいるような気がします。新古典主義的な作品に属するということでヒンデミットを聞く印象に近いのかな?オケの乾いた音色も作品に合っていると思います。買って正解でした … ってまだ一枚しか聞いていませんが …

よく見たら、この全集には《バッカスとアリアーヌ》と同じくらい知名度の高い管弦楽曲《蜘蛛の饗宴》が含まれていないんですね。この作品は誰の演奏がいいのでしょう?クリュイタンス?

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息子のサッカー教室の話です。

先週はちょっと離れたシェーネフェルト(Schenefeld)のサッカー教室に見学に行ったのですが、今日は近所のハルステンベック(Halstenbek)の見学に行きました。妻によるとシェーネフェルトよりは基礎練習に重点を置いていて、パスやドリブル練習が多く、ミニゲームは少なめとのことでした。息子はミニゲームがたくさんできるシェーネフェルトの方が気に入っているようですが、妻は会場が近所で送り迎えが楽なハルステンベックの方を薦めているようです。両方行ったら?

R.I.P. 鈴木行一さん

何か訃報ばかりで恐縮ですが … 作曲家の鈴木行一(すずきゆきかず)さんが亡くなられたそうです。56歳。

一般にはなかなか名前が知られていない作曲家ですが、坂本龍一さんの作品と少なからず縁のある方です。少なくともバルセロナ・オリンピック開会式のために書かれた《El Mar Mediterrani》は彼が管弦楽編曲を行いました。他にもクレジットがあるアルバムがあったような気がするのですが …

それから、吹奏楽関係ではヤマハ吹奏楽団からの委嘱で《闇の光彩》という作品を書いています。

http://www.musicabella.jp/works/view/000806

この作品はヤマハ吹奏楽団がコンクールで取り上げなかったので、おそらく定期演奏会で初演されたっきり再演はされていないのではないかと思います。実はこの演奏会には「代打の代打」のような形でエキストラ出演することになり、この作品も演奏したのですが、金属打楽器が活躍するところとか、美しく分厚い不協和音が延々と続くところとか、メシアンの作品のような印象だった記憶があります。もう一回聞いてみたいなあ。

EURO2012予選第2戦:ドイツ対アゼルバイジャン

ホーム(ケルン)に戻って来ての第2戦。相手はアゼルバイジャンです。

スターティングメンバーは少し変更があって、右サイドバックのラームが左に回り、代わりに右サイドバックにリーターが入りました。

開幕10分でセンターバックのメルテザッカーが負傷退場してしまうというアクシデントがありましたが、基本的には横綱相撲。やはり引いた相手には攻め続けて守備のマークがずれるのを待つしかないんですかね。クローゼが2点、この試合久しぶりに調子がよかったポドルスキーが1点、ディフェンダーのヴェスターマンとバートシュトゥーバーが1点ずつ、オウンゴール、と6対1で勝ちました。

次は10月8日のトルコ戦(ベルリン)。全勝(2勝)同士の大一番になりそうです。

EURO2012予選開幕

毎朝、午前8時くらいに家を出て出勤しているのですが、今日は息が白かったです。すっかり秋です。

さて、2012年にポーランドとウクライナで開催されるEURO2012の予選が始まりました。ドイツの初戦はアウェイでのベルギー戦です。

監督もワールドカップから変わっていませんし、代表メンバーもワールドカップのメンバーがほとんど残っています。(ワールドカップの先発メンバーと違っていたのはセンターバックのフリードリヒ→バートシュトゥーバー、左サイドバックのボアテンク→ヤンセンです。)ということで、手堅い試合運びで1-0で勝ちました。ゴールはやはりクローゼでした。

ドイツ国内での予選をハンブルクでやってもらえるとアリーナに応援に行けるのですが、今のところその予定はないようです …

サッカー教室

ドイツ赴任中にも息子に何か習い事をさせようと思っていたのですが、「本人がやりたいことをやらせよう」ということでしばらく様子を見ていました。

ブログをご覧いただいている方にはおわかりいただけると思いますが、ワールドカップあたりからサッカー熱が高まるばかりです。本人もかなり乗り気なのでサッカー教室への参加を考えることにしました。

ドイツのサッカー教室は基本的にドイツの学年ごとに区切られているようで、例えば「2005年クラス」というのは2004年9月から2005年8月生まれの子供を対象にしています。うちの息子はこのクラスの対象年齢なのですが、ちょうど同学年(幼稚園の年長)にも一つ下の学年(幼稚園の年中)にもこのクラスの対象となる子供がいないのでした。

当然、回りの子供たちはドイツ人ですし、コーチもドイツ人です。息子が一人だと心細いと思って、一つ上か一つ下の学年に入れることも考えて見学に行ってみたのですが、やはり受け入れる側としてもそういう例外を認めたくないようですし、対外試合にも出場できないようです。

ということで、本日初めて当該クラス(2005年クラス)の見学に行ってみました。連れて行った妻は「5分経って嫌そうにしていたら無理強いしないで連れて帰ろう」と思っていたらしいのですが、意外にも「とても楽しかった」のだそうです。

二人一組のパス練習でもドイツ人の男の子に声をかけてもらったようですし、さすがに初対面の相手にはなかなかパスが来ないもののミニゲームでもボールに触るチャンスがあって楽しんでいたようです。

ドイツに来る前、親譲りの引っ込み思案だったことが嘘のようです。だいぶ図太くなったというか物怖じしなくなりました。

R.I.P. 宮本輝紀さん

長年、京都の洛南高校吹奏楽部を指揮されていた宮本輝紀さんが本日亡くなられたそうです。合掌。

特に面識があるわけではないのですが、氏が指揮する以下の演奏を生で聞けたことでちょっと人生で得をしていると思っている私です。

それから、以前高校の教師をしていた妻が研修旅行の引率で京都へ行った際、吹奏楽部の生徒に頼まれて洛南高校の練習をアポなしで見学させてもらい(確か、東寺の庭で練習していたと言っていました)、その時の先生や生徒さんのおもてなしが印象に残ったと言っていました。