月別アーカイブ: 2010年9月

白ソーセージ

日に日に日照時間が短くなっています。今日は雨がちな天気のせいもありますが、通勤時間に当たる午前8時を過ぎてもヘッドライトが必須の明るさ(暗さ)でした。

さて、10月も近付いてきたということで、今日の昼食メニューはミュンヘン名物の白ソーセージ(ヴァイスヴルスト)でした。ちゃんとプレッツェルや甘口のマスタード(Weisswurstsenf)までついてくる気配りのよさ。もともとハンブルクはドイツ内の他の地域と違ってソーセージを食べる文化はあまりなさそうですし、鮮度が命のヴァイスヴルストはなかなか食べる機会がありません。この間はフランクフルト空港での乗り換え待ちで食べたような記憶があるので、半年以上ぶりです。

で、以前から気になっていたのですが、やはりヴァイスヴルストは皮をむいて食べるのが正式な食べ方のようです。皮を縦に切ってソーセージの中身をほじくり出しながら食べることになります。

ちなみにヴァイスヴルストを焼くことは「あり得ない」のだそうです。日本のドイツ料理屋で焼いたヴァイスヴルストが出てきたという話をしたら、そう言われました。

久々の休日

そういえば12日間働き詰め(2週間とその間にはさまる土日)だったので久しぶりの休日。

(理由その1)息子の喘息が少々出てきているため空気が悪い大規模なショッピングセンターには行きたくない、(理由その2)とはいえ雨が降ってきそうな微妙な天気なのであまり外を出歩く必要なないところがいい、ということでアイデルシュテットのショッピングセンターへ食べ物等の買い出しに行くことにしました。

ここはショッピングセンターとはいえ比較的小規模ですし、すぐ裏ではマルクトも行われているので、必要な食材はほぼ手に入れることができます。それから、マルクト内で売られている「フリカデッレ」というハンバーグに似た食べ物がおいしいらしいので、それを試してみたかった(妻と息子は以前ここに来て食べたことがある)というのもあります。

マルクトの八百屋さんを物色していると、息子がお兄さんからリンゴを一個もらいました。(いろいろ話を聞くと、息子はそういう試食というか「ちょっとサービス」をもらう確率がけっこう高いらしいのですが、そんなにモノ欲しそうな行動をしているのかなあ …)

そうこうしているうちに少し雨が降ってきたので、買い物を続けている妻と分かれて私と息子は屋内に避難、ちょうど子供向けの臨時プレイスペースがあったので、妻が全ての買い物を済ませる間、そこで時間をつぶしていました。まあ、そのおかげでフリカデッレを食べそこなってしまいましたが …(マルクトはだいたい午前中に勝負が終わるので、午後1時を過ぎるとだんだん店じまいをするのです。フリカデッレ屋さんに行ったらまさに後片付けをしているところで、「もうないよ。」と言われてしまいました。)

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午後3時からは明日行われる日本人学校のバザーの準備のために日本人学校へ。

吹奏楽データベース更新

取り急ぎ、今年の支部大会分まで入力しました。

http://www.musicabella.jp/concours/results/

ネット上で探しきれなかった指揮者名/編曲者名などは空欄になっていますが、支部大会のプログラムが届いてから随時更新する予定です。

ということで、今年もバンドジャーナル2月号の自由曲集計に関する記事を執筆させていただくことになりました。

122分の2

「Musik in Deutschland 1950-2000」から。今日は管弦楽作品です。1950年から1975年に書かれた作品ということで、戦前の新ウィーン楽派からの影響を引きずった作品とか、古典的な様式の枠組の中で新しい響きを模索しようとしている作品が集められているように思います。少なくともこのディスクの中には「前衛」はありませんね。

クレーベの作品は特に第1楽章にアルバン・ベルクからの影響が顕著に認められます。ブラッハー、コーヒャン、エンゲルマンあたりが古典的な枠組みを持った作品(まあ、その方向性はタイトルにも表れていますが。)あ、ちなみに吹奏楽ネタ的な話として、エンゲルマンはロルフ・ルディンの師匠なのだそうです。

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シリーズ : 管弦楽作品 1950-1975

Der Umgang mit dem Orchester war zu allen Zeiten eine Herausforderung und vor diesem Hintergrund scheint sich die ungebrochene Attraktivität des Orchesterstücks zu erklären. Es unterliegt dem Verdacht, keine echte Symphonie zu sein, andererseits aber hebt es sich über die Symphonie, da es ihr Überlebtheit und fehlende Aktualität unterstellt. In eben diesem Spannungsfeld agierten die deutschen Nachkriegskomponisten gleichermaßen in Ost und West mit Titeln wie Nocturne, Invention, Divertimento, Capriccio und Bagatelle.

ギーゼルヘル・クレーベ Giselher Klebe (1925)
《2つの夜想曲》~大管弦楽のための Deux Nocturnes für großes Orchester op. 10 (1950/51)

Länge: 17’01
NDR Sinfonieorchester
Heinz Wallberg
Eine Aufnahme des Norddeutschen Rundfunks, 16./17.II.1957, Sendesaal
© Boosey & Hawkes . Bote & Bock GmbH & CO. KG

ボリス・ブラッハー Boris Blacher (1903–1975)
《2つのインヴェンション》~管弦楽のための Zwei Inventionen für Orchester op. 46 (1954)

Länge: 9’42
Nürnberger Symphoniker
Günther Neidlinger
Eine Produktion des Bayerischen Rundfunks, 29.VI.1971, Nürnberg
© Boosey & Hawkes . Bote & Bock GmbH & CO. KG

ギュンター・コーヒャン Günter Kochan (1930)
管弦楽のためのディヴェルティメント
– カール・マリア・フォン・ウェーバーの主題による変奏曲 Divertimento für Orchester – Variationen über ein Thema von Carl Maria von Weber (1964)
Länge: 11.44
Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin
Carl von Garaguly
Lizenziert durch Deutsches Rundfunkarchiv über RBB Media GmbH
Aufnahme: 28.X1.1966, Funkhaus Nalepastr.
© Verlag Neue Musik GmbH

ハンス・ウルリッヒ・エンゲルマン Hans Ulrich Engelmann (1921)
《カプリチオ風》~管弦楽のための Capricciosi für Orchester (1968)

Länge: 9.02
Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
Thomas Ungar
Eine Produktion des Bayerischen Rundfunks, 3.1.1969, München
© Breitkopf & Härtel

ライナー・ブレーデマイヤー Reiner Bredemeyer (1929–1995)
《B.のためのバガテル》~管弦楽のための Bagatellen für B. für Orchester (1970)

Läne: 7.17
Stefan Kozinski, Klavier
Anhaltische Philharmonie Dessau
Golo Berg
Eine Aufnahme des Mitteldeutschen Rundfunks, 9.IX.2002, Theater Dessau
© C. F. Peters/Henry Litolff’s Verlag Frankfurt/Main

カール・オットマール・トライプマン Karl Ottomar Treibmann (1936)
《カプリチオ ’71》~管弦楽のための Cappriccio ‘71 für Orchester (1971)

Länge: 9.44
Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin
Max Pommer
P 1979 VEB Deutsche Schallplatten Berlin
Mit freundlicher Genehmigung von edel CLASSICS GmbH
Aufnahme: 9.VIII.1977, Funkhaus Nalepastr.
© C. F. Peters/Henry Litolff’s Verlag Frankfurt/Main

ヴィルヘルム・キルマイヤー Wilhelm Killmayer (1927)
《楽園》~管弦楽のための Paradies für Orchester (1974)

Länge: 10.17
Symphonie-Ochester des Bayerischen Rundfunks
Wilhelm Killmayer
Eine Produktion des Bayerischen Rundfunks, 27.IX.1985, Herkulessaal München
© Schott Musik International Mainz

122分の1

というわけで通勤の音楽として「Musik in Deutschland 1950-2000」から一枚をピックアップ。

以下はウェブページからの内容紹介の抜粋です。時間があったら翻訳してみようっと。

予想通りというか、面白かったのはシュニトケとグリゼーの作品。シュニトケの作品ではメトロノームのビートに合わせて鍵盤打楽器とピアノがさまざまな旋律の断片を演奏します。はっきり認識できたのは《怒りの日(Dies irae)》だけですが他にも有名どころの旋律が使われているものと推測します。最初は1台のメトロノームがビートを刻んでいるのですが、別のテンポに設定されたメトロノームが次々に参加してきて不均一なリズムを作り出します。全くランダムなリズムではなくてちょうど4/4拍子の16分音符に配置されるようにそれぞれが同期しているのが面白いところです。

グリゼーはスペクトル楽派の作曲家ということで前から興味があった作曲家。「スペクトル楽派」というと、もっとスタティックな音楽が展開されるのかと思いきや、意外にリズミカルです。以下のサイトに興味深い記事があります。

http://d.hatena.ne.jp/guano/20090824/1251059914

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ブンデスリーガはイレギュラーな開催のようで、今日はホームで長谷部誠が所属するヴォルフスブルクとの対戦です。ウェブの速報で見たら1-1だったので安心して風呂に入ったのですが、出てきたら1-3 … 今シーズン初黒星です。「シーズン当初はよかったが徐々に得点力不足が露呈してズルズルと後退」という昨シーズンのパターンがすでに見えてきているのがちょっと不安です …

Porträt: Wittener Tage für neue Kammermusik

In den Jahren 1969 bis 1990 stand bei den Wittener Tagen für neue Kammermusik vor allem die Musik aus dem europäischen Osten im Vordergrund. Dies schlug sich nicht nur in Ensemble-Gastspielen nieder, sondern auch und vor allem im Repertoire. Ab 1990 veränderte sich das Festivalprofil. Der Fokus Osteuropa und der regionale Zug wichen einem höheren Maß an internationaler Ausgewogenheit, es fand eine Öffnung für Formen jenseits des klassischen Podiums, namentlich für das Musiktheater, die Performance und die Klanginstallation statt.

モートン・フェルドマン Morton Feldman (1926–1987)
Half a minute is all I’ve time for für Klarinette, Posaune,Violoncello und Klavier (1972)
Länge: 00.59 Ensemble „Musikalische Werkstatt“ Warschau P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 1973, Funkhaus, Saal 2, 27.IV.1973 © Morton Feldman

ヴィルフリート・イェンチュ Wilfried Jentzsch (1941)
《弦楽四重奏曲72》 Streichquartett 72 (1972)
Länge: 10.52 Berner Streichquartett P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 1976, Funkhaus, Saal 2, 29.X1.1976 © G. Ricordi & Co., Bühnen und Musikverlag GmbH

アルフレート・シュニトケ Alfred Schnittke (1934–1998)
《履歴書》~4つのメトロノーム、3人の打楽器奏者とピアノのための Lebenslauf für 4 Metronome, 3 Schlagzeuger und Klavier (1982)
Länge: 8.40 Sabine Roderburg, KlavierV Christian Roderburg, Karl-Josef Kels und Karl Hausgenoss, SchlagzeugV Michael Brod, TonbandV P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 1982, Funkhaus, Saal 2, 28.IV.1982V © Musikverlag Hans Sikorski GmbH & Co.KG, Hamburg

ゲオルク・クレル Georg Kröll (1934)
《ミによるカプリチオ》~ヴィオラ、チェロとコントラバスのための Capriccio sopra mi für Viola, Violoncello und Kontrabass (1982)
Länge: 10.11 trio basso Köln P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 1982, Studio N, 25.II.1983 © G. Ricordi & Co., Bühnen und Musikverlag GmbH

ハンス―ヨアヒム・ヘスポス Hans-Joachim Hespos (1938)
bi 7 à trois für Oboe, Klarinette, Saxophon, Trompete, Posaune, Kontrabass und Schlagzeug (1988)
Länge: 2.42 Michael Niesemann, Oboe David Smeyers, Klarinette Hanns Wilhelm Goetzke, Baritonsaxophon Malte Burba, Trompete Uwe Dierksen, Posaune Eberhard Maldfeld, Kontrabass Frank Zschäbitz, Pauke und Große Trommel Leitung: Johannes Harneit P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 1989, Festsaal Witten, Konzertmitschnitt 22.IV.1989 © Hans-Joachim Hespos

ヤコプ・ウルマン Jakob Ullmann (1958)
《アラカタ》~8つの楽器のための5部の作品 Alakata – Komposition in 5 Teilen für 8 Instrumente (1990)
Madrigal II Länge: 3.32 Gruppe Neue Musik „Hanns Eisler“ Leitung: Christian Münch P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 1990, Studio Stolberger Straße, 21.IV.1990 © Ariadne Verlag Wien

ジェルジ・クルターク György Kurtág (1926)
Életút (Lebenslauf) op. 32 für 2 Bassetthörner und 2 Klaviere im Vierteltonabstand (1992)
Länge: 6’21 Beate Zelinsky, David Smeyers, Bassetthorn Tamara Stefanovic´, Nenad Lec´ic, Klavier P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 2006, Funkhaus, Saal 2, 30.VI.2006 © Editio Musica Budapest

ジェラール・グリゼー Gérard Grisey (1946–1998)
《時の渦》 Vortex temporum I (1994–96)
Klaus Steffes-Holländer, Klavier ensemble recherche Leitung: Kwamé Ryan P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 1996, Freiburg, Haus der Musik, 4.–7.X1.1996 Mit freundlicher Genehmigung des ensemble recherche © G. Ricordi & Co., Bühnen und Musikverlag GmbH, Mailand

マティアス・ピンチャー Matthias Pintscher (1971)
《フィギュア I》~弦楽四重奏とアコーディオンのための Figura I per quartetto d’archi e fisarmonica (1998)
Länge: 7.20 Teodoro Anzellotti, Akkordeon Arditti String Quartet P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 2000, Studio Stolberger Straße, 14.VII.2000 Mit freundlicher Genehmigung von Winter & Winter (www.winterandwinter.com) aus dem Album „Matthias Pintscher“, Winter & Winter 910 097-2 © Bärenreiter-Verlag Kassel Basel London New York Prag

ロベルト・HP・プラッツ Robert H P Platz (1951)
up down strange charm für Klavier/Oktett/Violine und Akkordeon/Klarinette, Harfe und Schlagzeug (1999)
Länge: 14.42 Florian Müller, Klavier Annette Bik, Violine Georgio Schultz, Akkordeon Bernhard Zachuber, Klarinette Genny Reitano, Harfe, Lukas Schiske, Schlagzeug Klangforum Wien Leitung: Emilio Pomàrico P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 1999, Theatersaal Witten, Konzertmitschnitt 25.IV.1999 © G. Ricordi & Co., Bühnen und Musikverlag GmbH

地下サッカーその後

久しぶりに自宅で夕食、そしてその前にいつものように地下室で息子とサッカーを。

以前は柔らかいタオル生地のようなもので作られたサッカーボールを使っていたのですが、息子がサッカー教室に通うことを意識し始めてからちゃんとしたサッカーボール(あれ?4号球かな?5号球かな?)を使っています。息子とサッカーをするのはほぼ一週間ぶりなのですが、その間にもサッカー教室へ行っているのでかなり目に見えて上達しています。(まだ「テスト期間(probieren)」ということで2つのサッカー教室に参加していますが、そろそろどちらかに決めます。)

最初は大きくて固いボールを怖がっていたのですが、今ではかなり力のあるインフロントキックを蹴られるようになっています。(時々ミートしそこなって「いててて」とか言っていますが …)ドリブルとかはまだまだですが、このあたりは少しずつサッカー教室で教えてもらえるのではないかと。

一方、少しでも球が浮いてしまうとどうコントロールすればいいのかわからないようで、とたんに焦ってしまうようです。息子、インフロントで強いシュートを打つ→私、インサイドでブロックする→浮き玉が息子の方へ返る→息子、どう対処すればいいかわからないまま顔面キャッチ(「お前、受けるか避けるかどっちかしろよ」byぼのぼの)、ということがありました。

同じクラスの友達にうまい子がたくさんいるので、まずはそのあたりを目標にして頑張って欲しいものです。

ハンブルク・ダービー

集中ミーティング3日目。ホテルでの会議は2日目。

今日はブンデスリーガのハンブルク・ダービー、ハンブルガーSV対ザンクト・パウリが開催されます。ザンクト・パウリは2002年シーズン以来のブンデスリーガ1部なので、ブンデスリーガとしてのダービーは8年ぶりということになります。もともとは昨日(土曜日)に開催される予定だったのですが、治安上昼間に開催した方が安全ということで日曜日の15:30キックオフに変更されたのだそうです。

朝、ホテルへ向かう電車(Sバーン)の中でも全身ザンクト・パウリずくめのサポーターを見ましたし、ホテルでの昼食時にも「何か朝から盛り上がっているねえ」みたいな話が出たのですが、ザンクト・パウリに住んでいるドイツ人曰く「朝からじゃないよ、昨日の夜からだよ。午前1時からうちのアパートの前で歌を歌い始めたし …」だったのだそうです。「まだ車は燃えていないね。」「いや、ハンブルクでは毎日どこかで車が燃えているから。」みたいなどこまで冗談でどこまで本気かわからないような会話もありました。

当然、仕事をしているので基本的に試合は見ていないのですが、午後からの会議の中休みにホテルのバーで中継されていた試合をちょっとだけ見ることができました。後半の30分くらいから(なし崩し的に)試合終了まで見たので、結局全ての得点シーンを見ることができました。(試合は後半32分にザンクト・パウリが先行し、後半43分にHSVが追いついて、結局1-1の引き分けでした。)

まあ、先入観があるからかも知れませんが、異様な緊張感がみなぎる試合でした。特にアウェイのHSVは少し気押されていたのか、ザンクト・パウリに比べて連携がよくなかったような気がします。ホテルのバーでも何人かの人が見ていたのですが、まわりにいる人がどちらのサポーターかわからないので歓喜も落胆もちょっと控えめな感じで(笑)。

HSVは4試合終わって一応負けなしの2勝2分け勝ち点8。次は長谷部のいるヴォルフスブルクです。

集中ミーティング2日目

集中ミーティング2日目。「会社周辺は週末になると食事を取れる場所が少ない」「場所を変えた方が気分がリフレッシュされていいんじゃない?」「多くの出席者にとって会社よりもアクセスしやすい」という理由で、ハンブルク市内のホテルの会議室に場所を変えて行われました。

コーヒーブレイクには軽食も用意してくれるし、昼食もホテルのレストランで食べられるし、なかなかよい環境です。8時間みっちりミーティングするとさすがに疲れますが。

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「全体での打ち上げは明日」ということで、夕食は日本人(駐在者2名+出張者1名)のみ。ホテルのフロントでおすすめの場所を聞いて、近くの(とはいってもホテルから徒歩10分くらいの)スペイン料理のお店に行きました。当然予約なしで行ったら長~い予約リストを見せられて「カウンターだったら空いているけどね」と言われ、とりあえずカウンターへ。あとで空いた席に移動することができました。

メインディッシュよりはタパス(前菜)が充実しているお店です。ホテルでとった昼食がかなりの量だったので、ビール(その後ワイン)と何皿かのタパスをシェアするだけで十分でした。

ホテルやこのスペイン料理店があるアルトナ駅周辺(周辺というほど近くではないですが …)は普段の行動エリアではないので、このような新しい発見があります。

Musik in Deutschland 1950 – 2000

週末ですが、恒例の(?)「おいでませハンブルク」シリーズが始まります。今回は土日をはさんで4日間の集中ミーティングが行われます。

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jpc.de というドイツ国内のCDオンラインショップに注文していた「Musik in Deutschland 1950 – 2000」というCDが届きました。

http://www.musikrat.de/index.php?id=465

タイトル通り戦後のドイツ音楽を集成したセットで、ボックス18個に122枚のCDが収められています。基本的にはいわゆる「クラシック」の範疇に分類される音楽ですが、ジャズ、電子音楽、教育音楽、ラジオの放送劇のための音楽なども含まれています。

いくつかのボックスは店頭でも見たことはあったのですが、廃盤になっているものも多いようなのでこの機に揃えておこうかなと。

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夕食は久しぶりに「Asia Lam」へ。ライスヌードルの新メニューを試してみました。

UEFAチャンピオンズリーグ:バイエルン・ミュンヘン対ASローマ

公私ともにいろいろなことに時間が取られていてブログが更新できていませんが、何か書いておかないと。

ええと、午後8時30分からUEFAチャンピオンズリーグ「バイエルン・ミュンヘン対ASローマ」を見ました。日本の感覚だと国内リーグは無料放送で見て、こういったリーグ戦は有料放送で … ということになりそうなので、なぜかドイツではブンデスリーガは有料放送、この試合はSAT 1という無料放送局で放送されます。うちは地上波デジタルの受信状態があまりよくなくて、たまにブロックノイズが入ったりするのですが、まあ、見ているうちに改善されました。ブースターでも買ってみるかなあ?(ちなみに主要な地上波デジタルの放送局は衛星放送経由でも見られるのですが、このSAT 1だけはうちの衛星放送受信環境では見られないようです。)

バイエルン・ミュンヘンは先発メンバーの半数くらいが現役ドイツ代表で、息子が好きなミュラー、シュヴァインシュタイガー、クローゼ、ラーム、バートシュトゥーバーなどが所属しています。あとフランス代表のリベリーやオランダ代表のロッベンなども所属しているのですが、彼らはベンチ入りもせずに観戦していました。負傷していましたっけ?

ASローマの選手はトッティしか知りません。というか、まだいたんだ。「そういえば、中田とポジション争いしてたねえ。」というのは妻の弁。

午後8時30分(実際にはもう少し遅れたかな?)試合開始。ほとんどバイエルン・ミュンヘンが攻めっぱなしなのですが後半30分まで0-0の展開。息子と妻は限界だったようで寝に行きました。そういうタイミングで点が入ってしまうというのは世の常で(笑)、そのあと立て続けにバイエルン・ミュンヘンが2点取って(ミュラーと途中出場のクローゼ)勝ちました。

来月予定しているイタリア旅行(行けるんかいな?)はフライトがミュンヘン経由なので、息子はシュヴァインシュタイガーのレプリカユニフォームを買いたいと言っています。