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伊香保へ

日本へ帰ったら温泉でのんびりしたいと思っていたので、義母(息子のおばあちゃん)と一緒に前橋から2泊3日で伊香保温泉へ出かける。

おばあちゃんの好きなジグソーパズルと、私と息子が好きなガンプラを物色するために途中にあるおもちゃ屋さんに寄る。結局、HGシリーズのドム(パーツ差し替えでリックドムにもなる)とプラモデル制作のためのツールキットを購入して伊香保へ向かう。何やってんだか。

一時帰国

(すさまじく後追いではあるが、まあ記録として …)

例年通り、クリスマスイヴにドイツから日本へ移動する。現地の人にとってはクリスマスイヴは移動する日ではないらしく、ラウンジもガラガラである。

一度エアバスA380のビジネスクラスに乗ってみたかったので本当は復路(日本→ドイツ)をビジネスクラスへアップグレードしたかったのだが、すでに枠が埋まっていたようなので往路(ドイツ→日本)をアップグレードした。3人分のアップグレードだと50000*3=150000マイル必要なはずなのだが90000マイルで済んでしまったようだ。理由はよくわからないが。

やはりA380はビジネスクラスの席数が多いのでホスピタリティも慌ただしくて落ち着かない。A340の方がゆったりした気持ちでくつろげるような気がする。今回のスケジュールではミュンヘン経由の便がなかったのでフランクフルト経由にしたのだが、やはり日本との往復はミュンヘン経由の方がいい。

25日の朝、ほとんど定刻通りに成田に到着。

(これまた)A380は定員が多いのでエコノミークラスだとバゲージクレームで荷物が出てくるのに時間がかかる。これもフランクフルト経由便が嫌いな原因の一つなのであるが、今回はビジネスクラスなのでスムースに出てくる。私の実家分の荷物を宅配便で送った後、京成スカイライナー→上越新幹線で妻の実家がある前橋へ。スカイツリーがよく見える。

一段落した後、妻はさっそくドイツでは買えない食材の買い出しへ。私はその間、群馬県立図書館へ。吹奏楽コンクールの過去の成績調査のためにバンドジャーナルのバックナンバーをコピーするのが目的である。ここは1980年分からしか蔵書していなかったのだが、まあ1980年代の前半はあまり情報を持っていなかったので有益だった。それから、かつて小山清茂作品を中心とした邦人作品のレパートリーで一世を風靡した前橋商業高等学校吹奏楽部の創立60周年記念誌もあったのでこちらにも目を通してみる。そうか、ちょうど大学時代の後輩が副顧問をしていた時期に発行されたのね(笑)。

 

a short and a long good bye

今年はクリスマスイブが土曜日ということで、例年のように多くの社員が一斉に休暇に入るということはないのだが、それでも今週に入ってから少しずつ出社する人が減ってきている。

ということで、私も今日が年内の最終出勤日。ふだん多く打ち合わせをしているメンバーも会社にいないし、時間が経つにつれ日本からの連絡もどんどん少なくなっているし(そういえば日本は明日は休日)、まったりと時間が流れる。

上司の Ralf に挨拶に行ったら、握手したまま「今年1年お疲れさま。気をつけて日本に帰って。家族にとってよいクリスマス/新年でありますように。」みたいなことを延々言われる。Ralf の性癖なのかドイツ人一般の傾向なのかわからないが、かなりストレートにこういった思いを投げかけてくる。これは未だに慣れない。私なんか、いちいち感極まってしまう。

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帰りしな、いつものワインショップに立ち寄る。最近(前からいたのかな?)フランスから来たという若いお兄さん(我が家では「ボルドー兄ちゃん」と呼んでいる)がいろいろ勧めてくれて、しかもハズレがないので、素直に勧められたワインを買っているのである。

「今日の夜、友人と SUKIYAKI を食べるのでそれに合わせる赤ワインが欲しいんだけど …」「SUKIYAKI って何?」「スライスした牛肉をソイソースで食べる料理なんだけど …」みたいな会話をしたあと、サンテミリオンの赤を勧められる。

あと、前からじっくり飲んでみたかったイタリアのバローロ、それから食事の時に飲む白ワイン(結局、ボルドーのソヴィニオン・ブランとイタリアのガーヴィにした)を購入。

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というわけで、今日は今年いっぱいで日本へ戻られる友人ご家族との最後の夕食会。引っ越しの最中なのでお子さんを預かり、また夕飯の準備もままならないのではないか?ということでそのままうちで夕食を食べていただくことになった。

息子にとっては、こちらに来て最初に仲良くなった友達で趣味も合う、というか、サッカーであったりゲームであったり、かなり影響を受けた点が多いのではないかな?名残惜しいようで結局夜11時過ぎまで遊んでいた、っていうか、しこたま食べて飲んだあとでサッカーさせるなよ(笑)。

 

忘年会&忘年会

こちらの会社では、クリスマスの週あたりになるとぼちぼち休暇を取る人が増えてくる。

今年は12/24が土曜日、12/25が日曜日というあまりうれしくない(ドイツでは休日が土日に重なっても振り替え休日にはならない)日程なので来週まで働く人も多いのだが、今週いっぱいで年内の仕事が終わる人もいる。

というわけで、例年通り実質的に「御用納め」となる金曜日の夕方から社員の有志主催によるクリスマスパーティーが開かれた。

今年は昼食を抜いて臨んだのであるが、空きっ腹にグリューワインとケーキで、あっという間に酔っぱらってしまった。

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そのあとは出向元の現地法人の忘年会。

クラシックに造詣の深い方たちと同じ席だったので、久しぶりにたっぷりクラシック談義をすることができた。

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メモ。そういうわけで今日は車ではなく電車で会社へ行った。電車の中でのヒマつぶしに「スティーブ・ジョブズ I」を読み始める。シリコンバレー周辺は何回か出張で行ったことがあるので、知っている地名が登場すると「あんなところであんなことをやっていたのか」と妙にリアリティがある。なかなかいい感じで読み進められそうなのだが、帰省する時にはハードカバーを持って行きたくないので早めに読み終わりたい … んだけど無理だよなあ … せめて上巻だけは …

ジダン、ロナウド・アンド・フレンズ(MATCH AGAINST POVERTY)

国連開発計画(UNDP)親善大使を務めるジダンやロナウドによるチャリティマッチ。いろいろな場所で開催されているようだが、今回はハンブルガーSVのホームであるImtech Arenaで行われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残念ながら、当初アナウンスがあった元チェコ代表のネドベドは不参加であったが、ジダン、ロナウドをはじめ、フィーゴ、ダーヴィッツ、カンナヴァッロなどなど、それから目つきの怖い名審判ピエルルイジ・コリーナさんまで揃った。対戦相手は「HSVオールスターズ」。誰が出場するのか見当がつかなかったのだが、半分くらいは現在HSVに所属している選手で、あとは現役で他チームで活躍する選手(ベンジャミン、ゼ・ロベルトなど)、ちょっと前の世代の選手(元イラン代表マハダヴィキアなど、それ以前だとちょっと知らない)などで構成されている。

まあ、往年のスター選手に往年のパフォーマンスを期待するのは無粋だが(特にすっかり大きくなってしまったロナウドとか)、これだけの選手を生で見られただけで大満足である。ダーヴィッツの相変わらずの運動量の多さが印象的。それから、元ルーマニア代表のゲオルゲ・ハジがその年齢(46歳)を感じさせないプレーを見せてくれた。

 

12/11の徒然

朝早く目が覚めたので、先日買った “TALKING HEADS / CHRONOLOGY” を見る。これも「家族で見る」という類いのDVDではないので。

一応、トーキング・ヘッズの活動はクロノロジカルには押さえているつもりである。断片的な映像が並んで飽きてしまわないかなあ?という不安もあったのだが楽しめた。想像以上に、キャリアを通してかなり演奏スタイルが変わるのが見られる。

最初に登場する映像はメジャーデビュー前の1975年。まだジェリー・ハリスンが加入してない3人での演奏である。まだ、「ちょっと新しいことをやっているアマチュア」という感がある。

だんだん演奏が洗練され、だんだんシャイなデヴィッド・バーンが大胆にパフォーマンスしていくようになるのがわかる。

やはり、圧巻は外部ミュージシャンを入れてよりパワフルになった「Remain in Light」期のライヴ映像。

これは大好きなアルバムだし、1980年代を代表する傑作アルバムの一つだと思っている。

ただ、このライヴを見ていて、このアルバムおよびそれに付随するライヴは、バンドとしてのトーキング・ヘッズの許容量を超えてしまっているのではないかと感じてしまった。ここに来て大事なのはデヴィッド・バーンの感性とそれをサポートするブライアン・イーノのプロデュースであって、残念ながらその他のメンバーの存在感が希薄なのである。

ライヴが高揚している一方で、バンドの瓦解はこのあたりから始まっていたのかなあ、と思うと複雑な気分である。

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妻がドイツ語講座のお料理教室(夕食会)があるということで午後からは息子と二人。

事前に約束していたように午後2時にガブリエルの家に遊びに行ったのだが、すぐにガブリエルとその友人を連れて帰ってきた。ちょっとサッカーをやったあと、「カーズ2」を見たいということだったので3人で見ていた。ちなみに言語は英語で字幕スーパーを日本語にした。

夕飯は妻が作ったカレー。

 

「吹奏楽のページ」リニューアル

まだまだ不具合があるのは承知していますが、お寄せいただいた情報の更新も滞っているので、ひとまず全般的に見直しをかけた「吹奏楽のページ」を更新しました。

http://www.musicabella.jp/

使い勝手などご意見がありましたらお気軽にお寄せ下さい。現在22197団体分のデータが入っています。

 

 

12/10の徒然

夜更けから雪が降り出したようで、朝には少し積もっていた。

息子は早くかまくら or 雪だるまを作りたいようで、朝食を食べながら早く雪かきをしたいと言っている。そもそもそんなに降ってはいないし、気温はあまり下がっていないのでべしゃべしゃな雪なのだが …

それよりも早く、外からお隣のお子さんの声が聞こえる。お隣も同じように子供が雪かき(というか雪遊びというか)をしたがっているようだ。息子もうちの庭の掃除が終わった後、隣の子供たちに混じって遊んでいた。

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そんなわけで、今日は自宅でまったりモード。妻はガンダムのDVDの続きを見たがっているし、息子は届いたばかりの「カーズ2」を見たがっている。私はどちらでもいい(笑)、ということで「カーズ2」になった。

(以下ネタバレ)

「善」対「悪」の構図、それから「悪」の行動についての大義名分がわかりにくかったかな?息子に説明しつつも腑に落ちない点が多かった。ストーリーをひねり過ぎて中途半端になってしまった感も否めない。ただ、007シリーズに通じる、次から次へと手に汗握るエピソードが続くところはだれるところがなくてよかったかも。(という話を妻にしたら「007シリーズよりは面白い」と言っていましたが …)

やはり驚嘆すべきはグラフィック。ピクサーの作品を見るたびに毎回毎回よく進歩するなあ、と思っているのだが今回もすごい。イタリアのまばゆい太陽の風景(東京もパリもロンドンも実在する街が舞台なのであるが、明らかにモナコをモデルにしたポルト・コルサはなぜ架空の設定なのだろう?)のあとで舞台がロンドンに移動するのであるが、ちょっとどんよりしたロンドンならではの日差しが明らかにイタリアとは違う。なにか空気の質感の違いのようなものを感じた気がして感心してしまった。

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ハンブルガーSVはアウェイでマインツと対戦して0-0のスコアレスドロー。確かに監督が代わってから負けてはいないのだが、勝ち切れてもいないという印象。

ペトリッチが途中出場して久しぶりの復帰。前半戦最終戦(今年最後のブンデスリーガ公式戦)となるホームでのアウグスブルク戦(もちろん見に行きます)に間に合ったのがうれしい。

 

指環四部作

来年の3月に行われるハンブルク歌劇場の、いわゆるリング・ツィクルス—つまりワーグナーの楽劇《ニーベルンクの指環》一挙上演—を見に行くことにした。

2007/2008シーズンから年一作ずつ制作が進められていたこの4部作は、昨シーズンに《神々の黄昏》が初演され、その後に2回4部作の一挙上演が行われた。その時にチケットを取れなかったのですっかり諦めていたのだが、今シーズンも2回行われるようである。

1月末から2月にかけて行われる(今シーズン)第1回目の連続上演は毎週末の休日(つまり土曜日か日曜日)に行われる。さすがに家族との週末の夜が連続して失われるのは避けたかったので、これはやめた。第2回目は3月上旬に3/1(木)、3/4(日)、3/7(水)、3/11(日)と集中的に行われるし、リーズナブルなチケットも結構残っているのでこちらに行くことにした。

実はシモーネ・ヤングとハンブルク歌劇場のコンビの過去の演奏はすでにCDで出ていて、それらは Naxos Music Library でも聞くことができる。予習も兼ねて《ラインの黄金》から聞き始めている。

想像通り、かなりよい。拍手が入っているのでライブ収録のようだが、歌手とオーケストラのバランスもいいし、オーケストラの分離もクリアである。ヤングの持ち味である、重厚感と細かいところでのシャープさが共存して絵がなくても楽しめる。

… というか、音だけ聞いていた方が自分なりの情景を頭の中に思い描くことができていいのかな、と思ったしだい。自分が100%満足する演出はあり得ないだろうし、下手な演出はかえって全体的な印象を損ねることになりやしないか?という危惧もある。

というわけで、今回は舞台の見え方にあまりこだわらず(万が一寝てしまった時のリスクを低減するという意味もあるが …)なるべく安い席にしてみた。4公演トータルで100ユーロ以下。

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日本から取り寄せたブルーレイ/CDが到着。やはり20%くらいの関税を取られてしまう。

 

Talking Heads

会社の PC を Windows 7 にしたら通常業務に支障をきたすことがたくさん出て来てしまった。悪戦苦闘中。

今日もかなり雪が舞っているが、気温はそんなに下がっていないのですぐに溶けてしまう。積もるのはもう少し先か。

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とりあえず届いたもの。

【日本語字幕・テキスト完全対訳付】クロノロジー~グレイト・ライヴ1975-2002(デラックス盤)【初回生産限定48pハードバックカヴァー仕様】/トーキング・ヘッズ [DVD]

トーキング・ヘッズの映像作品というと、ジョナサン・デミ(「羊たちの沈黙」でアカデミー監督賞を受賞)が撮った「ストップ・メイキング・センス」が有名だが、これはタイトルの通り、いろいろな年代のライブをピックアップしたものらしい。

ハードカバーの冊子がついた初回限定盤がなくなりそうだったので、急いで amazon.com で買ったのだが、日本盤もあるのか … まあ、オーディオコメンタリーとかはちゃんと見ないと思うから、字幕はなくても何とかなるかな …

 

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日本人学校小学1年生のクラスは息子を含めて男の子が3名いるのだが、年末年始のタイミングで1名はフランクフルトへ、もう1名は日本へ帰国することになってしまった。男の子がクラスで1名(あとは女の子が6名)になってしまうので、さすがに淋しいらしい。

とはいえ、明日は女の子が2名、初めてうちに遊びに来ることになっている。それについてはうきうきしているようで、プレゼントするためにそれぞれの得意なものをレゴで作っているようだ。