午前中はこまごまとした買い物をするために市内へ。そのあと、ハンブルガー・パンフィッシュが食べたいという妻の所望により「フリーセンケラー」で昼食をとりました。ここは市庁舎広場近くにあり、いろいろなガイドブックに載っているお店です。外に面した席ではアルスター湖につながる池(?)を見ながら食事をとることができます。ビールはイェーファー(Jever)のピルスナーと、シェーファーホッファー(Schöfferhofer)のヴァイツェン。ハンブルガー・パンフィッシュはあまりに洗練され過ぎていて、いわゆる普通のハンブルガー・パンフィッシュのイメージとはちょっと違います。もちろん、おいしいことはおいしいのですが。
そういえば、息子は「鉄ちゃん」なので、駅の名前を一所懸命覚えようとしています。最初は、
- らーるしゅてっと:お父さんの会社の最寄り駅。ハンブルクに着いた翌日に行った。
- はっせるぶろーく:お父さんのアパートの最寄り駅。基本的に街中に出かける時にはここからSバーンに乗る。
あたりを覚えようとしていたのですが、これらをマスターしたあとは、
- べるりなー・とー:Hasselbrook の2つ隣の駅。Uバーンへの乗り換え至便。
- はうぷとばーんほふ:中央駅。たくさんの電車(息子いちばんのお気に入りの ICE も含む)を見ることができた。
などもがんばって覚えようと復唱しています。「Berliner Tor」はミニチュア・ワンダーランドのジオラマの中にも見つけて(私は今まで気がつきませんでした)、「お父さん、お父さん、べるりなー・とー、あった。」と教えてくれましたし、「Hasselbrook」の駅名を見て「Sが二つあるから、はっせせぶろーく、だと思ったよ。」とか言っていました。まあ、日本に帰ったら残念ながら忘れてしまうのだと思いますが。
さて、夕食の用意をしながら妻と息子は帰りの荷造り。一応、息子も日本へ帰るということは認識しているようで、
「明日から淋しくなるね」とか、
「浜松に帰ったら何でもがんばるからね」とか、
(デジカメ画像を取り込んでいる Mac を指差して)「この中に思い出がいっぱい入っているんだよね」とか、
いちいち涙腺をダイレクトに刺激する言葉を吐き出しています。
何となくいつもと違う様子で、わざと叱られるような行動を取っているように見えるのは、甘えたいからなのでしょうか?それとも、まだ自分の感情がうまくコントロールできないからなのでしょうか?