月別アーカイブ: 2008年7月

東京出張

一泊二日で東京出張。 会場は東京ヒルトンだったが、さすがにそんなところには泊まれない。 (というか、会社から許可が出ない。)

さすがに海外から来ている方たちはここに宿泊しているらしいのだが、物価の高さを身をもって感じているようだ。

カナダ人:「ホテルはどこに泊まってんの?」

私:「もっと安いホテル。」

カナダ人:「だよなあ。昨日オレンジジュース飲んだら 1000 円取られたよ。あり得ないよな。」

みたいな。

まる二日間ホテルにこもりっきり。 しかし、なんであんなに冷房をかけるのだ。 ジャケットを羽織っていても寒いくらいである。

帰りがけに KIHACHI のクッキーでも買って帰るかと思い、新宿駅南口のフラッグスに行ってみるが、KIHACHI はなくなっている ….. そういえば最後にフラッグスに来たのいつだっけ?

暇さえあれば iPhone をいじっていたのであるが、突然「パケット通信が利用できません」とか言われたり(対処法はググるとたくさん書かれている)、メールの受信は問題ないのだ が送信がうまくいかなかったり(結局、某嬢に出したメールは届いたんだろうか?)、まだまだ問題は多そう。

夏祭り

というわけで、ケーキ焼き(CakePHP のコミュニティでは、開発に対して bake という言葉を使う)にかまけていて、なかなかこちらが更新されない毎日 …..

今日は会社の夏祭り。 とっとと仕事を終わらせて家族で夏祭りに参加しようとしていたのだが、保育園へ息子を迎えに入った妻から電話。 (どうでもいいが、これが iPhone での初着信。) なんでも 39℃近い熱が出ているらしい。

今日はビールを飲むためにバスで会社へ行ったので、会社で拾ってもらい、そのあと息子を医者へ連れて行った。

そういえば、一昨年の会社の夏祭りも手足口病でぐったりしていたのであった。 週末の「新幹線なるほど発見デイ」(だっけ?)も無理そうだなあ …..

iPhone買いました

というわけで、ミーハーな私は iPhone に変えてしまいました。

初回の入手方法がわからなかったので、とりあえず 7/11 の発売日は見送り。 (予約はできないという話を聞いていたし、その日は会社を休めるはずもなかったので)

7/14(月) に近所のソフトバンクのショップに行って状況を聞いてみると、次回入荷は未定だが予定は受け付けるとのこと。とりあえず 16GB の白を予約した。 その時に聞いた話によるとショップの初回入荷は 18 台、当日の午後に来れば買える状況だったらしい。

この時点で MNP を使うかどうかは決めかねていたのだが、前のキャリアから発行してもらう予約票の有効期限は 2 週間で、それまでに iPhone が入荷するかどうかわからないということなので、どちらにしても入荷が確定してから予約票を発行してもらうようにと言われた。

で、どのくらい待つことになるかわからなかったのだが、7/19(土) の夕方に電話がかかってきて、もう入荷したとのこと。

日曜日は(私に道連れにされて)キャリア変更するはめになった妻の機種/プラン検討に費やし、晴れて本日機種変更となったわけ。 (妻曰く「前回もあなたが i モードが使いたいということでドコモにしたんだよなあ、ブーブー」。)

今日聞いたところによると、16GB 白モデルは比較的生産量が多いらしく、流通数もあるらしいのだが、黒モデルが全然入ってこないとのこと。

いろいろ初期設定が多くて大変なのだが、まあ、ぼちぼちいじってみますわ。 不安だった日本語入力も、そもそも携帯での文字入力に慣れていない私にとっては特に今までと変わらない気がする。まあ、日本入力に限っては指ではなくてタッチペンを使った方が使いやすいと思うが …..

….. というわけで、昨日メアド交換したのにもう変わってしまいました。 ごめんね(笑)>> 某嬢

50%オフ

午後から会社を休んだので、近くのCDショップに寄ってみたら、いくつかのCDやDVDが50%オフで売られていた。

以前から欲しかったタイトルもあったので、たまらずゲット。

The Nightfly Trilogy

ポップマート~ライヴ・フロム・メキシコ・シティ デラックス・エディション

ザ・ベスト・オブU2 18ビデオ

デーサイ計画

例によって「CMS を変更したい病」が発症して、いろいろ調べていたところ、以下のサイトを見つけた。

ブログの「次」はこれが来る。DWS(デーサイ)=データベース→サイト化ツールの時代

http://www.kotono8.com/2005/11/29dasi.html

結局、私がやりたいことはこういうことなのかなあ、と深く考えるに至ったのである。 私のホームページで提供しているデータの多くは、いわゆる「データベース」である。

全日本吹奏楽コンクール吹奏楽CDデータベースは、データベースファイル(Excel やファイルメーカー Pro で作ったタブ区切りのテキストファイル)を PHP で加工して Wiki の中で出力しているのである。邦人作品リストも、データベースで管理すればメンテナンスが圧倒的に楽である。

….. などと考えていると、いわゆる「デーサイ」を実現してくれる CMS を探すよりは自分で作った方が簡単だし、いろいろ融通が利くのではないかと思うようになった。

仕事中に上司がぽろっと言った「Wiki に書いた情報ってあとあとどうすんの?」という言葉にも考えさせられた。確かに Wiki に書いた情報のポータビリティ(特にデータベースを使わずに全てファイルで保持している Pukiwiki のようなシステムでは)はあまり高くない。

基本的な情報は SQL が使えるデータベースに入れておけば、ある程度のポータビリティ(CMS を変えたりとかサーバーを移行したりとか)は保てるし、そこからデータを取り出して HTML として表示する方法が変わっても根本的な「やりたいこと」は実現できるのだろう。

というわけで、CakePHP というフレームワークを使って「デーサイ」っぽいウェブページを作ってみようかと考えたのである。

土曜日に入門書を買ってみて、夜とかに少しずつ時間を見つけていじっているのであるが、感動するくらい早く、そして少ないコード量で、たとえば私のページの吹奏楽CDデータベースなんか数時間でできてしまう(ほんとよ)。

というわけで、ある程度メドがついたら Wiki を捨てて完全にリニューアルする予定です。(あ、宣言しちゃった …..)

Stand By Me

昼間、テレビをつけたらちょうど放送が始まるところだった。 (スター・チャンネルの無料放送)

見始めたら見入ってしまい、最後まで見てしまった。 ちゃんと見るのは何年ぶりだろう。

こういう「大人の目から見たら他愛のない背伸び」だが「子供にとっては大冒険」は、女性とは絶対に共有できない感覚なのではないかと思っている。 特に私は廃屋で「秘密基地ごっこ」をやった世代なので。

大冒険から町に帰ってきた主人公4人たち。 (町に帰ってくるのが、まだ大人たちが活動を始めていない明け方という設定がまたいい) 大冒険を共有した4人は昨日までの子供ではない、でも、明日から大いなる自覚を持って生きられるほどの大人でもない。何かを達成したはずなのに、後に残ったのは大きな喪失感。

BGMのない、静かなラストシーケンスが好きな作品である。

そして、この映画を見るとリバー・フェニックスという名優がすでにこの世にいないことを再認識させられるのである。

演奏会後

打ち上げ。

浜松(のみならず日本)の吹奏楽界の重鎮である遠山詠一先生にも来ていただいた打ち上げ。私のような立場の人間は先生の対応の張り付きっぱなし。 まあ、そのおかげでいろいろな興味深いお話(たぶんオフレコの方がいいんだろうなあ)を聞けたのは収穫。

ということで、一次会では全く団員と語る機会がなかったので、当然のごとく二次会へ。 まずは、まとめてアンケートを読ませていただく。 本当にうちの演奏会はアンケートを出していただいているお客さんが多くてうれしい。 また、「よかった曲」にまんべんなく○がついているのが、実はうれしかったりする。 演奏のみならず、選曲についての感想であると認識しているからだ。

泡盛のロックを飲むが全然酔えない ….. と思っていたのが危険の兆候。

翌日は大変なことになりましたとさ。

積志ウィンドアンサンブル第27回定期演奏会

積志ウィンドアンサンブル第27回定期演奏会

第1部

  • フィリップ・スパーク/バンドワゴン
  • ヤン・ヴァン=デル=ロースト/プスタ
  • ジェームズ・バーンズ/詩的間奏曲
  • フランク・ティケリ/ヴェスヴィアス

第2部

  • ピーター・メニン/カンツォーナ
  • フェリックス・メンデルスゾーン/管楽合奏のための序曲作品24
  • ハワード・ハンソン/ディエス・ナタリス

アンコール

  • 吉俣良(後藤洋)/NHK大河ドラマ「篤姫」メインテーマ
  • バリー・グレイ(森田一浩)/サンダーバード

生涯でいちばん大変だった演奏会かも知れないなあ …..

まず、選曲の時点でわれわれの実力に対してかなりハードルの高いプログラムになることは明確に自覚していた。それは、ここ数年何となく(少なくとも私は)感じていた停滞感に対する一つの回答だったのである。

その停滞感を打破するために(たぶん私以上に)努力してくれた演奏者たちがいた。 そんな人たちの手によってわずかではあるが殻は破れ、そこから新しい光が差し込むことを感じることができた演奏会であった。

しかし、殻の外が見えている人は全てではない。 全ての殻が破れるまで、もう数年は必要かも知れない。 それがクリアされたころには、おそらく別のバンドになることができているだろう。


本当は「2~3回通せば仕上がる」つもりでいた、バーンズの《詩的間奏曲》をまとめる難しさが今回最大の誤算であったが、ソリストたちもあれだけ吹 ければ上出来だし、合奏ではなかなか感じられなかった一体感(そう、今年のテーマは「oneness」ですよ)がいちばん感じられた演奏だったし、司会を 担当していただいた方からも「いちばんよかった」というコメントをいただいた。

《プスタ》の第2楽章は直前に副指揮者くんと打ち合わせたことを踏まえて、練習とはぜんぜん違う振り方をしてしまった(のは気付かれていた?)のだ が、意図通りの音楽(つまり合奏の成果ではなく、その指揮の成果)が出てわりと満足。細かいミスがあったが全体的な流れはあれでいいでしょう。

《ヴェスヴィアス》の変拍子のリズム感はアルトサックスが最初に演奏するテーマで決まり、そのテンポ感は序奏のテンポがいかに安定するかで決まる。 序奏はティンパニやマリンバの8分音符のパルスを大きめに出すことで安定したし、アルトサックスのソロもその後の音楽の原型としては申し分のない安定性 だった。結果、だれることなく全曲が流れたのはかなりうまくいった証拠なのではないかな。「ノリ」がよくなったせいで音が暴れて少々荒くなったきらいはあ るが、まあ曲の持つ雰囲気から考えれば問題ない。

《カンツォーナ》は、フレージングの課題が克服できなかったのがちょっと残念。 まあ、この曲を「聞かせる」のはものすごく大変。 こういう希少な曲を演奏できただけでもありがたいと思わないと。

メンデルスゾーンの《序曲》は、やはり他の吹奏楽曲と違い、雰囲気を作るのが難しい。汐澤先生のレッスンでかなりいいところまでいったので、(私も含めて)安心してしまったのか、ちょっと詰めが甘かったかも。 ここまでハードな曲である必要はないが、古典的な曲を取り上げるのも新鮮な発見があるのでこれからも続けたい。

《ディエス・ナタリス》も、練習回数が多かっただけに(しかも体力的にきついために)ちょっとモチベーションのピークが過ぎてしまっていたのか、「ある程度」のところで留まってしまった感のある演奏。そういう意味でも難しいのかも。

Perfume on うたばん

「うたばん」を見ていたら Perfume が出ていた。 「うたばん」自体見るのはとても久しぶりだし、Perfume は初出演らしい。 なんか、見えない力に召喚されているような気がするなあ …..

Perfume のニューアルバム「GAME」はオリコン1位を獲得したわけだが、テクノユニット(番組ではこう表現していた)のアルバムがオリコン1位になるのは YMO の「浮気な僕ら」以来約25年ぶりということらしい …..

が、本当にその間 Perfume と YMO の間に位置する人たちが1位を取らなかったのかなあ? 1位になったかどうか知らないけど globe とか TRF とかは(Perfume がテクノユニットであるならば)テクノユニットと言っても全然おかしくないと思うし ….. ちゃんと調べると面白いかも。