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届いてしまいました

写り具合がいまいちであるが、YMO の「増殖」人形である。

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アルバム「増殖」が発売されたのは1980年。今から28年前である。 まさか、自分があの人形を所有することになるなんて、28年前の自分には想像もつかなかっただろう。まりん(元電気グルーヴ)ではないが、昔の自分が喜んでいると思う。

で、さすがに赤い人民服の方は買っていない。 「夢」がないもの。amazon のレビューにもあったけど、赤い人民服を着せるならマージャンさせなきゃダメでしょう。

YMO関連2枚

anonymoss

ふと見つけた1枚。 YMO のカバーというだけではあまり食指が動かないのだが、権藤知彦さん率いる anonymous のアルバムということで興味を持った。

権藤さんは Sketch Show や HASYMO のステージでシンセサイザーを操りながらユーフォニアムやコルネットを吹いている人だ。高橋幸宏さんの最新アルバム「BLUE MOON BLUE」のアルバム全体のほっとする雰囲気もこの人の参加によるところが大きい。

このアルバムは特に YMO 後期の曲に目がいく。 時代の最先端にいた前期、にわかファンを振るい落としてついて来れるファンのためにアルバムを作った中期に比べて、後期の作品(「浮気なぼくら」や「SERVICE」)はいまいち地味な雰囲気がある。

後期の歌モノは手垢がついていない分、カバーで新しい発見がされる余地があるし、また演奏者の「愛」を試す試金石にもなり得る。そういった意味ではいいアルバムである。

細野晴臣 STRANGE SONG BOOK-Tribute to Haruomi Hosono 2-(DVD付)

1 はさんざん悩んだあげく買わないことにしたのだが、忘れていた頃に「25%OFF」で買ってしまった。なので、こちらも買ってみることにした。

お買い物

息子を連れてお買い物。

いちばんのお目当てはフリーペーパー「Dictionary」。 最新号が YMO 特集らしい。

どうもタワーレコードにはないようだったので、STUSSY に行って見る。 (浜松でこのフリーペーパーが配布されているのはこの2店だけ)

店頭には出ていなかったが、店員さんに聞いてみると出してきてくれた。 明らかに STUSSY を買いそうにない親子だったのに(笑)、親切にしてくれてありがとう。

その後、息子は隣の楽器店で DJ 用のレコードプレーヤーを回して大喜び。

STUSSY が入っているビルの1階で中古レコード市をやっていたのでのぞいてみる。 妻との待ち合わせ時間が迫っていたし、息子をだっこしながらの物色も体力的にきつかったので、収穫は1枚のみ。

吉原すみれ/とぎれた闇

ジャーナリストの立花隆さんの自主レーベル「シェ・タチバナ」から 20 年ほど前にリリースされた CD。立花さんの自宅での吉原すみれさんの演奏会を収めている。

録音された音をまったくいじらずにリリースしたらしいが、20 年前の録音にしてはかなりいい音で取れている。収録されている作品3曲は完全即興なのであるが、ライナーノートには時間を追って演奏楽器や演奏法も説明されている。

また、ライナーノートには対談形式で吉原すみれさんの経歴が語られているのであるが、「楽譜があまり読めなかったので先生の演奏を聞きながら覚え た」とか「高校まで全然クラシックを聞く機会がなかったので、スタンダードなクラシック曲を知らなかった」とか「譜読みが遅かったのでオケでの仕事がなか なかこなかった」とか、「のだめ」を彷彿させるエピソードが面白い。

HASYMO

HASYMO による《RESQUE》《RYDEEN79/07》がリリースされた。 (HAS は YMO じゃないとこだわっていた私の立場は …..)

RESCUE/RYDEEN 79/07

ということで、YMO 周辺に関しての徒然なる雑感。

パシフィコ横浜での HAS のライブの時にも感じたのだが、《RESQUE》は14年前の再生アルバム「テクノドン」に収録されていてもおかしくないような雰囲気を持っている。 詞もメッセージ性があるし、音もメンバーそれぞれの個性ではなく、まさに 3 人が集まったときのサウンドだと思う。《RYDEEN79/07》よりこっちの方が好きだな。

その《RESQUE》が含まれる「EX MACHINA」のサントラも凄いメンツで楽しみ。

ペンギンカフェのトリビュート盤はどうなんでしょうね? 細野トリビュートにあまり心惹かれなかった私としては、こちらも見送ることになりそう。 トリビュートに参加するにはリスナーが納得する「資格」が必要だと思うんですよね。 別の言葉を使うと「愛」とか「リスペクト」とかになるのかな。 旬な人たちを集めて、カバーさせて、それを集めて「トリビュート」と称することに違和感を感じるのでありました。

祝ピエール・バルー来日!ということで、CD 再発されないかなあ …..

LIVE EARTH の前日に「NEWS 23」で放送されたお三方のインタビューのロングバージョンが9月末までの期間限定で配信されているそうです。

http://www.tbs.co.jp/news23/library/kiseki/ymo/index-j.html

では、らたまいしゅう。

Live Earth vs アジア杯

Live Earth を録画しながら、アジア杯3位決定戦「日本対韓国」を観戦。

で、空き時間を利用して Live Earth の状況をチェック。

結局、UA も YMO もライブで演奏した全曲が放送されました。 ありがとう、NHK。

ちなみに UA は《トゥリ》《Moor》(ともに最新アルバム「Golden Green」所収)の2曲しか歌わず、しかもバックは内橋和久のギター1本だけというシンプルな構成でしたが、完全に聞き手を自分の引き込んでいました。やはり恐るべし。

YMO は《以心電信》《Resque》《War and Peace》《Rydeen 79/07》。 おそらく9割以上のお客さんは YMO 目当てだったので、1時間30分もお預けを食っていると、その反動が大きい。横浜の HAS の時より盛り上がったのでした。

サッカーは …..

YMO@京都

今回は HAS ではなく YMO(しつこい)。

前日までは横浜で買ったリリー・フランキーのTシャツを着て行こうと思っていたのだが、「HAS ではなく YMO」なので、14年前の再生Tシャツを着て行くことにした。

  • 以心電信
  • RESQUE
  • WAR AND PEACE
  • RYDEEN

裏情報で「4曲やるらしい」ということは聞いていたので、事前に演奏曲予想をやっていた。私の予想は《WAR AND PEACE》以外は曲順も曲目もビンゴ。まさか教授のソロ曲である《WAR AND PEACE》を取り上げるとは思わなかったが、過去にもそういう例があるからいいのか。

しかし、《WAR AND PEACE》が発表された当時、この曲がこんなに重い意味付けを持つことになるなんて誰が予想しただろう。ほとんどメロディらしいメロディはなく、小さな フレーズが繰り返されるだけなのだが、幸宏さんのドラムがどんどん曲を煽ってヘヴィーになっていく、そのプロセスがどうしようもなくかっこいいのである。

それは私です

そういうわけで、土曜日はちゃんとパシフィコ横浜にいたのであるが、そのレポートが日本テレビ系「ゲツヨル」で放送された。

なんと私も一瞬映っていた。 この感動を分かち合いたいので一所懸命キャプチャしました。

getsuyoru

ちなみにすぐ後ろに並んでいたおじいさんは、日本テレビのインタビューの申し出を丁重に断っていた。

HAS と書いて YMO

バンドのみなさん、ごめんなさい。 私はこれを聞きに行っていました …..

  1. You’ve got to help yourself
  2. Sports man
  3. Fly me to the river
  4. Mars
  5. Flakes
  6. Everything had a hard year
  7. Riot in Lagos
  8. Ongaku
  9. Resque (新曲)
  10. Turn turn
  11. Supreme secret
  12. Wonderful to me
  13. War and peace
  14. Rydeen 79/07

アンコール 1

  1. Chronograph
  2. Ekot

アンコール 2

  1. Cue

まあ、以前からの使い回しが多いとか、映像がいまいちとか、ケチをつければいくらでもつけられるんだろうけど、まさか「再生」を期待していたわけでもなかろうに。

メディアも「YMO 再結成」とか騒いでいるけど、教授が Sketch Show のライヴに飛び入りで参加したという形では 2002 年に 3 人で同じステージに乗っているし、2004 年にはこの日と同じ Human Audio Sponge 名義でのライヴも行なっている。なぜ今回だけ騒ぐのだろう?しかもライヴが終わってからの盛り上がりの方が大きい。

いい意味で、これは YMO ではなく、Human Audio Sponge でもなく Sketch Show でもなかった。坂本龍一、高橋幸宏、細野晴臣、という、かつて我々を熱くさせてくれた人たちが、我々と同じように熱くなった 3 人のチルドレンをバックに、何の気負いもなく演奏した、ということである。

その場にいられたことを本当に幸福に思いたい。 (だって、この先教授が《Cue》のドラムを叩くなんて考えられます?)

個々の曲でいうと、やはりオープニングの《以心電信》にはやられた。細野さんがコメントで触れていたのでどこかで演奏するとは思っていたのだが、まさかオープニングでやるとは思わなかった。

新曲《Resque》は、詞のメッセージ性が「テクノドン」に通じるのかな?と思った。どういう形で正式発表されるのだろう。

《War and Peace》は、今までのライヴではすっと流す感じの位置付けになることが多かった曲のように思えるのだが、今回は映像とあいまったメッセージが強烈だった。個人的には今回のライヴでいちばん印象に残った曲かも。

アンコール《Chronograph》と《Ekot》の連発はもう言うことないですね。日本人にしか書けない抒情的エレクトロニカ(?)の傑作だと思う。

これは買わねばなるまい

YMO の BE@RBRICK だそうです。

http://www.bearbrick.com/WI/0032.cgi?recno=610#

今回は、第2回ワールドツアーのコスチューム(例の学生服みたいなヤツ)、第1回ワールドツアーのコスチューム(赤い人民服)、散開ツアーのコスチューム(ナチスみたいなヤツ)です。

第2回発売予定は、ウィンターライヴ、再生コンサート、第2回ワールドツアーの迷彩服バージョンです(嘘。でもこのくらいやって欲しいぞ)。