ブラームス/ベートーヴェン/ハイドン

久しぶりにクラシックをどか買い。ポイントもたまっていたのでちょっと気が大きい。

ドイツの正統的(って何が正統的なのかよくわかりませんが)なブラームスを聞いてみたいと思い、ちょっと探していたらギュンター・ヴァントがNDR(北ドイツ放送交響楽団)を振った交響曲全集がタワーレコードで1390円で出ていた。ちなみにNDRの本拠地はブラームスの故郷であるハンブルクである。

ブラームス:交響曲全集

一応、評判はいい盤だし、まあ、この値段だったら趣味に合わなくても諦めはつくし、ということで第1番を聞いてみる。ずいぶん速いと言われている第1楽章の冒頭であるが、特に違和感はない。「正統的ドイツ」かと思って、さぞかし重厚な演奏だろうと想像していたのだが、意外にすっきりしている。それよりも第4楽章のテンポの変化が違和感あるなあ。スコアを見ながら聞いていたわけではないのだが、あんなものなのだろうか。

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(3枚組)/Beethoven: Piano Concertos Nos. 1-5

エマールが弾くベートーヴェンの協奏曲を聞いてみたかったので。まあ恐いもの見たさかなと。これも3枚組で1790円。

ところで、フェルメールを思わせるこのジャケットの構図や色彩、すてきだと思いませんか?

Haydn – The Complete Symphonies

で、数ヶ月前から悩んでいて結局ハイドンの交響曲全集に手を出してしまった。ドラティ指揮フィルハーモニア・フンガリカの33枚組。6657円だったので1枚当たり200円ですか。

自分、不器用ですから

はい。親バカ日記です。

保育園でも三角関係はある。

息子は、とある女の子が好きらしい(確かにかわいい)。一方、押しの強い男の子もこの子が好きのようである。息子は暴走していないときはとても引っ込み思案なので、なかなか間に割って入ることをしない。

まあ、この女の子も息子のことはまんざらではないようで、朝、登園したときにも何かと息子に話しかけてくる。この時点では「押しの強い男の子」はまだ登園していないので、息子にとってはチャンスなのであるが、照れている息子はムスッとしている。

今日は外に遊びに出るときに、その女の子の帽子を持ってきて、(ムスッとしているので当然無言で)渡してあげた。

何か一言声をかければ満点だったのだが、なかなかやるじゃん。

ウォーリー/Perfume

リリースラッシュ(というか購入ラッシュ)のDVDがぼちぼちと。

ウォーリー 初回限定 2-Disc・スペシャル・エディション (初回限定) [DVD]

待望のピクサーの新作。最近、息子もピクサーが好きになってきたみたいで、ここ2週間くらいで「カーズ」「トイ・ストーリー」の1と2、「ピクサー・ショート・フィルム」を見ている(見せられている)。「モンスターズ・インク」や「Mr.インクレディブル」はちょっと大人向けでストーリーが難しいと思うのでまだ見せていないのだが、これはどんな感じなのだろう?予告編を見せた限りではかなり盛り上がっていたし、小さなフィギュア(「ピクサー・ショート・フィルム」についてきた)も気に入っていたみたいだが。

Perfume 『BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!』

さすがに勢いがなくなってきた感があるので「ワンルーム・ディスコ」は買っていないのだが、まだまだいきますよ。昨年ついにたどりついた武道館でのライヴ。全曲収録ということだが、ゆるいMCも全部入っているのか?

ライヴ本体も、ライヴ前のドキュメンタリーもNHKで放送されたので、それらを拡大したものなのかな?

ビョークとコーネリアスはまだかいな?

なゆた・浜北 まちなかコンサート

浜松市の遠州鉄道浜北駅前でのコンサート。

昨年まではブログの中で「プロムナードコンサート」と言っていたが、正式は「なゆた・浜北 まちなかコンサート」というのだそうだ。積志ウィンドアンサンブルは一昨年、昨年に続き、3回目の出演となった。

演奏曲目は以下の通り。

  • 矢部政男/マーチ・エイプリル・メイ
  • 崖の上のポニョ
  • ヤッターマン Brass Rock
  • 歩み
  • We are all alone
  • 海雪
  • ジャパニーズ・グラフィティV~日本レコード大賞・栄光の昭和50年代~
  • サンダーバード

それなりに楽しいステージではあったのだが、やはり短い練習時間で全体のノリを合わせる効果的な方法を模索しないと。ただ楽譜にかじりついて演奏したりだとか、あるテンポに固執してしまったりすると、何度練習してもまとまってこないのでは?

しかし、《We are all alone》を振ると、この曲をアンコールで取り上げた演奏会(積志ウィンドアンサンブル第24回定期演奏会)のことが思い出されてしょうがない。

演奏終了後、最前列で見ていてくれた息子と記念撮影。去年は近くを通る電車ばかり気にしていたようだが、今年は「かっこよかったよ、おつかれさま」と声をかけてくれた。成長したものだ。この姿をいつまでも目に焼きつけておくように。

マイルス/細野/教授

カインド・オブ・ブルー(レガシー・エディション)(DVD付)

発売されたのを忘れていた。輸入盤では復刻版のLPやら豪華解説書やらがついていて、ちょっと内容の割に高いと思ったので結局買わなかった。2枚のCDに入っている音源はほとんど既出のものなので、目当てはDVDに入っているコルトレーンらとの映像なのである。(ま、これもかなり以前からリリースされていてちっとも珍しくはないのだが、ちゃんとした形では持っていなかったので)

Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガジン) 2009年 05月号 (CD、CD-ROM付き) [雑誌]

なんだかんだで最近は毎月買っているなあ。先月は教授、今月は細野さんの特集なのである。

レコード・コレクターズ 2009年 05月号 [雑誌]

こちらは数少ない定期購読雑誌。この本を見て「カインド・オブ・ブルー」の発売を思い出したのである。

坂本龍一北海道限定シングル「nord」

教授が北海道の農業連合「ホクレン」のために書いた曲。ヤマハミュージック札幌店に注文して今日到着。

ONCE ダブリンの街角で

ONCE ダブリンの街角で デラックス版

ということで、さっそく見てみることにした。1時間半と手頃な長さである。

ダブリンの街中で出会った男女が一緒に音楽を始めて、そして別れるまでの物語である。エンドロールで初めて気づいたのだが、彼らには名前が与えられていない。そして、彼らは電話(いわんやメールをや)で連絡を取ったりしない。(男は映画の最後の方で初めて女が電話を持っていないことに気付くのである)会いたいと思った時は街に出るのである。そんな牧歌的というか原始時代的なシチュエーションが、この映画のストーリーが刹那であることを際立たせている。

ストーリーとしてはシンプルだし、ラブストーリーといえばラブストーリーなのだが、微妙に距離を置いたまま揺れる(そして最終的には離れてしまう)主人公2人の感情がうまく描かれている。

主人公2人はもともと一緒に音楽活動を行っていたそうで、別の見方をすればこの2人を使ったちょっと長いプロモーションビデオとも考えることができる。映画の中でもかなり長く(必要以上に)主人公が歌う楽曲が使われているし、また、映画を見終わった後にサントラを聴いてみたいとも思う。音楽が素晴らしいからなのだろう。

楽器店(女が昼休みにピアノを弾かせてもらっている)で2人が初めて一緒に演奏するシーンでは、男が自分のオリジナル曲のコードを女に教えながら伴奏して欲しいと促すのだが、この曲の中でハモるシーンがとても印象的だった。

音楽は自由にする

やっと読み終えた …..

音楽は自由にする

教授にとっての「初の本格的自伝」。全体的には淡白な回想に留まっているが、プロとして活動する前のエピソードについては今まであまり明らかにされていなかったと思うので、このあたりは面白く読めた。

YMOとしてのキャリア、特に最初の活動期と再生期についてはあまり語られていないが、やはりいい思い出は少なかったのだろうか。その反面、映画「ラスト・エンペラー」撮影(およびその後のサントラ作曲)については多くのエピソードが語られているのは、教授のキャリアの中でも特に大きなイベントだったからなのだろう。

タイトル「音楽は自由にする(Musik macht frei)」は、アウシュビッツの強制収容所の入り口に掲げられていた「労働は自由にする(Arbeit macht frei)」のもじりである。

Henry Cow Box/ダブリン/電子音楽/坂本龍一/三枝成彰

(届く時はまとめて届くの法則 …..)

1月に直接注文してから3ヶ月、やっとヘンリー・カウの40周年記念ボックスが届いた。

The Road Vol.1-5

The Road Vol.6-10: +DVD

ボックスの組み合わせの詳細はロクス・ソルスのホームページに書かれているが、ReRのサイトから直接購入すると、

  • 既発のスタジオ録音盤を収納するボックス
  • ボックスのアウトトラックを収録したボーナスCD「A Cow Cabinet of  Curiosities」

が手に入る。paypalでの支払いが引き落とされてからもなかなか届かなかったので、メールでクレームをつけたりして少々疲れたが、とりあえず手に入ってうれしい。

ONCE ダブリンの街角で デラックス版

公開当時から気にはなっていたのだが、えらく評判がいいようなのでぜひ見たいと思っていた。

日本の電子音楽

もともと600ページあった本なのであるが、それを500ページ増補するというのもどうよ(笑)。

ユリイカ2009年4月臨時増刊号 総特集=坂本龍一

ユリイカ増刊号。ちょっと前の「ミュージック・マガジン」の中途半端な特集に比べれば期待できるかなと。

三枝成彰:モノオペラ「悲嘆」 (日本語字幕入り) [DVD]

いや、カートに入れたのを忘れて注文してしまっただけなのですが ….. メイ・コーポレーションからリリースされている三枝さんの作品集は良心的な価格なので応援の意味でも買わないといけないかなと。