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とりあえず一件落着
とりあえず、来週の打ち合わせのミーティングスケジュールが決まって、参加者への出席依頼も完了。まあ、ひとまず一件落着というところです。 ネタがないので最近読んでいる本をご紹介します。 M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究 またプルーストの「失われた時を求めて」は挫折 … 禁煙が続かない人の心理状態もこんな感じなのでしょうか(笑)? それはそれとして、大昔に買ったマイルス・デイヴィス研究本です。「東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・歴史編 (文春文庫)」「東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・キーワード編 (文春文庫)」(いわゆる「青アイラー」と「赤アイラー」)と同じように東京大学での講義を本にまとめたものです。この「青」と「赤」が面白かったし、それらの中でもちらちらと言及されていたマイルス論が満を持して登場ということで。(確か、昨年末に買ったはいいがバタバタしていて読んでいる途中で時間が取れなくなったような …) ミュージシャンとしての菊地成孔さんはほとんど聞いたことがない(UAとのコラボくらいかな?)のですが、多少スノビッシュな語り口は結構好きです。ただ、文字で読んでいるから内容は追えているのですが、これを講義で耳で聞いたら果たしてついていけるのかと言う危惧もあります。(東大生なら大丈夫?) 200ページを越えましたが、まだ1/3か1/4くらいまでしか進んでいません。切り口が「あえて変化球」という感じなので、ある程度マイルス・デイヴィスの音楽的キャリアの全貌を把握しているとか、たびたび言質として引用される「マイルス・デイビス自叙伝〈1〉 (宝島社文庫)」「マイルス・デイビス自叙伝〈2〉 (宝島社文庫)」を読んでいるとかしないと、なかなか内容を理解しにくいのかな、という気がしました。まあ、もちろん「全ての受講者がマイルスをよく知っているわけではない」という前提で講義内容を決めているはずだと思うので、(私とは逆に)この本で初めてマイルスに触れた人が、読み終えたあとにマイルスに対してどのようなイメージを持つのか、興味があるところでもあります。
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冬のお召し替え
ドイツでは12月から3月まではウィンタータイヤを履かないといけないらしいので、会社の近くの自動車修理工場に車を持って行ってタイヤ交換をやってもらいました。どこまで法的な拘束力があるのかよく知らないのですが、冬に事故を起こしてその時にノーマルタイヤを履いていたりすると、(民事上か刑事上かもわかりませんが)かなり不利になるとのことです。私は会社から支給された(=会社がレンタルしている)自動車に乗っているのですが、レンタル契約にこのタイヤ料金も含まれているそうで、レンタル会社からその修理工場にタイヤが届き、それに交換してもらったわけです。今まで履いていたノーマルタイヤは冬の間その修理工場が預かってくれるそうで、春にまたその工場へ行けば交換してくれるそうです。先輩駐在員によると「こちらのウィンタータイヤは190km/hまで大丈夫って書いてあるよ。」とのこと。ウィンタータイヤが必要な状況で190km/h出すって一体 … 今日は3週間ごとの辛いミーティング。なんか、また違うプロジェクトを任されてしまいましたが、面白そうなのでまあいいか、という感じです。午後から急遽日本からの出張者が来てミーティング。もともと、もう一つの会社の方に用事があってハンブルクに来たらしいのですが、(この経費節減の折)せっかく来たんだから現状共有のミーティングを行うことになったとのことです。この出張者も同期入社の友人です。来週来る二人のうち一人も同期ですね。まあ、そういう年代なんですね。
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いつものアジア
例によってたまりまくっている仕事をちょぼちょぼと。 夕食はいつものように「Asia Lam」へ。 いつにも増して、おばちゃんに(もちろんドイツ語で)話しかけられました。ひょっとしていじられていないか?店に入ったとたんによくわからない言葉で話しかけられて「?』という顔をしていたら「How are you? のことよ」と言われました。そのあと「東京から来たの?」みたいな話から「(そのおばちゃんだか旦那さんだかが)2年間東京にいたの?」みたいなことを言っていました。「ハンブルクにはどのくらいいる予定なの?」とか。 例によってアルコールフライのビールと、たぶんこのお店でいちばん食べている回数の多い No.53 のメニューです。前にも説明したかも知れませんが、どんぶりの中には下からキューリやレタスの千切り、茹でたてのライスヌードル(夏は少し冷やしてありますが冬は暖かめです)、春巻とオイスターソースで炒めた牛肉、その上にフライドオニオンとピーナッツを細かく砕いたものとパクチー(香菜)がのっています。これに、ナンプラーとスイートチリソースを混ぜたような辛いソースを少しずつかけながら食べます。いちばん上にのっかっているものは少し脂っこいですが、ライスヌードルもいちばん下の生野菜もさっぱりしますし、ちょっと酸味と辛みの効いたソースも元気が出ます。 私もそれなりに知っている単語を総動員して会話しようとしているのですが、いかんせんボキャブラリーが貧弱過ぎなのでおばちゃんも時々「?」という顔をします。私もほとんど聞き取れないので「?」という顔になってしまいます。まあ、それでも少しずつコミュニケーションになってきているような気がするので、頻繁に通おうかなと思っているしだいです。他の店は私が困っていると英語で話しかけてくれるのですが、このお店ではドイツ語以外ではコミュニケーションできないので(笑)。
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サイレン
週が明けて、こまごまとたくさんのタスクが積み重なっている今日この頃。疲れたし、帰るのも遅くなったので夕食を作るのも面倒くさいなあ、と思いながら帰りの車を走らせていたのですが、先週の土曜日に買った挽き肉に火を通さないとまずいよなあ、と思い、結局うちでチリ・コン・カルネを作りました。ビールはギネス。スーパーで見つけて、ドイツでギネスを飲むのも無粋だなあと思いつつも興味本位で買ってみたのですが、あの独特のコクはないわ、あの独特の泡立ちもないわ、全然ギネスっぽくありませんでした。月末にロンドンに遊びに行く予定なので飲み溜めしてきます。 日常ネタがないので小ネタを。 アパートが比較的大きな通りに面しているせいか、わりと頻繁にパトカーのサイレンを耳にします。日本の緊急自動車は緊急時にはサイレンをつけっぱなしにしているので、近づいてきて遠ざかって行くのがわかるのですが(ドップラー効果のアレですね)、こちらのパトカーは緊急時でも必要な時以外はサイレンを鳴らしません。どういうことかというと、通常走行で支障がない時にはサイレンを鳴らさず、例えばちょっと渋滞していてスタックしそうな時とか、進行方向にある信号が赤で、それでも突っ切りたい時とかに初めてサイレンを鳴らすのです。うちのアパートからちょっと離れたところに信号があるので、そこを突っ切りたい時にはうちのアパート付近からサイレンを鳴らし始めます。フェードインしながら近づいてくるのではなく、いきなり無音からけたたましい音が鳴り出すのです。もうかなり慣れましたが、最初のうちはかなりびっくりしていました。
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バンジャ準備
原稿を書くのは今年で、実際に雑誌に載るのは来年の話なのですが、今回もバンドジャーナル誌の「コンクール自由曲集計」の記事(2010年2月号掲載予定)を書かせていただけることになったので、まずは集計データの整理と集計表の作成を行いました。「まずは」と言ってもデータはかなり以前にいただいていたのですが(すみません、すみません …)、今までの週末は演奏会ラッシュとか二日酔いとかがあったので本格的には手を付けられなかったのでした。 まずは考察を行う前の基礎データの整理ということで、自由曲の集計を行います。今年の支部大会で各団体が演奏した自由曲を「編曲作品」「オリジナル作品」「邦人作品(編曲/オリジナル含める)」に分類し、今年取り上げられた作品については部門、支部ごとの集計を行います。過去10年間の全国大会で取り上げられた作品については年ごとの集計を行っています。 どの作品が多く取り上げられたか、というランキング的な集計については、例の全日本吹奏楽コンクールデータベースから集計できるプログラムを組んであるので、かなりの部分を自動化できているのですが、上記のような部門ごと、支部ごとの集計となるとまだプログラムを作成していないので、集計一覧を見ながら手で入力していくことになっています。最初は集中力があるからいいのですが、時間が経ってくると必ず合計が合わなくなります。あとから「どこが間違っているのか」を探す方がはるかに大変なので、最初から慎重に入力していけばいいのですが、集中力が切れるとダメですね。 今年は職場の部と一般の部が統合されたということで、自由曲の集計という意味では節目の年になるかと思います。統合の是非については触れませんが、統合によって集計結果が昨年と比べてどう変わったか考察してみたいと思います … が、何せ資料の大半を日本に置いてきているのでどうなりますことやら。 正直な話、集計する立場としては部門が一つ減ったことで集計の手間が確実に減っているのはうれしいことですし(笑)、職場・一般という「大人の部」が大きな固まりになったことで、中学の部や高校の部との比較がしやすいし、比較の意味が出て来たと思います。
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お家見学
今日は家族が来てからの住居を決めるため、日本人学校がある Halstenbek 周辺の賃貸物件見学に行きました。以前ちょっと行ってみたアイデルシュテット(Eidelstedt)は各方面から日本人が住むのにはあまり適さないので止めた方がいいと言われたので、まずは不動産屋さんに依頼して日本人学校周辺の物件をピックアップしてもらったのでした。 アパートから Halstenbek へ行くには市の中心部を通らないといけないので、中心部で買い物と昼食をしてから Halstenbek へ向かうことにしました。余談ですが、ハンブルクと浜松市を重ね合わせた場合、方向/距離的に Halstenbek は三ヶ日に相当します。私が住んでいるアパートは天竜川駅くらいかなあ? ということで、中心部の有料駐車場に車を停めて買い物。まずは駐車場近くの「Asia Markt」へ。先週の途中でなくなってしまったので、お米は何としても買わないと。それから、ふと目についたので韓国の「辛ラーメン」を非常食用に買っておくことにしました。0.90ユーロ。日本だといくらくらいで買えるんでしたっけ?日本製のカップラーメンに比べるとかなり割安です。あと、これも目についたので「ふえるわかめちゃん」を。サラダは野菜ばかりなのでちょっとアクセントをつけたかったのと、そういえば海藻ってあまり食べていないなあと思ったので。 その後、デパート「カールシュタット」へ行って水筒を。自宅でいれたコーヒーを取っておくとか、自宅でいれたお茶を会社に持って行くとか、という用途に使おうと思ったのでした。以下の画像はカールシュタットではなくて、その近くのショッピングモールなのですが、どこのお店もクリスマス商戦が本格的になってきています。 なんだかんだいいながら頭の中をカレーがぐるぐる回っているので、昼食はこの近くにあるタイ料理のレストラン「Sara Thai」へ。前回はランチメニューのパド・タイ(ライスヌードルの焼きそば)を食べたので、今回はランチメニューのカレーを試してみました。トムヤムクンのようなスープがついてきます。飲み物はアプフェルショーレ(アップルジュース+炭酸水)。 ココナッツミルクを使ったカレーは、食べ進むにつれ、だんだんココナッツミルクの甘さがくどくなってくる気がします。少し冷めてくると辛さよりも甘さを感じやすくなるからなのでしょうか?後半でチリソースを足しながら食べればいいのかなあ? ***** というわけで、午後1時45分ギリギリに待ち合わせ場所に到着。4つの物件を見せていただきました。率直に言って Halstenbek は田舎なのであまり新築物件はないのかなと思っていたのですが、意外に新しい建物が建っているようです。帰ってから google map で見てみたら工事中の航空写真だった物件とか、まだ何もない更地だった物件とかもありました。 毎回そうですけど、優柔不断の私としては賃貸物件を決めるのは非常に難儀です。「今の物件も悪くないけど、もっといい物件もあるかも知れないなあ」とか思うと、なかなか決断のタイミングが難しいです。瀬戸際まで粘って「えいや」で決めるパターンが多いような気がしていますが。まあ、どうなりますやら。 ***** 帰り道、いつもの Wandsbek のカールシュタットで行きには買えなかった生鮮食料品の買い出しを。 そういえば、誕生日で振る舞ったチェリータルトは自分で食べていなかったなあ、と思って買いに行ったのですが、残念ながら売っていませんでした。次回乞うご期待。 ***** お昼にがっつり食べたので夕食は軽く。作り置きのカリーブルストをフィニッシュ。その後、昨日に引き続きジャームッシュの出世作「ストレンジャー・ザン・パラダイス」を見ました。まったりした気分で見るにはいい映画です。 ストレンジャー・ザン・パラダイス [DVD]
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ナイト・オン・ザ・プラネット
週末。なんか無性に映画が見たくなったので見ることにしました。 ナイト・オン・ザ・プラネット [DVD] ジム・ジャームッシュ監督の「ナイト・オン・ザ・プラネット」です。最近の作品はあまり見ていませんが、実はいちばん好きな映画監督です。私が学生の頃、ジャームッシュの「ストレンジャー・ザン・パラダイス」という映画が妙に流行りまして、それを見に行ってからハマってしまいました。 ロサンゼルス(午後7:07)、ニューヨーク(午後10:07)、パリ(午前4:07)、ローマ(午前4:07)、ヘルシンキ(午前5:07)、時差の関係でそれぞれの時刻は違いますが、同じ瞬間に世界各地で起こるタクシー・ドライバーとそこに乗り合わせた乗客とのやり取りを描いた作品です。原題は「Night on Earth」。邦題の「ナイト・オン・ザ・プラネット」は語感のリズムを考えた日本側から提案があってつけられたのだそうです。それはともかく、複数形の「Nights」ではなくあくまで単数形の「Night」、それぞれの都市の「夜」なのではなく、あくまでも地球の「夜」に同時に起こっている出来事ということなのだと思います。 心に深く突き刺さるシリアスさから言えばこのあとに撮られた「デッドマン」も好きなのですが、この「ナイト・オン・ザ・プラネット」は、ジャームッシュの初期に見られる「おもろうてやがてかなしき」の総決算とも言える作品だと思います。この映画でも笑えるネタはたくさんあるのですが、そのあとで、ふっとエアポケットに入ったようにしんみりすることがあります。そういった起伏が心地よい作品です。 ジャームッシュの映画ではよく使われる手法なのですが、各エピソードの冒頭で、その都市の風景を切り取ったほとんど静止画のようなショットがあります。そのショットに見られるツーリストのような視線、つまりその都市を疎外的に眺めた視線がすごく気に入っています。
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俺にカレーを食わせろ
金曜日はカリーブルストの日 … というか「Dwenger」の日。今日はフジッリのグヤーシュソースかけ。前にミニチュア・ワンダーランドへ行った時にも同じメニューを食べたのですが、ドイツではポピュラーなメニューなのでしょうか? Stefan から「先週のパーティーはどうだった?」と聞かれて「楽しかったけど半分くらい覚えていない …」と言ったら苦笑されました。Stefan は我々と同じく午前2時くらいに会場を後にして、その後は遠方からのお客さんが泊まっていたホテルに場所を移して午前5時くらいまで飲んでいたそうです。 夕食はグビッと行きたかったので、久しぶりに Hasselbrook 駅近くの「Factory」へ行きました。 最近ちょっとはまっているアルトビールのディーベルス(Diebels)を。あまり炭酸を感じないのでお腹にたまらない(気がする)のと、少々の苦みがあるのとで、食事時に飲むのに適しているような気がします。 それからビタミン補給のためのトマトスープを。 それから珍しいモノを見つけたので「ボンベイ・シュニッツェル」を。 シュニッツェルは肉を叩いて伸ばしてパン粉をつけて炒め揚げしたもので、まあカツレツに近い感じです。「ウィーン風(ヴィーナー・シュニッツェル)」は子牛の肉を使うのですが、ドイツではほとんど豚肉を使います。(ハンブルクで子牛のシュニッツェルを食べられるところはありませんかね?)で、ソースによるヴァリエーションもあって、キノコが入ったソースをかける「猟師風(イェーガー・シュニッツェル)」や、ハンガリーの郷土料理であるグヤーシュ風のソースをかける「ジプシー風(ツィゴイネル・シュニッツェル)」などがポピュラーです。この「ボンベイ」はご想像通りカレー風味のソースをかけるわけですが、具はフルーツのみです。ブドウ以外は何が入っているのかよくわかりませんでしたが、カレーソースのスパイシーさとフルーツの甘さがシュニッツェルの脂っこさを消してくれておいしかったです。私の覚えている限り、他の店でこのメニューを見たことがないのですが、オリジナルメニューだとしたら素晴らしいアイデアだと思います。 勘定を支払った後でお姉さんとちょっとお話をしました。「Enjoy your stay in Hamburg!(ハンブルクでの滞在を楽しんでね)」と言われたので「え、ハンブルクに住んでいるんだけど …」と切り返したら「じゃあ、何でドイツ語で話さないの?」と言われました。悪かったな50%痛いところ突くなあ50%で「まだ4ヶ月だしね」と言ったら「じゃあ、しょうがないわね。」「OK。もう4ヶ月経ったらドイツ語で会話しましょう。」と言われました。たぶん無理です、ごめんなさい。動詞は覚えられないわ、冠詞と形容詞の活用は覚えられないわ、で大変なんすから、もう。あと、ヒアリングもダメです。ドイツ語の母音ってウムラウト以外は日本語の「アイウエオ」に近いと思っていたら、実はそうでもありません。例えば、自動車などを表す「Auto」。日本語化されると「アウト」とかになりますが、「ウ」は「u」と「o」の中間よりちょっと「o」よりの音に聞こえます。つまり「アオト」の方がドイツ人に通じるのではないかと思います。
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ソーセージ2日目
ええと、今週はなかなか忙しくて、まず午前中は日本とのやり取りを中心に仕事を消化しています。現在、日本とドイツの時差は8時間なので、ドイツの正午が日本の午後8時、こちらの午前中にある程度片付けないと一日ずれ込んでしまうわけです。 で、午後からはこちらの社内での仕事を、という感じで、気がついてみるともう週の後半。優先度の低い仕事が少しずつ後ろ倒しになって、なかなか仕事の山の標高が低くなりません … し、ブログのネタを探す/考える余裕もあまりないわけです(言い訳)。 というわけで帰ってからあまり手をかけたくないので、夕飯は昨日の残りのカリーブルストなどを。
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ソーセージ
ええと、週末に比較的がっつりと買い出しをしたので、今週は自宅で夕食を食べています。ちなみに日曜日と月曜日は鮭のバター&ハーブ焼き(しかし、本当にノルウェイ産の鮭は安くておいしいです)、火曜日は例によって韓国風焼き肉、今日はカリーブルストを作りました。 土曜日の買い出しでのこと、カリーブルストには「bratburst」が必要ということで、適当な出来合いのソーセージをみつくろって買おうと思ったのですが、売り場のお姉さんによると「これは bratburst じゃないわよ。」とのこと。「bratburst ならこっちよ。」ということで教えてもらったのが生ソーセージです。ものすごくきめ細かく挽かれた肉が腸に詰められた状態そのままで売られています。見た目や手触りについては少し大きいタラコや明太子を想像していただければいいかと。少なくとも私は日本でこういう状態で売られているのを見たことがないのですが、どこかにあるんですかね? 日曜日、いろいろな食材の下ごしらえをしました。このソーセージは、とにかく一度茹でないと普通に売られているようなソーセージにならないので、まずは茹でてみることにしました。最初お湯に入れた時はクタッと鍋の底に寝転がっているだけなのですが、火が通ってくると浮かび上がってきます。あとは、普通のソーセージをボイルし直して食べる場合と同じですね。で、あまりにおいしそうだったので、その場でケチャップをかけて食べてしまいました(笑)。これをカリーブルストのソースにからませてしまうのはあまりにもったいなかったので … というわけで今日は追加の安ーいソーセージを買ってきて、無事カリーブルストを作りました。以前、チリ・コン・カルネのために買ってきて結局使わなかったチリパウダーを少々振ると、ビールがすすむ味になります。 生ソーセージは今度買ってきた時に写真撮っときますね。
