無事帰国。 しかし寒いねえ。ハンブルクの方がずっと暖かかった。
今回は 3 kg 増でした ….. さ、明日からダイエット。
帰宅したら、細野晴臣トリビュートのアナログ盤が届いていました。
無事帰国。 しかし寒いねえ。ハンブルクの方がずっと暖かかった。
今回は 3 kg 増でした ….. さ、明日からダイエット。
帰宅したら、細野晴臣トリビュートのアナログ盤が届いていました。
そういうわけで、無事日程どおりに帰国することができそうである。
空港でチェックインすると「スタンバイ」だとのこと。 (だって、もうリコンファメーションって要らないんでしょ?) 対応してくれたおばちゃんが上の人と相談してきたみたいで、無事ビジネスクラスにアップグレード。最後の最後にプレミアエグゼクティブが威力を発揮したのか、一応いい仕事をしたつもりの私への神様からのご褒美なのか?
ルフトハンザのビジネスクラスは初めてなのであるが、シートがフルフラットに近くなるのでかなり寝心地がいい点と、ビデオプログラムが充実している点がポイントかな。
ちなみに、フィンランド航空のパーソナルビデオシステムは linux で動いていたが(なるほど)、ルフトハンザのシステムは Windows CE だった。
食事はエコノミーとの差がそれほど大きくないので印象に残らない。 ルフトハンザのエコノミーがかなりいいということの裏返しなのか。
映画は、往路で読んだ「ハイ・フィデリティ」がプログラムに入っていたのだが、さすがに字幕がないとしんどいのでパス。ちらっと見たらやはりジャック・ブラックはジャック・ブラックだった。 「レミーのおいしいレストラン」があるのに気付いたのは着陸直前。見られなかった …..
短時間熟睡したらそのあとはあまり眠くなかったので、音楽プログラムばかり見ていた。 クイーンのライブ・イン・モントリオール、ドアーズの1968年(だったかな?)のヨーロッパ公演、ストラヴィンスキーのバレエ《プルチネルラ》、そして最後はカラヤン/ベルリン・フィルの1977年のジルベスターコンサートのベートーヴェンの第9。
手ごたえのあった出張の最後を第9のフィナーレで華々しく飾るのもいいと思い(笑)、着陸直前に終わるように時間を逆算して見始めた(カラヤンの第 9はちょうどCD一枚分)のだが、考えてみれば着陸直前はいろいろアナウンスが入ってしょっちゅう中断されるのである。これだけブツブツ切られると感動も 何もないのだが、最後には珍しくカラヤンも満足げな表情を浮かべていたので、まあ、そういうことで(笑)。
つつがなく業務が終わり、Stefan、Thorsten、Frank、Georg と夕食を食べに行く。
オフィス街の中にある、「ショーペンハウアー」という伝統的ドイツ料理のお店に連れて行ってもらった。何でも400年近く前に建てられた建物をその まま使っているのだそうだ。当然、テーブルや椅子などは新しいものが使われているのだが、柱などは確かにかなりの年代を感じるものである。
ハンブルク名物の「パンフィッシュ」なるものを食す。 フライパンの中にジャガイモ、ベーコン、タマネギを炒めたもの(これがいわゆるジャーマンポテトか?)を敷き、その上に3種類くらいの魚の切り身が乗っている。これにマスタードベースのソースをかけて食べるのである。素朴で(比較的)さっぱりしていてなかなかおいしい。
そういえば、ドイツにもシュナップスなる食後酒があることを教えてもらった。 興味があるのでこれも注文するが、みんな一気飲みしていた。 かなりアルコール度数は高いような気がするんだけどな …..
ちょっと音楽の話をする。 いちばん若い Georg に、今のドイツではどんな音楽が流行っているのか聞いてみると、意外にもヒップホップが流行っているのだそうだ。 「ドイツといえば、エレクトロニックミュージックとかダンスミュージックだと思っていたよ」と言ったら「数年前まではそうだったんだけどね。」というお答え。 そういえば、MTV を見ていたら BUSHIDO(武士道?)なるラッパーが出ていたのを思い出した。
食事の後、地下鉄に乗る3人とはここで別れて、Georg にホテルまで車で送ってもらう。 いくつかの教会がライトアップされていて、とても美しい。こういうのを見るとやはりヨーロッパの町であることを実感する。 ホテルの部屋からはハンブルク中央駅しか見えないし(何せ通りをはさんだ向かい側)、ホテルから仕事先までの道のりにはそういう歴史的な建物はあまりないし。 (もちろんアルスター湖畔の風景はとても美しいのであるが …..)
夕食はホテルのドイツ料理屋に入ってみる。南ドイツ料理っぽい。 ドイツ語のメニューを真剣に見ていたら「英語のメニューいる?」と言われたので助かった。
注文したのは、カボチャのスープとプレッツェルとシュバイネハクセ。それとデュンケル。
パンと一緒に怪しげなスプレッドが出てきたのでたずねてみると、豚の脂肪なのだそうだ。 それに揚げたタマネギを細かく砕いたものがまぶしてある。 パンにつけて食べるらしい。
どんぶりのような器に入ったカボチャスープ(でも美味)と、正しいプレッツェル(これも美味)を食べた時点で、日本での普段の生活の「夕食後」くらいの腹具合である。 そこにシュバイネハクセが入るわけがない。 胃に血流が行き過ぎて、途中で貧血気味になる。
まだまだ修行が足りません。生半可な心構えで注文してすみませんでした。
一緒に仕事をしている Stefan と一緒に夕食を食べに行く。
今宿泊しているホテルでは3日間の市内交通フリーチケットがもらえるという話をしたら、じゃあバスと鉄道でハンブルク市内まで帰ってみるか?という提案をされたので乗ってみる。ふだんはタクシーとか現地駐在の日本人に乗せてもらったりとかなので。 仕事先のすぐそばからバスが出ていて、15分ほどで最寄の駅へ。それから鉄道で15分ほどで中央駅へ。 結局、タクシーを使うよりも早くハンブルク中央駅近くまで帰ってくることができた。 仕事先はかなり田舎にあるので、タクシーを呼んでも来てもらうまでに結構時間がかかるのだ。
「ドイツ人は時間に正確だ」というステレオタイプとはうらはらに、ドイツの鉄道事情はけっこういいかげんらしい。 特にラッシュ時などは、同じ路線を使う特急電車のダイヤが優先されるために、通勤などに利用される近郊電車は大幅に遅れるか、最悪の場合には運休することがあるらしい。日本では電車が遅れることもなかなかないのに、電車が一本まるまるなくなってしまうのである。 なので、通勤時は特に所要時間が読めないのだそうだ。
こんなこともあってか、電車に持ち込む自転車にも料金がかかるようになった。 以前は無料だったので、Stefan は駅まで自転車で行き、自転車を電車に持ち込み、降りた駅から仕事場までまた自転車で行く、という手段を使っていたらしい。自転車を積むと当たり前だが乗 れる乗客が減り、満員電車状態が慢性化する。それを解決するために自転車持ち込みが有料化されたのだそうだ。なので、持ち込むのをやめて地下鉄→鉄道→バ スを乗り継ぐことにしたのだそうだ。
夕食はポルトガル料理/イタリア料理のお店。 英語メニューはないということなので、いくつか Stefan に通訳してもらう。 典型的なポルトガル料理らしいということで、鶏肉のトマト煮込みを食べる。 鶏を縦半分に切って、ジャガイモ、ブロッコリーなどの野菜と一緒にトマトで煮込む。 注文のときに「骨がたくさんあるけどいいか?」と聞かれたらしい(もちろんドイツ語で)のだが、確かに多い。 黙々と解体処理を進める。(会話できないよ、こんなの食べていたら。)
昨日コンサートに行ったという話から、会話の話題は音楽へ。 昨日のコンサート会場(ムジークハレ(ミュージックホール)あるいはライスハレと呼ばれている)は年に1、2回は行くのだが、現代音楽の演奏会は少ないので ….. みたいな話をしていた。 相変わらず、ルイジ・ノーノとかルチアーノ・ベリオが好きだとか言っている(笑)。
そういえば、すっかり忘れていたのだが、インゴ・メッツマッハーがジルベスターコンサートで20世紀に書かれた作品ばかりを集めた「20 世紀音楽なんか怖くない(Who is afraid of 20th Century Music?)」シリーズはハンブルクフィル(ハンブルク交響楽団というのもある)とのコンビで開催されていたのだった。
(現代音楽の流れから「そういえば …..」ということで Stefan が話を出してきたので思い出した。) このシリーズを含めて積極的に現代作品を取り上げていたメッツマッハーであるが、やはり動員につながらなかったのか、数年後にはハンブルクを去ることにな る。Stefan は「ハンブルクでクラシックコンサートに行くような人々にとって、やっぱり20世紀音楽は怖かったんじゃないの?」と言っていた。「やっぱりクラシックの コンサートに行くのは(会員になるのは)ステータスみたいなところもあるからね」とも。
ホテルに帰ってからちょっと調べてみたが、メッツマッハーがやっていたオペラのシリーズなどもかなり刺激的だった。 ううん、5年前に出張に来たかった(笑)。
泥のように眠るとはこのことか。極めて爆睡。 ロシアの辺境に連れて行かれて、人間魚雷のような一人乗りロケットに乗せられて帰国する夢を見た。 「飛行機なら10時間かかるけどこれなら4時間だぜ」と(何語かわからないけど)言われて。
何の暗示なんでしょう(笑)?
飛行機の中であまり寝られなかったので、ホテルでは意外とぐっすり寝ることができた。 6:30 起床。
シャワーを浴びて、本社からのメールをチェックした後、朝食へ。 しかし、このホテルの朝食はうまい。 戦略としては、チーズ、ハム、サラミのコールドプレート、オムレツ、ハッシュポテト、ベーコン(もちろん超クリスピー)などのホットプレート(って言うのか?)、パン、フルーツプレートという感じである。
*****
で …..
仕事が終わった後、NDR (北ドイツ放送交響楽団)の演奏会を聞きに行く。
開演の1時間前から売れ残っているチケットを会場窓口で売っている。 カードが使えないということなので、今後の現金を心配して、いわゆるA席クラス(S席の次)の席を買う。34 ユーロ。 下手側のバルコニー席の前から2列目。指揮者からステージの上手側(低音側ですな)しか見えない。 ううん、ちょっと残念。S席クラスは 41 ユーロだったのでそっちを買えばよかったか。 (まあ、また来る機会はあるでしょう。) でも、この席に座ったおかげでアジア系のかわいい女の子とお話ができたのでよかったといえばよかった(笑)。
チェロのアリサ・ワイラースタインはロシアの若手チェリスト。 ウェブで検索したところ、豪快な演奏をするという評判が多かったが、このコンチェルトはとても柔和な感じがした。
ショスタコーヴィチ。金管も木管も弦も鳴らしまくる。 ホールはオペラハウス型なのだが、かなり小さい。キャパは1000人足らずだろう。 ステージも天井は高いのだが、幅はかなり狭い。ステージからの音でホール全体が響くような感じである。 いわゆる「オーケストラ」から想像される音色よりはかなり硬質である。
そういや、バルシャイがショスタコーヴィチの交響曲全集を録音したのは NDR だったっけ?と思ったら、WDR(ケルンにある西ドイツ放送交響楽団)だった。まあ、硬質な音色という意味では似たような雰囲気である。
全体的にはソロが走り気味で伴奏と縦の線が揃わなくなることがあるが、決めるべきところは決まるのでそれでいいのだろう。 (そういや、昔ヴィオラ弾きの友人が「吹奏楽は縦の線を合わせることに固執しすぎていないか?」と言っていたなあ …..)
午後8時開演で終演は午後10時過ぎ。日本ではあまり考えられない時間帯である。 来るときは仕事先からそのままタクシーで来たので、帰りは地下鉄で帰ろうと思ったのだが、駅がどこにあるのかよくわからない。かなり雨が降ってきたので迷 うのも嫌だなあと思って人の波について行こうとしたのだが、けっこう人の波は分散していろいろな方向に帰って行っている。(そりゃ、地下鉄で来る人ばかり とは限らないものなあ。)運よく、歩きかけた方向に駅を発見できたのでよかったよかった。 帰りの地下鉄ではヴァイオリンやチェロを持っていた人を見かけたのだが、ひょっとして演奏者が終演後すぐにそのままコートを羽織って帰っているのだろう か?
ホテルに着いたのは午後10時半過ぎ。本社へのレポートを書いていたりしたらすっかり遅くなってしまった。 さすがにこの時間からヘビーな夕食を取る気にはならなかったので、夕食はパス。
ハンブルクへの出張。
火曜日に出張が決定して、次の日曜日に出発するという緊急事態である。 エアチケットや宿泊の手配とか、必要な輸出申請書類の作成とかは他の人にやってもらったので、いまいち「行く」という実感がない。
旅程が全然頭に入っていないので、案の定、浜松駅からセントレアまでの直行バスの時間を間違えて乗り遅れる ….. 乗り場に着いたのが5分前だと思っていたのだが、バスの下にあるラゲッジスペースの扉が開いていない。 「いいかげん開けてもいい時間だよなあ …..」と思いながらバスを見ると「東京行き」と書かれている。 この時点で初めてチケットを取り出したら、バスは10分前に出発していたのであった。
幸い、このバスは浜松西インター近くの停留所で待ち時間があるので、妻にそこまで車を飛ばしてもらって余裕で間に合った。 寝坊して奥さんにセントレアまで送ってもらったという人もいたが、今後あまり笑えなくなるなあ …..
今回は余裕でチケットが取れたのでルフトハンザで行く。 おそらく、スターアライアンスのプレミア・エグゼクティヴとして乗るのはこれが最後だろう。 一応、ビジネスクラスのラウンジでぼんやり過ごす。
この便は給油に時間がかかっているとかで離陸が1時間近くディレイ ….. その影響かどうかわからないが、フランクフルトからハンブルクへの乗り継ぎもディレイ …..
機材はこの間乗ったフィンランド航空の方が綺麗なような気がするなあ。 テレビが遠いので映画を見る気にもならない。 やっぱりシートピッチは狭い。
機内食はウナギと牛肉の2種類。 これからしばらくは肉の生活になると思ったので、ウナギを選択。赤ワインと合わせる。 ウナギは予想に反してふっくらしている。悪くない。
このあと白ワイン(リースリング)と、久しぶりのベイリーズのアイリッシュ・クリームを飲む。 明らかに飲みすぎである。 短時間寝たがすぐに起きてしまう。なかなか眠れない。
機内で読んだ本。
新聞広告で見て興味を惹かれたので読んでおこうと思い購入した。 一応、私が実践していることの多くが書かれていたのだが、それは筆者と私の価値観が一致していたからなのか、それとも、それが「理想」としてのコモンセンスなのか。
自分の子育てが裏打ちされたという点と、まだ気がつかなかった点に気づかされたという意味で読んだ価値はあった。
まあ、レコードおたくの恋愛ストーリーですな。
こういう、シニカルで、独りよがりで、強がりな男の言い分に共感する人は少なくないのか? こんなんでハッピーエンドになってしまっていいのかという気もするが、登場人物の誰もが悪者にならない後味のいい小説である。
インタビューで「あなたのベスト・ファイブ」を聞かれて、用意していたリストを思い出せなくてその場で思いついたものを言い、その後のインタビューはうわの空でリストを更新することばかりを考え、あげくの果てに後日差し替えのための電話までしてしまうエピソードは大笑い。
主人公の相棒の一人である中古レコード店員の振る舞いがジャック・ブラックみたいだなあ ….. と思っていたら映画版ではジャック・ブラックが演じているらしい。
*****
機内の朝食(?)も「サーモンの何とかソース」がこってりしていそうだったので、鶏の唐揚げと炊き込みご飯にした。
ハンブルクへの着陸時、バウンドしたはずみで持っていた(そういえば離陸時には電源を落とさないといけないのだ) iPod が床に落ち、その後の急ブレーキでおよそ15席前までスライディングしていった。(いやあ、あんなに滑ると思わなかった。) フライト・アテンダントさんが確保してくれたが、確か滑ってきた iPod を踏んで止めていたよな …..
で、ハンブルク到着。 少し雨が降っているものの意外に暖かい。前に来たとき(昨年の11月)より暖かいのでは?
シャトルバスで市の中心部まで行き、つつがなく前回と同じホテルにチェックイン。 夕食は、前回の出張と同じように初日にみんなで行ったドイツ料理屋に行くことにした。今回はひとりだが。 (イギリスにおけるパブ、イタリアにおけるバールのような、酒を飲んでがやがやと食事をする場所をドイツでは何と言うのだろう?)
時差ボケも取れないうちに日本時間午前4時(ドイツ時間午後8時)に肉を食べるのも自殺行為だと思ったので、フィッシュスープなるものを注文する。もちろんヴァイツェンも頼む。 フィッシュスープは大正解。白身の魚とかムール貝とか海老とか野菜を、ガーリックとバターとハーブで煮込んだものである。 ガーリックとバターの香りで元気になるような気がする。付け合わせのガーリックバケットも美味。
ヴァイツェン+フィッシュスープ 11.60 ユーロ
というわけで、幸先のよいスタートである。
HMV から CD が届く。
これだけ連日到着すると、さすがに妻の視線が気になる。 一回あたりの購入額はそんなに高くない(今回はサービスポイントを使った)のだが、どのメーカーもばかでかい箱を送ってくるので訝しい目で見られるのである。「通い箱制度」とか導入しませんか?> amazon、タワー、HMV 各位
というわけで購入したもの。まだゆっくり聞いていない。
これでヘンリー・カウのアルバムは全部揃ったはずだ。 このライヴ盤はしばらく廃盤だったようで、中古ではかなり高値がついていたので買いあぐねていた。数年前にリマスターされて再発されたようだ。
最近、発売された紙ジャケボックスにも心惹かれたのだが、さすがにこの一枚を手に入れるために他の数枚を売り払うのもなんだしなあ ….. と思い、これだけ購入した。
過去のある時期の細野さんに触れると、ヴァン・ダイク・パークスとかリトル・フィートとかに興味が向くのは必然ではないかと思う。リマスターおよび紙ジャケ化を待ち望んでいたアルバム。
昨年リリースされた細野さんの「FLYING SAUCER 1947」に近い感触がある。
アルバム全体の雰囲気がカリブ海を向いている背景がよくわからないので、もう少し聞いてみないと。最後はスティール・ドラムで《星条旗よ永遠なれ》を演奏している。
今年の定期演奏会の楽譜第3弾(第1弾と第2弾は同時到着)が到着。
決まるのは例年に比べてちょっと遅かったが、楽譜が届くのは比較的早い。
あと 1.5 曲分を待つのみである。
問題:0.5 曲とは何でしょう?
2007 年度の ABA オストワルド賞がマイケル・ドアティの《レイズ・ザ・ルーフ》に決まったらしい。 2003 年にデトロイト交響楽団のために書かれたティンパニ協奏曲を 2007 年に作曲者自身が吹奏楽編曲したもの。
音源を捜してみたところ、以下のようなミシガン大学シンフォニックバンドによる CD が見つかった。
http://www.equilibri.com/recordings/rec_86.eq
ドアティの作品ばかりを集めた面白そうな CD である。 同じようにオーケストラのための交響曲第3番《フィラデルフィア物語》の第3楽章を吹奏楽編曲した《ストコフスキーの鐘》とか、クラリネット協奏曲《ブルックリン・ブリッジ》とか。
この Equilibrium というレーベルはミシガン大学シンフォニックバンドの CD を他にも何枚かリリースしている。 (しばらくウォッチしていなかったら何枚か増えている ….. 今度買ってみよっと)