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そしてガンダムを見た

予想通り気温があまり上がらないので雪が解けない。

息子は風邪気味。おそらく木曜日に屋外でサッカーの練習をしたからではないかと妻が言っていた。もっとも4人くらいしか集まらなかったので早めに切り上げたらしいが …

というわけで、今日は家の中で(なるべく外に出ないように)まったりと過ごす。長らくご無沙汰だった「機動戦士ガンダムIII~めぐりあい宇宙(そら)編」のDVDを見ることにした。

第1作、第2作以上にストーリー展開が足早に進む。息子はギャンを見たかったらしいのだがマ・クベはいつの間にかいなくなってしまうし、案の定ザビ家とダイクン家の関係については訳が分からなかったらしい。まあ、ほとんどセリフだけで説明されるので小学1年生がついていけなくても仕方がないと思うが …

 

積雪らしい積雪

今シーズン初めての積雪らしい積雪。

12月にもちょっと降ったのだが、その時は比較的気温が高かったのですぐにべしゃべしゃになってしまった。今週から来週にかけては気温が上がらない日(いわゆる真冬日)が続きそうなので、少しは残るのかな?

ドイツでは家の前で人が滑って怪我をしたりするとそこに住んでいる人の責任が問われるので、雪が降ると朝早くからみんな一生懸命雪かきをする。

 

バンドジャーナル再び

今年も「コンクール自由曲集計」の記事を書かせていただいたバンドジャーナル2012年2月号が無事発行されたようだ。

実は毎号音楽之友社さんから送っていただいているのだが(こんなところまで恐縮です)、当然ながらまだ届いていない。

そして、例の本についてもバンドジャーナルに簡単な書評(というか何というか …)を書かせていただけることになった。締め切り直前なのであるがひとまず完成。

この件で David とも久しぶりにメールを交わす。彼は今ノルウェーのベルゲンに住んでいる。いつ日本に帰るかわからない身なのでヨーロッパにいるうちにまた会いたいものだ。

 

息子の誕生日

日本から帰国した翌日が息子の誕生日となった。

息子は日本で誕生日を迎えられないことが少し残念だったようだが、朝からガブリエルが誕生日プレゼントを持ってきてくれた。

そのあと、久しぶりに食材を中心とした買い出しへ。

ちなみに日本ではおじさん(私の弟)やおばあちゃん(妻のお母さん)からハイパーガーディアンを買ってもらってご満悦だったのだが、お父さん(私)やお母さん(妻)からは何も買ってもらっていない、とのこと。以前から所望していたレゴをトイザらスで買ってあげることにした。

レゴ テクニック フラットベッド・トラック 8109

レゴの「テクニック(ドイツ語でいうとテヒニーク)」シリーズ。通常のレゴのようにブロックを組み上げているのではなく、細かい部品をつなげてギアやシャフトを駆動させる仕掛けが主な特徴である。

去年、体調が悪くて外出できなかった時にヒマつぶしとして小さいテクニックシリーズを与えたところ興味を持ったらしい。

部品が多いし細かいし、ということで私が手伝わざるを得ない状況。サンタさんからもらったレゴの「エメラルドナイト」や日本から持ってきたガンプラもあるので当分ヒマつぶしには困らなそうである。

 

伊香保へ

日本へ帰ったら温泉でのんびりしたいと思っていたので、義母(息子のおばあちゃん)と一緒に前橋から2泊3日で伊香保温泉へ出かける。

おばあちゃんの好きなジグソーパズルと、私と息子が好きなガンプラを物色するために途中にあるおもちゃ屋さんに寄る。結局、HGシリーズのドム(パーツ差し替えでリックドムにもなる)とプラモデル制作のためのツールキットを購入して伊香保へ向かう。何やってんだか。

一時帰国

(すさまじく後追いではあるが、まあ記録として …)

例年通り、クリスマスイヴにドイツから日本へ移動する。現地の人にとってはクリスマスイヴは移動する日ではないらしく、ラウンジもガラガラである。

一度エアバスA380のビジネスクラスに乗ってみたかったので本当は復路(日本→ドイツ)をビジネスクラスへアップグレードしたかったのだが、すでに枠が埋まっていたようなので往路(ドイツ→日本)をアップグレードした。3人分のアップグレードだと50000*3=150000マイル必要なはずなのだが90000マイルで済んでしまったようだ。理由はよくわからないが。

やはりA380はビジネスクラスの席数が多いのでホスピタリティも慌ただしくて落ち着かない。A340の方がゆったりした気持ちでくつろげるような気がする。今回のスケジュールではミュンヘン経由の便がなかったのでフランクフルト経由にしたのだが、やはり日本との往復はミュンヘン経由の方がいい。

25日の朝、ほとんど定刻通りに成田に到着。

(これまた)A380は定員が多いのでエコノミークラスだとバゲージクレームで荷物が出てくるのに時間がかかる。これもフランクフルト経由便が嫌いな原因の一つなのであるが、今回はビジネスクラスなのでスムースに出てくる。私の実家分の荷物を宅配便で送った後、京成スカイライナー→上越新幹線で妻の実家がある前橋へ。スカイツリーがよく見える。

一段落した後、妻はさっそくドイツでは買えない食材の買い出しへ。私はその間、群馬県立図書館へ。吹奏楽コンクールの過去の成績調査のためにバンドジャーナルのバックナンバーをコピーするのが目的である。ここは1980年分からしか蔵書していなかったのだが、まあ1980年代の前半はあまり情報を持っていなかったので有益だった。それから、かつて小山清茂作品を中心とした邦人作品のレパートリーで一世を風靡した前橋商業高等学校吹奏楽部の創立60周年記念誌もあったのでこちらにも目を通してみる。そうか、ちょうど大学時代の後輩が副顧問をしていた時期に発行されたのね(笑)。

 

a short and a long good bye

今年はクリスマスイブが土曜日ということで、例年のように多くの社員が一斉に休暇に入るということはないのだが、それでも今週に入ってから少しずつ出社する人が減ってきている。

ということで、私も今日が年内の最終出勤日。ふだん多く打ち合わせをしているメンバーも会社にいないし、時間が経つにつれ日本からの連絡もどんどん少なくなっているし(そういえば日本は明日は休日)、まったりと時間が流れる。

上司の Ralf に挨拶に行ったら、握手したまま「今年1年お疲れさま。気をつけて日本に帰って。家族にとってよいクリスマス/新年でありますように。」みたいなことを延々言われる。Ralf の性癖なのかドイツ人一般の傾向なのかわからないが、かなりストレートにこういった思いを投げかけてくる。これは未だに慣れない。私なんか、いちいち感極まってしまう。

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帰りしな、いつものワインショップに立ち寄る。最近(前からいたのかな?)フランスから来たという若いお兄さん(我が家では「ボルドー兄ちゃん」と呼んでいる)がいろいろ勧めてくれて、しかもハズレがないので、素直に勧められたワインを買っているのである。

「今日の夜、友人と SUKIYAKI を食べるのでそれに合わせる赤ワインが欲しいんだけど …」「SUKIYAKI って何?」「スライスした牛肉をソイソースで食べる料理なんだけど …」みたいな会話をしたあと、サンテミリオンの赤を勧められる。

あと、前からじっくり飲んでみたかったイタリアのバローロ、それから食事の時に飲む白ワイン(結局、ボルドーのソヴィニオン・ブランとイタリアのガーヴィにした)を購入。

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というわけで、今日は今年いっぱいで日本へ戻られる友人ご家族との最後の夕食会。引っ越しの最中なのでお子さんを預かり、また夕飯の準備もままならないのではないか?ということでそのままうちで夕食を食べていただくことになった。

息子にとっては、こちらに来て最初に仲良くなった友達で趣味も合う、というか、サッカーであったりゲームであったり、かなり影響を受けた点が多いのではないかな?名残惜しいようで結局夜11時過ぎまで遊んでいた、っていうか、しこたま食べて飲んだあとでサッカーさせるなよ(笑)。

 

忘年会&忘年会

こちらの会社では、クリスマスの週あたりになるとぼちぼち休暇を取る人が増えてくる。

今年は12/24が土曜日、12/25が日曜日というあまりうれしくない(ドイツでは休日が土日に重なっても振り替え休日にはならない)日程なので来週まで働く人も多いのだが、今週いっぱいで年内の仕事が終わる人もいる。

というわけで、例年通り実質的に「御用納め」となる金曜日の夕方から社員の有志主催によるクリスマスパーティーが開かれた。

今年は昼食を抜いて臨んだのであるが、空きっ腹にグリューワインとケーキで、あっという間に酔っぱらってしまった。

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そのあとは出向元の現地法人の忘年会。

クラシックに造詣の深い方たちと同じ席だったので、久しぶりにたっぷりクラシック談義をすることができた。

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メモ。そういうわけで今日は車ではなく電車で会社へ行った。電車の中でのヒマつぶしに「スティーブ・ジョブズ I」を読み始める。シリコンバレー周辺は何回か出張で行ったことがあるので、知っている地名が登場すると「あんなところであんなことをやっていたのか」と妙にリアリティがある。なかなかいい感じで読み進められそうなのだが、帰省する時にはハードカバーを持って行きたくないので早めに読み終わりたい … んだけど無理だよなあ … せめて上巻だけは …

12/10の徒然

夜更けから雪が降り出したようで、朝には少し積もっていた。

息子は早くかまくら or 雪だるまを作りたいようで、朝食を食べながら早く雪かきをしたいと言っている。そもそもそんなに降ってはいないし、気温はあまり下がっていないのでべしゃべしゃな雪なのだが …

それよりも早く、外からお隣のお子さんの声が聞こえる。お隣も同じように子供が雪かき(というか雪遊びというか)をしたがっているようだ。息子もうちの庭の掃除が終わった後、隣の子供たちに混じって遊んでいた。

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そんなわけで、今日は自宅でまったりモード。妻はガンダムのDVDの続きを見たがっているし、息子は届いたばかりの「カーズ2」を見たがっている。私はどちらでもいい(笑)、ということで「カーズ2」になった。

(以下ネタバレ)

「善」対「悪」の構図、それから「悪」の行動についての大義名分がわかりにくかったかな?息子に説明しつつも腑に落ちない点が多かった。ストーリーをひねり過ぎて中途半端になってしまった感も否めない。ただ、007シリーズに通じる、次から次へと手に汗握るエピソードが続くところはだれるところがなくてよかったかも。(という話を妻にしたら「007シリーズよりは面白い」と言っていましたが …)

やはり驚嘆すべきはグラフィック。ピクサーの作品を見るたびに毎回毎回よく進歩するなあ、と思っているのだが今回もすごい。イタリアのまばゆい太陽の風景(東京もパリもロンドンも実在する街が舞台なのであるが、明らかにモナコをモデルにしたポルト・コルサはなぜ架空の設定なのだろう?)のあとで舞台がロンドンに移動するのであるが、ちょっとどんよりしたロンドンならではの日差しが明らかにイタリアとは違う。なにか空気の質感の違いのようなものを感じた気がして感心してしまった。

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ハンブルガーSVはアウェイでマインツと対戦して0-0のスコアレスドロー。確かに監督が代わってから負けてはいないのだが、勝ち切れてもいないという印象。

ペトリッチが途中出場して久しぶりの復帰。前半戦最終戦(今年最後のブンデスリーガ公式戦)となるホームでのアウグスブルク戦(もちろん見に行きます)に間に合ったのがうれしい。

 

健康診断

会社を休んで健康診断へ行く。

ハンブルク市内のベルゲドルフ(Bergedorf)というところにある病院に日系人の医師がいるので、多くの日本人はそこで健康診断を受けているようだ。私も先に駐在していた方に紹介してもらってここで受診している。

まず朝。指定した時間にタクシーが迎えに来る。胃カメラや腸カメラによる検査は全身麻酔をかけて行うので、自分で車を運転していくわけにはいかないのである。私は胃カメラも腸カメラもお願いしていたので、消化器系を洗浄するため、前日の午後6時から下剤を2リットル飲んだ。

1時間ほどかけて病院へ。

まずは上半身裸で検査器具をつけながら自転車をこぐ。平常時から心肺に負担をかけた状態までの心電図を取るのだそうだ。

それから検尿、着替えをして、胸部のレントゲン撮影。それから主な臓器のスキャナー検査をして、呼吸器系の検査をする。文字通りの空きっ腹の状態で極限まで息を吸ったり吐いたりするのはちょっとしんどい。

本日のハイライトである胃カメラ/腸カメラでの検査。まずは採血をし(痛いんだ、これが)、そこで刺された針から麻酔を投入する。全身麻酔は昨年の同じ検査に続いて2度目の経験なのだが、昨年にも増してあっという間に意識がなくなり、気がついたら別の部屋で寝ていた …

その後、検査室から控え室まで戻る途中で外を見ると、今年最初の雪の華が舞っていた。なぜだかわからないがわくわくする。

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詳細検査の前の速報結果では大きな問題はないと言われたので、とりあえず一安心。血液中のコレステロール値が少し高いと言われたのは想定内(笑)。

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帰宅後、友達の家に遊びに行った妻や息子を尻目に集中して、バンドジャーナル誌の原稿、今年度の吹奏楽コンクールの自由曲集計と考察を仕上げる。例年以上にデータから読み取れることがはっきりしたこと、意識的に例年より少し踏み込んだ書き方をしたことで、少々長めの文章になってしまった。これも例年通り、妻の的確な推敲のおかげでとりあえず脱稿することができた。

例年通り2012年2月号に掲載される予定なので、ご興味のある方はぜひお読みください。

… とはいえ、まだまだ年末年始にかけて書かなければいけない原稿がいくつか … 木村政彦も読みたいし、ジョブズの伝記も読みたいのだが …

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明日(12/6)は聖ニコラウスの日。ドイツではクリスマスイヴではなく、この日に子供にプレゼントをあげる習慣もあるのだとか。うちでは息子に、この日にニコラウスさんがやって来てお菓子をくれるから、クリスマスプレゼントで何が欲しいのか手紙を書きなさい、と言ってある。寝る前にブーツを用意して、その中に手紙を入れて置いた。