親バカ」カテゴリーアーカイブ

レゴを買いました

私は子供の頃、ダイヤブロックで遊んでいた。

かなり楽しかったことを覚えているし、私がこんな感じで育っていることから、こういうブロック玩具は教育上よろしい(笑)のではないかということで、いつか息子に買いたいと思っていた。(自分が楽しみたいという説もあり)

ダイヤブロックと比べたわけではないのだが、ミーハーな私はレゴを選んだ。最初ということで「クアトロ」(通常の4倍の大きさ)を買った。

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当然、息子はまだブロックを自分で組んだりできないのだが、新しい「口に入れるおもちゃ」が見つかったのでうれしいようだ(O型は新しモノ好き)。また、適当にブロックを積み上げて塔を作ってやると、それを壊すのは楽しそうだ(^_^;)。

 

クラスター&イーノ

最近、深夜(という時間でもないが妻や息子が寝静まってから)にオーディオルームの整理を兼ねてCDを一枚ずつ聞く習慣になっている。

そもそも息子が生まれてからオーディオルームでCDを聞く機会がめっきり減ってしまった。育児をまかせっきりで一人で部屋にこもるのも気が引けるし、かといって見るもの全てを口に入れ始めている息子をオーディオルームに入れたら何をし出すかわからない。(この間も静かにDVDのケースをしゃぶっていたし。)

そういうわけでいつの間にかオーディオルームは「息子に触られてはいけないものの緊急避難場所」となってしまい、文字通り「足の踏み場のない状態」になってしまった。

また、ふとCDの数を数えると(一応買ったCDは全てデータベース化している)、一日一枚のペースで聞いていっても所有CD全てを聞くのに10年以上かかることが分かってしまった。

そういえば以前どこかで読んだことがある。あまり細かいことは覚えていないのだが、自分の年齢とCDの所有枚数と一月当たりの平均購入枚数(だったかな?)からある指数を導き出すことができる。その数字がある数以上だと一生かかっても所有している全てのCDを聞くことができないから、もうCDを買うのは止めなさい ….. という趣旨であったと思う。閑話休題。

というわけで、部屋を片付けながらCDを聞くというアイデアを思いついた。今日ふと目についたCDがこれである。

クラスター&イーノ

いつ購入したか覚えていないし、聴いた記憶もなさそうである。たぶんジャーマン・ロックに凝っていた頃に買ったのだろう。

ジャーマン・エレクトロ・ロックのクラスターと、ご存知ブライアン・イーノのコラボレーション。「アンビエント・テクノの元祖」と紹介されていたがそうかなあ?あまりそういう感じはしない。

聞いた印象は饒舌で明るい《ミュージック・フォー・エアポート》という感じ。実際には、この《クラスター&イーノ》の翌年に《ミュージック・フォー・エアポート》が発表されているので、このアルバムの路線をさらにアンビエントな方向に推し進めたのが《エアポート》ということになるのだろう。

ポップなミニマル感がなかなか面白い。カンのホルガー・シューカイもゲスト参加しているらしい。全然気がつかなかったけど。

掛川花鳥園

連休なのにどこにも行かないのもなんなので、何となくドライブに出かけた。

生まれてから9ヶ月間一度も浜松を出たことのなかった息子の浜松市脱出と、年末の帰省に備えた長距離ドライブの練習が主な目的だったので行き先はどこでもよかったのだが、国道一号線を走りながら何となく掛川花鳥園に行ってみることにした。

先月(9月20日)で開園2周年ということなので、まだ新しいスポットらしい。

いろいろな鳥と近距離で触れ合えるのが一つの売りらしい。いきなり鳥が叫んだり群れて飛び立ったりして息子がパニックになって、それがトラウマになったりしたらどうしよう、とちょっと心配していたのだが、結構微妙なバランスで大丈夫だったらしい。鶴やシギのように大きな鳥や、インコのようにバタバタ飛び回る鳥にはさすがに緊張していたようだが、ペンギンやカモのように適度におとなしく適度に小さい鳥に対してはかなりリラックスして接していたようだ。

しかし、ここでいちばん面白かったのは入場ゲートの外にある(つまり入場料を払わなくても見られる)いろいろなフクロウだった。いろいろな種類(27種類だそうである)のフクロウが展示されている。

故郷についての雑感

気がつけば人生の半分以上を「故郷ではない土地」で過ごしていることになる。

「最近の市町村合併で郡が減っている」というニュースを見かけたので、ふと思い立って私が生まれた町のホームページを見てみた。案の定、来年の1月1日をもって近くにある比較的大きな地方都市と合併(というか吸収だよな)されるらしい。

….. と書いていてふと思い出したのだが、そういえば大学に通っている途中で住んでいた「村」がいくつかの町村と合併して「市」になるという経験をしたのだった。 その時には何の感慨もなかったのだが、今回こういうニュースを聞くとやはりちょっと淋しい。次に帰省するときには実家の住所が変っているわけだ。

….. なんてことを考えていると、高野辰之が作詞した唱歌《故郷(ふるさと)》の一節を思い出す。

志(こころざし)を はたして いつの日にか 帰らん

今回、初めて息子を連れて帰ることになるので、この詩の言わんとしていることが少しわかったような気がする。

….. 息子を連れて町の中を車で走るというシチュエーションは、ブルース・スプリングスティーンの《マイ・ホームタウン》(アルバム「ボーン・イン・ザ・USA」所収)で歌われている。

訳詞はこちら:http://dm47.cside.jp/~s47242-1/Masterpieces/Masterpiece4.html

最初のバースでは主人公の父が主人公に「これがお前の生まれた町だ」と語りかける。そして最後のバースでは主人公が息子に「これがお前の生まれた町だ」と語りかける。

この同じようなシチュエーションに全く違う意味を持たせたストーリーテリングの見事さ。大好きな曲である。

Mr. インクレディブル

買ったまま、しばらくほっておいた「Mr.インクレディブル」を見る。

Mr.インクレディブル [DVD]

妻が訪問した友人宅で、うちの息子がジャック・ジャックに似ているといわれたらしいので、どんなものなのかと思って見ることにしたのである。まあ、似ているといえば似ているのか …(笑)。

主人公は Mr.インクレディブルで邦題も「Mr.インクレディブル」。しかし原題は「THE INCREDIBLES」。つまり本当は「Mr.インクレディブル一家」もしくは「すげえヒーローたち」が主人公なのだろう。ともすると押し付けがましくなってしまう「家族の絆」というテーマをドライに描いているのはストーリーが練られているからなのだと思う。

ピクサーの作品群の中では小粒だが、やはり「ちゃんと作られている」。

こういった「スーパーヒーローは今!?」みたいな設定はその手のコミックやアニメで育ったアメリカの中年(?)に呼応するものがあるのだろう。「スーパースリー」(ボヨヨンのコイルとかバラバラのマイトとかスイスイのフリー)を連想してしまった私も中年?

朝日のごとく爽やかに

うちの息子はそろそろ規則正しい生活が出来てきていて、だいたい午後10時に寝て朝は6時くらいに起きて「いた」(過去形であることが微妙)。

朝日が上るころに目が覚めるというのが「規則正しい生活」の目安らしいのだが、それは何を意味しているのかというと、日照時間が長く日の出時刻が早いこの時期にはどんどん起床時間が早くなってきていたのである。

最近では5時過ぎくらい、朝刊を配達するバイクの音がする頃に泣き出す。(ちなみにこの時期の浜松の日の出時刻は4時45分頃。)

お乳を飲んで満足して再び眠るのが6時過ぎくらい。親にとっては、このまま起きるか二度寝するか微妙な時間なのであるが、二度寝するとたいてい寝過ごす …

まあ、これからは少しずつ日の出時間は遅くなってくるので辛抱するしかないのかな …

今日買ったもの

無事にボーナスも出たのでいろいろとお買い物。

まずは、息子が歩き出す前にと思い、ビデオカメラを買った。ハードディスクムービーも興味があったのだが、まだ技術がこなれていない感じだし、価格も高めだったので、売れ線の DV にしておいた。

iPod のイヤホンがそろそろ壊れつつあるので新しいものを買おうと思ったのだが、ディスカウントで有名な電器店では品数が少ないし、試聴もできないのでまたの機会に。

で、とりあえず買ってはみたもののまだ聞いていない CD たち。

深井史郎:パロディ的な四楽章

ナクソスの日本人作品集の一枚。その昔、秋田南高校が取り上げた《パロディ的な四楽章》が収録されている。

ブラスの祭典(3)

シエナ/佐渡裕コンビの三枚目。いつの間にかレーベルがワーナーからエイベックスに移っている。《風紋》とか《フェスティヴァル・ヴァリエーション》とかホルストの《第一組曲》とか、こてこての吹奏楽定番レパートリーばかり並べられているが、ルディンの《詩のない歌》が収録されているのが異質で面白いかも。

カーステレオで聴いただけなので断言はできないが、かなり残響の多い録音。このコンビのファーストアルバム(確かすみだトリフォニーで録音)も同じような傾向の音だったような気がする。

DVD(ブラスの祭典 ライヴ 2004 [DVD])も出るみたいですね。

*****

夜は所属する吹奏楽団の合奏。梅雨入り直後で、しかも冷房が入っていない部屋での合奏はさすがにしんどい。

スペースワープ

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1ヶ月半ほど前、友人宅で花見をしたときに話題に出た「スペースワープ」。レールをつなぎ合わせてコースを作り、そこで金属球をジェットコースターのように走らせるというおもちゃである。記憶が定かではないが、中学生か高校生の頃に紹介記事を見てとてもワクワクしたことを覚えている。これが最近復刻されたらしい。

花見の直後にアマゾンで購入しようと思ったら品切れ。ずっと品切れ状態だったのだが最近になってまた在庫ができたらしい。

先期のアソシエイト・プログラムの紹介料を受け取ったばかりなのでさっそく購入したのだが、

「息子が(金属球を)誤飲するかも知れないので大きくなってからね。」

という妻の冷たい一言。

どこで組み立てるか思案中。ロフトで一人淋しく作ろうかな …..

結婚式などなど

所属する吹奏楽団の団員どうしの結婚式。

午前中に教会での挙式に立ち会うために出かける。教会のように反響ばっちりのところで息子が泣き出したらどうしようと心配していたが、ギリギリ持ちこたえてくれたようだ。

その後、記念写真を撮影しに。実はこの日はうちの結婚記念日でもある。一応、ほぼ毎年、結婚記念日の前後に記念写真を撮りに行っているのである。(「ほぼ毎年」というのは機を逸して行けなかったことが何回かあるため …..)

今年は初めて3人で撮影した。自動車の中ではすぐに寝てしまうため、着いたときには寝起き状態で少し機嫌が悪い。しかし、さすが写真屋さんは子供の扱いが慣れている。あっという間にいい表情を作ってしまう。

夕方からは結婚式の二次会。自分の時もそう感じたのであるが、こういう二次会の司会や企画をやってくれる友人の存在は本当に貴重だし、大切にしたいと思う。

お幸せに。

ミラクルシリーズ

妻が友人から借りてきたエッセイがなかなか面白かったらしい。(結局私は全然読まなかったのだが …..)

その作者が高野優という方で育児に関するコミックやエッセイをたくさん出しているらしいことを知った。この4冊はシリーズらしいのでまとめて買って読んでみた。

以前、とある出版社から出版されたいたものを、出版社を変えて書き下ろしエッセイを加えて再出版したもの。ということで、後年書かれたエッセイは手馴れた感じのエッセイらしいエッセイなので、まあよくあるエッセイという感じ。(全然説明になっていないな …)

コミックの方は3人の女の子を育てていく様子が時間を追って描かれている。子供が増えるにつれ、また子供が大きくなるにつれ、ストーリーも絵柄も壊れていくのが面白い。きっと相当なパワーを持っていないと太刀打ちできないのだろう。

ここに描かれているうれしいことや悲しいことに素直に共感できるのは、やっぱり人の親になったからなのかなあ … とふと思う。明らかに涙腺が緩くなっています。