聞いた曲メモ。
最近なぜかわからないがシューマンの交響曲にはまっている。以前のエントリーではサヴァリッシュ/ドレスデン・シュターツカペレの演奏はピンとこなかったと書いたのだが、名盤と言われているのでちょっと聞いてみようかと思った。
ちなみにEMIはインターナショナル版のnaxos music libraryでは聞けるのであるが、日本版では聞けないようだ。
ううん、いいじゃないですか(笑)。1972年録音ということなので今から40年前。アゴーギクがわざとらしかったり、クライマックスの音色が荒くなったりと演奏様式が多少古臭い気もするが、これは個人的な好みによるものかも知れない。そもそも200年前に書かれた作品の演奏様式を今の尺度で考えても仕方がないし、古い録音の方が多少なりともシューマンの時代の演奏様式に近い可能性もあるのかな?とも思う。
まあ、いずれにせよ、ダウスゴーのような小さな編成のすっきりしたサウンドで大まかな構成を把握してからこの演奏を聴くと、大編成でありながら細部まで神経が行き届いていることがわかる。
またまた交響曲第1番《春》の第3楽章を例にとるが、ちょっとためたアウフタクト、すみずみまで意図が感じられる最初の主題のフレージングなど、それだけで感心してしまう。
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息子のサッカースクールのお母さん同士のメールで「ハンブルガーSVのサッカースクールが来年ハルステンベックに来るわよ!」みたいな情報が送られてきた。2012年7月23日〜27日の5日間、毎日9:30〜15:30までハンブルガーSVのトレーナーの指導でみっちり鍛えられるらしい。
現在のサッカースクールは週に一回2時間なので何とかやっていけているのだが、こんなに長期間に集中してやって大丈夫だろうか?とか、ドイツ語の説明を聞いたり初対面の子供たちとコミュニケーションできるのだろうか?とか、そもそも来年のその時期にドイツにいるのだろうか?とか、いろいろな不安がよぎるのだが、息子は純粋に「やってみたい」と言っていたので、やらせてみることにする。
同じサッカースクールの子供たちもかなり参加するようなので、彼らに助けてもらえればなと。