日別アーカイブ: 2010 年 3 月 9 日

コレクター魂

ネタがないので「小ネタの引き出し」から一つ。

EU諸国では「ユーロ」が共通の通貨として流通していますが、この裏面が国と地域によって異なっていることはご存知でしたでしょうか?(正確にはEUに加盟していないモナコ、サンマリノ、バチカンといった国でもユーロを使っているのですが。)

現在、アイルランド、イタリア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、サンマリノ、スペイン、スロバキア、スロベニア、ドイツ、バチカン、フィンランド、フランス、ベルギー、ポルトガル、マルタ、モナコ、ルクセンブルクの19カ国が独自のユーロ硬貨を発行しています。ユーロ硬貨は1セント、2セント、5セント、10セント、20セント、50セント、1ユーロ、2ユーロの8種類があるので、基本セットとしては19*8=162枚の硬貨を集めればいいことになります。実はこれを整理するためのアルバムが売られているのです。

左側、当然ドイツのユーロ硬貨はコンプリートしています。先日訪問したフィンランドでも気をつけてお釣りをもらうようにしていたのですが、残念ながら1ユーロと2ユーロが見当たりませんでした。右は自然に集まった他国の硬貨。この画像はオーストリアとスペインのもので、他にはイタリア、フランス、オランダのものも少々あります。しかし、モナコ、サンマリノ、バチカンなんて、そこに行かなければ絶対手に入らなそうです … というわけで少々コレクター魂に火がついてきました。まあ、これは食玩などと違ってダブっても無駄にならないのがいいですね。

そ・れ・だ・け・な・ら・ば・ま・だ・い・い・が、最近は2ユーロ記念硬貨というのがいろいろ発行されるようになってきているそうです。

ドイツでは2006年から毎年「ふるさと切手」のような感じで各連邦州にちなんだ硬貨を発行しています。とりあえず手元にあるのは(右)2007年のメクレンブルク=フォアポンメルン州(シュヴェリン城)、(左)2010年のブレーメン州(市庁舎)です。北から順番に発行しているようで、ハンブルクは2008年に発行されました。

というわけで、ちょっとがんばってみようと思います。