-
浜松交響吹奏楽団第34回定期演奏会
第1部 ジョン・ウィリアムズ/ニューイングランド讃歌 アントニン・ドヴォルザーク(遠藤幸夫編)/スラヴ舞曲第1番 樽谷雅徳/マリアの7つの悲しみ アレクサンドル・ボロディン(遠藤幸夫編)/歌劇「イーゴリ公」よりダッタン人の踊り 第2部 菅野よう子(遠藤幸夫編)/COWBOY BEBOP より ハンス・ジマー(遠藤幸夫編)/「パイレーツ オブ カリビアン」ハイライト 遠藤幸夫編/「のだめカンタービレ」スペシャル 第3部 天野正道/交響組曲「ガイア」より第4楽章「終曲」 アンコール 新井満/千の風になって カール・キング/バーナムとベイリーの人気者 足かけ5年での《ガイア》の完結。 各楽章を聞いているときにはいまいちピンとこなかったのであるが、第4楽章でうまくまとまったという印象。 第4楽章前半では、それまでの3楽章が回想される。 結果論かもしれないが、この回想というプロセスのためには、数年をかけて各楽章を順々に初演したことが大きな意味を持つのではないか。ひょっとして全曲を通して演奏した場合には、この回想があまり重みを持たないのではないかという危惧も感じた。 その後、コーダらしいコーダが演奏される。 祝祭的な華々しさでもなければ、終末論的な悲観でもない。 プログラムで天野さんはけっこうペシミスティックなことを書かれていたが、この音楽は基本的にオプティミスティックである。 私は、作曲者が作品に対してどんなに立派なプログラムノートを書いても、作品が作品として自立していなければ全く意味をなさないと思っている。そういった意味で、この終楽章は天野さんのメッセージが音楽的に昇華されていると思う。 純粋にいい音楽/いい演奏であったと思う。 このあと、全曲がレコーディングされるらしいが、やはり演奏会で全曲を演奏して欲しい。それは「義務」なのではないかと思うのですが …..
-
これは買わねばなるまい
YMO の BE@RBRICK だそうです。 http://www.bearbrick.com/WI/0032.cgi?recno=610# 今回は、第2回ワールドツアーのコスチューム(例の学生服みたいなヤツ)、第1回ワールドツアーのコスチューム(赤い人民服)、散開ツアーのコスチューム(ナチスみたいなヤツ)です。 第2回発売予定は、ウィンターライヴ、再生コンサート、第2回ワールドツアーの迷彩服バージョンです(嘘。でもこのくらいやって欲しいぞ)。
-
今年は覚えていたぞ
昼食時、会社の同期の友人の大学時代の友人が急性肺炎で亡くなったという話題になった。「こうなるとわかっていたら、もっと連絡を取っておけばよかったなあ」という話もしていた。 そんな話をしていたら、大学時代に亡くなった友人のことを思い出した。 命日ははっきり覚えていないのだが(ごめんな、もう20年近く前のことだから …..)、大学 4 年次のオリエンテーションで会話したのが最後だったから 4 月の中旬から下旬にかけてのことだ。 毎年、ことあるごとに思い出しては「あ、もう命日が過ぎちゃったなあ ….. まあ、また来年思い出せばいいや …..」と思って、また次の年も忘れてしまっている、という繰り返しばかりだった。(でも、今年はたぶん一週間ぐらいの誤差だから許してくれよ …..) 人の都合を考えずによく人の部屋に訪ねてきて、他愛もない話をしていた。 ちょうど私の母が私のアパートを訪ねて来ている時に遊びに来て(確か、私はその時不在だった)、「あいつの部屋に女がいたぞ」と振り撒いたこともあった。 そのマイペースぶりに腹が立つことも時々あったが、とても律儀だったし、彼なりに気も使っていてくれたようだった。だから、彼が突然亡くなってし まったときには、当時流行っていた「どうしてできるだけやさしくしなかったのだろう 二度と会えなくなるなら」という歌詞が妙に心に響いた。 自分が思っていた以上に、いろいろなことを覚えていた。 (じゃあ、また来年)
-
プロムナードコンサート
積志ウィンドアンサンブルのプロムナードコンサート。 例年は浜松駅前で演奏しているのだが、今年は「浜松市政令指定都市移行記念」ということで、旧浜北市の「なゆた浜北」のホールで演奏した。 (まあ、通常のプロムナードコンサートが行なわれる土曜日よりも日曜日の方が参加できる人数が多そうだったという事情もあるのだが …..) ゲバゲバ90分 涙そうそう〜花 Love So Sweet シンコペーテッド・クロック ブルー・タンゴ ウィー・アー・オール・アローン 日本民謡メドレー Vol.1 サンダーバード(アンコール) 正直、こういう場での演奏は出来不出来はあまり重要ではなくて(下手な演奏でもいいといっているわけではありませんよ、念のため)、聞きに来てくれ ているお客さんにいかに楽しんでいただけるかが問題なのである。(だからといって、むやみやたらに踊れといっているわけではありませんよ、念のため) 極端に言ってしまえば、「曖昧な発音」を排除すればポップスはそこそこ形になるのではないかと思っている。曖昧な発音の排除というのは、全ての音が 「生まれる瞬間」から「消える瞬間」までを考えて、「どういう発音をすべきなのか」「どう持続するべきなのか」「どう音を切るべきなのか」を明確な意志を 持って行なうことなのだと思う。 そういう点では、何となく音を出せば何となく音楽になってしまう(ことが多い)吹奏楽曲よりははるかに意志が大切なのだと思う。 何せ毎回練習時間が少ないので、突貫工事で「萌芽が見えるところ」までは行くのだが、次の演奏機会には忘れてしまって、もとに戻ってしまう ….. という循環からは脱出したいものだなあ。 ….. とか、反省点は相変わらず多いが、今回は本番を楽しく振れた。演奏の出来も概ね満足。 何となくプレッシャーを受けていたので、今回は楽譜を見ずに振ってみた。 当日、冗談で言っていたのだが、「暗譜した」のではなく「譜面を見なくても振れるようにした」のである。(このニュアンスの違い、わかるかなあ(笑)?) その結果わかったこと。 やはりスコアがないと自由に振れる。 暗譜しなくても演奏者が何とかしてくれる(笑)。 (いつも振りがデカイと言われている私としては)指示が違っていると恥ずかしいので、いきおい振りが小さくなる。結果的に軽く振ることができるのではないか? 定期演奏会も何とか譜面なしで振りたいのだが、今年は曲数も多いし、変拍子の曲も多いし、大変だなあ ….. 本番終了後、舞台裏にお邪魔した息子はいろいろな楽器を見せてもらってご満悦 …… というか、ちょっとしたショックを受けていたようだった。(本やテレビで見ているだけだとテューバやバスクラリネットの大きさは実感できなかったようで …..) これも含めて、演奏者のみなさん、ありがとう&おつかれさま。
-
大型バスに乗ってます
息子が通う保育園のバス旅行で浜松市フルーツパークへ。 初めての機会なので、父母揃って有休を取得して付き添うことにした。 雨が降ったり止んだり、の不安定な天候だったが、昼食後のいちばん遊びたい時間帯には晴れていたのでよかったのではないかな。 自由時間。見たところ、3歳児くらいまでは親と一緒に遊んでいるのだが、それより大きくなると友達同士で遊んでいるのが興味深い行動だった。 帰宅したあと、母子は昼寝。私は少し買い物へ。 ***** 紫式部 源氏物語 細野さんのサントラの仕事というと、古くは「銀河鉄道の夜」、最近では「メゾン・ド・ヒミコ」などが挙げられる。 このアルバムはあまり気に留めていなかったのだが、ふとアマゾンで調べてみると廃盤でそこそこのプレミアがついている。そういえば、先日 CD を売りに行った店で安く売っていたことを思い出し、無事ゲット。 ついでにいろいろ物色していると、マーティン・メイルマンの作品集のレコードを発見。(浜松で誰がこんなアルバムを所有していて、しかも売却したんだろう?)実は ABA オストワルド賞を 2 回受賞している吹奏楽作曲家なのだが、日本はもちろん本国アメリカでも録音が少ない。500 円だったので後学のために購入。
-
風邪
頭が痛いのは、前日ワインを飲みすぎたせいだと思っていた。 腰が痛いのは、前日庭いじりをしたせいだと思っていた。 実は、どうやら息子の風邪がうつったらしい。 朝、熱を測ったときには 37.5 ℃だったのが、息子を保育園に送って、そのあと医者に行った時点で 38 ℃を越え、医者から家に帰ってきたときには 38.5 ℃でしたとさ。 ゆっくり家で休むことにし、たまっていた未読の本に手をつけてみたものの、これだけ熱が出るとボーッとして何も頭に入らない。 おとなしく一日寝ていました。 お、そういえば弟の誕生日だ。(チャップリンと同じ誕生日)
-
本日のN響アワー
本日午後9時からNHK教育テレビで放送される「N響アワー」は「吹奏楽のススメ」だそうで ….. ギャルドやイーストマン・ウィンド・アンサンブルの来日公演とか貴重な映像が放送されるのを期待していたのだが、そういうことはなさそうである。 昨年の「N響ほっとコンサート」からの《海を越えた握手》(スーザ)、《アルメニアン・ダンス・パートI》(アルフレッド・リード)。 ムソルグスキー=ラヴェルの《展覧会の絵》から《ビードロ》。おそらくユーフォニアムを「吹奏楽では必須だけどオケではほとんど使われない」みたいな形で紹介するのだろう。 最後はレスピーギの《ローマの松》。おそらく「オケでは演奏される機会が少ないが吹奏楽ではよく演奏される」みたいな形で紹介するのだろう。 《ランドスケイプ―吹奏楽のために》、《胎動の時代―吹奏楽のために》と2曲の全日本吹奏楽コンクール課題曲を書いた池辺晋一郎さんが、吹奏楽、あるいは自作吹奏楽曲についてどういうコメントをするかが楽しみでもある。 ところで、この番組を紹介する NHK のホームページでは「本欄に掲載されていた文面について、配慮が足らず、ご不快を感じさせてしまった」とある。まだ google キャッシュに残っていたので読んでみたのだが、 それまで音楽の「お」の字もなかったのに、急に異性の目を気にして楽器に手を出したり、とか バイオリンのおけいこを一生懸命やってきたけど吹奏楽にはなかったから仕方なくクラリネットにした、 とか書かれていた。まあ、偏見と言われても仕方がないよなあ。
-
発熱/打上/雷箱/ソナー
いろいろなことがあった日だなあ ….. 午後、息子が通っている保育園から電話がある。 お昼寝でなかなか寝付かなかったので、熱を測ってみたら39度あったとのこと。 あわてて引き取りに行き、とりあえず家で休ませる。 行きつけの医者の診療開始時間に合わせて医者に連れて行った。 風邪とのこと。3月末からずっと咳き込んでいて体調はよくなかったのだが、それとは別の風邪をもらってしまったらしい。何日かの間は周期的に高い熱が出るらしい。 夜は、職場の(とりあえずの)打ち上げ。 ずっと継続的に開発を続けている部署だし、その中の担当別ではそれぞれ締め切りが異なっていたりして、なかなか打ち上げのタイミングが難しい。 待っていたらいつになってもできないと思ったので、一応「仕切り直し」のタイミングとなるこの時期に設定したわけである。 テスティングで来ていただいている方が、実は音大出身で、学生時代にオケの下振りをしたことがあるということで、いろいろ話を聞かせていただいた。 帰ってきたら、オークションで落札した CD が 2 点、偶然にも同時に届いていた。 サンダーボックス(紙ジャケット仕様) ジャケ買い。イギリスのブルース・ロック・バンド「ハンブル・パイ」のアルバム。 デザイン集団ヒプノシスがデザインしたジャケットである。 このジャケ写だとわかりにくいが、オリジナルジャケット(紙ジャケも然り)では真ん中の鍵穴の部分が切り抜かれていて、レコード収納する袋に描かれているトイレに腰掛けている女性を覗けるようになっているのである。 Sonar 2004: The Best Electronic Music at Sonar 2004 バルセロナで毎年開催されるエレクトロニック・ミュージックとマルチメディアアートの祭典「SONAR」。2004 年の SONAR に出演したアーティストを紹介するコンピレーション・アルバム。意外と安く入手できた。 細野晴臣/高橋幸宏のユニット Sketch Show の《Wiper》、教授の《Chasm》が収録されている。音源はおそらくオリジナル・アルバム収録のものと同バージョン。 この SONAR 2004 では、この 3 人によるユニット Human Audio Sponge(しつこいですが、あくまでも HAS は YMO ではありませんよ(笑))がライブを行い、その模様は以下の DVD で見ることができる。 HAS/HAS HUMAN AUDIO […]
-
人生
はい。親バカ日記です。 今日の朝食時のことです。 (ごはんを指差して)息子「これ、ごはん。」 (お味噌汁を指差して)息子「これ、おみそしる。」 (お父さんを指差して)息子「これ、人生。」 まだおまえに人生を語られたくないわな。 (後日付記:ちなみに翌日は「お母さんも人生。」でした。)
-
サーキットの狼
最近、友人から借りてはまっている。 1レースが完了するまでにコミックスで5〜6冊かかるので、一気に読まないと展開がよくわからなくなるのだが、一気に読むとけっこう疲れる。 あまり活字を追わなくても一気に読めてしまうスピード感は、実は漫画としてよくできているのかな?車以外の絵はあまりうまくないのだが(笑)。