月別アーカイブ: 2006年9月

テクノロイド

テクノロイド ~JAPANESE 80’s NEW WAVE SAMPLER

やっと見つけた。私が買わずして誰が買うのだ(笑)?

80年代前半のマニアックなニューウェイブを集めたコンピレーション。 ジャケットは江口寿史の「ストップ!!ひばりくん」。 プラスチックスのオリジナルアルバム未収録曲《PETE》が収録されている。 ヒカシューの名曲《プヨプヨ》はライヴ・テイク。 ジューシー・フルーツの《ジェニーはご機嫌ななめ》、ビジネスの《うわきわきわき》まで。

今月にはさらに「爆裂!ニュー・ウェイヴ1980」という2枚組も発売されるらしい。 すばらしい仕事だ、いぬん堂。|

「い」は「いけず」の「い」、「し」は「しぶちん」の「し」

いろいろお役所へ行かなければいけない用事があったので(とても忙しいんだけど)有休取得。

余った時間でいろいろとお買い物を。

ウェブで見かけた情報をもとに100円ショップ「キャンドゥ」へ。 CD の収納に愛用しているフラッシュ・ディスク・ランチが、ここで売っている「マルチボックス L サイズ」にぴったり収納できるそうなのである。 サンプルを一個持って行って店内で入れてみると、確かに感動的にぴったりである。 いくつか買って試してみることにした。 欠点は恥ずかしいくらいポップな外観か。 単色とか半透明にしてくれればいいのに。

予約していた CD を取りに行ったついでに何枚か。

モダン・タイムズ(初回生産限定盤)(DVD付)

ついにリアルタイムでディランを聞くことになってしまった。そういえばふだん聞いているディランって30年くらい前の声なんだもんな。想像していた音域より1オクターブ下で歌い始めたのでちょっと違和感(笑)。

しかし凄くかっこいい。最近のヘビーローテーション。スタンダードなロックンロールやブルースのスタイルを下敷きにしたシンプルなバッキングなのだが、最初から最後まで聞かせる曲ばかりが揃っている。

1曲目《サンダー・オン・ザ・マウンテン 》、6曲目《ワーキングマンズ・ブルース #2 》がお気に入り。

GO!GO!NIAGARA 30th Anniversary Edition

最近、xx 周年を機に大滝詠一の過去のアルバムが再発されている。「Niagara Moon」でかなりはまってしまったので、それ以来追いかけているのである。

クレツマー・クラシックス

浜松市内の吹奏楽団がブロッセの《タンタン》を取り上げるそうなので予習のために買ってみた。

山下毅雄を斬る

例の期末恒例半額セールのワゴンから。前回は見かけなかったので補充されたのかな?大友良英、それからゲストの面々に惹かれて買ってみた。

*****

書店へ。 うぅ、読みたい本がいっぱいあるよぅ。

しぶちん京都

新刊が出たら迷わず買う作家(?)のひとり。アジアを歩き回っている時期のやつは面白かったのだが、この京都シリーズはそれに比べると少しパワー不足。ま あ結婚されて落ち着いたらしいのでバッグパッカーもやってられないのかな。そういえば友人で子供が生まれる前に奥さんに頼み込んでインドへ一人旅したやつ がいる。

誰か Somebody (カッパノベルス)

最新作「名もなき毒」はさっそく買ったのだが、まだ読んでいない、というか妻に先に読まれた。これは、その「名もなき毒」に続く作品だということを知ったので買ってみた。たぶん妻に先に読まれるのだろう。

宮部みゆきは「火車」ではまってからミステリーの代表作はほとんど買っているのだが、なぜか中断せざるを状況になってしまって最後まで読み通せた作品がほとんどないのである。

定期演奏会のネタ集め

そろそろ来年の定期演奏会のネタ探し。

昨年の記念演奏会は例外として、私が考える演奏会全体の構成がなんとなくパターン化されてきているので(過去の演奏会の履歴を見ると「なるほど」と思うことでしょう)、次回はそれを打破することを考えている。

とはいえ、いわゆる「メイン」を軸に考える必要があるのだが、「やりたい曲」と「できる曲」のバランスを考えた場合、そろそろネタが切れてきたのでなかなかアイデアが出てこない。

というわけで、来年積志ウィンドアンサンブルに演奏して欲しい曲がある方はこっそりリクエストすると叶うかも?

今のところ一押しの某曲は楽譜だけは持っているのだが音源がない。 さすがに楽譜だけではイメージが沸かないので、せっせと Finale で打ち込んでみている。

浜松市動物園

息子を連れて浜松市動物園へ。 全然期待していなかったのだが意外に楽しめた。

ゴールデンライオンタマリン」という猿は日本国内ではこの動物園でしか見られないのだそうだ。この他にも小さな猿ばかりを集めたスペースがあって、どれも愛らしい。「ピグミーマーモセット」という名前は記憶にあったのだが、これは世界でもっとも小さい猿の種類なのだそうだ。

夏休みに行った豊橋総合動植物公園では動物も我々も暑さでバテバテだったので、息子もほとんど動物を見ていなかったのであるが、今回は多少余裕があって(でも暑かった)いろいろ見たり触ったりすることができた。

息子はヒツジやヤギと触れ合うことができて興奮したせいか大暴走。 転んで額に擦り傷を作りましたとさ。

ただ、敷地内のアップダウンが激しい。 ベビーカーで入場して、途中で息子がぐずってベビーカーに乗らなくなってしまう ….. というシチュエーションではかなり辛い(笑)。

東京シャイネス

今年の FUJI ROCK でハリー・ホソノ・クインテットが演奏した《Pom Pom 蒸気》がかっこよかったので買ってみた DVD。

東京シャイネス(初回限定盤) [DVD]

東京シャイネスとハリー・ホソノ・クインテットでは多少メンツは入れ替わっているが、やっている音楽は一緒。はっぴいえんどや細野さんのソロ曲か ら、YMO(「浮気なぼくら」から《ロータス・ラヴ》!)や最近 NHK 教育でやっているアニメ「南の島の小さな飛行機バーディー」のサントラまで。

アコーディオンあり、マンドリンあり、スティールギターあり、のまったりとしたトラディショナルなサウンドである。細野さんのトツトツとしたヴォーカルもリラックスしている。(「僕は歌手じゃないのでこんなにたくさん歌うのは初めて」という MC もあった。)

サッカーなど

17日(日)の話なのか18日(月)の話なのか微妙なところではあるが …..

17日(日)にジュビロ磐田が川崎フロンターレに 4-3 で攻め勝った。 オーディオルームの整理をしながら久しぶりに「やべっちFC」でその勝ちっぷりを見るか ….. と思っていると、番組の最初に U17 アジア選手権決勝「日本対北朝鮮」のダイジェストをやっていた。

ダイジェストだけど興奮した。前半嫌な形で2点先行されたが、後半で追いつき延長へ。延長後半で2点追加して、12年振り(小野、高原、稲本の世代)にアジア王者になった。

唯一のプロ選手である柿谷(セレッソ大阪、まだ16歳ですよ)が非常に魅せるサッカーをする。ひょっとして下手なJ1の試合より攻撃がちゃんと形に なっているのではないか。これは、この年代ではバランス的に守備より攻撃が出来上がっているからなのか、本当にU17日本代表が強いからなのか分からない けど(笑)。

そういえば「やべっちFC」のあと NHK-BS でこの試合が放送されるのを思い出し、深夜にサッカーを見ながらダラダラ部屋を片付ける。

武満徹のうた

NHK-BS で放送された「ザ・タロー・シンガーズ」の演奏会を見る。

武満徹の歌曲を中心としたプログラムだった。武満の歌曲はほとんど聞いたことがなかったのだが、最初の《小さな空》(詞も武満)でちょっと感動してしまった。

武満徹といえば反戦歌として知られている《死んだ男の残したものは》という曲があるが、以下のアルバムに収録されている林光が編曲したピアノ伴奏による混声合唱版がものすごく好きである。林光の代表作《原爆小景》も名演だと思うのでぜひ聞いてみて下さい。

原爆小景 合唱作品集

書庫用に除湿機を買う。

夕食はチリコンカンとクスクスにコロナビール(ちゃんとライムつき)。

在庫一掃セール

年に二回のお楽しみ、CD ショップの不良在庫一掃セール。50%引き。

ピストルオペラ

こだま和文による鈴木清順監督の映画のサントラ。ジャケットは主演の江角マキコ。

トランペットと、エレクトリックなレゲエのリズムと、ダブ。これにスティールパンが加われば、こだま和文の唯一無二の音楽が現われる。このムードはミュート・ビートの時代からあまり変わらない。エゴ・ラッピンとのコラボが収録されているのは個人的にはあまり重要ではない。

同じテーマが編成を変えて繰り返し演奏されるので内容はそんなに濃くないのであるが、このムードはやはりよい。

平和の祈りを込めて~ライヴ・イン・トロント1969~

まだビートルズが活動していた頃、ジョン・レノンがエリック・クラプトン、アラン・ホワイト、クラウス・フォアマン、そしてもちろんヨーコ・オノを従えて行なったライブ。断片的にはいろいろなベスト盤で聞いていたのだが、このアルバム自体買うのは初めて。

ジョンのソロ初期の代表曲である《コールド・ターキー》や《平和を我等に(ギブ・ピース・ア・チャンス)》が収録されているが、このライブが行なわれた時点では未発表だったらしい。

急きょ出演が決まったとかで飛行機の中での1回しかリハができなかったらしいが、ざくざくしたラフな感じのサウンドも悪くない。かなり重いビートになっている《マネー》が好き。ヨーコさんはやはりヨーコさん(笑)。

LP で発売された当時の盤には 1970 年のカレンダーが封入されていたのだが(これ未開封のモノを持っていますがもったいなくて開けていません)、この盤では初 CD 化された 1995 年のカレンダーがブックレットになっている。ちょっと気が利いている。

リーヴィング・ホーム [DVD]

サイモン・ラトルが案内する20世紀音楽の概観。DVD 7 枚組で 10000 円を切っていたので衝動買い。 内容はこちらに詳しい(http://www.aria-cd.com/oldhp/label/arthausleavimghome.htm

抜粋とはいえ、これだけのレパートリーがラトルの棒で見れるのはうれしい。

タイム・アンド・アゲイン

「93年に発表され、『北京の秋』を凌駕すると絶賛された衝撃作」ということらしいが、意外に耳当たりはいいような気がするなあ ….. 映画「ブレードランナー」の《愛のテーマ》のカバー収録。

定期演奏会の録音

やっと今年の定期演奏会の録音を聞くことができた。

いまだにマスターテープは DAT で録音しているので、その再生環境を見つけるのが大変なのである。会社で使っていない DAT プレーヤーを見つけ出して、ちょっとお借りして、仕事で開発中の機器の評価という名目(笑)で PC に取り込んだ。

例年とマイクの取り方が違うのかなあ?

我々がホームグラウンドとしている「はまホール」はあまり分離がよくないので、ステージ上の音がまとまって柔らかく聞こえてくるはずなのである。 ところが、今回の録音はかなり分離がよい印象で、それぞれの楽器の音がはっきり鳴っている。 どちらかというと、ふだんはパワー不足の上手側(主に中低音域の楽器)が比較的大きめに鳴っていて、ふだんはパワフルなクラリネットが小さめに聞こえる。 ホールノイズやホールトーンも例年の録音より多めに拾っているような気がする。

分離がよいということは「あら」が目立ってしまうということなのであるが、かなり演奏者もがんばっていて演奏上の「あら」はあまり目立たない。全般的には本番で振りながら考えていた印象よりも遥かにいい出来に聞こえる。

よくよく聞くと部分的には音楽的な掘り下げ不足を感じるところもあるのだが、まあ限られた時間内での優先度を考えるとこうなってしまうのかな。

ということで、これからレベルを合わせたり音質を調整したりという「お色直し」をしたあとで CD 化するわけだが、CD 1 枚に収まり切らない可能性もなきにしもあらず。

どうしましょ …