細野晴臣」タグアーカイブ

YMO関連2枚

anonymoss

ふと見つけた1枚。 YMO のカバーというだけではあまり食指が動かないのだが、権藤知彦さん率いる anonymous のアルバムということで興味を持った。

権藤さんは Sketch Show や HASYMO のステージでシンセサイザーを操りながらユーフォニアムやコルネットを吹いている人だ。高橋幸宏さんの最新アルバム「BLUE MOON BLUE」のアルバム全体のほっとする雰囲気もこの人の参加によるところが大きい。

このアルバムは特に YMO 後期の曲に目がいく。 時代の最先端にいた前期、にわかファンを振るい落としてついて来れるファンのためにアルバムを作った中期に比べて、後期の作品(「浮気なぼくら」や「SERVICE」)はいまいち地味な雰囲気がある。

後期の歌モノは手垢がついていない分、カバーで新しい発見がされる余地があるし、また演奏者の「愛」を試す試金石にもなり得る。そういった意味ではいいアルバムである。

細野晴臣 STRANGE SONG BOOK-Tribute to Haruomi Hosono 2-(DVD付)

1 はさんざん悩んだあげく買わないことにしたのだが、忘れていた頃に「25%OFF」で買ってしまった。なので、こちらも買ってみることにした。

わりと吹奏楽な一日

朝からせっせと「BCL8」の曲目解説書き。 締め切りまでの時間配分の読みを誤っていて、三連休中はせっせと書いている。

朝一で「ハイドパーク・ミュージック・フェスティヴァル 2005」の DVD が届く。 

狭山で行われたフェスティヴァル。ほとんど細野さん目当てである。 どこかのブログで見かけたのだが、発売されたことすら知らなかったし(確か BS デジタルでは放送されたはず)、扱っているお店も限られているみたいだし、枚数も限られているみたいだし、押さえておきました。

午後、定期演奏会用の楽譜がいくつか届く。 なるべく早く音出しをしたかったので「入荷待ちの分は別発送になってもいいから、今ある分だけを早く発送してくれ」とリクエストしていたのだが、別々の梱包で一緒に届きましたとさ …..

早く譜読みをしたかったのだが、原稿はまだ終わっていないし、外出しなければいけないし …..

ということで、浜松工業高校吹奏楽部の定期演奏会へ。

所属する吹奏楽団の団長から招待券を譲ってもらったとか、マイミクである NAPP さんこと中橋愛生さんが客演で自作の《科戸の鵲巣》を振るとか、マイミクであるナハナハさん(from 沖縄)とご一緒するとか、いろいろなイベントをまとめて解決させていただいた。さすがに育児とか原稿とかがあったので第1部で退席させていただいたのだが ….. 4部構成の演奏会の第1部だけで1時間って ….. 終演は何時だったんだろう …..

出てくるサウンドはほとんど完成されているが、何か腰の座らない演奏である。 最近よく考えている「ビート感」が不安定なような気がする。 それまで流れている拍節から、次に出てくる拍節のタイミングや強さが予測できない。 演奏者のアインザッツが微妙にずれているのはそのせいのような気がするし、曲の重心に向かう/離れるエネルギーが感じられないのである。

NAPP さんの指揮、および《科戸の鵲巣》の生演奏は初めて。 意外に指揮が大きいが、曲想には合っているのかも。 やはり、この作品は鳴るようで鳴らなかったり、ごちゃごちゃしているようですっきりしていたりと、(あまり聞き込んでいないせいかも知れないが)毎回不思議な印象が残る作品である。

フサの《プラハのための音楽1968》が今年の自由曲かな?

帰ってきて、夕飯を食べて、何とか原稿は脱稿。 予想外に早く片付いてよかった。 (毎回添削してくれる妻に感謝)

2007年最後のCD/DVD購入

というわけで、今日も買い物に出たついでに近くの HMV へ。 特定のCDとDVDをあわせて3点買うと25%OFFという、やけくそのようなセールをやっていたので、何とかピックアップする(無理やり買うな)。

Sensuous

実はかなり気に入っているアルバム。 やっぱり気に入っているアルバムは買っておかないと。

細野晴臣トリビュートアルバム-Tribute to Haruomi Hosono-

前にも書いたように、安易にトリビュートに走る昨今の音楽界については否定的なのであるが、やっぱり面子は魅力的ですな。25% OFF なら手元に置いておいてもいいかなと。

そういや、アナログ盤が出るのはもうじきだっけ?

ポリス インサイド・アウト (JAPAN EDITION) [DVD]

まあ、25% OFF なら見ておきたいかなと …..

大型バスに乗ってます

息子が通う保育園のバス旅行で浜松市フルーツパークへ。 初めての機会なので、父母揃って有休を取得して付き添うことにした。

雨が降ったり止んだり、の不安定な天候だったが、昼食後のいちばん遊びたい時間帯には晴れていたのでよかったのではないかな。

自由時間。見たところ、3歳児くらいまでは親と一緒に遊んでいるのだが、それより大きくなると友達同士で遊んでいるのが興味深い行動だった。

帰宅したあと、母子は昼寝。私は少し買い物へ。

*****

紫式部 源氏物語

細野さんのサントラの仕事というと、古くは「銀河鉄道の夜」、最近では「メゾン・ド・ヒミコ」などが挙げられる。
このアルバムはあまり気に留めていなかったのだが、ふとアマゾンで調べてみると廃盤でそこそこのプレミアがついている。そういえば、先日 CD を売りに行った店で安く売っていたことを思い出し、無事ゲット。

ついでにいろいろ物色していると、マーティン・メイルマンの作品集のレコードを発見。(浜松で誰がこんなアルバムを所有していて、しかも売却したんだろう?)実は ABA オストワルド賞を 2 回受賞している吹奏楽作曲家なのだが、日本はもちろん本国アメリカでも録音が少ない。500 円だったので後学のために購入。

今年のベスト7

おそらく今年はもう CD を買うことがないと思うので、思いつくまま今年のベスト7を選んでみた。ベスト5にしようとすると外せないモノばかりだし、かといってベスト10にするのは無理矢理突っ込んでいる感じになってしまうので中途半端な数になってしまった。(順不同です)

BLUE MOON BLUE

軋轢

アウト・トゥ・ランチ

ONJOプレイズ・エリック・ドルフィー・アウト・トゥ・ランチ

東京シャイネス(初回限定盤) [DVD]

インヴェンションズ&ディメンションズ

モダン・タイムズ(初回生産限定盤)(DVD付)

alva noto + ryuichi sakamoto -insen-

「alva noto + ryuichi sakamoto -insen-」を見に東京へ。

まずは同行者のかしくんおすすめの店で昼食を食べようということで神田神保町界隈へ。ちょうど「神田古本まつり」という催し物が行なわれていて、歩道などにも古書を売り出すお店が溢れている。出版社も露店を出していて、多少コンディションが悪い本を格安で売っている。とりあえず「第三帝国と音楽家たち―歪められた音楽 (叢書・20世紀の芸術と文学)」を半額で購入。

それから三省堂の8階で中古レコードフェアをやっていたのでのぞいてみる。ヒカシューの「そばでよければ」というピクチャーレコードを発見して購入。1985年にリリースされたアルバムらしいが存在すら知らなかった。

そのあとかしくんおすすめの某(あえて名を秘す)中古CDショップをのぞいてみる。価格も安いし(しかも最終土曜日は全品200円引き)品揃えも適度にマニアック。YMO 周辺を中心に今まで聞いていなかったものをまとめて購入。(それでも5000円でお釣りがくるんだもんなあ …..)

La pensee

THE SHOW Vol.4 yohji yamamoto collection music

BTTB

非売品プロモ盤

Low Power(非売品プロモ盤)

music for 陰陽師

ブライアン・イーノと雅楽のコラボレーションらしい。リリース当時は躊躇して買わなかった。

ストーカー 逃げきれぬ愛

Sister M(実は娘の坂本美雨ちゃん)が歌った《The Other Side of Love》は教授が作った屈指の名メロディだと思っています。確か買ってなかったよなあ …..

Tin Pan(Tin Pan)

松任谷正隆以外のティン・パン・アレーのメンバー(細野晴臣、林立夫、鈴木茂)で2000年に再結成された「ティン・パン」のアルバム。これも買いそびれていたらあっという間に廃盤になってしまったような気がする。レイドバックな感じとリアルタイムのデジタルな感じが交じり合っている。

その後は原宿へ移動。「ドゥファミリー美術館」で開催されていた「WORKSHOP MU!」の展覧会を見に行った。我々の世代だとやっぱり YMO 第2回ワールドツアーのポスターとか細野晴臣さんのソロアルバム「S・F・X」のポスターとかが印象的である。

一通り見た後で隣の「EX’REALM」でお茶(じゃないなあ ….. みんな酒飲んでたもんなあ …..)をしているところで grok さんと合流することになった。お店に入って来た grok さん曰く「さっき(立花)ハジメさんが(美術館に)入って行ったよ」とのこと。(注:立花ハジメさんは WORKSHOP MU! のアシスタントをしていた)もう一度美術館に戻って師匠らしき人に説明しているハジメさんを遠巻きに眺める。ハジメさんは坊主頭だったので、おそらく普通にいたら気付かなかったと思う。grok さんありがとう。

で、「渋谷公会堂」改め「サントリー C.C. レモンホール」へ。ポスターとパンフレットは当然のことながら購入。昨年のヨーロッパツアーの DVD も売られていたので購入。とりあえずは会場限定での発売。来年くらいに一般発売になるらしい。

コンサートは ….. すみません、4曲目くらいで寝ました …..音も映像もかなりスタティックなので …..(どこかにセットリストがアップされていないかなあ。アルバムで予習していたので「聞いたことがある」とは言えるのだが、どれがどの曲かはさっぱり …..)

映像は教授が弾くピアノの音にリンクしていて、数年前に恵比寿ガーデンプレイスで行なわれた岩井俊雄さんとのコラボレーションに似たような側面もある。アンコールは 3 回やってくれたが、結局教授は一言も喋らず。

アンコールを含めても 1 時間 30 分ほどの長さだった。もっと長い方がいいとか、教授の体調に配慮して短かった?という話もあるが、ああいう雰囲気のライブはこのくらいの長さでいいのではないかな。

東京シャイネス

今年の FUJI ROCK でハリー・ホソノ・クインテットが演奏した《Pom Pom 蒸気》がかっこよかったので買ってみた DVD。

東京シャイネス(初回限定盤) [DVD]

東京シャイネスとハリー・ホソノ・クインテットでは多少メンツは入れ替わっているが、やっている音楽は一緒。はっぴいえんどや細野さんのソロ曲か ら、YMO(「浮気なぼくら」から《ロータス・ラヴ》!)や最近 NHK 教育でやっているアニメ「南の島の小さな飛行機バーディー」のサントラまで。

アコーディオンあり、マンドリンあり、スティールギターあり、のまったりとしたトラディショナルなサウンドである。細野さんのトツトツとしたヴォーカルもリラックスしている。(「僕は歌手じゃないのでこんなにたくさん歌うのは初めて」という MC もあった。)

めまい(京都・大阪編その1)

仕事が嫌になったので(笑)休暇を取って旅行へ … というのは嘘で …

私の勤務先では、有給休暇とは別に毎年2日連続の休暇を取得することができる。毎年3月になってから「スケジュール的に絶対休めないじゃん …」ということで取得できないことが多かったので、今年は少し早めに確実に取らせてもらった。

最初は京都でゆっくり … と考えていたのだが、京都だとなかなか1歳の息子が遊べるような場所がないので、大阪まで足を延ばすことにした …

なのだが、まずは京都に立ち寄って行きつけの料理屋さんに顔を出す。こちらのお店には毎年一回くらいのペースで夕食を食べに来ていたのだが、息子が生まれたことでしばらく来れなかった。息子が生まれたときにお祝いをいただいたので、そのお礼もあったし、このお店が昨年末に移転したのでご挨拶にも伺いたかったし、まだ息子が小さいので食事というわけにもいかないので、せめてお昼のお弁当を買ってホテルに着いてから食べようということで、お弁当を予約して取りに行ったのである。

いろいろ話を聞くと、座敷ではけっこう小さい子供を連れてくるお客さんもいるらしい。(そういえば、今までカウンターでしか食事したことなかったからなあ …)次回はぜひ座敷で味わいたいものだ。

ということで、夕方大阪のホテルへ到着。妻と息子はさっそく寝に入ったので、一人で街中をブラブラする。

大阪に行くと梅田にある大阪駅前ビルの地下街へ行きたくなる。ほとんど迷路のような通りに沿って小さなお店がひしめきあっているところである。この中には何件か中古レコード/CD屋がある。特定のジャンルに強いというわけではないのだが、そこそこのレア盤はよく見かける。
以前来たときには教授の「Sweet Revenge」のクリスマス限定パッケージをかなり安価で買った記憶がある。通常のジャケットは青のバックに黄色のフェイクファーをまとった教授が写っているのだが、この限定版は赤のバックに緑のフェイクファーである。

今回はあまり買いたいモノがなかったのでそのまま帰ろうとしたのであるが、ちょっと奥に古本屋があって「サブカルチャーモノがどうのこうの」という宣伝文句が書かれていたのでちょっとのぞいてみることにした。

めまいがした。

夢の中では時々こういう状況が出てくるのだが、現実にこういう状況に遭遇するとは思わなかった。「まさか店頭にあるわけがないアイテムが」「まさかこれだけ揃っていることはないだろうという数で」「まさかこんな安いわけがないだろうという価格で」売られているというシチュエーションである。あわてて握りしめた。

  • 坂本龍一 1994 年 Sweet Revenge ツアーパンフレット
  • 坂本龍一 1995 年 D&L ツアーパンフレット

このあたり教授のコンサート見に行っていなかったんだよなあ …

  • 高橋幸宏 1986 年コンサートパンフレット

ポスターを折り畳んだ形の変形版。ソノシートつき。

  • YEN レーベルの LP ジャケットサイズ会報(?)
  • 音楽専科「YMO 特集号」

他にも YMO の再生コンサートパンフレットとか YMO の散開記念コンサートパンフレットとかもあったのだが持っているので買わなかった。

今日買った本(細野晴臣インタビュー)

ホームウェア(=息子に汚されても構わない部屋着)を買いに行ったついでに。

細野晴臣インタビューTHE ENDLESS TALKING (平凡社ライブラリー)

1992年に出版されていたものの新装再発版。昨年の秋ぐらいに出版されたもの。絶版になっていた時期にはかなり中古市場が高騰していたようで、なかなか手が出せなかった本である。

先日行った「大きな書店」で問い合わせたところ、「在庫僅少。注文しても入荷するかどうか分からない。」と言われたので、どうしたもんかと思っていた本である。

ショッピングセンター隣接の比較的小さな本屋で見つけた。