教授DVD化計画

物置にあるビデオテープのDVD化計画。

VHSのテープを処分した方が物置のスペースに余裕ができるのだが、ある時期のものはほとんど 8mm ビデオに録画しているので、こちらはハードウェアがやばくなる前にDVDにダビングしておかないといけない。

HEART BEAT TOUR 1992

タイトル通り、教授のアルバム「HEART BEAT」のリリースにあわせて行なわれたツアーの映像。パッケージソフト化されておらず、WOWOW だけで放送されたものである。

圧巻は富家哲(サトシ・トミイエ)との連弾による《Tong Poo》。 かなりのアップテンポで、途中で左右の立ち位置を入れ替えたり、鍵盤を肘打ちしたりとアグレッシヴな演奏。

ここでもクレジットにgrokさんのお名前を発見。 (あけましておめでとうございます。また一緒にお仕事したいですね。)

“f” PLAYING THE ORCHESTRA 1997

こちらは佐渡裕さん率いるオーケストラとの共演。 当時はあまり面白くなかった気がするのだが、見直してみるとなかなか面白い。 「普通でないもの」を求め過ぎていたのかも知れない。

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします。

浜松は風も弱く陽射しも暖かい。年賀状の追加分の投函や近くの神社へのお参りのために散歩する。なんたって今年の目標は「身も心もダイエット」ですから。

散歩から帰ってきたところ、BSフジでラトル/ベルリン・フィルの昨年の来日公演が放送されていた。リヒャルト・シュトラウスの《英雄の生涯》の途中から見たのであるが、ベルリン・フィルならではの芳醇な響きがなかなかよかった。全部見てみたいな。再放送しないかな。

今年のCD聞き初めは年末に買ったマイルス・デイヴィスの「セラー・ドア・セッション」の disc 5。このディスクの《ホワット・アイ・セイ》が「ライヴ・イヴル」にも収録されている。リマスタリングされているせいか、演奏がかなりすっきりしているような気がする。「ライヴ・イヴル」はもうちょっと音像がぐちゃっと固まっていたような気がするのだが ….. 今度比較して聞いてみよう。

明日、NHK-FMで放送される「坂本龍一ニューイヤースペシャル」を聞くためにチューナーにアンテナをセットする。去年も同じようなプログラムをやっていたそうなのだが、全然気がつかなかった。

今年の打ち止め?(中島美嘉)

明日は外出予定がないので今年最後のCDかな?

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タワーレコードのポイントカードがいっぱいになっていたので引き換えに行く。引き換えに行くということは(失礼ながら)「聞いてみたいけど金を出してまで買うのはちょっとリスキーかな」という位置付けなのである。

この人の作品はそれほど聞いているわけではないのだが、《雪の華》は大好きな曲なので持っていてもいいかな、と思ってゲットしてみた。

個人的には《Glamorous Sky》のような曲は中島美嘉の歌い方や声質には合わないような気がするんだけど、どうでしょう?

それから、ふと書店で目に留まったこんな本を買ってしまった。

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唐沢なをきの漫画は視点が面白い。

スクリーントーンやコマ割りといった漫画を作る上での技法をネタにギャグにしてしまった「カスミ伝S」とか、隅から隅まで(奥付けまで)全て版画で一冊の本を作ってしまった「怪奇版画男」とか。

この作品は永島慎二の古典的傑作である「漫画家残酷物語」のパスティーシュらしいのだが、不勉強な私は読んだことがない。しかし、そんなことは知らなくても十分楽しめる。(知っていればもっと面白いのかもしれないが …..)

漫画家とその周辺(家族とか編集者とかファンとか)を巡る、きっとありそうなエピソードをギャグにしているのだが、その視点は辛辣にして冷静である。

 

年末年始のお供(佐野元春/マイルスなど)

佐野元春のアルバムの紙ジャケリリース。ちょうどリアルタイムで聞いていた頃までのアルバムである。

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初めて、自分で買った佐野元春のアルバムがこの「VISITORS」。

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これは、確か佐野元春ファンの先輩に聞かせてもらった。このあたりの時期で何ヶ月か連続でシングルをリリースという企画があったので、このアルバムには多くのシングル作品が収録されている。《WILD HEARTS》《STRANGE DAYS》あたりがそうかな?《CHRISTMAS TIME IN BLUE》は、クリスマスソングにレゲエのリズムを使っているところが斬新だと思った。それでも陽気にならずに厳かな雰囲気になっているところが気に入っている。

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アルバムタイトルは(由来は知らないが)サリンジャーの短編小説から取られている。前作がシングル曲主体であまり新鮮味がなかったのだが、このアルバムはトータルな力強さがある。それまでのポップな路線とは少し毛色の違う落ち着いた雰囲気がよい。

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プラスチックス特典DVD

以下のCD/DVDたちを買って応募すると抽選でDVDがもらえるということだったので応募してみた。

もうとっくに諦めていたのに(確か締め切りはシエナの特典DVDと同じだったはずだぞ)無事当選したということでDVDが送られてきた。

制作が遅れたおわびということで、デヴィッド・バーン(元トーキング・ヘッズ)が中西俊夫さんに充てたというメッセージも送られてきた。

内容としては立花ハジメさんや中西俊夫さんが当時を振り返ったインタビュー、何とクラウス・ノミが出演している《COPY》のプロモーションビデオ(音はシングルバージョンをモノラル化したもの?)、ニューヨーク HARRAH でのライブから《DELUXE》、中西俊夫さん所蔵のスクラップブックや歌詞を書き溜めたノートなど。

今年のクリスマスカード

思いっきり時期を外してしまったけど、まあいいや。

今年は珍しくクリスマス・カードなんぞを送ってみた。ロンドンへ行ったときに見つけたロバート・サブダのカードがあまりにも素晴らしかったために買ってしまったのだ。まあ、買ったのはトランスファーのフランクフルトで、サブダ自身はニューヨークに住んでいるんだけど …

ちなみにホームページはこちら

なんて言えばいいのだろう、紙を使ったアーティストである。ポップアップする本(いわゆる「飛び出す絵本」)やポストカードなどをいろいろ作成している。

ホームページでいろいろ紹介されているので見ていただきたいのだが、折り畳まれている状態からページを開いて立体的な造形(これがまた細かいんだ)ができあがるのは本当に心奪われる。

(今、息子に買ってあげるとあっという間に解体されると思われるので、もう少し様子を見ようと思っているしだいである。)

 

芥川/ティファナ・ブラス/たま

先週は風邪気味でなかなか外に出られなかった息子を久しぶりに連れ出してお買い物。

クリスマス・アルバム

サウンズ・ライク

ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラスの紙ジャケリリース第2弾。

定番のクリスマス・ソングをティファナ・ブラス流にアレンジした「クリスマス・アルバム」と、超有名曲《カジノ・ロワイヤル》を収録した「サウンズ・ライク」である。

入荷後すぐに売れてしまったらしく、どちらもなかなか見かけなかったのだが、再入荷したらしくゲットできた。特に「クリスマス・アルバム」なんかは、今日買わなかったらたぶん買わないんだろうなあと思いつつ。

芥川也寸志の世界 第5集 ソヴィエト・中国交響作品展

タワーレコード限定企画(フォンテックの邦人作品集の特別価格販売(第2回))のため、約半額で売られている。これも前回このシリーズをまとめて購入した時に売り切れていたものが再入荷したらしい。(こうやって浜松のタワーレコードのクラシック売り場も充実してくるといいのだが)芥川也寸志さんがショスタコーヴィチの交響曲第4番を日本初演した時の演奏が収録されている。

たま ナゴムコレクション

メジャーデビュー前の「たま」が、ナゴムレコードに録音した全ての曲(のはず)を収録したCD。EP「でんご」、LP「しおしお」、それからオムニバスに収録されていた《さよなら人類》という構成である。

メジャーレーベルからリリースされたアルバムに収録されている曲もいくつかあるのだが、インディーズならではの録音やアレンジがよい。前にも書いたが、「たま」はメジャーデビュー時にはすでに完成されていたと思っているので、インディーズ時代の方がいきいきしているように思う。

クリスマス・イヴだというのに …

所属する吹奏楽団の練習納め。

来年の定期演奏会のための候補曲の音出し。12/24 の夜の練習なんてちゃんと成立するわけがないと思っていたら、意外にもたくさんの団員が出席。

合奏したジェイガーの《吹奏楽のための交響曲》の第2楽章は再現部で主題が突然半音高く転調する。最近、そういう曲を聞いたなあ ….. と思っていたのだが、なかなか思い出せなかった。(ショスタコーヴィチの交響曲第5番の第2楽章(スケルツォ)はそうなんですけどね。)

やっと思い出した。教授の《aqua》だ。確か、G dur から As dur に転調するんだった。

帰宅後、録画しておいたフィギュアスケート全日本選手権の女子ショートプログラムを見る。まれに見る熱戦。素晴らしかった。

ブレーンのCDを何枚か

ブレーンのCDを何枚か。

四季連祷~長生淳作品集

待望の「長生四部作」収録盤。新録音である。

最近は(現実離れした)かなり解像度のよい録音が流行りのような気がするが、この録音はかなりくぐもった感じ。ホールのせいか録音エンジニアの意図かはよくわからないが。

クライマックスなどで少し音色がヒステリックになるところが気になるが、全般的には表現の起伏の大きい演奏である。このあたりは指揮が河原さんから堺さんに代わったことによる要素が大きいのかも知れない。

バンドのための民話 バンド・クラシックス・ライブラリー5

いつまで続くのか(笑)バンド・クラシックス・ライブラリー・シリーズの最新作。なんか、前作「ランドマーク バンド・クラシックス・ライブラリー4」はレコード芸術で特選盤に選ばれていたらしい。

そういうわけで、今回も解説を書かせていただいた。

コーディルの《バンドのための民話》は満を持して … という感じだが、個人的にはラ=ガッシーの名曲《海の肖像》が収録されたのがうれしい。いわゆる「教育的作品」の中に埋もれさせるにはおしい作品です。ぜひ聞いてみて下さい。