浜松交響吹奏楽団第33回定期演奏会

なんか、例年に比べるといろいろな意味であっさりしていた演奏会。 演奏者の数もシェイプアップされたようだし、浅田さんのトークも控えめだったし(笑)。

第1部

  • アルフレッド・リード/アルメニアン・ダンス・パートI
  • 星出尚志/丘の上のレイラ
  • 星出尚志/北川木挽歌による幻想曲
  • 八木澤教司/太陽への讃歌 – 大地の鼓動

第2部

  • ポップスいろいろ

第3部

  • 天野正道/交響組曲「ガイア」より第2楽章

八木澤作品はやはりものすごく鳴る。

《丘の上のレイラ》はもっと人数を減らして演奏するべきだったのでは?

天野作品はやはりまとめて聞いてみないと。 少なくとも私は天野さんがプログラムノートで書かれているようなメッセージを音楽から感じ取ることは出来ていない。作曲者が自然言語で書いたメッセージと 音楽に託したメッセージが同じように聞こえるのか?あるいは聞こえるべきなのか?がよくわからない。語法的にはベルトーンのような感じでエコー効果を表現 した賛美歌風のメロディが印象に残った。(これがギョーム・ド・マショーの引用?)

帰り道、例のトンデモ本「人類の月面着陸は無かったろう論」に代表されるアポロ陰謀論に対すると学会のツッコミ本を買う。近所の本屋にはなかったのだが、さすが谷島屋にはあるなあ。

人類の月面着陸はあったんだ論―と学会レポート

その後、ベアード・パパでフォンダン・ショコラを買っているところを団員に見られてしまった ….. いいじゃねーかよ、うちの近くのお店ではシュークリームしか売っていないんだから(笑)。

人類の月面着陸は無かったろう

人類の月面着陸は無かったろう論

会社の図書館で見つけて面白そうだったので借りた。 待ち行列になっている何冊もの本に申し訳なく思いながら、今日、髪の毛を切ってもらっている間に読んでいたのだが … 「なんじゃこりゃ?」

最初の方でそれらしい根拠(例えば月の石の成分分析は行なわれていないとか、NASA が公開した月面上の動画はキューブリックが極秘裏に撮影したものだとか)が示されるのだが、それが検証されることなく、あとはずーっとアジテーションや、 反論の引用の繰り返しに終始する。

「その手」の香りプンプンだったのだが、あとで調べてみると栄えある第14回日本トンデモ本大賞を受賞していることがわかった。突っ込みは以下の URL で見ることができる。

http://homepage3.nifty.com/hirorin/tondemotaisho2005taroron.htm

毎回美容院へ行くと居眠りしてしまうのだが、この本は面白かったので寝ずに読んでいた。普通に読んでいたら「貴重な時間を返せーーー」と叫びたいところ。

ストーンズ/栗コーダーカルテット

以下の4枚を引き取って今回のストーンズ紙ジャケをコンプリート。

ザ・ローリング・ストーンズ・ナウ!(紙ジャケット仕様)

アフターマス(UKヴァージョン)(紙ジャケット仕様)

ガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット!(紙ジャケット仕様)

レット・イット・ブリード(紙ジャケット仕様)

スタンプカードが溜まったので、ふと目に留まったCDを買ってみることにした。

アンソロジー 20 songs in early 10 years(1994~2004)

以前から興味を持っていた栗コーダーカルテットのベストアルバム。(先日浜松に来たらしい。)

ほぼ毎日「ピタゴラスイッチ」のオープニングは聞いているのだが、それ以外の曲は聞いたことがないはずである。(あ、持っているCDからのピックアップがあった …..)

メンバーはもともとリコーダー奏者ではなく、いろいろな楽器をやっているらしい。なので、リコーダーアンサンブルだけでなく、ウクレレ、サックス、テューバ、各種打楽器なども顔を出す。ジャンルや方向性は違うが、タブラトゥーラにも似たとても穏やかな音楽がいい。

ジャケットは、すぐそれとわかる、元たまの知久寿焼さんのデザイン。

ブライアン・イーノ/ジョン・ケイル

最近とっても気に入っている高橋幸宏さんの「BLUE MOON BLUE」に収録されている《LAY MY LOVE》という曲がブライアン・イーノとジョン・ケイルの共作のカバーだと教えてもらった。というわけで、音楽班の回覧となったこの一枚。

ロング・ウェイ・アップ

1990年にリリースされたそうである。この二人の組み合わせからは想像できないくらいポップな仕上がり。《LAY MY LOVE》も幸宏さんのカバーと原曲の違和感はあまりない。

実はイーノの歌声もなかなかよい。

象になった少年(じゃないよ)

だって、このタイトル間違いやすくないですか?

星になった少年 スペシャル・エディション [DVD]

アウトレットで半額で売られていたので買ってみた。

何となく体がカタルシスを欲していたのですぐに見てみた。

意図的なのかどうかわからないが意外なほど淡々とした進行。 そういえば邦画を見るのは久しぶりだし、そもそも最近の邦画というものはほとんど見ていないのだが、正直こんなんでいいのかと思う。 映画って時系列に並んだエピソードの点描的な羅列じゃないと思うんだけどな。

そりゃ「泣ける」「泣けない」という尺度で見れば「泣ける」んだろうけど、映画を見終わった後の心地よい疲労感とか充実感が感じられないのでありました。

映画の最後近くにある、屋根の上での常盤貴子の演技は印象的。

いろいろと手に入れた

まずは何となく買ってしまったCDたち。

ヤン・ヴァンデルローストと4人の作曲家たち(de haske / DHR 24-001-3)

去年のバンドクリニックで「もうじき出る」と言われたのはこのCDだったのかなあ?ヴァンデルローストが客員教授を務める名古屋芸術大学ウィンドオーケストラによる演奏で、ヴァンデルロースト、広瀬勇人、ケヴィン・ホーベン、マキシム・オーリオ、トム・デハースという5人の作曲家による作品が収録されている。

さて、いつ聞けることやら …

Teaching Music through Performance in Band VOLUME 5

ついにこのシリーズも5冊目まで出版されたらしいが、そういえばまだ買っていない。取り上げられる作品もちょっとネタ切れ感がある。

とはいえ、ここに録音されている作品では、

  • バンドのためのファンタジア(ジャンニーニ)
  • 交響的断章(ネリベル)
  • 第3組曲(ジェイガー)

あたりは、古き良き作品の貴重な作品と言えそう。

*****

mixi の NAPP さんのページで貴重な音源のありかを教えていただいた。ユーフォニアムと吹奏楽のための《とっかあた》(ピアノ・リダクション版もあり)と、先日の「響宴」で残念ながら聞き逃した《科戸の鵲巣》の初演の録音である。

《とっかあた》は、いかにもトッカータという急速なテンポの中でいろいろな日本の旋律が引用されている。外囿祥一郎さんの演奏によるCDが佼成から発売予定とのこと。

《科戸の鵲巣》は(ご本人曰く) NAPP さんの作品の中では「異色」ということであるが、明るい調性感や「わかりやすい」曲想が受けているのではないかと思われる。

貴重なものをありがとうございました。

NAXOSの吹奏楽作品集

ついにNAXOSレーベルの吹奏楽シリーズが始まった。以前スーザの作品集とかはあったけど、吹奏楽作品を体系的に集めたシリーズは初めて。

Strike Up the Band!

最初はこんなところか。有名どころの行進曲を集めたもの。

Persichetti: Divertimento; Masquerade; Parable

以前、ハルモニア・ムンディからリリースされていたパーシケッティの作品集。

Redline Tango

昨年のオストワルド賞受賞作品であるマッキーの《レッドライン・タンゴ》を含む作品集。

(こういうのって今までは Mark Custom の独壇場だったのに …..)

レッスン(今日の積志ウィンドアンサンブル)

浜松海の星高等学校の土屋先生にテューバ/ユーフォニアムのレッスンに来ていただく。

いつも合奏の中で指摘している欠点である

  • アパチュアが狭く「うーーーっ」という音になっている。
  • アタックした直後にピッチが変わるので、和音が響かない。
  • 「大きい音を出せ」と言った時に豊かな音ではなく荒い音が出てしまう。

といったことが指摘されたので、私の認識があまりずれていないことがわかり一安心。

「じゃあ、どうすればこういう点を克服できるのか?」ということについて具体的なアドバイスがいただけたのが収穫だった。

イメージは分かったと思うので、あとはそれを実現すればいいだけです。>> 演奏者諸氏

大変だけどね。

まだ確率は低いものの、パートでまとまった「いい音」が出ることもあったので継続してがんばりましょう。

アッコちゃん/クラスターなどなど

近くのCDショップの閉店セール。CD/DVDが30%引きで売られている。

はじめてのやのあきこ

アッコちゃんの最新盤。1曲のみ新曲で、あとはゲストを迎えたセルフカバー。

忌野清志郎とデュエットしている《ひとつだけ》が意外にはまっていてよかった。あと、最後に入っている《そこのアイロンに告ぐ》での上原ひろみとのピアノバトルも。

PRESTO(DVD付)

sketches & notations-SKETCH SHOW REMIXES-

クラスターII(幻星)(紙ジャケット仕様)

ツッカーツァイト(電子夢幻)(紙ジャケット仕様)

リバプール・オラトリオ DVD

知り合いの知り合いの送別会に参加。隣の席では、これまた知り合いの送別会が行なわれたりしていた。