あいのてさんコンサート

浜松市浜北区のなゆたホールで開催された「あいのてさんコンサート」を息子と見に行く。(あいにく妻は土曜日勤務だった)

この地区で活動するママさんブラスの草分け「アザレアママズアンサンブル」が主催しているようだ。

演奏会が行われた 13:00 〜 14:30 というのは、ふだん息子が昼寝をしている時間なので、途中で眠くなったりぐずったりするのを心配していたのだが、コンサートの間はずっと集中してみていた。正直すごいと思った。

コンサートの内容は前半と後半がテレビの「あいのてさん」でやっていた曲で、途中で各メンバーのソロが入った。赤いあいのてさんこと野村誠さんは鍵盤ハーモニカとピアノでかなり過激なパフォーマンスをやっていた。

終演後、ロビーでは各メンバーの CD が売られていた。前から欲しかったので野村さんが主催する鍵盤ハーモニカアンサンブル「Pブロッ」の CD を買う。コミカルな感じの内容を想像していたのであるが、意外とシニカル。《コアラリス序曲》なんていうほのぼのしたタイトルの曲でも、途中でフリーミュージック的な要素が入っていたりして作風としてはかなりハード。期待以上に楽しめた。

あと、息子が欲しがったので、口琴を買ってみた。口(というか歯)に当てた細い金属片を指ではじいてビヨンビヨン鳴らし、その音を口の中に共鳴させる。口の容積や舌の位置を変えることによってピッチや音色を変えるのである。(番組の中でも使われていたが、最近の音楽で使われているようなフィルターで変調をかけたような音になるのである)青いあいのてさんから少し手ほどきを受ける。

最後に、息子とあいのてさんたちと写真を撮っていただく。

やっぱりツインピークスが好きなのだ

結局買ってしまいました …..

ツイン・ピークス ゴールド・ボックス【10枚組】【初回限定生産】 [DVD]

「ツイン・ピークス」は序章(パイロット版)と29話のエピソードからなるテレビシリーズである。

5年ほど前にパイロット版とファーストシーズン(第1話〜第7話)をまとめた DVD ボックスが出たっきりそのままだったのであるが、このたび

  • セカンドシーズン前半(第8話〜第18話)をまとめた DVD ボックス(3枚組)
  • セカンドシーズン後半(第19話〜第29話)をまとめた DVD ボックス(3枚組)
  • パイロット版、パイロット版の別バージョン、全29話をまとめた DVD ボックス(いわゆるゴールド・ボックス10枚組)

がリリースされた。

それぞれのボックスで特典映像が異なるというファン心理を逆撫でする商品企画であるが、パイロット版の別バージョンも収録されているし、ファースト シーズン分もリマスターされたということだし、5.1 サラウンド音声も追加されたということで、ゴールドボックスを購入することにした。

ちなみに前回ファーストシーズンボックスを購入したときの感想はこちら

パイロット版を見ただけであるが、確かに絵は綺麗になっているような気がする。サラウンド感はあまりないが、そんなに臨場感を期待するような内容のドラマでもないのでこのくらいでいいのだろう。

ちなみにパイロット版というのは、とりあえず主要な登場人物が一通り登場し、表の(そして一部は裏の)人間関係が紹介されて、第1話への滑らかな導入の役割を果たしている。

パイロット版の別バージョンは、このパイロット版にエンディングを追加して、とりあえず(本当にとりあえず)誰がローラ・パーマーを殺したのかがわ かるようになっている ….. が、追加した部分の展開は無茶苦茶で、デヴィッド・リンチが暖めておいたモチーフ(片腕の男とか赤いスーツの小人とか)を無理やり登場させているような感 がある。(とはいえ、映像の逆回転による小人の奇妙なダンスはツインピークス全体の中でもっとも印象的なシーケンスだろう。)

なので、初めてツインピークスを見る人は別バージョンのパイロット版を見ると無用に混乱するので、少なくともファーストシーズンを見てからの方がいいでしょう。

ハンブルク日記(その4)

仕事場に向かうタクシーに乗る前に同行者から「ラクリッツ」なるキャンディをいただく。 ドクターペッパーとペパーミントと何か得体の知れないものを混ぜたような味。 (これがお土産への伏線になる …..)

昼食はカレーブルスト。アップルジュースと合わせて 5.5 ユーロ。 カレーブルストは名前からも想像できる(想像できる人はできる?)ように、カレーソースがけのソーセージである。 正確に言うと、焼いたソーセージに、少し甘いケチャップベースでカレー風味をつけたソースをかけ、そこにカレーパウダーを振り掛けたものである。それに山盛りのフライドポテト(これもカレーパウダーが振られていたような)がついてくる。

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ドイツでは比較的ポピュラーなファストフードらしい。イギリスにおけるフィッシュ・アンド・チップス、アメリカにおけるハンバーガーのようなものか?

夕食。 さすがにドイツ飯には辟易してきたので、ホテルで徒歩圏内のギリシャ料理店を紹介してもらう。 たどりついたら、そんなに広くない店は満員で入れない。 あれだけ流行っているということはおいしいんだろうな、残念。

とりあえず目についた店に入ろうということで街をうろつく。 目についたのはチベット料理店。 ここに入ってみることにする。

メニューは全部ドイツ語のみ。 どうもアジア全般の料理を扱っているようである。 給仕のお兄さんが英語を話してくれたので何とか食べたいものを注文できた。 羊を食べたいと思って頼んだのがこれ。 チベット料理なのかどうかは定かではないが、味はとてもよい。

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ハンブルク日記(その1)

ハンブルクへの出張。

なぜか毎年この時期は、場所も目的も異なるのだが海外出張に行くことが多い。 昨年はカリフォルニア州のクパティーノ、一昨年はロンドン、その前はサンフランシスコへ行った。 (もう催し物自体がなくなってしまったが、確か COMDEX もこのくらいの時期だったよなあ …..)

パソコン携行用のバッグはちょっと前に肩紐の金具が壊れてしまったので新調した。

機内持ち込み用のピギーバッグでは荷物が収まりそうもなかったので、スーツケースで行こうと思ったのであるが、そういえば前回使ったときに亀裂が見 つかっていたので、こちらも前日に新調することにした。 最初はリモワのサルサ(しかもブルー)が欲しかったのであるが、買いに行ったお店には黒しかなく、想像したとおり妻からは「無骨過ぎる」というコメントが あった。とはいえ、やはり今はやりのポリカーボネードの軽さは捨てがたい魅力がある。結局、タイタンの X2、色はホワイトを購入した。

パスポートも3ヶ月ほど前に切れていたので再申請。 私の勤務先では「海外出張時の渡航に関する全費用」、つまりパスポートの申請料金、さらに戸籍謄本や証明写真まで負担してくれるので、海外出張の機会まで申請せずにいたのだ。

というわけで、見た目は海外旅行超初心者である。

で、マイレージプラスのメンバー(しかも今のところプレミア・エグゼクティヴ)である私はルフトハンザで行こうと思っていたのであるが、日程が確定 したのが遅くなったために全然予約が入らない。 代理店の担当者の話によると、名古屋発フランクフルト行きはそもそもオーバーブッキング状態になってて、それが解消しない限りキャンセル待ちの列が進まな いとのことであった。かろうじて成田発は取れたのであるが、浜松を始発の新幹線で出発しても成田への到着時間がかなりリスキーである。そのために前泊する のも何なので、名古屋からフィンランド航空でヘルシンキ経由でハンブルクに入ることにした。

比較的空いているのかと思ったらチェックインの列はかなり長い。 並び始めてから手続き完了まで30分くらいかかった。

そのあと、携帯電話のレンタル手続きを済ませたらほとんど空き時間なし。 (電源プラグの変換用アダプターが見つからなかったので空港で買おうと思っていたのだが、充電器と一緒に貸してくれた。ラッキー。) 機内読書用に村上春樹さんの新刊を買おうと思ったのだが叶わず。

席は中央の通路側を事前指定。横一列空いていた。 シートピッチはルフトハンザより数センチ広いらしい。 そう言われれば多少広い気もする。

機内食は選択できない一種類のみ。 東坡肉(トンポーロー)+野菜の煮物を添えたご飯、日本そば、パンなど。 悪くない。かぼちゃの煮物とかは泣かせますなあ。 飲み物は赤ワインをもらう。オーストラリア産のシラーズ。 期待していたよりもボディがあって、トンポーローの甘い醤油味との相性もなかなか。 (オーストラリアのワインをエストニアで輸入してフィンランド航空に提供しているらしい)

結局、機内読書はプルーストの「失われた時を求めて」の抄訳版に挑戦。 (何度目の挑戦だ?) しこたま食って飲んで、短時間ながら熟睡した後なので、多少根を詰めて読んでも眠くならない。 いつも最初のハードルになっていた、例の紅茶を含ませたマドレーヌのエピソードを越えることができた。

ハンブルク着。 無事名古屋発のルフトハンザに乗れた同行者と合流。 シャトルバスでホテルへ。

ホテルはハンブルク中央駅の真ん前。 その後、ホテルの近くのドイツ・パブ(?)で夕食。 グヤーシュとウィーン風ソーセージを食し、ヴァイツェンを頼む。

そういうわけで、今年の私の誕生日は 32 時間あった。

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ピストルズ/スカイ

セックス・ピストルズ唯一のオリジナル・アルバム。 好きとか嫌いとかという問題ではなくて、やはりロックの文脈上避けるわけにはいかない「コモン・センス」なのではないかと。

ちゃんと聞いたことがなかったので。 (そういえば、《ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン》はその昔結婚式の2次会に招待された時に新郎が絶叫していたことがあるなあ …..)

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オリジナル・リリースは1980年とのこと。 中学生の頃、FM から流れてきた《トッカータ》(バッハの《トッカータとフーガ ニ短調》のアレンジ)にそれなりにしびれた。 友人の間でも多少話題になって誰かがアルバムを買ったので、それを借りて聞いた覚えがある。

当時はフュージョンという括りで捉えられていたように思うのだが、今聞くとプログレッシヴ・ロックにも近いのかなと思う。

積志ふれあいコンサート

毎年恒例となっている「積志ふれあいコンサート」。

私の所属する積志ウィンドアンサンブルと積志公民館が主催して、浜松市積志地区の小中高の金管バンド部/吹奏楽部を集めて開催している。

浜松市内の各公民館でもこのような催し物が増えているらしいが、この「積志ふれあいコンサート」はその草分け的存在で、今回で13回目になる。

昨年は所用で欠席したので、久しぶりの参加だったのであるが、(私が言うのも恐れ多いが)中学生/高校生は数年前と比べて本当に上達している。我々も見習わなければいけない部分がたくさんある。

というわけで、積志ウィンドアンサンブルの演奏は …..

  • ヴァン=デル=ロースト/フラッシング・ウィンズ
  • アンダーソン/シンコペーテッド・クロック
  • 服部隆之/HERO 〜 Main Title 〜
  • マッコイ/アフリカン・シンフォニー

合同演奏

  • エルガー/威風堂々第1番

3台目の携帯

携帯の本体無償交換。

これで同じモデルの違う個体を使うのは3台目になる。

最初の個体はソフトウェア更新中に突然フリーズして全く操作できなくなった。

2台目の個体は息子が誤って落としたところ(といってもせいぜい20〜30cmの高さからフローリングの床に落としただけ)一部のボタンが押せなくなった。 一部とはいっても、数字の「0」と「決定」ボタンが押せないと「電話」としての機能はほとんど使えなくなるのであった …..