ディスカウント再び

さすがに無用に散財しているような気がするなあ …..

「20% OFF!」に引かれてワゴンを漁るからいかんのだなあ …..

18シングルズ (初回限定盤)(DVD付)

一昨年リリースされた U2 のシングルズ。「ベスト」とは銘打っていないものの、やっぱり「焔」とか「ヨシュア・トリー」とかが U2 のこれまでの活動の中心になっているのだ。特に前半なんて最初に出たベスト「1980 – 1990」を聞いているような錯覚に陥る。

で、付録の DVD を見てみた。

ヴァーティゴ・ライヴ・ツアーのミラノ公演のハイライトである。 1時間くらいの長さに短縮されているのだが、私としてはちょうどよい長さである。

コンパクトになっているためかどうかわからないが、一気に見終わってしまった。 で、かなり感動してしまった。

まず、お客さんのノリが違う。 サッカースタジアムでやっているからアリーナ席も含めて10万人近くいるのではないかな。 ボノに合わせて手を振ったり、歌を歌ったりするとそれだけで圧倒される。

ボノも近くで見ると「年とったなあ」という感じなのであるが、それほど絶叫するでもなく、それほどパワフルに動き回るでもなく、自然にロックンロールしているのが見ていて心地よい。

客席にいる女の子をステージにあげて抱きしめながら歌う《All I Want is You》とか、じわじわ盛り上げるラストの《With or Without You》とかは涙が出そうになる。 (4人が退場してからも《With or Without You》のコーラスを止めない観客もよい。)

LIVE in Tokyo

まあ 20% OFF なら買っておいてもいいかなと(最近こればっかり …..)。

私は今回の「ミカエラ・バンド」がリアルタイムで最初に聞いたミカバンドなので過去へのノスタルジーはあまり持っていないのであるが、《黒船》とか で幕を開けて、盛り上がってきたところでカエラが登場して「ナルキッソス」からの曲を歌い、最後は新旧取り混ぜての波状攻撃という構成はなかなか楽しめ る。

ボーナスディスクは微妙。

ペット・サウンズ40thアニヴァーサリー・エディション(DVD付)

モノ・ミックスとステレオ・ミックスの 2 in 1 CD は持っていたのだが、DVD オーディオだし、5.1 サラウンドだし、DVD にジョージ・マーティンとブライアン・ウィルソンの対話が収録されているし …..

鉄道博物館

(ちょっと間が空くと過去はどんどん遠ざかる …..)

帰省から自宅へ戻る途中で大宮に立ち寄り、昨年新しくできた(というか秋葉原から移転した)鉄道博物館に立ち寄る。

お昼過ぎに大宮に着いたので、ホテルにチェックインして息子の昼寝が済んでから行くことにしたのだが、これが大正解。4時過ぎに着いたら博物館から どんどん出てくる人とすれ違う。それでも館内はかなり混み合っていたのだが、もっと早く行っていたら大変なことになっていただろう。

在来線(上越線とか宇都宮線とか)と新幹線(上越新幹線とか東北新幹線とか)にはさまれた立地で、展望スペースからはそれぞれの電車が通り過ぎる様子がかなり間近に見られる。

メインの展示は昔の車両。しかも実際に乗ることができるのはうれしい。 例によって息子はランダムに駆け抜けるのであまりゆっくり見ていられない …..

個人的に「当たり」だったのは、その昔、特急「とき」として走っていた車両があったこと。ウェブで調べたら 181 系という車両らしい。

親族(父母の兄弟)の多くが関東圏に住んでいるので、子供の頃は何回か特急「とき」に乗った記憶がある。もちろん上越新幹線ができるずっと前の話である。 調べてみると新潟→東京の所要時間は4時間程度だったらしいのだが、当時子供だった私にはもっと長く感じられたし、しかも乗り物酔いしやすかった体質のために、それはほとんど地獄の責苦だった。

思い返してみると、いちばん古い記憶は祖父と父と一緒に伯母の家を訪ねたときで、小学校の1年生か2年生だったような気がする。(確か「流星人間ゾーン」を放送していたと思うので)

シートに座るとそういうことが思い出される。

カーヴドッチ

帰省したときの恒例行事、ワイナリー「カーヴドッチ」へ。

ここは猫が放し飼いにされている。 冬なので、あまり外には出ていないのかと思っていたのだが、かなりの数の猫がいろいろな場所をうろうろしている。

以前は失礼な振る舞いをして猫に怒られた息子であるが、今回はかなり打ち解けたようで「なでなで」している。調子に乗って「こちょこちょ」までやっていたが怒られはしなかったようだ。

2000年のピノ・ノワール、2004年のカベルネ・ソーヴィニヨンとセミヨンを購入。ベーカリー「パンデパン」の石窯で焼くパンもおいしい。

その後、(こちらもいつの間にか習慣になりつつある)神社でのお参り。 以前、神様に「いちご」をお願いした息子は、今回は「赤いブロック(レゴ?)」をお願いしたらしい。

森達也さんの「A ― マスコミが報道しなかったオウムの素顔」読了。 「結局、オウムはわからない」という結論は想定の範囲内。 「放送禁止歌」を読んだときほどの感銘はなかった。 ドキュメンタリー映画である「A」自体も見てみたいなあ。

寿司!

市場もやっていない時期に寿司を食べてどうのこうの言うのが無粋なのはわかっているが、うまいものはうまい。冬の日本海の甘エビは素晴らしい。

酒も久保田の萬寿だ。言うことない。

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします。

今年は珍しく早く起きたので、義姉夫婦にお供して、いわゆる「ニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝大会)」を見に行く。

妻の帰省先である義姉夫婦の自宅がコースから徒歩10分くらいのところにあるので、新年の散歩がてら毎年見に行っているのだそうだ。ここはスタートして5分くらいのところなので、ランナーがばらけていない。集団となってあっという間に通り過ぎていく。

そういや、足かけ2年で読んだ本。

走ることについて語るときに僕の語ること

ランナーとしての村上春樹さんが書いたエッセイ。 走ることを通して、自分が老いていくことを冷静に分析/洞察しているように思える。 最近、漠然と人生の折り返し地点を過ぎているような気分になっている私にとってはかなり身につまされる。

妻の実家から私の実家へ移動。

今年は日本海側は雪が多いと聞いていたが、国境(「こっきょう」じゃないよ、「くにざかい」だよ)の長いトンネルを出たとたん、新幹線の車両内で一斉に「おー」という声があがった。降り続く雪で景色も見えない。

うちの実家は海沿いなので越後湯沢ほど雪は降っていないが、それでも積もった雪を握って息子にぶつけることができるくらい(笑)積もっていた。

2007年最後のCD/DVD購入

というわけで、今日も買い物に出たついでに近くの HMV へ。 特定のCDとDVDをあわせて3点買うと25%OFFという、やけくそのようなセールをやっていたので、何とかピックアップする(無理やり買うな)。

Sensuous

実はかなり気に入っているアルバム。 やっぱり気に入っているアルバムは買っておかないと。

細野晴臣トリビュートアルバム-Tribute to Haruomi Hosono-

前にも書いたように、安易にトリビュートに走る昨今の音楽界については否定的なのであるが、やっぱり面子は魅力的ですな。25% OFF なら手元に置いておいてもいいかなと。

そういや、アナログ盤が出るのはもうじきだっけ?

ポリス インサイド・アウト (JAPAN EDITION) [DVD]

まあ、25% OFF なら見ておきたいかなと …..

神様からのお告げ

そういうわけで、まずは妻の実家に里帰り。 買い物に出たので、近くの紀伊国屋書店へ行く。

これだけの圧倒的な蔵書を持つ書店に足を踏み入れるのは久しぶりである。 (初めて訪れたお店なので「どこに何があるかわからない」という要因もあるのかも知れないが …..)

神様(何の神様かわからないが)が「もっと本を読め!」と言っているような気がする。 帰省先で本を買っても荷物になるだけだし、そもそも帰省中にそんなに読める時間が取れるわけでもないので、ぐっとこらえて必要最小限(分量も体積も)だけにする。

あんな本やこんな本も読みたいが、帰宅してからということで …..

「A」―マスコミが報道しなかったオウムの素顔 (角川文庫)

N響80年全記録

帰省

怒涛の年末。

やはり最終出勤日の翌日に帰省するのは無謀である。 朝5時30分起きで年賀状を印刷し、印刷の待ち時間を利用して荷造りをする。

そんな中で届いた一品。

Visionaire 53: Sound

amazon.com で早期予約したものの「初回入荷できなかったので遅れるよ〜ん」というメールを受け取った。 そのまま品切れとかで入手できなくなるのではないかと思い心配していたのだが、無事配送された。

当然、開封すらしている暇なし …..

病気かな?

タワーレコードで楽しくお買い物

….. のはずだったのだが、最近「踏みとどまること」が多くなって、衝動買いができなくなっている ….. 病気だろうか?

坂本美雨ちゃんのニューアルバムも何となく見送ってしまったし、ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズの40年ぶり(!) のニューアルバムも何となく見送ってしまった。

ということで、買ったのは雑誌とか本とかだけ。

サディスティック・ミカ・バンドオフィシャル・ブック・ボックスセット

ミカ・バンドのオフィシャルブックボックスということで買ったのだが、これって幸宏さんの(というかオフィス・インテンツィオの)ウェブページで売っていたヤツに未発表録音 CD をつけたもの?

(後日付記)インテンツィオで売ってたもの(ライブ・パンプ)に未発表写真、映画での3人のインタビューの完全収録、それと対談なんかを新規で追加して収録したもののようです。

今日の積志ウィンドアンサンブル

今年最後の合奏。

とりあえず、突破口は「伸ばしている音でもビートを感じる」「音の立ち上がりの形を合わせる」だろうか。これができればかなり聞き映えが変わると思うのだが。

定期演奏会まであと半年でどのくらい向上するかわからないが、さしあたっての目標である。

練習後、定期演奏会に向けた選曲会議。 「今日で全部決める」という目標は達成できなかったものの、大筋の流れはまとまる。 笑ってしまうような流れであるが、それでもちゃんと流れはある。

吹奏楽は演奏時間が短い曲が多いので、その並べ方でお客さんが受ける印象も変わる(言葉は悪いかも知れないが、別の言い方をすればコントロールできる)のではないかというのが私の持論である。

そういうことで、各ステージの最後の曲へ向かう流れを大事にして曲を配置して行っているつもりである。

適切な曲を配置するに当たって、事前に考えた自案が却下されるとなかなか進展せず(さすがに案を複数練っている時間はないので …..)煮詰まってしまうのであるが、今年は新入団員の M 君という強力な助っ人が現れた。

彼は、私(あるいは私を含めたおじさんたち)が持っている引き出しとは全然別の引き出しを持っている。我々が煮詰まっても別の曲が出てくると助かるのである。

ということで、私の引き出しと彼の引き出しから出された曲がうまい具合に絡みそうである。おそらく、いつもとは多少違う味付けのメニューになると思うので乞うご期待。

(誰が期待しているんだ?)