5金/3金/3出

そういうわけで、ちまちま吹奏楽コンクールのデータを入力している。いわゆる「お休み」についても入力しておこうと思ったので、ちょっと調べてみた。(むかーし、まとめたことがあったのだがちょっと見当たらないのであらためて。)

大昔のことはちょっと置いておいて、「金銀銅」による表彰制度になってからはいわゆる「5金制度」の時代である。全国大会で連続5回金賞を受賞すると翌年は全国大会の場で特別演奏を披露していた。

この制度が、いわゆる「3金制度」に変わったのが1991年である。1991年から3年連続で金賞を受賞すると、その翌年は吹奏楽コンクールに出場する資格がなくなった。最初にこの制度が適用された団体、すなわち1991年から1993年まで全国大会で金賞を受賞し、1994年の第42回大会でコンクール不出場となった団体は3団体、乗泉寺吹奏楽団西宮市吹奏楽団習志野市立習志野高等学校吹奏楽部である。

ただ、「5金制度」は、この新しい「3金制度」に優先した。すなわち1990年以前から金賞を連続受賞していた団体は「3金」によって出場資格がなくなることはなかった。1989年から1993年まで5年連続金賞を受賞した出雲市立第一中学校吹奏楽部近畿大学吹奏楽部は1994年に、1990年から1994年まで5年連続金賞を受賞した北海道札幌白石高等学校吹奏楽部神奈川大学吹奏楽部は1995年に特別演奏を行っている。これで最後の特別演奏が行われたのが1995年である理由がわかる。

その後、1996年(第44回大会)の全国大会プログラムで当時の今井誠一全日本吹奏楽連盟理事長が「全日本コンクールは3年連続出場したら1年休むことにしました。」と書いているように、この年から「3金制度」が「3出制度」に移行する。すなわち1996年~1998年にかけて3年連続全国大会に出場した団体は翌1999年の出場資格がなくなる、ということになった。

ということで、2003年(第51回大会)までの「お休み団体」は入力しましたが、それ以降の全国大会プログラムが見つからないので捜索してから入力します(_0_)。

あわせて、データベースの使い勝手や「こんな集計データを見たい」というご意見・ご感想も募集しています(_0_)(_0_)。

それから、だいたい1994~5年以前の支部大会のデータを提供してくださる方も募集しています(_0_)(_0_)(_0_)。

細野補完計画(涙)

タワーレコードの検索結果

まじっすか?????

ソニーからリリースされていた細野さん関連のアルバム4枚が一挙再発 … 4枚中3枚はここ1ヶ月ちょっとの間に買ったもの … 「源氏物語」も去年中古ショップで見つけた買ったもの …

  • LOVE, PEACE AND TRANCE
  • 細野晴臣/オムニ・サイト・シーイング
  • 細野晴臣/メディスン・コンピレーション
  • 細野晴臣/紫式部 源氏物語 サウンドトラック

ふうん、リマスタリングされてんのね。買ってあげようじゃないの。どうせ、「LOVE, PEACE AND TRANCE」の初回限定箱ジャケとか、メディスン・コンピレーションのジャケットは再現されないだろ。

教授の「NEO GEO」も同時発売。これはずっと昔に安い輸入盤を買ったままだったので今回買う意味がある。

小曽根真さんのソニー時代の廃盤になったCDを集めていた時も、直後にリマスタリング再発されたんだよなあ …

教授や(特に)アッコちゃんの MIDI レーベル時代のアルバムも、そのうちリマスタリング再発してくれるんじゃないかと思って待っているので、しびれが切れないうちに再発をお願いしたいなと。

Japan’s Best for 2007

2007年の第55回全日本吹奏楽コンクールで金賞を取った団体の演奏を集めたDVD。中古がオークションで出ていたので落札してしまった … 睡魔と闘いつつ、ちょぼちょぼと摘まみ見。

いちばん聞きたかったのは、名演との評判が高かった柏市立酒井根中学校の《科戸の鵲巣》(中橋愛生)。噂通りの素晴らしい演奏。

あと、田村文生編曲によるリストの《バッハの名による幻想曲とフーガ》(光ヶ丘女子高等学校)とか、歌劇《ばらの騎士》(埼玉県立伊奈学園総合高等学校)とか、今年大流行の歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》(埼玉栄高等学校)とか、新登場の編曲モノもそこそこ楽しめた。ちょっと前の全国大会と比較すると、曲の多様さが増してみたのではないかな。「《ローマの祭り》何連発!」とか「《ダフニスとクロエ》何連発!!」とかだと、あまり聞く気が起きないので(笑)。

リヒャルト・シュトラウスはやはり吹奏楽で演奏すると「匂い立つもの」がないなあ。

意外に(といっては失礼だが)楽しめたのが、東京都立片倉高等学校の《交響三章》(三善晃)。前半と後半の静寂さ、中盤の強烈なリズム感の対比がおもしろかった。福島県立磐城高等学校の《中国の不思議な役人》(バルトーク)は期待してみたのだが、いまいち。カットが変だと感銘は受けないなあ。

ええい、引っ越してしまえ

(あちゃー、ネームサーバー設定のミスに気がつかずに10月2日になってしまった …..)

ちまちまいじっていた「夢のデーサイ計画」に向けたホームページですが、いつまでやっても「常に工事中」のような気がするので、公開してしまうことにします。「作品リスト」も「コンクールデータベース」も随時データを入力していきますので …

今までのホームページ:http://old.musicabella.jp/pukiwiki/

新しいホームページ:http://www.musicabella.jp/

ということで、今後ともよろしくお願いいたします。

途中でいきなりパスワードを聞かれることがあるかも知れませんが、これは管理者しか操作できないページに飛ぼうとしていますので、申し訳ありませんが温かい目で無視して元に戻っていただければと。

今日届いたもの

当面の「お仕事」の資料が届く。

まずは、例年だと2月号に掲載される「バンドジャーナル」誌の吹奏楽コンクール自由曲集計のための資料の第1便。まだ「第1便」なので、第2便が届いてからぼちぼち整理しよっと。

それから、毎度おなじみブレーンの「BCL10」のプログラムノートの資料。これはいつ発売だっけ?(忘れた …)

今回も「発掘系」ということで提案させていただいた作品が収録されることになった。今から30年ほど前に書かれた作品であるが、今まで録音されたことがない(国内でも録音されていないんだから、海外でもきっとないよなあ…)。正確に言うと、録音(というか録画)されたことはあるはずなのだが、多くの方が「そこに流れている音」が「その作品である」と認識して聞いているわけではない、という性格の作品である。

Guess What?

今日の積志ウィンドアンサンブル(吹奏楽トップコンサート)

第6回浜松市民文化フェスティバル 吹奏楽トップコンサート

2008年9月28日(日)アクトシティ浜松大ホール

  1. 浜松市中学校選抜吹奏楽団
  2. 浜松市立高等学校
  3. 浜松市立南部中学校
  4. 浜松市立高台中学校
  5. 石川県中学校選抜吹奏楽団
  6. 浜松市立篠原小学校
  7. 浜松日体中学校・高等学校
  8. 浜松市立与進中学校
  9. 積志ウインドアンサンブル
  10. 浜松海の星高等学校

うちのバンドが「トップコンサート」と銘打つ演奏会に出演するのもおこがましいのであるが、「出たい」と言って手を挙げたのであるし、実行委員会の推薦もいただいたので、やはり、それに恥じない演奏をしなければいけないのである。

  • チャールズ・カーター/ラプソディック・エピソード
  • モートン・グールド/アメリカン・サリュート
  • E.E.バーグレイ/行進曲「国民の象徴」

(確か斎藤秀雄さんが言っておられたと記憶しているが)アマチュア演奏の存在意義は「熱意」なのである。アマチュアの拙い演奏に対して時間とお金を差し出してくれる聴衆に応えることができるもの、プロフェッショナルにも決して引けを取らないものは「熱意」以外にないのではないかと思っている。そういった意味で聴衆を満足させる演奏ができたのか、同時に自分自身が満足する演奏ができたのか、できなかったのならそれがどうすればできるのか、をよく考えて欲しい。

他団体をゆっくり聞くことができなかったのだが、東海吹奏楽コンクールで銀賞を受賞したという与進中学校の《科戸の鵲巣》(中橋愛生)、トロンボーンソロをフィーチャーしたNHKテレビドラマ「瞳」のテーマ(中川英二郎)は素晴らしかった。

余談:今年もバンドジャーナル誌の自由曲集計記事を書かせていただくことになったのでデータを鋭意まとめているところなのであるが、《科戸の鵲巣》の爆発的人気はすごい。

サザン、吉田拓郎、そして羞恥心

先日「特定商品を2枚買うと20%OFF」セールをやっているショップに行った。

サザンオールスターズの今のところのラストアルバムである「キラーストリート」の初回限定DVD付きが対象商品になっていたので買いたかったのだが、抱き合わせする商品が見つからなかった(探す時間が十分になかった)ので、その時は見送っていた。

今日は多少時間が取れるので、息子と一緒に再びその店へ。

息子「なんでCDやさん、いくの?」

私「お父さんが欲しいCDを探すためだよ。」

という会話がのちの伏線になろうとは …..

というわけで、サザンは無事ゲット。やはり、なかなか抱き合わせ商品が見つからないので、何となく吉田拓郎の「拓郎ヒストリー」を買ってみた。

最近の会社での昼食時の会話で、友人がアコースティックギターを始めて、ミスチルを練習しているという話が出た。コードが20個くらい出てきて大変らしい。それなら、吉田拓郎とかから入ればいいじゃん、ということで吉田拓郎の名前が出てきたのであった。私も中学くらいでアコースティックギターをかじった時に《春を待つ手紙》とかを練習したなあ。中島みゆきの方が簡単だったけど(笑)。

で、これらをレジに持って行くと、レジ前にはヘキサゴン関連のCDがどかっと陳列されている。息子が《羞恥心》を手にとって、

「これ、ほしい。」

さすがに、このシチュエーションだと「ダメ」とも言えず(ひょっとして、それも計算済か?)、一緒に買ってしまった。ついでにポスターまでもらってしまった。ま、いいですけど。

細野補完計画(書籍編その2)

さらに細野さん関連の書籍が2冊到着。

「OMNI SOUND」。1990年にリットー・ミュージックから出版された。タイトルからもわかるようにアルバム「オムニ・サイト・シーイング」と前後して発売された書籍らしく、それまでの音楽歴を振り返る内容。

「音楽王 細野晴臣物語」。こちらは1984年にシンコーミュージックから出版された。自伝的意味合いが強い著作のようだが、パラパラめくってみた限りではおちゃらけた感じ。最初と最後だけかなあ?