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6/10の徒然

いつものように日本(妻の実家と私の実家)と Skype で話し、

最近始めたランニングをし、

すごく久しぶりに息子と外でサッカーをし、

夕方からはイタリア対スペイン戦を見る。

息子はガブリエルと一緒にイタリアを応援しているそうなのだが、私と妻はスペインを応援している。

スペインはフォワードのダヴィド・ビジャは負傷で欠場しているし、フェルナンド・トレスも相変わらず調子がよくないし、でどういう布陣を取るのかと思ったら、前線にファブレガス、イニエスタ、ダヴィド・シルヴァを置く4-3-3という布陣だった。

両チームとも極端にコンパクトな布陣で短い距離でパスを回す。昨日までのどの試合とも違う独特のリズムがある。

息子はイタリアの若いフォワードであるバロテッリに注目していたようであるが、なかなか仕事をさせてもらえずイライラしているところでイエローカードをもらい、途中交代してしまった。

イタリアでは前線のスペースに走り込むカッサーノもよかったが、ベテランのピルロの活躍もよかった。前半の素晴らしいフリーキックや、得点を生んだ絶妙のスルーパスなど。

というわけで最初に点を取ったのはイタリアだったが、その直後にダヴィド・シルヴァからのスルーパスをファブレガスが決めて同点。息子は引き分けで残念そうだったが、両チームとも想定範囲ではないだろうか。

 

6/9の徒然

週末なのでゆっくり寝だめ … と思っていたのだが、朝早く目が覚めてしまう。5時起床。もうこの時間だと完全に太陽は昇っている。

吹奏楽データベースのプログラムをいじっているとあっという間に時間が経ってしまう。

ゆっくりした朝食のあと空港へ。

一時帰国の復路として予約した羽田→フランクフルト便(ANA のボーイング 787)をビジネスクラスにアップグレードしようと思い、オンラインで処理しようと思ったらうまくいかない。電話で説明するのも面倒くさそうなので空港のチケット窓口に行って直接問い合わせてみることにしたわけである。

チケット窓口へ行ったら「3〜4ヶ月前まではここで手続きができたんだけど、今はできない。Miles & More に電話してみてくれ」と言われた。2年前、アイルランドの火山噴火で日本に帰れなくなった時にもここで再予約とアップグレードをやったのだが、そういえば数ヶ月前に Miles & More のホームページがリニューアルしていた。その影響なのだろうか?

結局、単なるドライブになってしまった。スーパーマーケット「REWE」を探しながら帰ることにする。例の、REWE で配布しているサッカードイツ代表のプラスチックカード、息子はすでにコンプリートしたのだが、友達のためにまだ集める気らしい。

思いっきり時間を外してしまったが、午後3時頃に昼食。何度か行ったことがある Eidelstedt のイタリアン「Il Tesoro」へ行ってみる。このくらいの時間にがっつり食べて、夜のサッカー観戦の時には酒を飲みながら少々つまむ、という方針である。

以前からのこのお店では HSV やザンクトパウリの写真やユニフォームが飾られていたのだが、今は「EURO2012 の中継やります」みたいな張り紙がされている。席についた息子が REWE でもらったサッカーカードをいじっていたら、カメリエーレから「昨日の試合見たかい?」みたいなことを言われる。

*****

さて、自宅に帰ってサッカー観戦。今日はグループBの2試合、オランダ対デンマークと、我らがドイツ対息子が好きなクリスティアーノ・ロナウド・ドス・サントス・アヴェイロ(最近、息子はフルネームで呼ぶ)を擁するポルトガル戦である。

オランダ対デンマーク前半、ちょっとした隙をついたデンマークが先制。後半、フンテラールとファンデルファールトとカイトを投入して超攻撃的な布陣になったオランダは面白かったが、残念ながらゴールを割ることはできなかった。デンマークの勝ち。

ドイツは無難な「いつもの」布陣。そして、相変わらず2列目の両サイドにいるポドルスキやミュラーがイマイチで、エジルががんばってかき回すような展開。ポドルスキやミュラーのところに若手のゲッツェ、シュールレ、ロイスといったあたりの自分で持ち込めるタイプの選手が入ってくるともう少し面白くなると思うんだけどな。この試合ではドイツの右サイドバックであるボアテンクがしっかりクリスティアーノ・ロナウドを抑えて、いい仕事をしてた。たまにはやるじゃん。

で、こちらもいまいち調子が上がっていなかった1トップのゴメスが会心のヘディングで先制。そのまま逃げ切る形になった。

本当に予選リーグから接戦が多くて見応えがあるのだが、テレビとはいえ一日に2試合も観戦すると消耗するなあ。

6/3 の徒然

ちょっと運動して、ワインをしこたま飲んで、早く寝たら、早朝に起きてしまうといういつものパターン。午前4時頃に起床。

眠くならないので、先日買って日本から送ってもらった映画「2001年宇宙の旅」のブルーレイディスクを見てみる。これも「ブレードランナー」同様、かなり思い入れのある映画である。

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これも「サウンド・オブ・ミュージック」同様、ブルーレイディスクプレーヤーの言語設定が日本語でないために日本語メニューが出ないし、日本語字幕が選択できない。まあ、この映画は「サウンド・オブ・ミュージック」以上に問題ないが。

とりあえず「人類の夜明け」を見てみる。画質のよさに圧倒されるのだが、「ブレードランナー」同様フロントセットとマットペインティングによる背景の微妙なずれが気になってしまう。

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午後は、体調が悪い息子とまったり過ごすために、これまた日本から送ってもらった映画「少林サッカー」を見る。

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今から振り返ると、アニメの「イナズマイレブン」のエクストリームさはこの映画の影響を受けているのではないかと思う。息子はいつまで経ってもサッカーが登場しないのでじれていたようだ。妻は「『七人の侍』みたいだ」と言っていたが。

中国映画ならではのえげつなさ(例えば、ひざまずいた頭の上で靴を直すとか、ビール瓶で頭を殴るとか)が気にならないでもないが、まあ楽しめる。

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息子と妻が昼寝をしている間に、久しぶりに吹奏楽コンクールデータベースの手直しを。とりあえず見つけた致命的なバグを修正。(まだ取り切れていないけど …)壮大な計画を実現したいけど時間がなさすぎる …

ところで、今年は夏休みに一時帰国する予定。東京近郊で昔(1970年代以前)のコンクール支部大会情報を入手できる場所/手段をご存知の方はご一報ください。前にも書いたように、バンドジャーナル誌では1978年頃まで遡れないことが分かったので、それ以前の情報をどうやって入手するか思案しています。

 

6/2の徒然

さすがに前日は帰りが遅かったので、息子は9時近くまで寝ていた。

が、今日は午前中から息子のサッカーの試合。ハルステンベックから少し北に行ったところにあるクイックボーン(Quickborn)まで乗り込んでのアウェイ戦である。

前の試合では慣れないディフェンダーのポジションに入り、右往左往している中でオウンゴールまで献上してしまい、ひどく落ち込んでいた息子であるが、今日は慣れているミッドフィルダーのポジションに入った。

どうも、人が混んでくると泡を食って早めにボールを手放してしまう傾向にあるので、「ボールをもらったらいったんトラップして、それからパスするかドリブルするかを(なるべく早く)考える」「パスをする時は確実に相手に渡す意識で」「ドリブルはもっと思い切って行っていい」ということをアドバイスした。

練習ではそれなりにしっかりできているし、年上の(対戦相手よりもテクニックがある)ガブリエルにふだんから遊んでもらっているので、気持ちがアグレッシブになればすぐに改善されて自分のペースでボールコントロールができるようになると思うのだが、まあ親である私も同じようなメンタリティなので、そのあたりの歯がゆい気持ちはよくわかる。

試合ではボールを追い過ぎて無駄に走り過ぎるのが気になる。それでボールを奪えるのであればそれでいいのかも知れないが、アプローチが遅いのでどうしてもボールをあとから追いかけることになってしまい、なかなか奪えない。

結局1対1で引き分け。いつも試合後にはよかったところと悪かったところを本人から聞き出している。よかったところは「ボールをもらってから少しドリブルをしかけられるようになったこと」、悪かったところは「パスが不正確だったところ」という点はだいたい私の感想と同じだった。

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その後、買い出し。ショッピングセンターに行ったら知り合いがいるいる(笑)。私が電化ショップ「SATURN」に行く時、息子はいつも店頭展示の iPad でゲームをやるのが楽しみなのだが、そこにお隣の兄妹もいた。

今日買ったのは、いわゆるパワーラインアダプター。電源ラインを使ってネットワークを伝送するためのアダプターである。うちは電話とADSLモデムが2階のベッドルームにあるため、1階のリビングにあるPCとの間は WiFi を使っていたのだが、この WiFi がかなり不安定で少し転送に負荷がかかるとすぐにモデムがリセットされてしまうようだった。有線でつなぐことによってかなり安定したのだが、次の問題は NAS の置き場所。さすがに夜中も定期的にバックアップのために動く装置を妻の枕元に置くのは憚られるので、どうしたものか?

ソフトボール祝勝会

5月20日(日)に開催されたハンブルク日本人会ソフトボール大会の優勝祝勝会。私は前にも書いたように旅行の予定を入れてしまっていたため本番には参加できなかったのだが、祝勝会だけはちゃっかり参加させていただいた。

去年から(だっけ?一昨年からだっけ?)祝勝会には応援で参加した家族なども参加するようになった。出場する選手の皆さんの事前練習ももちろん行われているが、今年は応援についてもよりいっそう事前準備が入念に行われていたようだ。ポンポンを作ったり、内輪を作ったり、応援のコール用に打席に立っている選手の名前を示すボードを作ったり …

そういった一体感が、年を追うごとに少しずつ着実に根付いているなあ、という実感がある。(何せ、私ですら来年(までハンブルクにいるかどうかわからないけど)は参加してみようかなあ … と思うくらいだから)社長が締めの挨拶でおっしゃっていたと記憶している(酔っぱらっていたので定かではない)のだが、海外駐在という宿命から多くの人が入れ替わっていくなかで、そういった一体感というか連帯意識のようなものが続いていくといいと思う。

息子もソフトボールに興味を持ち始めているようだし、夏休みに日本に一時帰国したらグローブでも買って来ようかなと思っている。

連休明けの「おいでませハンブルク」

そういうわけで、連休明けに日本からの出張者が来られてデモやら打ち合わせやら。前回は飛行機に乗り遅れたということで直前にドタバタしてしまったのだが、今回は想定通りの進行で何とかなった。

夕飯は、最近恒例になりつつあるタイ料理のお店「Sala Thai」へ。この店に来ると毎回「白身魚を揚げたヤツのスイートチリソースあえ」を食べているような気がするなあ。このスイートチリソースがご飯にとてもよく合うのでついつい食べ過ぎてしまう。

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家に帰ると、いくつか催し物の案内が。

まず6月23日の土曜日に、ハンブルク日本人学校に合唱を教えに来られている方(日本人)が主催するコンサートがあるらしい。演目はブラームスの《運命の歌》、ショパンのピアノ協奏曲第1番、そしてオルフの《カルミナ・ブラーナ》である。《カルミナ》の児童合唱で日本人学校の小学5、6年生が賛助出演するらしい。前回一家でライスハレにコンサートを聞きに行ったときには暑くて大変な目にあったのだが、今回は開演も夕方(17:00)だし大丈夫かな?

それから、ハンブルガーSVは今年でなんと創立125周年を迎える。ドイツで最古のサッカーチームであるし、ブンデスリーガ創設以来一度も2部に落ちたことがない(今年は途中でヒヤヒヤしたが …)実は名門チームなのである。その記念イヤーを祝う試合が7月24日に開催されるというお知らせメールが届いた。相手はFCバルセロナ。当然見に行くつもりなのであるが、息子はどちらのレプリカユニフォームを着ていくのだろう?最近、HSVはすっかりお見限りだし、レアル・マドリードの試合をサンチャゴ・ベルナベウで見てから、バルサよりもレアルが好きだとか言っているし …

 

いまさら Lion(5/12の徒然)

そろそろ Mountain Lion の発売時期が噂されているし、「早く MobileMe を iCould に移行してね〜ん」という通知が相次いでいるし、ということで、やっと Snow Leopard から Lion にアップデートすることにした。

案の定、うちの脆弱な無線 LAN 環境では全てダウンロードできなかったのでわざわざモデムとケーブルで接続してダウンロードするはめになったり、BOOTCAMP のパーティションがあると復旧システムを作れないとかでこのパーティションを削除しなければいけなかったり、と多少の障害はあったが、思っていたよりスムースにアップデートすることができた。

Leopard を Snow Leopard にアップデートした時には突然ネットワークにアクセスできなくなって途方に暮れたりしたが、それに比べると極めてスムースだった。

実際のところ、iCould が使えるようになった以外は特に恩恵らしいものを感じていないのが、いきなりマウススクロールの方向が逆になったのには驚いた。会社ではまだ古い OS を使っているので慣れそうにない。

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午前中は買い物へ。

昨年同様、ドイツ・ブンデスリーガの総集編とでも言うべき全ゴールを収録したDVD付きの雑誌「Sport Bild」を買う。

それから、ふとスポーツショップに入ったところ、ランニングシューズが安く売られていたのでシューズとランニングウェア一式を買ってしまった。

そろそろ本格的にダイエットを始めないとやばいと思っていたところなので、「形から入る」というか「逃げ道をふさぐ」というか …

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夜は久しぶりにテレビでサッカー観戦。DFB Pokal(日本語だと何と言うのだろう?いわゆるカップ戦)の決勝、ベルリンで行われたバイエルン・ミュンヘン対ボルシア・ドルトムントの一戦。

どちらもわりと好きなチームなので得点シーンが多いと面白いなと思っていたのであるが、結果は5対2でボルシア・ドルトムントの圧勝(と言っていいよな)。レバンドフスキのハットトリック、香川の得点&アシスト。

実力があるチーム同士の試合だと非常に内容が濃くて目が離せない。見ている方も結構疲れてしまう。

ところで、これがBVBでの香川の最後の試合になってしまうのかなあ …

広角

いろいろ旅先で写真を撮っていると広角レンズが欲しくなってきた。

うちは教会を訪ねるのが好きでいろいろな教会を回ってきたのだが、例えば縦撮りで教会の足元から尖塔の先っぽまでをとらえようとすると、ずいぶん離れないといけなかったり、幅に比べて高さが際立っている建物などは遠ざかって撮影すると画像に迫力がなくなってしまう。

また、記録のために宿泊したホテルの部屋も撮影しているのだが、これも十分な距離が取れないと中途半端な絵しか撮れない場合がある。

ということで、以前から欲しいと思っていた広角レンズを思い切って買ってみることにした。

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キリスト昇天節の連休はウィーンへ、その後の3連休にはパリへ行く予定なので、そこで試し撮りをする予定。

 

5/5 の徒然

日本人学校の父親懇親会に参加。集合後、レクリエーションとしてのソフトボールがあり、その後の体育館に場所を移しての懇親会があった。正直どちらが主目的かわからない(笑)。

通常は6月の後半に開催されるハンブルク日本人会のソフトボール大会なのだが、今年はグラウンドの補修予定があるとかで例年より一ヶ月早い5/20(日)に開催されるので、参加者はかなり体を作って参加しているのではないか、という説もある。私はというと「まさかキリスト昇天節の連休にソフトボール大会はないだろう」と思って、早々に旅行を手配してしまっていた(昨年は出足が遅くてフライトを確保するのに難儀したので)。

肩こりは慢性的だし、今日は右腰も痛いし(これも半ば慢性化しているなあ …)体調は万全ではなかったのだが、体を動かした方が少しは改善するのではないかと思い、少しがんばってみた。

最近、息子の自転車の練習に合わせて軽いランニングを始めたのだが、かなり体力が落ちている(というか体力は増えていないのに体重は増えている状況)のがわかる。塁に出るのはいいのだが走ると疲れる。外野の守備位置まで行って帰って来るのが疲れる … ということで常に肩で息をしているような状況だった。一応は持久的な運動ができたのかなあ。すでに特に右半身がギシギシなので明日起きた時の状況がちょっと怖い。

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夜は、以前見始めていたモーツァルトの歌劇《魔笛》の続き、第2幕から見る。

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ほとんど20世紀に書かれたオペラしか見たことがない私にとっては、いろいろな配役の組み合わせで歌われるアリア、わかりやすい筋書き、などのエンタテインメント性が新しい発見だった。「(本当は違うのかも知れないけれど)本来オペラとはこういうものなのだなあ」という印象。

主役の二人(タミーノとパミーナ)よりはザラストロ、夜の女王、パパゲーノといった脇を固める配役たちが素晴らしかったように思える。有名な「夜の女王のアリア」は音だけは何度も聞いたことがあったのだが、映像で見たのは初めてかも知れない。

4/23 の徒然

今週末からのマドリード旅行に合わせて、サンチャゴ・ベルナベウで開催されるレアル・マドリード対セビージャの観戦チケットを無事入手することができた。

試合は来週の日曜日だというのに一般へのチケット発売は今日から。チケットショップから入手すれば確実なことはわかっていたのだが、理不尽に高い金額を払いたくなかったので「取れればラッキー」くらいのつもりでレアル・マドリードのホームページから購入しようと思っていた。

なかなかつながらないし、つながってからチケットを選択してクレジットカードで決裁 … しようとしたのだが、うまく決裁できない。同じようなケースは昨年夏にバルセロナのサグラダ・ファミリアを予約する時にも遭遇した。理由はよくわからないが、英語版のページからカード決裁を行った時には失敗して、表示言語をスペイン語にして同じことをやれば成功するのである。今回も同じようにスペイン語で処理を進めたら無事決裁されてチケットを購入することができた。発券はスペインに行ってからやるらしい。

このレアル戦は4/29の12:00から。同じ日の21:00から同じくマドリードでラーヨ・バジェカーノ対FCバルセロナというカードもある。こちらは現地へ行ってチケットが取れれば見に行きたいと思っている。

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先週末、息子の担任の先生から「日曜日はザンクト・パウリ対ロストックの試合があります。危険なのでスタジアム周辺には近寄らないようにしましょう。」という連絡があったらしい。担任の先生は今年度からハンブルク日本人学校に着任された先生である。よほどのサッカーファンでなければ、この連絡の意味するところはピンと来ないだろう(笑) … という話はさておき …

その近くに住んでいる Stefan は、やはり危険なので一日中アパートに引きこもっていたそうである。もともとザンクトパウリのサポーターはどちらかという思想的に左に寄っている人が多く、かたやロストックは右寄りというかネオナチに近いというか … でもともと感情的にも対立し合っていたらしい。

今回も、危険だからということでチケットを持っているにもかかわらずスタジアムに入れないロストックサポーターがいたり、そういった処遇に抗議してあえて入場しなかったザンクトパウリサポーターがいたり、そういった処遇に対する抗議行動がスタジアム周辺で起こったり、過剰な警備体制がかえって混乱を招いていたようだった。

今度ザンクトパウリがアウェイで試合をするドレスデンも、ロストックと似たようにザンクトパウリとはサポーターが感情的にいがみあっているらしい。「ま、今度騒動があってもハンブルクじゃないから気楽だけどね。」というのは Stefan の弁。