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お買い初め

息子の誕生日に日本にいることができないので、一足早く誕生日プレゼントを買ってあげることにしました。

仮面ライダーWのダブルドライバーと迷っていたようですが、この変身ベルトかなり品薄のようですね。本人はビックカメラのサンプルでひとしきり遊んでいたので、それで気が済んだようです。

仮面ライダーW 変身ベルト DXダブルドライバー

で、結局買ったのはこちら。最近は普通のプラレールより、こちらの「ハイパーガーディアン」シリーズの方がお気に入りのようです。知らないうちに、自宅にも2つばかりありました …

プラレール ハイパーガーディアン HGS-05 メカドックライナー

私はといえば、ちょうどセールのDMが来ていたブルックスブラザーズでちょっと買いだめ。それから防寒用の靴と。浜松から持っていた靴はほとんど防水されていないものなので、雪道を歩くのはちょっと辛いのです。

あとはすごく「今さら」な感じですが、例のベストテン総集編を見たので、ちょっと読みたくなった山口百恵さんの著書を。

蒼い時 (集英社文庫 126-A)

帰国

というわけで帰国です。

航空券はルフトハンザのウェブページから直接購入してもいいのですが、安いチケットだとマイレージが50%しか加算されないので、旅行代理店を通して100%加算されるもっとも安いものを購入しました。この旅行代理店の担当者によると「クリスマスイヴに移動する人は少ないからフライトがキャンセルされる可能性もあります」ということだったので、ハンブルク→フランクフルトは余裕を持った時間にしました。フランクフルトでのトランスファー待ち時間が3時間以上あります。3時間も何をして過ごそうかと考えていたのですが、たまたまフランクフルト行きの機内でお会いした現地法人に勤務されている方がビジネスクラスのラウンジに入れる資格を持っているということだったので、便乗してラウンジでまったり過ごしました。

まあ、お約束の機内食を。

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名古屋行きの機内ではあまり眠れなかったので上映されていた「カールじいさんの空飛ぶ家」を見ました。一言でいうと(インディ・ジョーンズ・シリーズ)+(クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲)÷2のような印象でした。完全なファンタジーであることを差し引いてもプロットの不整合は突っ込みどころ満載だと思うのですが、細かいことを考えなければ「泣ける」エピソードはたくさんあると思います。でも、泣くのは「オトナ帝国」のように大人の視点でこの映画を見た時の話なのでしょう。”Thanks for the adventure. Now go for a new one!” という言葉が持つ重いリアリティを実感する年代は少ないのではないでしょうか。子供の視点でこの映画を見た時に、子供たちはカールじいさんに対してどのような印象を持つのでしょう?

25日の午前中にセントレア着。浜松駅までの直通バス乗り場でも別の現地駐在の方にお会いしました。実はハンブルクから同じフライトだったのだとか(全然気がつかなかった …)

夕方、妻と一緒に保育園まで息子を迎えに。ちょっと早く着いてしまったので「お帰りの会」の途中でした。邪魔になると悪いので見つからないようにしていたのですが、同じクラスの女の子に見つかってしまいました。その子が息子に教えてあげたようで、さっそく息子は部屋を飛び出して来ました。「お帰りの会が終わってから来なさい」とたしなめて、とりあえず部屋に戻しました。

で、ちゃんと会が終わってから4ヶ月ぶりの対面。ものすごくうれしそうなのは見て取れるのですが、やはり久しぶりということがあるのか、ほんのちょっとのよそよそしさがあります。「あのねえ、おともだちがねえ、お父さんが死んだって言っていたんだよ。」と教えてくれました(苦笑)。まあ、しばらく保育園に来ていなかったのでそういうリアクションも無理はないと思うのですが、子供はストレートというか …

風呂に入って寝間着に着替えた後、息子からは「ドイツの匂いがする」と言われました。洗濯に使っている柔軟剤の匂いのようでした。

クリスマス・ウォッチング

午前中に日本と Skype。今日は息子の通う保育園の「生活発表会」でした。合奏では大太鼓を担当したそうです。大太鼓が暴走すると合奏は簡単に破綻してしまうので人様に迷惑をかけなければいいが … と心配していたのですが、うまくテンポキープして、無事その役割を果たしたようで安心しました。そこで緊張の糸が切れたようで、そのあとの歌や劇はグダグダだったらしいのですが(笑)、まあ「その他大勢」が暴走してもさほど大勢には影響ないのかなと。

さて、原稿は書かなければいけませんが、買い出しもしなければいけません。クリスマスやなんやかやで中心部に車で行くとはまると思ったので、電車で出かけることにしました。そうなると、ある程度いろいろなところに行けるわけで、中心部から少し外れたところにあるコーヒー屋に行って、久しぶりにそこのコーヒーを買いました。日本にいる頃から自家焙煎のお店の浅煎りを好んで飲んでいたので、市販のものよりこういうお店で売られているものの方がしっくりきます。

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このコーヒー屋があるエッペンドルフ地区からはバスで中央駅まで行けます。このバスに乗って中心部のショッピングエリアまで行こうと思ったのですが、やはり目抜き通りはクリスマスマルクトのために車両進入禁止になっていて、バスも通常とは違う迂回路で運行されていました。その目抜き通りであるメンケベルク通り(Mönkebergstraße)はこんな感じになっています。クリスマスマルクトものぞいてみたかったのですが、人も多いし、雨も降っているし、原稿も書かなければいけないし、でまた来週かな?ちなみに右側の画像に書かれている「Weihnacht(ヴァイナハト)」というのがドイツ語の「クリスマス」なのだそうです。

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さて、このメンケベルク通りから一本裏に入った通りでバスを降りました。近くにスペイン料理店「Picasso」があるのを思い出して、久しぶりにここで昼食をとってみることにしました。前に来た時にも感じましたが日本人客が多いようで、日本人向けのタウン紙は置いてあるし、給仕のおじさんも「コンニチハ、トウキョウ(から来た)?オオサカ(から来た)?」とか話しかけてきます。こういう場合は「浜松を知っていますか?浜松はだいたい東京と大阪の中間にあります。近くには富士山があります。でも今はハンブルクに住んでいます。」みたいな感じで答えることにしています。するとおじさんは「俺も同じだ。スペインから来て、今はハンブルクに住んでいるよ。」とのこと。

どう考えてもワインを飲みたい状況なのですが(笑)、あとあとのことを考えてアプフェルショーレで我慢しておきます。野菜スープとタパス(前菜盛り合わせ)を注文しました。付け合わせのパンも含めて昼食には理想的な量です。

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ガーリックを効かせたマッシュルームのオイルフォンデュ、魚介類(特にイカ、タコ)、少量多種類のディッシュ、素晴らしいです。ドイツ料理の「ある食材をドカン、次の食材をドカン」という大胆さに比べると、こういう繊細さが日本人とも相性がいいのかなあ?とか思います。

エスプレッソを飲んでお勘定。例によって食後酒もすすめられましたが(これも勘定後だったのでサービスなのかなあ?)、あとの予定があるので丁重にお断りしました。合掌して「サヨウナラ」と言われたので、「スペイン語で Auf wiedersehen って何て言うの?」と聞いたところ「Hasta la vista(アスタ・ラ・ヴィスタ)だよ。ターミネーター(映画)で見ただろ?」と言われました。あとでウェブで調べてみたところ、「Adios(アディオス)」と違って「Hasta la vista」には「また会おう」という意味合いも含まれるのだそうです。ということで、また来たいと思います。

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例によってカールシュタットの食材売り場で買い出しをしたのですが、Mönkebergstraßeのカールシュタットにはシュニッツェル用の薄切り肉が(すくなくともこの日は)売られていないことがわかりました。やはり近所のWandsbekで買う方が確実かな?

帰りは市庁舎広場近辺のクリスマスマルクトを見ながら Jungfernsteig 駅まで歩き、そこからSバーンに乗りました。

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こちらがJungfernsteig駅周辺のマルクト。立ち並ぶテントの向こう側にアルスター湖があります。画像の右隅に小さく写っていますが、アルスター湖の中にもクリスマスツリーが立てられています。ここから左を向くと …

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市庁舎広場と、その前に立てられたクリスマスツリーです。市庁舎広場にもたくさんのマルクトがあるようですが、まだ足を踏み入れていません。来週こそはもっと本格的にブラブラしてみたいので晴れてほしいものです。

夕食は、さすがにワインが飲みたくなったので前に買っておいたままだったリースリンクを開けてみました。

夏休みその10: 最後の晩餐

午前中はこまごまとした買い物をするために市内へ。そのあと、ハンブルガー・パンフィッシュが食べたいという妻の所望により「フリーセンケラー」で昼食をとりました。ここは市庁舎広場近くにあり、いろいろなガイドブックに載っているお店です。外に面した席ではアルスター湖につながる池(?)を見ながら食事をとることができます。ビールはイェーファー(Jever)のピルスナーと、シェーファーホッファー(Schöfferhofer)のヴァイツェン。ハンブルガー・パンフィッシュはあまりに洗練され過ぎていて、いわゆる普通のハンブルガー・パンフィッシュのイメージとはちょっと違います。もちろん、おいしいことはおいしいのですが。

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そういえば、息子は「鉄ちゃん」なので、駅の名前を一所懸命覚えようとしています。最初は、

  • らーるしゅてっと:お父さんの会社の最寄り駅。ハンブルクに着いた翌日に行った。
  • はっせるぶろーく:お父さんのアパートの最寄り駅。基本的に街中に出かける時にはここからSバーンに乗る。

あたりを覚えようとしていたのですが、これらをマスターしたあとは、

  • べるりなー・とー:Hasselbrook の2つ隣の駅。Uバーンへの乗り換え至便。
  • はうぷとばーんほふ:中央駅。たくさんの電車(息子いちばんのお気に入りの ICE も含む)を見ることができた。

などもがんばって覚えようと復唱しています。「Berliner Tor」はミニチュア・ワンダーランドのジオラマの中にも見つけて(私は今まで気がつきませんでした)、「お父さん、お父さん、べるりなー・とー、あった。」と教えてくれましたし、「Hasselbrook」の駅名を見て「Sが二つあるから、はっせせぶろーく、だと思ったよ。」とか言っていました。まあ、日本に帰ったら残念ながら忘れてしまうのだと思いますが。

さて、夕食の用意をしながら妻と息子は帰りの荷造り。一応、息子も日本へ帰るということは認識しているようで、

「明日から淋しくなるね」とか、
「浜松に帰ったら何でもがんばるからね」とか、
(デジカメ画像を取り込んでいる Mac を指差して)「この中に思い出がいっぱい入っているんだよね」とか、
いちいち涙腺をダイレクトに刺激する言葉を吐き出しています。

何となくいつもと違う様子で、わざと叱られるような行動を取っているように見えるのは、甘えたいからなのでしょうか?それとも、まだ自分の感情がうまくコントロールできないからなのでしょうか?

夏休みその9: ミニチュア・ワンダーランド再び

前日はハンブルガー・ドームに行って夜更かしをしてしまったのですが、今日は再びミニチュア・ワンダーランドへ行くために少し無理をして早起きしました。ミニチュア・ワンダーランドのホームページには入場待ち予測が出ていて、それによると、朝早く、しかも週末だと比較的待ち行列が短いのだそうです。早起きしたとはいってもみんなグダグダしていたので、結局アパートを出発したのは 9:30 頃になってしまいました。

先日は Jungfernsteig からバスに乗って行ったのですが、今日は(日曜日だから?)ミニチュア・ワンダーランドの近くまで行くバスがないようです。しょうがないのでUバーンで行くことにしました。結局、ミニチュア・ワンダーランドに到着したのは10時30分過ぎ。この時点で入場は50分待ちと言われました。選択肢は二つあって、1つは待ち行列に並んで50分待つ、もう1つは入場時間を予約するチケット(Fast Ticket)を買って予約した時間まで暇をつぶす、というものです。我々はその時点でいちばん早かった正午からの Fast Ticket を購入して、少し周辺を散策してみることにしました。

ここは、港の近くにある昔の倉庫街だった建物を利用しているので、周りには水路がたくさんあって、主に観光客を乗せた船がたくさん通ります。

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何とか体力を温存したまま時間をつぶして、予定通り正午に入場しました。とりあえず腹ごしらえ。画像を見直すとけっこうな量を頼んでいますね。実は、このあとちょっと足りなかったので、さらにシュニッツェルを追加注文したのですが …

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その後、展示へ。息子は、そろそろハンブルクを走る列車もわかるようになってきたので、やはりそのあたりのジオラマに食いついています。ハンブルク中央駅やミニチュア・ワンダーランド周辺のジオラマもあります。今回気付いたのですが、ミニチュア・ワンダーランドの模型の中ではちゃんと鉄道模型が走っていました。画像だとちょっとわかりにくいですが … 妻は途中で眠くなったと言ってビデオを上映している部屋へ仮眠しに行きました。30 分ほどして妻が帰って来たあとも息子は食いついたままです。このままだと閉館までいそうな勢いなので、見るジオラマを決めさせて、それを見たら帰るという約束をさせてから回り直しました。結局ミニチュア・ワンダーランドを出たのは午後5時。食事の時間をのぞいてもほぼ4時間以上ジオラマを見続けていたことになります。鉄ちゃん恐るべし。

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帰宅してから、夕食の待ち時間に一昨日借りて来た鉃道の DVD を見ました。ナレーションは英語だったし、途中で飽きるかと思っていたのですが2回まるまる見ました。さすがに夕食時には電池が切れたのか、食べながらコックリ …

夏休みその8: ハンブルガー・ドーム

午前中は特に出歩かずにまったりと過ごしました。昼食は「ASIA MARKT」で買ってみた日本そば。粉わさびと麺つゆも買って来たのでばっちりでした。ネギと刻みノリがあれば完璧だったのですが、これらも売っているのかな?

今日のメインイベントはハンブルガー・ドーム。ハンブルクで年3回(春、夏、冬)開催されている北ドイツ最大の移動遊園地です。以前、日本からの出張ついでにドームを見に来たうちの会社の社員が「ねえ、全然動いているように見えないんだけど、どこが移動遊園地なの?」と言ったとか言わなかったとか。

息子の年齢(および身長)だとあまり激しいアトラクションには乗れないので、必然的に電車とかメリーゴーランドとかおとなしいものになります。独りで乗るのは嫌らしいのですが、逆にお父さんやお母さんと一緒に乗れるのであればどんなものでも楽しいように見受けられました。巨大なオルゴール(?)のようなものに合わせて動くメリーゴーランドのようなものがありました。まさにレスピーギの交響詩《ローマの祭り》の終楽章のような雰囲気です。

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個人的に楽しみだったのは観覧車です。日本の観覧車はゆっくりと一周するとおしまいですが、こちらの観覧車はかなりのスピードで何回も回ります。(ちゃんと数えていませんでしたが少なくとも5周以上はしたはず。)当然、その間にも乗客は随時入れ替える必要があるので、その時は観覧車が一時停止します。場合によってはてっぺんに近いところでしばらく止まっていることもあるので、風も心地いいし(あ、完全に密閉された空間ではなく、窓がない構造です)眺めもいいです。これはコストパフォーマンス的にもかなりいいんじゃないかなあ?

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夕食は「バイエルン・ハウス」なるビアホールへ。まさに小規模なビアホールという感じで、長机がずっと並んでいて、ステージでは大音量でバンドが演奏し、お客さん(酔っぱらい)はそれに合わせて歌う、という光景です。ザンクト・パウリのユニフォームを来た集団もいて何やら叫んでいます。(ザンクト・パウリはハンブルクを本拠地とするブンデスリーガ2部のサッカーチームで、ハンブルガー・ドームはザンクト・パウリのホームグラウンドのすぐそばで開催されています)我々はビール(ああ、銘柄失念)と、ニュルンベルク風ソーセージ(もちろんザウアークラウト添え)を注文しました。カリーブルスト以外のソーセージを食べたのはすごく久しぶりかも知れません。

その後はブラブラしながらアトラクションに乗ったり、何かを買って食べたり。ふわふわした揚げたてのドーナツのようなものに粉砂糖をかけたものがおいしかったです。

我々は 20:00 過ぎに帰って来たのですが、大人の時間(笑)はその後なのでしょうね。

夏休みその6: お買い物

今日は街の中心部に買い物に行きました。前日の小旅行で疲れたせいか家族みんなが寝坊、朝食をとって、洗濯をして、出発したのは11時くらいでした。今日はおみやげや日本食材などかなりの量を買い込むつもりだったので自動車で行き、有料駐車場に停めました。

まずは駐車場近くの「ASIA MARKT」へ。韓国人のおじさんが運営しているアジア食材のお店で、韓国、中国、日本の食材が手に入ります。もちろん日本で買うよりは割高ですが、ふだん買うのに躊躇しなくてすむような値段です。ここで米や日本そばや韓国海苔などを買ってみることにしました。

ここで買った荷物をいったん車に置いて、昼食は以前も来たことのある「ダニエル・ヴィッシャー」へ。今度は屋内で食事をとることにしました。12時ちょっと過ぎという時間は昼食にはちょっと早い時間ですし、今日は平日ですし、お店の中は比較的空いています。息子は外を眺めることができる2階の席に座りたかったようですが、2階席はクローズされていました。息子は前回に続いてキャラクターの容器に入ったアイスクリーム、我々は、いわゆるフィッシュ・アンド・チップスを注文しました。あとは PAULANER のアルコールフライと。

そのあと妻は H&M で本格的な買い物を。私と息子はまたまたレゴショップで時間をつぶします。前日の夜から息子が「S バーンつくりたい」と言っていたので、必要そうなパーツをバラで買うことにしました。ショップ指定のプラスチック容器にブロックを詰め放題で15.90ユーロで買えます。S バーンで必要と思われる赤、白、グレイ、それから窓に使うであろう透明部品をがしゃがしゃと容器に詰めていたのですが、それを見ていた店員さんが「こうやるとたくさん入るわよ」と、ブロックを組み合わせて隙間がないように容器に入れる方法を教えてくれました。

息子が「つかれた」と言ったので(そりゃそうだ、1時間以上もレゴショップで遊んでいたんだから)、ちょっとコーヒーブレイクしたあと、ちょっと歩いてアルスター湖を見に行きました。そういえば妻と息子がハンブルクに来てからちゃんとアルスター湖を見せたことがなかったので。

少し落ち着いたところで「カールシュタット」へ。日本へのお土産はリューベック名物ニーダーエッガーのマジパン(マルツィパン Marzipan)に決めたようで、妻がせっせと買い込んでいました。そのあとは自分たちの食事用にチーズ、ジャム、ハム、魚(鮭の切り身)、パンなどを購入。浜松では「レッカーランドふくかわ」というおいしいハム/ソーセージのお店があったので、ドイツでそれよりおいしい(少なくともそれと同等の)ハムやソーセージが食べられないのが悔しかったのですが、さすがに一流デパートで売られているものはよさそうです。生ハムとサラミを試食させてもらったのですが、とてもおいしかったのでそれを買うことにしました。後日、会社でこの話をしたら「あそこはものすごく高いんだから、おいしくて当たり前だ」みたいなことを言われました。日本と比べてそんなに高い感じはしないんですけどね。逆にドイツに来てすぐに買った某スーパーマーケットのプライベートブランドのハムは、安いことは安かったのですが「二度と買うまい」と決意するような味でした。

買い物に付き合わされて少々欲求不満だった息子がカールシュタットの横にある休憩スペースで見つけた、変な起伏のある通路(?)です。しばらくこの上で走り回っていました。

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夏休みその5: ブレーメン

今日はブレーメンへ。前回自動車で2時間30分もかかってしまった教訓をふまえて、かつ息子と「ドイツの鉃道に乗ろう」と約束していたので、もちろん鉃道で行きます。今日は Hasselbrook 駅からSバーンでなくRバーン(Sバーンより遠距離まで行く近郊電車)で中央駅へ行こうと考えたのですが、ダイヤが乱れているようで予定時間になってもなかなか電車が来ません。結局、10分ほど遅れて到着。ふだんなかなか乗る機会のないダブルデッカーの電車だったのが不幸中の幸いだったかも知れません。

チケットは前日ミニチュア・ワンダーランドへ行く前に買っておいたので問題なし。窓口で買おうと思ったのですが、順番待ちが20人以上いたので自動販売機で買ってみることにしました。実はいままで何回も Hasselbrook 駅の自動販売機で切符を買っていたのですが、販売機の表示言語の切り替え方がよくわかっていませんでした。今回、無事英語に切り替えることができ、人数変更、予約クラスの指定、現地での一日乗車券の追加購入なども特に問題なくできました。

9時46分中央駅発の電車が3分前くらいに入線。今までずっと ICE (InterCity Express) に乗れるものだと思っていたのですが、残念ながら普通の IC (InterCity) でした。ヨーロッパの電車は日本のように自由席の車両と指定席の車両が分かれているわけではなく、車両に関係なく予約されている席が指定席、それ以外の席が自由席という形になっています。我々が予約したコンパートメント(6人がけの個室)も我々だけが席を指定していたようなのですが、乗り込むとサラリーマンらしき人が座っていました。子供連れだとわかったら他のコンパートメントに移ってくれましたが。

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ブレーメンまでは約1時間。今までの経験上、息子は列車に乗るとまずお腹が減り、それに満足すると眠くなるのですが、今回はおやつを食べている時点でブレーメンに着いてしまいました。あちこち見て回って疲れるのを避けたいので、基本的には市庁舎広場周辺だけを観光する計画を立てていました。ブレーメン中央駅から市庁舎広場まではトラムで行けます。

例の「ブレーメンの音楽隊」像の足を触りながら記念写真を撮ったところで市庁舎広場に面したレストランで昼食。やはりブレーメンならベックス(前回は車で来たのでアルコールフライしか飲めなかった)、ベックの子会社(?)であるハーケ・ベックのヴァイツェン、それからビーフステーキ(フライドポテト付き)、ペンネにポークソテーをのせたものを注文しました。市庁舎広場に面したレストラン(=観光客向け)なので味の方はあまり期待していなかったのですが、味もいいし、価格も良心的です。

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少々暑かったので(しかし、今週は本当に暑い)、市庁舎広場に面した聖ペトリ教会の中でちょっと涼むことにしました。キャンドルサービスを見つけた息子が「やりたい」と言ったのでやってみることにしました。それから、パイプオルガンを見つけた息子が「あれ撮って」ということで一枚。フラッシュなし、シャッタースピード 1/4 秒で撮ったのですが、ほとんどブレもなく会心の一枚です。

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そのあとは急いでベトヒャー通り(Böttcherstraße)のグロッケンシュピールへ。観光シーズンは毎時(オフシーズンは12時、15時、18時だそうです)マイセン製の鐘がメロディを奏でる時計です。鐘の左下にある壁では冒険家の活躍が次々に回転するレリーフで紹介されます。

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子供連れだとこのくらいが限界です。中央駅に戻って、アイスクリームを食べて少し休憩して、帰りの電車に乗り込みました。帰りは「メトロノーム」という電車で。DB(ドイツ鉃道)ではなく、ハノーファー近郊の列車を運営する「メトロノーム」社の車両です。赤や白(あるいは灰色)を基調にした DB の列車とは対照的に、青や黄色でカラーリングされた個性的な車両です。家族3人とも電車が出発したとたんに爆睡。ほとんどハンブルク到着まで寝ていました。

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夏休みその4: ミニチュア・ワンダーランド

船便でドイツに送った荷物が11時に届くということだったので、午前中は自宅でスタンバイ。息子は昨日買って来たレゴをさっそく作っています。ほぼ11時に日本人3名のスタッフが配達に来ました。11時と指定して11時に来るあたりがさすが日本人です。ADSL の工事の時は「8:00 – 16:00 の間のどこか」と指定されたので。
衣類、書籍などを中心に段ボール15箱。さらに炊飯器が届いたので、これでやっとお米を炊いて食べることができるようになりました。今までは日本から持って来た電子レンジ用のライスパックを食べていたので。
昼食は近所の「Conrad’s」へ。子供がいるということで塗り絵や絵本を貸してくれます。メニューはビーフブイヨンのスープ、カリーブルスト、イワシの酢漬けのヨーグルトソース和えを注文しました。
14:00 から 16:30 まで昼寝したあと、今日のメインイベントであるミニチュア・ワンダーランドへ。日中は混んでいるので順番待ちの可能性があるため、夕方から行く計画にしておいたのです。いつも最寄りの Hasselbrook 駅までは10分くらいかけて歩いていたのですが、息子が「やだ」と言ったのでバス路線を調べてみると、停留所一つ分ですがバスに乗れることがわかりました。(これも今まで気がつかなかった)ということで、バス 161 で Hasselbrook 駅へ → Sバーンで Jungfernsteig 駅へ → バス 4 で Auf dem Sande で、ミニチュア・ワンダーランドのすぐ近くまで行けます。ちなみにミニチュア・ワンダーランドの隣には「ハンブルグ・ダンジョン」というお化け屋敷のようなアトラクションもあり、少々怖い息子は「こっちには行かないよね?」と何度も確認していました。
ということで 18:00 頃到着。ミニチュア・ワンダーランドはハンブルグカードを持っていると入場料が10%割引になります。大人二人(10ユーロ * 2)+身長1m以上の子供(5ユーロ)の10%割引で22.5 ユーロでした。この時間でもごくわずかの待ち行列がありましたが、ほとんど待つことなく入場できました。
この手のアミューズメント施設のカギは「いかにしてリピーターを呼び込むか」ということだと思うのですが、ここは(少なくとも今のところは)何度来ても楽しめると思います。施設全体がまだ未完成で、まだまだジオラマは増殖中です。2年ほど前にも出張の合間に来たことがあるのですが、その時になかった新しい展示もありましたし、今も空港周辺のジオラマが作成中でした。それからジオラマにある細かいギミックもとても数回では全て見ることができないと思います。
19:30 頃に施設内の軽食コーナーで簡単な夕食。フジッリのグヤーシュ添え、ビール(HOLSTEN)、アップルジュース、ラズベリーケーキ。

船便でドイツに送った荷物が11時に届くということだったので、午前中は自宅でスタンバイ。息子は昨日買って来たレゴをさっそく作っています。ほぼ11時に日本人3名のスタッフが配達に来ました。11時と指定して11時に来るあたりがさすが日本人です。ADSL の工事の時は「8:00 – 16:00 の間のどこか」と指定されたので。

衣類、書籍などを中心に段ボール15箱。さらに炊飯器が届いたので、これでやっとお米を炊いて食べることができるようになりました。今までは日本から持って来た電子レンジ用のライスパックを食べていたので。

昼食は近所の「Conrad’s」へ。子供がいるということで塗り絵や絵本を貸してくれます。メニューはビーフブイヨンのスープ、カリーブルスト、イワシの酢漬けのヨーグルトソース和えを注文しました。

14:00 から 16:30 まで昼寝したあと、今日のメインイベントであるミニチュア・ワンダーランドへ。日中は混んでいるので順番待ちの可能性があるため、夕方から行く計画にしておいたのです。いつも最寄りの Hasselbrook 駅までは10分くらいかけて歩いていたのですが、息子が「やだ」と言ったのでバス路線を調べてみると、停留所一つ分ですがバスに乗れることがわかりました。(これも今まで気がつかなかった)ということで、バス 161 で Hasselbrook 駅へ → Sバーンで Jungfernsteig 駅へ → バス 4 で Auf dem Sande で、ミニチュア・ワンダーランドのすぐ近くまで行けます。ちなみにミニチュア・ワンダーランドの隣には「ハンブルグ・ダンジョン」というお化け屋敷のようなアトラクションもあり、少々怖い息子は「こっちには行かないよね?」と何度も確認していました。

ということで 18:00 頃到着。ミニチュア・ワンダーランドはハンブルグカードを持っていると入場料が10%割引になります。大人二人(10ユーロ * 2)+身長1m以上の子供(5ユーロ)の10%割引で22.5 ユーロでした。この時間でもごくわずかの待ち行列がありましたが、ほとんど待つことなく入場できました。

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この手のアミューズメント施設のカギは「いかにしてリピーターを呼び込むか」ということだと思うのですが、ここは(少なくとも今のところは)何度来ても楽しめると思います。施設全体がまだ未完成で、まだまだジオラマは増殖中です。2年ほど前にも出張の合間に来たことがあるのですが、その時になかった新しい展示もありましたし、今も空港周辺のジオラマが作成中でした。それからジオラマにある細かいギミックもとても数回では全て見ることができないと思います。ちなみに上のいちばん最後にある画像はアメリカ・テキサス州にあるキャディラック・ランチですが、このくらいの小ネタはわかりやすい方です。

19:30 頃に施設内の軽食コーナーで簡単な夕食。フジッリのグヤーシュ添え、ビール(HOLSTEN)、アップルジュース、ラズベリーケーキ。

夏休みその3: 市内観光?

月曜日になったので、本格的な観光と買い物に出かけました。まずはアパート最寄りの Hasselbrook 駅まで徒歩で出かけ、そこで Hamburg Card の三日通しグループ券(31.50ユーロ)を買いました。Hamburg Card は市内交通(バス、Uバーンなど)乗り放題チケットに主要観光施設の割引がついているもので、通常は大人の一日券が8.50ユーロです。(以前、宿泊していたホテルで購入した時は8.00ユーロだったような気がするのですが、ホテルでディスカウントしていたのかも知れません。)

上記の三日通しグループ券は、最大5人までのグループが行動する際に使えます。我が家は夫婦+まだ無料の息子の3人なのでここまでは必要ないのですが、実は通常の一日乗車券を3日分(5.30ユーロ * 3日 * 2人 = 31.80ユーロ)買うより安くなります。ちなみに Hamburg Card は五日通しグループ券(54.90ユーロ)というのもあるのですが、これだと通常の一日券(5.30ユーロ * 5日 * 2人 = 53.00ユーロ)を買った方が安くなります。

Hasselbrook 駅から S バーンで中央駅へ。着実に「鉄ちゃん」の道をつき進んでいる息子にとっては初めて目にする電車ばかりなのでかなり興奮していました。さらにインフォメーションで時刻表やパンフレットをもらったり、Sバーンのペーパークラフトを購入したりしました。

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その後、息子がぐずり始めたので駅構内のフードコートで少し休憩することにしました。カプチーノとオレンジジュースとフライドポテト(ケチャップ付き)を購入。フライドポテト好きの息子はここでも満足したようです。

少し腹ごしらえしたあと、中央駅西側にあるシュピタラー通り(Spitalerstrasse)へ。たまに業務車が通りますが、基本的には歩行者天国状態の通りで、両側にカジュアルな店が並んでいます。息子と私がレゴ・ショップを見ている間に、妻は近くの「H&M(こちらではハーエムと言っているようです)」へ。妻はとりあえず現状視察、私はアパートでの息子のヒマつぶし用にレゴの貨物輸送機(7734)を買いました。

レゴ シティ レゴの町 貨物輸送機 7734

昼食は、まだ時差ボケの影響であまり食欲の出ない妻の所望で、この通りにある「ダニエル・ヴィッシャー(Daniel Wischer)」で。前にも来たことがありますが魚料理中心のお店です。フィッシュスープ、Scholle (カレイ)を揚げたやつ、Paulener のヴァイツェン、ヴァニラとチョコのアイスを注文しました。アイスは怪獣のようなキャラクターの容器に入っています。お子様向け。

UバーンとSバーンを乗り継いでアパートに戻り昼寝。普段よりも時間が後ろ倒しになってしまったので、息子は午後7時くらいに起床。少し食材を買い出しに行こうと思ったら、よく行く Hasselbrook 駅前のスーパーマーケット「EDEKA」は午後8時に閉店。とりあえず、お店が多そうな Wandsbek 方面に車を進めていると Wandsbeker Chaussee 沿いに午後10時まで開いていて、しかも駐車場のある「EDEKA」を発見しました。今まで全然気付かなかったのですが今後も使えそうです(笑)。