夏休みその5: ブレーメン

今日はブレーメンへ。前回自動車で2時間30分もかかってしまった教訓をふまえて、かつ息子と「ドイツの鉃道に乗ろう」と約束していたので、もちろん鉃道で行きます。今日は Hasselbrook 駅からSバーンでなくRバーン(Sバーンより遠距離まで行く近郊電車)で中央駅へ行こうと考えたのですが、ダイヤが乱れているようで予定時間になってもなかなか電車が来ません。結局、10分ほど遅れて到着。ふだんなかなか乗る機会のないダブルデッカーの電車だったのが不幸中の幸いだったかも知れません。

チケットは前日ミニチュア・ワンダーランドへ行く前に買っておいたので問題なし。窓口で買おうと思ったのですが、順番待ちが20人以上いたので自動販売機で買ってみることにしました。実はいままで何回も Hasselbrook 駅の自動販売機で切符を買っていたのですが、販売機の表示言語の切り替え方がよくわかっていませんでした。今回、無事英語に切り替えることができ、人数変更、予約クラスの指定、現地での一日乗車券の追加購入なども特に問題なくできました。

9時46分中央駅発の電車が3分前くらいに入線。今までずっと ICE (InterCity Express) に乗れるものだと思っていたのですが、残念ながら普通の IC (InterCity) でした。ヨーロッパの電車は日本のように自由席の車両と指定席の車両が分かれているわけではなく、車両に関係なく予約されている席が指定席、それ以外の席が自由席という形になっています。我々が予約したコンパートメント(6人がけの個室)も我々だけが席を指定していたようなのですが、乗り込むとサラリーマンらしき人が座っていました。子供連れだとわかったら他のコンパートメントに移ってくれましたが。

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ブレーメンまでは約1時間。今までの経験上、息子は列車に乗るとまずお腹が減り、それに満足すると眠くなるのですが、今回はおやつを食べている時点でブレーメンに着いてしまいました。あちこち見て回って疲れるのを避けたいので、基本的には市庁舎広場周辺だけを観光する計画を立てていました。ブレーメン中央駅から市庁舎広場まではトラムで行けます。

例の「ブレーメンの音楽隊」像の足を触りながら記念写真を撮ったところで市庁舎広場に面したレストランで昼食。やはりブレーメンならベックス(前回は車で来たのでアルコールフライしか飲めなかった)、ベックの子会社(?)であるハーケ・ベックのヴァイツェン、それからビーフステーキ(フライドポテト付き)、ペンネにポークソテーをのせたものを注文しました。市庁舎広場に面したレストラン(=観光客向け)なので味の方はあまり期待していなかったのですが、味もいいし、価格も良心的です。

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少々暑かったので(しかし、今週は本当に暑い)、市庁舎広場に面した聖ペトリ教会の中でちょっと涼むことにしました。キャンドルサービスを見つけた息子が「やりたい」と言ったのでやってみることにしました。それから、パイプオルガンを見つけた息子が「あれ撮って」ということで一枚。フラッシュなし、シャッタースピード 1/4 秒で撮ったのですが、ほとんどブレもなく会心の一枚です。

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そのあとは急いでベトヒャー通り(Böttcherstraße)のグロッケンシュピールへ。観光シーズンは毎時(オフシーズンは12時、15時、18時だそうです)マイセン製の鐘がメロディを奏でる時計です。鐘の左下にある壁では冒険家の活躍が次々に回転するレリーフで紹介されます。

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子供連れだとこのくらいが限界です。中央駅に戻って、アイスクリームを食べて少し休憩して、帰りの電車に乗り込みました。帰りは「メトロノーム」という電車で。DB(ドイツ鉃道)ではなく、ハノーファー近郊の列車を運営する「メトロノーム」社の車両です。赤や白(あるいは灰色)を基調にした DB の列車とは対照的に、青や黄色でカラーリングされた個性的な車両です。家族3人とも電車が出発したとたんに爆睡。ほとんどハンブルク到着まで寝ていました。

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