日記」カテゴリーアーカイブ

今日から2月

2月1日付けの辞令で、また日本人が送り込まれてくるようで「全社で日本人一人」状態はとりあえず脱却したわけだ。最近はやりの言い方だと、私が「3号」で新しく来る方が「4号」というわけである。

*****

さて、今シーズンは「1000年に一度の厳しい冬」と言われていたのだが、正月明けにドイツに帰国してからちょっと雪が舞っただけで積もる気配が全くない。そろそろイチゴも売られ始めているようだし、このまま春になってしまうのだろうか?

帰り道は気温マイナス2℃くらいで小雨。小雨が降るなんてますます春が近いのかなあ、と思っていたら、このくらいの気温だと小雨はあっという間に氷になってしまう。アウトバーンの出口レーンで後輪が豪快に横滑りしてちょっと焦った。

*****

昨日から一緒に仕事をしている技術者が日本出張。セントレアから浜松駅まで高速バスで行く方法を指南したのであるが(英語のページは日本語のページに比べて明らかに情報不足)、無事着いたとの連絡を受けて一安心。

今週いっぱいがんばってほしい。

アジアカップ:日本対オーストラリア

息子の同級生一家をご招待して、アジアカップ決勝戦観戦会兼夕食会を開催した。

キックオフはドイツ時間の午後4時だったので、午後3時くらいに来ていただき、お母さんたちは夕食の仕込み、子供たちはレゴで遊んだりサッカーをしたり、お父さんたちは世間話をしながらテレビで放送されているプレビューを見ながらダラダラ … といった具合。しかし、本田が英語でインタビューの受け答えができることは知っていたが、川島(ベルギー・リールセ所属)や吉田(オランダ・VVVフェンロ所属)もしっかり英語でやりとりしていたのを見て少々びっくり。志が高いなあ。

(息子のともだちが持参した応援の横断幕です)

試合は0-0のまま進んで延長戦へ。日本としては我慢我慢の試合展開だし、時間も時間(延長戦に入った時点で午後6時くらい)なのでみんな「腹減った、腹減った」と言い出すし、で見ている側の集中力も途切れがちだったところで、目の覚めるような美しい李忠成のボレーシュートで1-0で勝利、無事に(当初予定していた)「夕食会=祝勝会」という段取りになった。

(いいんです、たとえほぼ同時刻に試合が行われていたハンブルガーSVが0-2で格下のニュルンベルクに負けていたとしても …)

シャンペンで乾杯した後は、ほぼ「お好み焼きパーティー」という感じ。日本での放送はどうだったのかわからないが、こちらの生中継では試合後の表彰式(MVPの表彰から優勝チームの表彰まで)までずっと放送があって余韻に浸ることができた。

食事も一段落したあと、うれしいサプライズが。今月誕生日を迎えた息子のためにロールケーキといろいろな手作りのプレゼントを用意していただいた。ろうそくを灯して部屋を暗くした後、サッカーをしていた息子たちを呼んでお披露目。

(あぶねえ、もっと酒を飲んでいたらきっとお父さんの方が感激して泣いていたかも …)

カレー三昧

今日は息子とカレーを作った。

確か、年末年始に日本にいた時から「一緒にカレーを作ろう」と約束していたのだが、先週末は息子が風邪気味だったので延期していたのだった。やっと調子が戻ってきたようなので決行することにした。以前、日本人学校の行事として近所のパン屋さんを見学した時に提供してもらったパン屋さんのロゴ入りエプロンや帽子をかぶると、それなりに格好がつく。

日本で通っていた保育園でも、ハンブルグ日本人学校でもそれなりに調理実習のようなことはやっていたので、皮むき器を使ってにんじんやじゃがいもの皮を剥くことぐらいはできるようだ … が、そのうちに「手が疲れた」とか言ってきたので、肉や玉ねぎを炒める作業を任せることにした。「肉は周りが白くなるまで炒める(豚肉なので)」とか「玉ねぎは透明になるまで炒める」とか教えてフライパンをかき混ぜさせることにする。

煮込み開始までがんばったら、病み上がりのためか眠くなったようで昼寝に入った。その間に味付けをして何度か「冷ます」→「火を入れる」を繰り返しながら煮込む。(ポイント:料理は冷める時に味がしみ込むのです)

夕飯直前に起きてきたところで「味見」をさせて、OK を出させる。当然、その前に味は整えてあったので「ダメ」とか言われたら殴ってやろうかと思っていたのであるが … 自分で言うのもなんだが、「バーモントカレー甘口」ベースにしてはかなりよくできたかなと。

息子をおだてながら仕事を進めていたので、息子もかなり調子にのって「また作ろうね」とか言っていたのだが、さて次回はいつになりますか …

ゲット!

このエントリーや、このエントリーで書いているように息子はFCバイエルン・ミュンヘンのファンである。

以前は、正確に言うとフィリップ・ラーム、バスティアン・シュヴァインシュタイガー、ミロスラフ・クローゼ、トーマス・ミュラー、マリオ・ゴメスといった、「ドイツ代表に選ばれているFCバイエルン・ミュンヘンの選手」が好きだったのであるが、最近では負傷から復帰してきたフランク・リベリー(フランス)やアリエン・ロッベン(オランダ)も気に入っているようである。

ということで、一度はバイエルン・ミュンヘンの試合を見に行きたいと思っていたのであるが、ハンブルクで行われるハンブルガーSVとの試合はチケットが取れなかったし、3月に行われるミュンヘンでのハンブルガーSV戦も正規のルートではとっくに売り切れになっており、プレミア価格で買うのもなんだかなあ?と思っていたので、今シーズンは無理かと思っていた。

… などと思っているところでマイレージを貯めているルフトハンザ航空のウェブページを見ていると、いくばくかのマイル数でバイエルン・ミュンヘンの試合のチケットが手に入るらしい。先週の土曜日にウェブページから申請したものの、なかなか返事が来ないので半ば諦めていたのであるが、今日、チケットが確保できたというメールが届いた。しかもかなりいい席。

前々から南ドイツに行ってみたいと考えていたし、例えばロマンティック街道は鉄道で回るのが不便そうなので、「AutoZug」という車を運搬することができる寝台列車でミュンヘンまで行き、そこから車で北上しながらいろいろな街を訪問してハンブルクまで帰ってくるプランを検討中。

アジアカップ:日本対サウジアラビア

アジアカップを観戦している「JSC Sports +10」というチャンネルは、アルジャジーラ放送局のスポーツ専門チャンネルであることがわかった。「+10」というくらいなので(スポーツだけで!)10チャンネル以上あり、プレミアリーグやセリアAやブラジルの国内リーグなども放送されている。ただ、無料放送はこの「+10」だけのようで、他のチャンネルはおそらく契約しないと見られないようになっている。

さて、予選リーグの最終戦は公平を期すために同時刻にキックオフすることになっている。「シリア対ヨルダン」と「日本対サウジアラビア」のどちらが放送されるかわからない。もちろん、JSC Sports のホームページには書かれているのだが、当然アラビア語なので読めない。我々はおそらく善意の人が英訳してくれているページを見ているので、前日くらいにならないとわからないのである。

結局、どちらの試合も生中継はされずに後日録画放送されることがわかった。

妻は前の試合を友人と観戦したので、この試合もうちで観戦会を開催するつもりでサッカー好きの友人に声をかけていた。結局、この日はハンブルグ日本人学校幼稚部に大量の欠席者が出たということで観戦会も中止せざるを得ない状況になったので、よかったといえばよかった。

サウジアラビア戦は5-0の圧勝だったようだが、結局試合は見ることができていない。

準々決勝のカタール戦はドイツ時間14:25キックオフ。見られないなあ …

BJ原稿脱稿

日曜日。息子は相変わらず調子が悪いようなのでだらだら寝かせることにする。

日曜日は裏のガブリエルくんと遊ぶ約束をしていたのだが、ちょうどガブリエルくんも急用ができたようで、キャンセルさせて欲しいとわざわざうちまで出向いてきてくれた。ちなみに彼には彼より2~3歳くらい年上(だから10歳ちょっとくらいか?)のお姉さんがいて、彼女がついてきてくれた。このお姉さんとはかなり英語でコミュニケーションできるのでありがたい。

ということで、無事バンドジャーナル誌への原稿も脱稿。3月発売の4月号に掲載されると思うので、ぜひご笑覧下さい。

今年の初出社

まだ少し時差ボケが残っているのか、息子も私も午前6時前に起床(妻はいつももっと前に起きている)。それゆえ、いつもより早く出社することができた。

ドイツでの愛車に乗るのはほぼ2週間ぶり。日本では実家の車や妻の実家の車に乗っていたのだが、久しぶりに愛車に乗ってみるとハンドル、アクセル、ブレーキ、何もかもが重い。あらためてドイツの「ものづくり」の質実剛健さを認識した。

ところで、昨年帰国した時には車を運転しなかったので、日本での運転は1年半ぶりくらいだったのだが、意外に右側通行/左側通行の違いによる混乱は少なかった。ただ、ワイパーとウィンカーがドイツ車と日本車では逆についているのでこれは混乱する。ドイツでも、いまだに本当にとっさの時はウィンカーを出すつもりでワイパーを「ぐいーん」と動かしてしまったりしますが。

Fantasma(初回限定盤)

今日の通勤ミュージックはコーネリアスの「ファンタズマ」。昨年の秋に砂原良徳のリマスターで再リリースされたものである。もちろん、男は黙って初回限定の3枚組 … なのであるが、出足が遅かった(というか、予約するのを忘れていた)ので手に入れるために少々のプレミア価格を払うことになってしまった。

私がコーネリアスをちゃんと聞いたのは2006年に発表された「Sensuous」が初めてだったので、1997年に発表されたこの「Fantasma」は後追いという格好になる。冒頭は「Sensuous」と同じような方法論だなあ、と思ったのであるが、曲が進むにつれ、フリッパーズ・ギターに近いポップな曲想も感じられるようになる。情報量過多で「ごった煮」的なところは中期ビートルズに通じる猥雑さもあるのかな。

結局、ここで吸い込みたいものを吸い込めるだけ吸い込み、それを吐き出して残ったものが「Sensuous」なのかな。2つのアルバムの間に発表された「Point」を聞けば、その印象も変わるのかも知れないが。

*****

会社に行くと、今年初めて顔を合わせるということでいろいろな人から「Happy New Year」という挨拶をもらう。日本だと「松の内」を過ぎると「あけましておめでとう」とは言わないような気がするのだが、新年初めてということでこういう挨拶をするのだろうか?

休み中もメールはチェックしていたのだが、内容をチェックする程度でよほどの急用でない限り返事はしなかった。ということで、まずはメールチェックと然るべきアクションを。今日が日本の休日でよかった。

*****

夕方、会社を少し早く抜けて歯医者へ。いわゆる「クラウン治療」の最終仕上げ。

前橋からドイツへ

妻の実家→タクシーで高崎駅へ→上越新幹線で上野駅へ→京成スカイライナーで成田空港へ→ANAでフランクフルトへ→ルフトハンザでハンブルクへ→タクシーで自宅へ

ということで、無事ハンブルクへ到着。

実は京成スカイライナーに乗るのは初めて。上越新幹線方面から成田空港へ行くのであればこの選択肢もありかな。上野駅から41分で成田空港まで着くというのは成田エクスプレスよりかなり精神的に快適。新幹線からスカイライナー/成田エクスプレスへの乗り換えの不便さは似たかよったかだけど。

実はANAの国際線に乗るのも久しぶり。以前乗ったのは10年くらい前のアメリカ出張だったように思う。機内食はやはり日本人の口に合いますね。

息子は「トムとジェリー」、妻はソリティア、私は数独にはまって寝ることができず。案の定、フランクフルト→ハンブルク間のフライトでは三人とも爆睡。

新潟から前橋へ

私の実家から妻の実家へ移動。やはり、国境を越えると天候が全然違いますなあ。

結局、吹奏楽コンクールの支部大会データを実家で入力することは断念。バンドジャーナル誌やバンドピープル誌のコピーを取って後日入力することにした。(こたつでMacに向かうのはやはり腰に来る …)その他、北海道吹奏楽連盟や西部(九州になる前の)吹奏楽連盟の記念誌も持ってくることにしたので、乞うご期待。

妻の実家では義兄のブルーノート紙ジャケのリッピングを開始。