選挙

今日、社内の従業員組合の Works Council (労働協議会でいいのかな?)の選挙がありました。まあ、日本の選挙と同じように投票所(社内の会議室)へ行き、本人確認のあとに投票用紙をもらって投票する、という選挙それ自体の手続きは当たり前のものなのですが、その前に驚いたことがあります。

ちょうど2ヶ月ほど前、選挙の告示と同時に投票権がある従業員のリストが送られてきたのですが、老若男女問わず全ての従業員の生年月日が書かれていました。顔写真を共有するのも、他人の会議スケジュールや休暇予定を閲覧するのも、「プライバシーの保護」という名目で NG になっているのにも関わらず、生年月日が全ての従業員に公開されるということにとてもびっくりしてしまったのでした。

同じような疑問は他の従業員も持ったようで、Works Council の経験がある上司が言うことには、(これはドイツの一般的なルールなのか、それに基づいた今回の選挙のローカルルールなのかわかりませんが)「18歳以上の従業員のみが投票権を持つ」とか「Works Council の男女比は従業員の男女比より小さくなってはならない」とかというルールがあるらしいのです。これを楯にとって「今回の選挙は無効だ」という人が出てこないように予め投票権のある従業員のリストを公開するのだそうです。そういう目的なので個人情報の公開は許されるらしいのですが …

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夜は新しい通勤路の途中で見つけた中華料理のお店に挑戦してみることにしました。「CHINATOWN DRAGON」というお店です。

頼んだのは、アルコールフライビールと、エビやタケノコが入った特製スープと、無難に焼きそば。さまざまな種類の肉が入っています。

中国人の給仕の品の良さとか、スープのすっきりとした味とか、焼きそばに入っている肉類の柔らかさなどはかなり満足だったのですが、ちょっと焼きそばの味付けが濃過ぎたかな … そもそも中国南部の上海系のレストランのような気がするので、オイスターソースなどを使った料理は不得手なのかも知れません。

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