これもちょっと前に買ったやつ。細野晴臣さんのソロアルバム「オムニ・サイトシーイング」くらいまでの経歴をコンパクトに振り返った書籍。
特にYMO散開以降、小さな事実を演繹的に展開して「だから細野晴臣はすばらしい」的に褒めちぎる批評の仕方には少々違和感を感じる。しかも同じような手法が見開き2ページ単位で展開されるのでちょっと辟易。
これもちょっと前に買ったやつ。細野晴臣さんのソロアルバム「オムニ・サイトシーイング」くらいまでの経歴をコンパクトに振り返った書籍。
特にYMO散開以降、小さな事実を演繹的に展開して「だから細野晴臣はすばらしい」的に褒めちぎる批評の仕方には少々違和感を感じる。しかも同じような手法が見開き2ページ単位で展開されるのでちょっと辟易。
この間買った本。西村朗さんが聞き手として湯浅譲二さんの作曲観を聞き出すといった趣向の本。対話集「作曲家がゆく」の拡大版といった感じか。正直、湯浅さんの作品にはピンときていなかったのであるが(あ、でも長野オリンピックのファンファーレは好きだったなあ)、この対談から感じられる作曲に対する真摯な態度は魅力的である。本書のタイトルにもあるような、徹底した「未聴感」の追求という態度には大きく同意。
聞き手である西村朗さんも、いきなり宗教の話で自分のテリトリーに持ち込もうとするのも何だかなあ、と思いつつ、自分の作曲観を率直にぶつけることによって、湯浅さんの発言をうまく引き出しているのではないか。
というわけで、もう少し湯浅さんの作品を聞き込んでみようかなと。著作も読んでみたいなと。
ということで、バンド維新2009の演奏曲目が決定したようです。やはりニュースソースは浜松アクトシティ友の会会報。
野平作品は氏の過去の作品の系列によれば《織られた時III~管楽アンサンブルのための~》というタイトルになるんでしょうか。
渡辺作品はタイトル通り、ローランドの電子ドラム V.Drums のための協奏的作品でしょうか。ソリストが来るのか?ある意味特殊な編成だがレパートリーとして定着するのか?そもそもなぜ V.Drums?(何か圧力があった(笑)?)などなど、興味は尽きない。
演奏団体はまだ決まっていない模様。
SPACE SHOWER TV で Perfume 特集をやっていたので見る。
《チョコレイト・ディスコ》はこの間かしくんに見せてもらったヤツだし、《マカロニ》は初回限定盤「GAME」のDVDに収録されているヤツだし、《love the world》と《Dream Fighter》は初回限定盤シングルのDVDに収録されているヤツだし、《ポリリズム》はDVD「Perfume First Tour GAME」のヤツだし … ということで初めて見るPVはなし。
せめて《ポリリズム》だけはオリジナルPVを放送して欲しかった。早くPV集DVD出ませんかね…
このCD買ったの、いつだったっけ?何の気なしにCDショップで見つけて、購入して、しばらく寝かしておいたやつである。ちょうどいいシーズンに思い出したので聞いてみることにした。
著名なプロデューサーであるフィル・スペクターが1963年にリリースしたクリスマス・アルバム。《ホワイト・クリスマス》《そりすべり》《赤鼻のトナカイ》などなど、おなじみのクリスマス・ソングが完全にフィル・スペクター色に染まった見事な味付けである。実はオールディーズ好きなので、こういう古き良きアメリカのにおいは大好きである。このアルバムにも参加しているが、ロネッツの《ビー・マイ・ベイビー》のサウンド・プロダクションを想像していただけるといいのではないかと。
久々にキーボーディストである堀越昭宏さんのブログを拝見したところ、久々のレコーディングということで買ってみた。私の守備範囲内での感想(すみません、ファンクは詳しくないです)だと、21世紀の視点からの「70年代マイルスバンド」へのトリビュートという感じ。久しぶりに堀越さんのコルネットを聞いたなあ(まだBOOSEYのコルネット使われているんですかね?)。
アルケミスタから出ていた今井重幸さんのCDの、もう一枚の方。映画音楽のサントラを復刻したものらしい。こちらはオークションで落札した。
で、せっかくなので同じ出品者から落札したものがこれ。フォルカー・シュレンドルフ監督の映画「侍女の物語」(THE HANDMAID’S TALE)の坂本龍一さんによるサントラ盤。確か、持っていなかったよな … 同時期の「ラスト・エンペラー」や「シェルタリング・スカイ」に比べると、いまいち印象に残っていない。この時期、教授はオーケストラを使ったサントラを多くてがけていたのでちょっと食傷気味だったのかも知れない。
無理やり吹奏楽ネタに引っ張ると、クロード・T・スミスの《ルイ・ブルジョワの賛美歌による変奏曲》の元ネタ(変奏の主題)になった、ルイ・ブルジョワ作曲の《Old Hundredth》も合唱で収録されている。
ウェブをつらつら見ていたら、こういう作品が今年の文化庁芸術祭大賞を受賞したそうな。
SP音源復刻盤 信時潔作品集成 (6枚組)
http://search.japo-net.or.jp/item.php?id=vzcc-85
以前、ブログでもちょっと触れたことのある郡修彦さんの企画/構成による復刻である。悪かろうはずがない。主に戦前の音源が収録されているらしいが、少なからず吹奏楽編成の作品(あるいは伴奏)も含まれている。資料として持っておきたいなあ。
とはいえ、先日リリースされた「林光の音楽(全1巻)」も嗜みとして持っておきたい気がして、しかし躊躇している自分がいるので、さあ、どうしましょ?
アルケミスタ・マネジメント&レコーズが12月いっぱいで休業するということで、同社のレーベルから出ていたCDが入手しにくくなっている。
伊藤康英さんがピアノとアルト・サクソフォンとナレーションのために編曲したシューベルトの《冬の旅》や、オーケストラ・ニッポニカによる「菅原明朗とその周辺」あたりは買ってあったのだが、それ以外の欲しくて買っていなかったタイトルを探していた。
まずはこれ。HMVやタワーでは手に入らなかったので、オーケストラ・ニッポニカに問い合わせてみたところ、在庫があるということだったので送ってもらった。
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山下達郎ファンクラブに入会してから初めての会誌が到着。毎年この時期の号にはクリスマスプレゼントとしてボーナスCDがつくらしい。
午後8時からNHK-BS Hi で放送された「スーパーライブ Perfume in 武道館」を見る。
本番前の打ち合わせやリハの様子も流れたのでライブ完全収録ではなさそうだが、おいしい曲はかなり放送された。(ま、完全収録版はそのうち DVD で出るでしょ)
そのあと、午後11時からはVMCで教授のPV特集を見る。
存在すら知らなかったPVがあったので結構楽しめた。最初の《戦メリ》はトリオ・バージョンで、でかい遺跡の前でやったライヴの模様である(これ、どこのライヴだったっけ?)。
《羽の林で》と《フィールド・ワーク》はその昔CD10枚組でリリースされた「坂本龍一コレクション」の特典としてついていた。《フィールド・ワーク》の教授の演技は、映画「ラスト・エンペラー」の甘粕正彦に扮したときの演技と印象がだぶるんだよなあ。
《YOU DO ME》はどこかで見たなあ。レーザーディスクの後ろとかに入っていたんだっけ?ファンクと沖縄音楽のごった煮。
《1919》はトリオのために書かれたミニマルな作品。インターネットの黎明期にウェブ上でけっこうお目にかかった気がする。
そうそう、来年の教授ライヴは無事チケット当選。あとは席順のみ。(また)お願いしますよ、神様。