クラーク/ミカバンド/日本の管弦楽

ま、いろいろと。

Nigel Clarke: Samurai; Black Fire; The Miraculous Violin

ナイジェル・クラークの作品集。 吹奏楽(ウィンドアンサンブル)作品としては、知名度の高い《サムライ》や、ヴァイオリンとウィンドアンサンブルのための《黒い炎》が収録されている。

《サムライ》は1994年に浜松で開催された世界吹奏楽大会(WASBE)に出演するRNCMウィンドオーケストラのために、ティモシー・レイニッ シュの委嘱で書かれた作品。日本的な素材(旋律/和声/楽器)に頼ることなく、「サムライ」の持つハードボイルドなイメージを描写している。

ここに収録されているのは2007年改訂版とのこと。 オーケストレーションにどのくらい差があるのはわからないが、1994年版に比べて前半がわずかにカットされている。

委嘱コンビによるスタジオ録音盤(以前は SERENDIPITY から出ていた。今は KLAVIER から再発されたんだっけ?)も悪くないが、細かいアンサンブルのクリアさはこちらの方が上かも。

サディスティック・ミカ・バンド(初回限定版 スペシャルエディション) [DVD]

3月に入って、YMO 関連の怒涛の DVD リリースが始まる。 再結成「ミカエラ」バンドを追ったドキュメンタリー。 コンサートそのものは、すでに WOWOW で放送されたり、CD 化されたりしているので、それまでの過程を見てみたい。


戦前日本の管弦楽(タワーレコード “ヘリテージ・コレクション”Vol.4!)

深井史郎の《パロディ的四楽章》や、山田耕筰の音詩《曼荼羅の華》が収録されていた LP は、秋田南高校が全国大会で《パロディ的四楽章》の第4楽章「ルーセル」で金賞を受賞した年に探して買った記憶がある。


現代日本の管弦楽(タワーレコード “ヘリテージ・コレクション”Vol.4!)

こちらは日本フィルハーモニー交響楽団による委嘱作品を集めたもの。

矢代秋雄の《交響曲》は、先日同様にタワーレコードから復刻された「三善晃作品集」に収録された《交響三章》とカップリングされていた。(これもレコードで買ったなあ。)小山清茂の《管弦楽のための鄙歌第2番》は、これが初 CD 化だそうだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください