月別アーカイブ: 2006年11月

全日本吹奏楽コンクールランキング

久しぶりに全日本吹奏楽コンクールのデータを見直して、全日本吹奏楽コンクールランキング を更新しました。

雑誌「バンドジャーナル」の集計に合わせて、カテゴリーを「オリジナル作品」「編曲作品」「邦人作品」としました。邦人作品には、邦人作曲家によるオリジナル作品と編曲作品が含まれます。

コルトレーンとコールマン

ええ、とりあえず今日買ったCDを ….. アトランティック・レーベルの紙ジャケリマスターから、ジョン・コルトレーンとオーネット・コールマンの代表作を。

マイ・フェイヴァリット・シングス(+2)(紙ジャケット仕様)

ジャイアント・ステップス(+8)(紙ジャケット仕様)

ジャズ来るべきもの(+2)(紙ジャケット仕様)

フリー・ジャズ(+1)(紙ジャケット仕様)

ビートルズの愛

さっそく買って来て聞いてみました。

LOVE (DVDオーディオ付)

ラスヴェガスで今年から始まったシルク・ドゥ・ソレイユのショーのための音楽。 要するにジョージ・マーティン親子がビートルズの素材を使って作った作品なのである。これを「ビートルズの最新作」というのはやめて欲しいなあ。

シルク・ドゥ・ソレイユのステージを見てからこの「サントラ」を聞けば印象は変わるのかも知れないけど、ファンはこういうモノを「愛がない」と言うのである。

できれば、ジョージ・マーティンが生きているうちに、オリジナル・アルバムのちゃんとしたリマスターを聞きたい。 そっちの仕事の方が先なんじゃないの?

あ、結局サディスティック・ミカ・バンドの新譜も買っちゃいました。

クパティーノ日記(その6)

帰国の日。ちょっと早めにサンフランシスコ国際空港へ。 いつも空港へ行くときに思い出すのだが、ダウンタウンから空港へ向かう途中にキャンドルスティックパークが見える。 照明灯がケーキに立てたロウソクに見えることからこの名前がついたらしい。 もともとはメジャーリーグのサンフランシスコ・ジャイアンツのホーム、現在はNFLの49ers のホームになっているらしい。 それよりもなによりも、ビートルズが聴衆の前で行なった最後のライブ会場として有名である。

で、早めにチェックイン。 空港内をうろうろするが、我慢できなくて海鮮湯麺を食べる。 かろうじてエビは入っていたが、練り物(カニカマとかホタテカマ(?)とか)を入れるのはやめて欲しいなあ。馬鹿でかいブロッコリーを入れるのもやめて欲しいなあ。 スープはそれなり、麺もそれなりだったので何とか許せるレベルではあったが …..

満席だとかでビジネスクラスへのアップグレードはなし。 久しぶりにユナイテッドのエコノミーに乗ったぜ。

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そこそこ寝たら目が冴えたので本を読む。 (何せサンフランシスコ名古屋間は約11時間) 村上春樹訳の「グレート・ギャツビー」。 大昔に別の訳を買ったのだが、最初の方で挫折したんだよな、確か。 村上訳で読んでも冒頭は少々まどろっこしい気がする。 しかし、こういう展開で、こういう純粋で哀しい結末になるとは思わなかった。

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

読んでいて、具体的なイメージが頭に浮かびやすかったのは、村上氏があとがきに書いているような「村上氏がこれまで個人的に抱いてきたイメージを明確」にしているからかも知れない。

クパティーノ日記(その5)

とりあえず業務は無事終了。

周りに何もないクパティーノにいてもやることがないので、その日のうちにサンフランシスコに移動することにした。

5時過ぎにタクシーでクパティーノを出る。 ドライバーはインド人のおじさん。 「私は人々が歩いているのを見るのが好きなので、車ばかりのシリコンバレーは嫌いだ。」と言っていた。

渋滞でなかなか進まなかったが、6時30分くらいにサンフランシスコに到着。 当然サンノゼのドライバーはサンフランシスコのダウンタウンのことはあまり知らない。交差点で隣にいる自動車に道を聞きながら無事ホテルにたどり着いた。 (ジム・ジャームッシュの「ナイト・オン・ザ・プラネット」を思い出す。)

時間が合えば行こうと思っていたサンフランシスコ交響楽団の演奏会(8時開演)に行けそうなので、チェックイン後着替えてすぐに外出。そのために会場であるデイヴィーズ・シンフォニー・ホールの徒歩圏内にホテルを取ったのだ。

7時からのプレトークにぎりぎり間に合った。 副指揮者が曲の断片を流しながら、演目の聞きどころを紹介してくれる。

  • ミリ・バラキエフ/交響詩《ロシア》
  • ケヴィン・ヴォランス/アトランティック・クロッシング(大西洋横断)−ピアノと管弦楽のための(世界初演)
    • マルク・アンドレ・アムラン(ピアノ)
  • ドミトリ・ショスタコーヴィチ/交響曲第5番

席はいわゆる「テラス席」を取った。下手側(ステージに向かって左側)の指揮者のほぼ真横。マイケル・ティルソン・トーマスの振り方も管楽器奏者の演奏する様子もよく見える。

ヴォランスのピアノ協奏曲はソリストとオーケストラの超絶技巧が楽しめた。変拍子の中でパルスが刻まれ、その中でピアノは延々と細かい音符を引き続ける。 CD 出ないかな?場所的にピアノの音が聞こえにくかったので聞き直してみたい。

しかし、オケってこんなに音がでかいんだっけ? 私がオケを聞くのはほとんど浜松アクトシティの大ホールなのだが、ここまで弦の音が固まりとして聞こえてくることはあまりないように思う。 会場によるものなのか、オケによるものなのか。

さて、ショスタコ。 全体的には淡白なテンポ設定なのだが、第1楽章のクライマックスや第4楽章のコーダなどでは思いっきりテンポを落としているのが印象的。特に第4楽章のコーダは金管いじめとしか思えないほど重々しい「強制された歓喜」になっている。

終演後、アムランによるサイン会があった。 ミーハーな私はメトネルの作品集を買ってサインしてもらう。

結局、サンフランシスコではコンサートホール以外のどこにも行けなかったなあ …..

クパティーノ日記(その4)

今日も仕事以外は Nothing in particular だなあ …..

昼食は某社の社員食堂で寿司を食べる。 意外に悪くない。

SJ が寿司が大好きなので、社員食堂の寿司にはかなり力が入っているのだそうだ。 その代わり、SJ が嫌いなハンバーガーやドーナツは社員食堂で売られていない。

夕食は例の地ビールレストランの3回目。 スタウトとミネストローネと「サンタ・フェ・スプリング・ロール」なるもの。 中身がタコス風なので「サンタフェ風春巻」なのかなあ ….. しかし、揚げ物ばっかり食べているような気がする ….. まあ、付け合わせのポテトがうまいからいいか …..

クパティーノ日記(その3)

今日はアフターファイブはイベントなし。

アメリカ西海岸時間の午後5時は日本時間の午前10時。 こちらでの仕事が終わりかける時間に日本での一日が始まるのである。

ホテルに帰ってきてから日本のスタッフとメールのやり取りを行う。 一日の作業報告、それに対する質疑応答、日本からもらった宿題への回答、日本への宿題などなどをやり取りする。

今日は再び初日に行った地ビールレストランへ。 ブラウンエールとフィッシュ・アンド・チップスとシーザー・サラダ。

クパティーノ日記(その2)

ちょっとサンノゼまで足を延ばしてみる。

アメリカに来る前にウェブで探してあって、ぜひ行ってみたかった中古CD屋があるのである。

主たる目的はブルーノートレーベルのアメリカ版のRVGリマスターを買うこと。 ある時期から後にリリースされたRVGリマスターのEU盤はCCCDでリリースされており、日本国内ではEU盤が跋扈している。US盤はなかなか見つから ないし、あったとしてもEU盤より割高なので「何だかなあ」なのである。特にハービー・ハンコックの「スピーク・ライク・ア・チャイルド」や「インヴェン ションズ&ディメンションズ」あたりはぜひ買っておきたかった。

と思っていろいろ探していると「中古CD全品25%OFF」という張り紙があった。 中古といっても、ほとんどのCDは「新品同様」と言えるくらい状態がよい。 そんなCDが普段は$8〜$10くらい、25%OFFだと$6〜$8くらいで買える。

あまり優先度の高くない非CCCD盤を買うよりは、聞きたいと思っていた盤を安く買った方がいいのではないか、と方針変更。 ホレス・シルヴァーとかアート・ブレイキーとかデクスター・ゴードンとかの超有名盤を買い込む。

最近出たビョークのリマスター盤も中古だと$10以下。 「ホモジェニック」「ヴェスパタイン」「メダラ」を買う。 デュアル・ディスクで、DVD 面にはプロモーション・ビデオも収録されている。

あと、リマスタリングしてボーナストラックを追加したジョン・レノンの「ロックン・ロール」も確か国内では CCCD だったはず。これも買う。

などなど、楽しくお買い物できました。

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夕食は近くのバーベキュー屋で。 これもネットで探してかなり評判がよかったので行ってみた。 もっとカジュアルなレストランのようなものをイメージしていたのであるが、かなり胡散臭いというかローカル色が強い店だった。 クアーズと一緒に食べたバーベキューサンドウィッチはなかなか美味しかったけど。

「タクシー呼んでくれ」と言ったら「電話貸してやるから自分で呼べ」とのこと。 サンノゼに来るときに乗ったタクシーのドライバーから名刺をもらっておいてよかった。 これがなければ、どこに電話すればいいかすら分からなかった。 電話だし、英語が訛っているし(お互い様だ)ほとんど会話にならない。 とりあえず通りの名前と番地は伝えたし、(たぶん)「行く」と言っていたし大丈夫なのだろう。 ほとんど閉店しかかっている店の中で「万が一タクシーが来なかったらどうやって帰ろう?」と不安で待っていたのだが、15分くらい経ってから来てくれた。 おお、何か感動。

クパティーノ日記(その1)

クパティーノへ出張。最近の出張では機内持ち込みできるピギーバッグを持って行っていたのだが、今回は明らかにそれでは収まらないことがわかっていたので、久しぶりにスーツケース(サムソナイトのオイスター)を引っ張り出す。これだと容量に余裕があるし、今回は壮大なお買い物計画があるので、大雑把にパッキングして出かける。(最近は出張前のパッキングがだんだんいいかげんになっているなあ …)

今回も無事ビジネスクラスへアップグレード。(プレミア・エグゼクティブになるとフライト・アテンダントが挨拶に来るのね。)

熟睡したいと思ってワインをがぶ飲みしたら、深くは眠れたのだが2時間くらいでぱっちり起床。もっと寝たかったのだが、なかなか寝付けなかったので本を読んだり iPod を聞いたりして過ごす。

サンフランシスコ着は午前8時。そこからタクシーでホテルに直行してチェックイン。(サンフランシスコからシリコンバレーまでって $100 もかかるんだっけ?)無線 LAN がちゃんとつながることをチェックして、必要な荷物を出したらすぐに相手先の会社へ行く。午後5時まできっちりお仕事。眠気を通り越してハイになってしまった。

ホテルはフリーウェイの近くで、車がなければあまり便のよくないところである。徒歩圏内の食事ができる場所を聞いて、地ビールレストランに行ってみることにした。

そういえばフットボールはマンデイ・ナイトだ。カウンター・バーではかなりの大画面で観戦できる。

地ビール(ペール・エール)とミートボール・サンドウィッチを食すが、なかなかおいしい。数ヶ月におよぶダイエットも1週間の滞在でチャラになるな、これは …..