当面の最後の一波。海外のCDショップに発注していたモノたちが届く。
例によってRVGリマスター盤。
それから、TELDECレーベルから出ていたリゲティの管弦楽作品集5枚をボックスにまとめた廉価盤。
何枚か持っていた気もするのだが、以前ばら売りされていたCDの価格1枚分ちょっとくらいの値段で買える。その昔買ったブーレーズによる作品集に収録されていた作品(いくつかの協奏曲とか、《アヴァンチュール》とか《ラミフィケーション(ラミフィカシオン?)》とか室内協奏曲とか)も再録されているようである。
RVGはそろそろ一段落か?廃盤になったヤツを探して、いろいろなショップからかき集めた。残りは今のところあと一枚(のはず)。
Jimmy Smith at the Organ, Vol. 3
あと、この間通販で買おうと思ったら廃盤で手に入らなかったブルース・スプリングスティーンの「ザ・リバー」。近くのタワーレコードに入ったら普通に売られているし。名盤らしいので聞いてみたかった。《ハングリー・ハート》や《ザ・リバー》はリアルタイムで聞いて、確かにいい曲だとは思っていたのだが、アルバムとしてのトータルな出来はどうなのだろう?
昨日買ったレコメンデッド・レコーズのサンプラーを聞きながらウェブを見ていたら、ヘンリー・カウの結成40周年記念CDボックスが出る(出た?)らしい。すごく欲しいなあ。
しかし、高橋幸宏さんのベストやら新作やらリマスターやらも出るし、小坂忠さんのボックス(ティンパンアレー関連)も出るし、で、大変なんすから、もう …
さらにRVG。その気になってオークションを探すと新品のデッドストックが安く出品されている。9枚落札して送料込みでも$70以下で済んだ。本日到着。
で、昨年6月に発売された(4人目のYMOであるところの松武秀樹さんのユニットである)ロジック・システムの紙ジャケ3枚の同時購入特典の締め切りが1月末日だったので、先週あわてて投函した。というか、よく覚えていたものだ。その特典であるブックレットが早くも到着。投函してから一週間経っていないような気がするぞ。
それから、ヘンリー・カウ、ファウスト、アート・ベアーズ、レジデンツ、エクトール・ザズーなどが参加したレコメンデッド・レコーズのサンプラーが初CD化されたということで購入する。ディスクユニオンではクリア・ビニール仕様。
スーパー・ボウルのハーフ・タイム・ショーでブルース・スプリングスティーン(「とE・ストリート・バンド」というのはあえて書こう)が出演するというので見てみる。あいにくHDレコーダーの残量が少なかったので(それをDVDに落としている暇もなかった…)生中継を録画するのはあきらめ、録画版の方を見る。というわけで全部で何曲やったのかわからないのだが、夜からの録画版で放送されたのは《凍てついた十番街(Tenth Avenue Freeze Out)》と《明日なき暴走(Born To Run)》。パフォーマンス的には最高の部類に入るものではないと思うのだが、やはり、ああいう場であの曲のイントロが流れると「くる」ものがある。(《ボーン・イン・ザ・USA》ではダメなのだ)
年末年始のHMVのセールで購入したものが到着。
ソニー・ロリンズというと「サキソフォン・コロッサス」くらいしか頭に浮かばないので、まあ何か聞いてみようかなと。ピアノなしのワンホーン、つまりテナーサックスのソニー・ロリンズとベースとドラムというトリオ編成。
At the “Golden Circle” in Stockholm, Vol. 2
「1」の方は以前買って、想像していたほどグチャグチャじゃなくて結構気に入ったので「2」も聞いてみようかなと。
ウィ・シャル・オーヴァーカム:ザ・シーガー・セッションズ(アメリカン・ランド・エディション)(DVD付)
NHK-BSで見た「ライブ・イン・ダブリン」に感動して、そのライブのCD+DVDを買ってしまった。このアルバムはそのライブツアーのきっかけとなったオリジナル・アルバムである。フォークの祖とも言えるピート・シーガーへのトリビュート・アルバムのような位置付けである。「ライブ・イン・ダブリン」、そしてこのアルバムにも収録されているゴスペルのトラディショナル《Oh Mary, Don’t You Weep》が大好きである。
久しぶりに納戸を掃除して不要な本を選別、ブックオフに売りに行く。そこで見つけたもの。
南の島の小さな飛行機バーディー オリジナル・サウンド・トラック
NHK教育で放送されているアニメのサントラ。細野晴臣さん音楽監修である。オープニングはアレンジといい、どこに飛んでいくかわからないメロディの節回しといい、細野節全開。エンディングはアッコちゃんが歌っているのである。ワールドシャイネスのレパートリーだった《モーガン・ブギ》もここからのカバー。いつか買おうと思っていたのだが、ブックオフで魅力的な価格で出ていたので買っておくことにした。(息子に取られないように気をつけなくては …)
先日、アンズさんから「昔NHKで放送された(YMOの)散開ライブ見たいですよねえ」と話を振られた。当然「(YMOの)」がなくても話は通じるのである。散開ライブは「YMO伝説」としてLDでもリリースされている(DVDにはなっていないはず)のだが、NHKで放送されたものとは内容がちょっと違う。確かテレビのオープニングにしか登場しなかった「大晦日のひととき、ごゆっくりおくつろぎ下さい。」みたいな細野さんのMCを記憶しているのでうちのどこかにあるはず … ということで探したら、ありましたよ、Hi8のテープで。さっそくDVDに落とそうかと思ったら、例のごとくトラッキングが合わなくて全然ダメである。くやしいので、とりあえずLDをDVDに落とした(パイオニアもLDプレーヤーの生産を打ち切ったらしいのでこちらもプレーヤーが動くうちに未DVD化タイトルを落としておかないと。)。
ううん … どうすっかなあ … 確か自分でもVHSで録画したはずなんだけどなあ …
RVGリマスター盤の第2回廃盤告知のうち、海外の某ショッピングサイト(今のところまとめ買いがもっとも安いと思われる)に在庫がなかった分を国内で買った。そちらの方が先に到着。
廃盤になったというRVGリマスター盤を買ったばかりなのだが、さらに数タイトル廃盤になったということを知る(遅いって)。
http://bopandbeyond.wordpress.com/2008/12/10/blue-note-deleting-titles/
まあ、最近円高だからいいんだけどね … 送料込みでも一枚1000円くらいで買えるから。
で、勢いにまかせて買ったこんな本も到着。
決定版ブルーノート・ブック―史上最強のジャズ・レーベルのすべて (ジャズ批評ブックス)
1999年に改訂されたのが最新版のようだが、それも品薄らしい。 … のは近々改訂するのからかなあ?10年前だからRVGリマスターが始まったばかりで、まだ未発表テイクなどはそんなに世に出ていなかったはずだ。そのへんも含めた資料が必要だろう。ちなみに今年はブルーノート創立70周年らしい。
買ったので、がんばってどんどん聞きましょう。
Recording information: Van Gelder Studios, Englewood, New Jersey (07/14/1965).
Personnel: Blue Mitchell (trumpet); Junior Cook (tenor saxophone); Chick Corea (piano); Gene Taylor (double bass); Al Foster (drums).
1. Hi-Heel Sneakers
2. Perception
3. Alone, Alone and Alone
4. March on Selma
5. One Shirt
6. Samba de Stacy
何といっても1曲目の《ハイ・ヒール・スニーカーズ》である。ジャズロックの古典といわれるリー・モーガンの《サイドワインダー》をもっとロックに近付けた感じ。アル・フォスターのドラムがどんどん煽っている。気持ちのいいビート感である。3曲目の《アローン・アローン・アンド・アローン》は日野皓正が作曲したナンバーだそうで。1965年のブルーノートレーベルの録音に作品がカバーされるというのもすごい(ちなみに1942年生まれの日野皓正は当時21歳ということになる)。
1960年代というのはいわゆる「新主流派」が台頭してくる時期で、この時期のブルーノートの録音にもそういう流れはある。ジャズ界全体を俯瞰できるほどの見識はないので外しているかも知れないが、この時期のブルーノートの録音を聞くと、それまでの流れであったハードバップ的なアドリブと、新主流派的なサウンド(例えばこのアルバムならチック・コリアによるピアノがそうだろう)の混ざり具合が聞きどころのような気がする。
前の職場の上司の送別会。
今いる職場に比べるといろいろな分野の仕事をしている人がいるので、飲み会の雰囲気が多様だなあという感じ。(半年前までは私もその一員だったのだが。)
今のように、ストリクトに、ある方向に向かって業務を進める面白さもあるし、以前の職場のように意識的にアンテナを広げていろいろなものを探すという業務もそれはそれで面白さがある。
まあ、「どちらも知っている」ことが強みになれば。
帰ったら届いていたCDや本たち。
やっと片山杜秀さんの音楽本が出た。 (NAXOS の日本人作品集はこの人の解説を読むだけで1000円の価値があると思う。)
日本人作品のみならず近現代の作品を取り上げているが、その博識さ(とんでもない方向からの引用!)や肩肘の張らない諧謔さが面白い。
ええと、こつこつ RVG リマスターのブルーノートを集めているわけですが …..(amazon は輸入盤を2枚買うと10%OFF)
色気のあるジャケットのおかげで(?)名盤の誉れ高い「クール・ストラッティン」の前年に録音されたらしい。「ソニー・クラーク・トリオ」という何 のひねりもないストレートなタイトルや、ピアノトリオという小さな編成のおかげでいまいち地味であるが、「クール・ストラッティン」に漂うおしゃれさに比 べると、もう少し無骨でハードなジャズが楽しめる。もっとも、後半の《Softly As In A Morning Sunrise》《I’ll Remember April》あたりは「クール・ストラッティン」に近い雰囲気があるが。
ドラムとベースは、マイルス・デイヴィスのバックでコンビを組んでいたフィリー・ジョー・ジョーンズとポール・チェンバースである。マイルスがプレスティッジ時代に演奏していたレパートリーとけっこうかぶっているのはそのせい?
ええと、よくわかんないけど、とりあえず買ってみた。