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Perfume 再燃

一頃、全く Perfume への興味を失っていた息子であるが、最近またにわかに興味が再燃している。

最近、一緒に遊んでいる男の子が Perfume ファンだということがわかったのが原因らしい。彼とはレゴとかガンダムとか、何かと趣味が合うようだ。

iTunes から “Perfume” を検索し(まだ綴りを覚えられないので、最新アルバム「JPN」を見ながらアルファベットを打ち込んでいる)、好みの Perfume の曲を探し出すことを覚えた。

いつか、フェネスとか(「Black Sea」所収の “Perfume for Winter”)高橋幸宏とか(「La pensee」所収の “Perfume de l’aube”)を間違って再生してしまうことを密かに期待しているのだが、残念ながらまだそういう機会はない。

 

指環四部作

来年の3月に行われるハンブルク歌劇場の、いわゆるリング・ツィクルス—つまりワーグナーの楽劇《ニーベルンクの指環》一挙上演—を見に行くことにした。

2007/2008シーズンから年一作ずつ制作が進められていたこの4部作は、昨シーズンに《神々の黄昏》が初演され、その後に2回4部作の一挙上演が行われた。その時にチケットを取れなかったのですっかり諦めていたのだが、今シーズンも2回行われるようである。

1月末から2月にかけて行われる(今シーズン)第1回目の連続上演は毎週末の休日(つまり土曜日か日曜日)に行われる。さすがに家族との週末の夜が連続して失われるのは避けたかったので、これはやめた。第2回目は3月上旬に3/1(木)、3/4(日)、3/7(水)、3/11(日)と集中的に行われるし、リーズナブルなチケットも結構残っているのでこちらに行くことにした。

実はシモーネ・ヤングとハンブルク歌劇場のコンビの過去の演奏はすでにCDで出ていて、それらは Naxos Music Library でも聞くことができる。予習も兼ねて《ラインの黄金》から聞き始めている。

想像通り、かなりよい。拍手が入っているのでライブ収録のようだが、歌手とオーケストラのバランスもいいし、オーケストラの分離もクリアである。ヤングの持ち味である、重厚感と細かいところでのシャープさが共存して絵がなくても楽しめる。

… というか、音だけ聞いていた方が自分なりの情景を頭の中に思い描くことができていいのかな、と思ったしだい。自分が100%満足する演出はあり得ないだろうし、下手な演出はかえって全体的な印象を損ねることになりやしないか?という危惧もある。

というわけで、今回は舞台の見え方にあまりこだわらず(万が一寝てしまった時のリスクを低減するという意味もあるが …)なるべく安い席にしてみた。4公演トータルで100ユーロ以下。

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日本から取り寄せたブルーレイ/CDが到着。やはり20%くらいの関税を取られてしまう。

 

深夜の視聴

毎週末にそれぞれの家庭に配られる一週間のテレビ番組表には確かにSAT.1でUEFAチャンピオンズリーグ(すなわちFCバルセロナ対レアル・マドリード)を放送すると書かれていたのだが、放送予定時間になっても始まらないし、ウェブで確認しても全然別の番組が放送されるとある。やっぱり、放送権とかの関係で無理だったのかなあ?

というわけで、なかなか眠れなかったのでだらだらとDVDを見ることにする。

まず、U2のアルバム「No Line on the Horizon」の付属DVD。こちらにも書いたがこのショートフィルムの冒頭はパリの風景から始まる。凱旋門とエッフェル塔を望む風景が朝から夜へと変わり、夜のパリの街を抜けて主人公が旅立つ … というストーリーになっている。(ちなみに最初の風景は凱旋門が左に、エッフェル塔が右にあるのでブローニュの森方向から映したものと思われる。)

前に見た時の感想にもあるが、ジム・ジャームッシュの映画にあるような、異邦人の視線で眺める都市の風景が好きで、この映像を見た時に漠然と「こんな視点でヨーロッパの街を訪れてみたい」と、それまでになく強く感じたことを覚えている。

そして、何の因果か、その数日後にドイツ駐在の内示を受けて現在に至る … というわけなのである。

パリを訪れた時にこの映像のことを思い出し、あらためて見てみたいと思っていたのである。

はい、次。

両親がドイツに来た時に持って来てもらった Perfume の東京ドームライヴ。今に始まったことではないが、よくぞ3人だけで大勢の観客と対峙できるよなあ、と感心する。数曲演奏した後でMC。MCもノーカットで収録されているようでだれる。それまでの曲の緊張感があったので、この落差はちょっときつい。また見直そうっと。

はい、次。

元キャンディーズのスーちゃんこと田中好子さんが亡くなられたということで、NHKが追悼番組を放送するらしい。(まあ、もちろん海外放送のJSTVではやらないと思うけど)「わが愛しのキャンディーズ」というドキュメンタリーが5/8に放送される予定なのだが、なぜかこの番組が以前放送された時に録画していたので見てみることにする。

一応リアルタイムで見ていた世代なのだが、そんなに思い入れはない。年齢的にはピンクレディーにはまる年齢だったのだろう。キャンディーズにはピンクレディーのようなエロさもなかったし(笑)、子供ながらに「なぜ3人いるのにユニゾンでばっかり歌っているんだろう?」とも思った。この「ユニゾンの秘密」は最近 Wikipedia を読んで謎が解けた。

当然NHKの番組に出演している映像が多く流されるのだが、バックでトランペットを吹いている人はどう見ても新田一郎さんである。かっこいい。これもWikipediaで調べてみたところ、バックバンドを務めていたMMPがのちのスペクトラムになることがわかった。四半世紀前にトランペット小僧だった人はこれだけでも見る価値があるかも。どうでもいいけど「レッツゴーヤング」での演奏は毎回テンポが早くて歌いにくそう。

あと「普通の女の子に戻りたい」という発言で有名な解散宣言が、実はコンサートのエンディングで突然発表され、しかもスタッフはそれを全く聞かされていなくて、しかもその様子が映像に収められている、というのが印象的だった。

それから後楽園球場(東京ドームはまだなかった)で行われた解散コンサートのダイジェストも放送される。「解散コンサート」というと、どうしても山口百恵さんの解散コンサートと比べてしまう。彼女が《さよならの向こう側》というキャリアの最後を飾るに申し分のない楽曲を持っていたのに対して、キャンディーズの《つばさ》はちょっと弱いかな、と感じてしまった。

シューベルト/MARIA/Perfume

今日届いたもの

シューベルト交響曲全集

ジョナサン・ノット指揮バンベルク交響楽団によるシューベルトの交響曲全集。

このコンビは以前実演を聞いた時にもかなり気に入りました。先日の演奏会でシューベルトの《未完成》を聞いて、もうちょっとちゃんと聞いてみたいと思い、最近リリースされたこの全集(とりあえず全部!)を買ってみようと思ったのです。

この全集はいままで4枚のSACDでリリースされていたシューベルトの交響曲全曲に加えて、現代の作曲家がシューベルトの作品を素材に作った作品を集めた2枚の作品集「ダイアログ」と「エピローグ」をまとめた6枚組です。

ベリオ、ヘンツェ、ツェンダー、リームなどの作品が収録されています。意外(といっては何ですが)と後世の作曲家に影響を与えているんですね。そういえばベルリオーズも《魔王》を管弦楽編曲していますし、ウェーベルンも《ドイツ舞曲》を編曲していたりします。(ウェーベルンの編曲は本人が指揮した音源がCD化されています。)

で、とりあえず《未完成》から聞いてみました。遅。冒頭の16分音符の刻みの細かいパルスが明確に聞こえます。ダイナミクスも(譜面通りなんだろうけど)かなり極端。

MARIA/朝比奈マリア

デビュー直後のYMOが「YMO名義」で参加した1979年リリースのアルバム。ちなみに「YMO」として参加したレコーディングはそんなに多くありません。近田春夫「天然の美」とかシーナ&ロケッツ「真空パック」とか。

このアルバムはソニーの「オーダーメイドファクトリー」での通販限定販売。

結成10周年、 メジャーデビュー5周年記念! Perfume LIVE @東京ドーム 「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」【初回限定盤】 [DVD]

年末に帰省した時に見たNHKでのドキュメンタリーが面白かったので。いつも「足の洗いどころ」を考えているのですが、やはり買っちゃいますねえ …


新潟→浜松

実家に一泊して今日は浜松までの移動の日。

新幹線は11時ちょっと過ぎの発車予定だったので、朝食を食べてからいそいそとパッキングや荷物の発送準備をしていました。ちなみに荷物は計3個のスーツケース(というかキャリーバッグというか)。私がドイツから持ってきたもの、妻が浜松から持ってきたもの、息子を含めて三人分の正装を事前にホテルに発送しておいたものと。さすがに全部引きずって帰るわけにもいかないので、2つを宅急便で送り、取り急ぎ必要なものを1つにまとめて持って行くことにしました。

パッキングしている間、息子はおばあちゃんと一緒に雪遊び。それから、ちょうど近所でどんど焼きが行われるということだったので行ってみることにしました。当然、毎年行われていると思うのですが、私も初めて見に行ったような気がします(たぶん …)

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新しい弟の家族も燕三条駅まで見送りに来てくれました。無事、上越新幹線と東海道新幹線を乗り継いで浜松まで。

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届いていたCDやDVDたち。帰国に合わせて注文していたものです。

日本の笑顔+水に流して

ABBOT KINNEY

Mahler: Symphony No.9

Perfume Second Tour 2009『直角二等辺三角形TOUR』 [DVD]

アメリカの友人 デジタルニューマスター版 [DVD]

マーラー/Perfume

手持ちのCDをせっせとiTunesに取り込んでいる。

まずはいろいろな作曲家の交響曲を取り込んでいて、マーラーの交響曲の順番になった。

しかし、20年くらい前、今から考えると異常なくらいにマーラーが流行りましたなあ。私の周辺もみんなはまっていて、マーラーの交響曲を聞きながら麻雀をしていたこともある。確か1988年くらいの正月にバーンスタインが振ったマーラーの交響曲がNHK-BSで一挙放送されたので、正月に帰省しない友人にアパートの鍵を預けて、ビデオテープの入れ替えを頼んだこともあった。

で、私は当時ちょっと話題になっていたインバル/フランクフルト放送交響楽団の録音を集めていた。今ググってみると賛否両論というか否定的なコメントが多い。前半は確かにいまいちのような気がしないでもないが、4番以降はそんなに悪くないと思う。で、この際だから持っていなかった以下の2枚を買うことにした。

マーラー:交響曲第5番

マーラー:交響曲「大地の歌」

5番は誰か友人が持っていて、かなり聞き込んだので自分で買わなかったのではないかと思う。同じ組み合わせの実演も聞いていたし。《大地の歌》はやはり曲の構成が苦手だったので、これも友人に借りてOKとしていたような記憶がある。どちらも(インバルにしては)評価の高い演奏である。

Perfume~Complete Best~(DVD付)

で、やっぱり買っちゃいました。このアルバムだけはいまだにDVD付きが手に入るのだなあ。すでに多くの曲はライヴでおなじみなのでオリジナル・ヴァージョンを聞いてみたかった。

ウォーリー/Perfume

リリースラッシュ(というか購入ラッシュ)のDVDがぼちぼちと。

ウォーリー 初回限定 2-Disc・スペシャル・エディション (初回限定) [DVD]

待望のピクサーの新作。最近、息子もピクサーが好きになってきたみたいで、ここ2週間くらいで「カーズ」「トイ・ストーリー」の1と2、「ピクサー・ショート・フィルム」を見ている(見せられている)。「モンスターズ・インク」や「Mr.インクレディブル」はちょっと大人向けでストーリーが難しいと思うのでまだ見せていないのだが、これはどんな感じなのだろう?予告編を見せた限りではかなり盛り上がっていたし、小さなフィギュア(「ピクサー・ショート・フィルム」についてきた)も気に入っていたみたいだが。

Perfume 『BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!』

さすがに勢いがなくなってきた感があるので「ワンルーム・ディスコ」は買っていないのだが、まだまだいきますよ。昨年ついにたどりついた武道館でのライヴ。全曲収録ということだが、ゆるいMCも全部入っているのか?

ライヴ本体も、ライヴ前のドキュメンタリーもNHKで放送されたので、それらを拡大したものなのかな?

ビョークとコーネリアスはまだかいな?

Perfume on SPACE SHOWER TV

SPACE SHOWER TV で Perfume 特集をやっていたので見る。

  • チョコレイト・ディスコ
  • マカロニ
  • love the world
  • ポリリズム
  • Dream Fighter

《チョコレイト・ディスコ》はこの間かしくんに見せてもらったヤツだし、《マカロニ》は初回限定盤「GAME」のDVDに収録されているヤツだし、《love the world》と《Dream Fighter》は初回限定盤シングルのDVDに収録されているヤツだし、《ポリリズム》はDVD「Perfume First Tour GAME」のヤツだし … ということで初めて見るPVはなし。

せめて《ポリリズム》だけはオリジナルPVを放送して欲しかった。早くPV集DVD出ませんかね…

Perfumeと教授と

午後8時からNHK-BS Hi で放送された「スーパーライブ Perfume in 武道館」を見る。

  • コンピューターシティ
  • エレクトロ・ワールド
  • love the world
  • マカロニ
  • Baby cruising Love
  • Take me Take me
  • GAME
  • シークレットシークレット
  • チョコレイト・ディスコ
  • ポリリズム
  • Puppy love
  • Dream Fighter
  • wonder2

本番前の打ち合わせやリハの様子も流れたのでライブ完全収録ではなさそうだが、おいしい曲はかなり放送された。(ま、完全収録版はそのうち DVD で出るでしょ)

そのあと、午後11時からはVMCで教授のPV特集を見る。

  • Merry Christmas Mr.Lawrence
  • 羽の林で
  • FIELD WORK
  • RISKY
  • YOU DO ME
  • HEARTBEAT (TAINAI KAIKI II)
  • 美貌の青空
  • 1919
  • The Other Side of Love
  • LOVE IS THE DEVIL (愛の悪魔)
  • LOST CHILD
  • 星になった少年~Shining Boy & Little Randy~
  • koko

存在すら知らなかったPVがあったので結構楽しめた。最初の《戦メリ》はトリオ・バージョンで、でかい遺跡の前でやったライヴの模様である(これ、どこのライヴだったっけ?)。

《羽の林で》と《フィールド・ワーク》はその昔CD10枚組でリリースされた「坂本龍一コレクション」の特典としてついていた。《フィールド・ワーク》の教授の演技は、映画「ラスト・エンペラー」の甘粕正彦に扮したときの演技と印象がだぶるんだよなあ。

《YOU DO ME》はどこかで見たなあ。レーザーディスクの後ろとかに入っていたんだっけ?ファンクと沖縄音楽のごった煮。

《1919》はトリオのために書かれたミニマルな作品。インターネットの黎明期にウェブ上でけっこうお目にかかった気がする。

そうそう、来年の教授ライヴは無事チケット当選。あとは席順のみ。(また)お願いしますよ、神様。

真夜中の動物園/Dream Fighter/細野晴臣/RC

まずこれ。

NHK クインテット「真夜中の動物園」

久しぶりの「クインテット」のアルバム。今まで溜め込まれていたレパートリーが「満を持して」という感じで詰め込まれている。表題の《真夜中の動物園》は、クルト・ヴァイルの《三文オペラ》を髣髴とさせる、ちょっとダークな曲調が面白い。ブルースっぽい《つまんないうた》、ムード歌謡風の《おわびのスキャット》もいい。いろいろなスタイルの作品を咀嚼して「現代の童謡」とも言うべき作品。ということで、息子もけっこう気に入っている。

本編とは関係ないが、スコット・ジョプリンの《エンターティナー》を演奏していて、入る場所がわからなくなってとんでもないところからクラリネットを演奏してしまうフラットさんに大笑い(気持ちはわかる)。

Dream Fighter(初回限定盤)

ああ … 右手が勝手に … ショップのCD 棚から取り出しているぅ … というわけで買っちゃいました。

妻「(息子に)欲しいって言われたの?」

私「… 半分くらい …」

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最近 commmons (m は3つ)の通販サイトが始まったようなので物色したところ、細野さんのトリビュートコンサートのプログラムがあったのでポチッ。本秀康さんによるコミックは先日買った作品集にも収録されていた。

RC サクセションの紙ジャケ全タイトル購入特典ボックスが届く。

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夜、定期演奏会の選曲会議。骨格が決まる。例の曲(ヒントその1:ギリシャ神話)を取り上げることになった。すごくうれしい。