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訃報(N.Y.さんに寄せて)

大学時代の先輩が亡くなったという連絡が仕事中に入ってきた。 学部の専攻の先輩であったし、吹奏楽団の先輩でもあった。

この先輩の部屋は文字通りの「溜まり場」になっていて、必ず誰かがいた。 ひどい時には家主がいなくて他の人がたむろっていることもあった。 私もほとんど毎週のように入り浸って麻雀をやったり、お風呂を借りたりしていた。 今、思い返しても六畳の部屋のどこに何があったのかをかなり明確に思い出すことができる。

遊びに行ったときに「豆を挽いたらコーヒーを淹れてやるぞ」と言われて、手回しのコーヒーミルで豆を挽いたことを覚えている。

母が私のアパートをたずねて来る時、近くのバス停に迎えに行くためにこの先輩から車を借りようとしたことがある。午後1時を過ぎたのにまだ寝ていて、寝ぼけながら「ん …..」と言って車の鍵のある場所を指差したことを覚えている。

この訃報を受け取った後、妻に電話をして、大学時代に先輩も私も行きつけだった食堂のおじさんとおばさんに連絡を取ってもらった。 妻も学生時代はこの店でバイトをしていたのである。 電話をするということは、この先輩が亡くなったことを自分の言葉にして伝えなければいけない。涙が出そうになった。

私は知人が亡くなると、彼(あるいは彼女)の中に存在する私の断片が彼(あるいは彼女)と一緒に遠いところへ行ってしまったような気になる。 そのために強い喪失感に苛まれるのだが、願わくば彼(あるいは彼女)がいつまでも私の断片を抱き続けていてくれることを願う。私が彼(あるいは彼女)の断片をいつまでも抱き続けていきたいと願っているように。

たくさんの楽しい思い出をありがとうございました。 このような思い出を持っているのは私だけではなく大勢いるはずです。

先輩の部屋にはたくさんのジャズのCDがあった。 当時、ほとんどジャズを聞いたことがなかった私はどんなCDがあったのかほとんど覚えていないのだが、今思い返すとこのCDがあったことははっきり覚えている。

《いつか王子様が(Someday My Prince Will Come)》が収録されている小曽根真の「スプリング・イズ・ヒア」。今日はこれを聞く。

合掌。

デジタル8ビデオ

ということで、ソニーのデジタル8ビデオを購入してしまった。

うちの 8mm ビデオでは追従できないくらいトラッキングがずれてしまったビデオも何とか再生してくれる。派手にトラッキングがずれているものは、画面の上下にノイズ縞が現われたり、音声が歪んだりしてしまうが、まあ再生できないよりはまし。しょうがないか。これで何とか 8mm ビデオ→DVD のメディア変換はできそうだ。

赤色の再現に違和感があるのは 8mm ビデオ特有のものなのかなあ?以前から使っている 8mm ビデオでもこういう傾向はあったような気がする。

それから長時間モードの再生はあまり得意ではないらしい。たまたま1993年のボストン・ポップス・オーケストラの日本公演を録画してあったので、そのテープのダビングを試みたのだが、何回試しても途中で再生できなくなっている。

ちなみにこの演奏会は、ジョン・ウィリアムズが常任指揮者を退任するため、このコンビでの最後の日本公演で、しかもアメリカでもやられたことがなかったオール・ジョン・ウィリアムズ・プログラムである。

皇太子と雅子さんのご成婚を祝して書かれた金管と打楽器のための《雅の鐘》の初演も収録されている。何とか無事にダビングしたいものだ。

CINEMAGE

Cinemage

海外でのみ発売された教授のアルバム「CINEMAGE」のプロモーション盤。

左が一般発売盤で右が今回入手したプロモ盤である。

内容は大ざっぱに言うと映画音楽「など」のオーケストラ版。「など」と書いたのは、「音楽図鑑」に収録されている《Replica》や、バルセロナオリンピックの開会式のために書かれた《El Mar Mediterrani(地中海)》も収録されているから。

過去の音源からの編集盤であることは間違いないのだが「あれ?こんな音源今までに出ていたっけ?」と思わせる音源が多い。調べてみたら映像作品「PLAYING THE ORCHESTRA 1997 “f”」からの音源借用らしい。《戦メリ(というか Forbidden Colours)》はオーケストラ演奏にデヴィッド・シルヴィアンのヴォーカルをオーバーダブしたものと思われる。(だって、こんなのやったことないはず。)

教授の映画音楽はとても久しぶりに聞いたのだが、《戦メリ》→《ラスト・エンペラー》→《リトル・ブッダ》→《嵐ヶ丘》という流れはやはりよい。メロディといいオーケストレーションといい、いかにも映画音楽というゴージャスさがある。これで《シェルタリング・スカイ》も入っていると個人的には申し分なかったのだが。

ぼちぼちブレーンの新譜を

遅ればせながらブレーンの新譜をまとめて入手。とても一度に聞いている時間がないのでぼちぼちと。

音楽は心

とりあえずは、やっぱりこれ。

中澤忠雄氏が指揮をした野庭高等学校吹奏楽部のコンクール音源と定期演奏会の音源を集めた4枚組。先着で最後の全日本吹奏楽コンクールでのステージを記録した DVD がついている。

ちなみに野庭高の全国大会での成績はこちら

何を隠そう、この CD の最初に録音されている《サンライズ・マーチ》(岩河三郎)と《海の歌》(レックス・ミッチェル)の年(1982年)には高校生だった私も関東大会のステージに乗っていた。確か、この年のうちの高校の指揮者が「Eb クラリネットとファゴットがなくて関東大会に出場しているのはうちと野庭高くらいだろう」と冗談交じりに言っていたのを覚えている。(確かにうちの学校にはこれらの楽器がなかったのだが、本当に野庭高にもなかったのかどうかは定かではない。)

次の年も無事関東大会に出場でき、またもや野庭高と同じ土俵に上がった。この時にはもう引き合いに出すのが恐れ多いほどサウンドが違っていた。《アルメニアン・ダンス・パートI》の冒頭の「パパパーーーーン」が素晴らしく鮮やかだったことを覚えている。

正直、私は野庭高のアンバランスなアゴーギクやダイナミクス、不自然なカットは支持しない。しかし、時おり聞かれる安定した柔らかな響きはものすごく完成されていると思うし、それがいわゆる「野庭高サウンド」の肝なのだと思っている。

そう考えると、上記の《アルメニアン・ダンス・パートI》や《ハムレットへの音楽》(これ、確か須川展也さんがバンドジャーナル誌上で絶賛していた)であっという間に頂点まで上り詰めてしまったあとでの、《サンタフェ物語》や《ルイ・ブルジョワの賛歌による変奏曲》でのサウンドの試行錯誤は興味深い。サウンドは荒いがかなり鳴らしまくっている。この《サンタフェ物語》が関東大会に進めなかった(いわゆる県落ち)というのは信じ難い。

そういう時期を経て、《アパラチアの春》(アーロン・コープランド)や《吹奏楽のためのファンタジー》(夏田鐘甲)などの透き通るようなハーモニーを完成させたのではないか。おそらくこういうサウンドでは全国大会で金賞は取れないだろう(実際取れなかった)が、このあたりが野庭高の到達点なのだと思う。

デリコとアッコちゃん

Early Times (特殊パッケージ仕様 初回限定盤)

LOVE PSYCHEDELICO の最新盤。ジャケットに書かれている数字が一枚ごとに違うという限定盤である。(私のは 023030 でした。)

2曲の未発表曲を含むベスト盤。シングル曲だけではなく、カップリング曲やアルバムのみに収録されている曲もピックアップされている。個人的には《裸の王様》が含まれていないのはちょっと残念であるが、ストレートなロックンロールである《”O”》(Free World のカップリング曲)や、ちょっとカントリーっぽい《life goes on》(2nd の LOVE PSYCHEDELIC ORCHESTRA 収録)などお気に入りの作品が含まれているのはうれしい。

BROOCH DVD-BOX

80年代のアッコちゃんこと矢野顕子のステージを収録した DVD の3枚組ボックス。「オーエスオーエス」「出前コンサート」「BROOCH」の3枚である。

「オーエスオーエス」は坂本龍一や高橋幸宏をバックに迎えたバンド編成でのライヴ、「出前コンサート」は、ごぞんじ「ピアノ一台あればどこへでも」のライヴ、そして「BROOCH」は坂本龍一や高橋悠治のピアノをバックにラヴェルやドビュッシーの歌曲や谷川俊太郎の詩に高橋悠治が曲をつけたものなどを歌ったライヴ、と多彩なステージが楽しめる。アートディレクションは全て立花ハジメ。かなりお買い得なボックス。

フェネルのCDが出るらしい

フェネル/イーストマン・ウィンド・アンサンブルのコンビがマーキュリーに録音したアルバムが3月に一挙に14枚リリースされるそうだ。

(amazon には全部入っていないのかな?以下のような感じ。)

まあ、このシリーズは以前から何度も再発されているし、率直に言って全てが「聞くべき演奏」ではないと思う。ホルストの2つの組曲や RVW の《イギリス民謡組曲》《トッカータ・マルツィアーレ》、グレインジャーの《ヒル・ソング第2番》はぜひとも聞いておいていただきたい1枚ではあるが。

マーキュリーに録音されたものよりも、テラークに録音されたものの方が価値は高いと思う。クリーヴランド管弦楽団の管楽器セクションのメンバーとともに録音された2枚のアルバムからの編集盤も同時に発売される。SACD と書かれているけどハイブリッドなのかなあ?

(こちらも)ホルストの2つの組曲が収録されている盤は名盤の誉れ高く何度も再発されているのだが、もう一枚の方は残念ながら国内盤は廃盤のようである。《イギリス民謡組曲》や《リンカンシャーの花束》、あるいはいくつかの行進曲なども優れた演奏の「隠れ名盤」である。この機に聞ける状態になったことはうれしいのであるが、SACD でしか聞けないとなるとちょっと残念である。

ホルストが入っている盤は高校時代に先輩から借りたことをよく覚えている。もちろん CD ではなくレコードだった。当時のレコードの相場は確か 2800 円くらいだったと記憶しているのだが、このレコードは直輸入盤で確か 3800 円もした。また、オーディオマニアだったその先輩からは「安物のレコードだと針が飛んで再生できない」とも言われた。それが、あのホルストの《第1組曲》のバスドラムである。幸い、うちのオーディオ設備はそこそこいいものであったので、ちゃんと聞くことができた。

今でこそいろいろな演奏がだれでも簡単に手に入るようになっているが、当時の状況、また私が住んでいたような田舎では、吹奏楽の演奏というと、コンクールとか、「ブラスのひびき」でかかるような演奏(やはり行進曲が多かったような気がする)しか耳にすることができなかった。

そんな時に聞いたこの盤はカルチャー・ショックだった。マーキュリーの諸録音に見られるようなフェネルの奔放な演奏ではなく、適度に抑制の効いた練られた演奏だった。(このあたりは主兵であるイーストマンではなかったからこその指揮者と演奏者の相乗効果があったものと推測する。)

イヤー・オブ・ザ・ホース

外出したついでにCDショップへ。ポイントカードが溜まったので何か交換するものを探す。

イヤー・オブ・ザ・ホース [DVD]

私が一番好きな映画監督であるジム・ジャームッシュが監督したニール・ヤング&クレイジー・ホースのライヴ・ドキュメンタリー。何かそろそろなくなりそうなのであわてて買ってみることにした。

ニール・ヤングの音楽についてはあまり知らないのだが、ジム・ジャームッシュ監督作品「デッド・マン」(主演ジョニー・デップ)につけていた即興っぽいギター・ソロが印象に残っている。ふだん、サウンドトラックはあまり買わないのであるが、この音楽はあまりにも強烈だったので買ってしまったのである。

この「イヤー・オブ・ザ・ホース」は映画というよりもドキュメンタリーという側面の方が強いと思われるので、ジャームッシュよりはニール・ヤングを見るべき作品なのかな?まあ、それでニール・ヤングが好きになればそれでよし。

ロックの学校

映画「ロックの学校」の DVD を借りてきて見る。

偶然、テレビで紹介されていたのを見て面白そうだと思った ….. のだが、劇場で見るまでもないと思って DVD 化を待っていた映画である。

天使にラブ・ソングを」 のロック版というか、先日放送された「笑ってコラえて」のアメリカ版とでも言おうか。(極悪「サウンド・オブ・ミュージック」という人もいた。いちばん的確かも。)臨時教師(ニセ)が小学生にロックを教えてコンテストに出てしまうというストーリーである。

設定自体は「絶対にあり得ない」と思うくらい突っ込みどころ満載なのだが(何もかもが中途半端な設定が逆にバランスが取れているのかも)、何も考えないで楽しめる映画だった。

一度でも「音楽をやっていて楽しかった」と思える瞬間があった人はきっと共感するところがあるのではないだろうか。最初はほとんど私利私欲のために小学生にロックを教え込んでいたジャック・ブラック扮するニセ教師であるが、結局は純粋な楽しみを知ってしまった小学生に逆に手玉に取られてしまうという図式が面白い。映画としても「音楽を通じてうんぬん」というお題目を訴えずに、ひたすら楽しげなバンド演奏を強調したのがよかったのではないか。よくありがちな内紛とか葛藤とか挫折とかがほとんどこの映画には見られないのである。

例によって音楽クラス(アメリカの場合はほとんど吹奏楽と言っていい)が「つまらないもの」のステレオタイプとして描かれているけどね。

ザ・シンプソンズなどなど(今日届いたCD)

The Simpsons: The Yellow Album

先日買った「すべてのレコジャケはバナナにあこがれる。」という本で紹介されていて即注文したCD。いわゆる「ジャケ買い」というやつである。まあ見てください。

シンプソン一家が見事にビートルズの「サージェント・ペパーズ」をパロっている。 (中ジャケや裏ジャケも一応そんな感じ) ジャケットに写っている人たちはみんな一人一人ちゃんと名前のある登場人物で、中ジャケに説明されているのも凄い。まあ、音はどうでもいいな。

Do They Know It’s Christmas?

先日「ライヴ・エイド★初回生産限定スペシャル・プライス★ [DVD]」を買ったのであるが、これのきっかけとなったチャリティ・レコード(そう、当時はレコードだった)「Do They Know It’s Christmas?」が20周年を機にリメイクされた。

2004年のニューバージョン、1984年のオリジナル・バージョン、それに1985年のライブ・エイドでのライブ・バージョンの3曲入り。

最近の洋楽には疎いので2004年バージョンで誰がどのパートを歌っているのかほとんどわからないが、U2のボーノが20年前と同じ部分を歌っているらしいことはわかった。1984年バージョンに比べると、バラードっぽく始まって、途中でラップを入れたりとかいろいろ曲調に変化をつけようとしているのがわかる。まあ、これはこれでいいのだろう。

不満が2つ。amazon.co.jp で見たジャケット写真はオリジナル通りのものだったのだが、送られて来たCDは別ジャケットだった。あのジャケットが欲しかったのに。それからオリジナル・バージョンってこんなに音悪かったっけ?2004年バージョンはそれなりの音をしているし、1985年のライブ・エイド・バージョンもかなりクリアになっているのに1984年バージョンだけがモコモコした感じである。

Euphonium Magic Vol.2/スティーブン・ミード

スティーブン・ミードによるユーフォニアム・アンサンブルのアルバム。つまり一人で複数のパートを多重録音している。目当ては伊藤康英さんの《ユーフォニアム・パフェ》(フルート四重奏曲《フルーツ・パフェ》のユーフォニアム版)とミードの直筆サイン。

「おお、偶然にも《ザ・シンプソンズ》という作品が入っとるわい。」と思ったら、「ザ・シンプソンズ」のオープニング・テーマをユーフォニアム・アンサンブルに編曲したものだった。まさにシンクロニシティ。

MADE IN JAPAN

de haske から出版されている日本人作曲家の吹奏楽作品を集めたCD。酒井格作品(《若草山のファンファーレ》《たなばた》《大みそか》《大仏と鹿》)がまとめて聞けるのがポイントか。個人的には旧作である《吹奏楽のための三つの断章》(桑原洋明)が聞けるのがうれしい。

今日の積志ウィンドアンサンブル(メキシコの祭り合奏)

暑い。静岡県内では最高気温が30度を超えたところもあるらしい。

近所の某高校に音出し用の楽譜を借りに行く。この学校には古くからの楽譜が「管理された状態」(これが重要!)で揃っていて、かなり利用させていただいている。例えば、かなり昔の課題曲《南極点への序曲》(岩河三郎)や、ジェイガーの《交響曲第1番》がちゃんとした体裁で揃っているのって信じられます?

ということで、フルセットをお借りしてきて、バンドの練習では《メキシコの祭》の音出し。第3楽章の中間部から後半についてはテンポについていけなかったり、フレージングが難しくて指が回らなかったりリズムが取れなかったりして少々てこずったが、何とか最初から最後まで音にすることができた。比較的いい手ごたえだった。第2楽章なんかは初見にもかかわらず概ねいい感じで音楽が作れていたように思う。

全般的な印象としては「オーケストレーションがうまいなあ」ということ。ホルン奏者は「4番ホルンがおいしい」という感想を言っていたが、オーケストレーションについての視点が吹奏楽というよりオーケストラのそれに近いのではないかと感じた。例えば、必要以上に音を重ねずに各楽器のソノリティを大切にしているということ。ホルンとサックスを重ねたりするとサウンドは厚くなるが色彩感が失われてしまう。この作品では、ちゃんと「ホルンはホルン」「サックスはサックス」という使い方をしている。それから、例えばクラリネットではトゥッティで演奏すべき部分と、オケのクラリネットのようにソロあるいはデュオで演奏すべき部分をちゃんと分けて考えていること。などなど。

このようなオーケストレーション、4月12日の日記でも書いたような「交響曲」的なモチーフの展開の仕方、メキシコ民謡のフレージングなど学ぶべき課題はたくさんある。今まであまり注目していなかったが(反省)、確かにいい作品である。

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ザ・ビートルズ ファースト U.S.ヴィジット [DVD]

1964年にアメリカ初上陸を果たしたビートルズのドキュメンタリー。移動中の列車や自動車の中での様子や滞在先のホテルでの様子などのオフステージ・ショットと、テレビ番組「エド・サリヴァン・ショー」での演奏シーンやライヴ映像を交えた構成。すっかりライヴに嫌気がさしていて気が抜けたステージだった日本公演(1966年)などに比べると、まだ生演奏には意欲があって見ていても楽しい。プライヴェートショットでは、そろそろマスコミやファンの攻勢にうんざりしている感じも見受けられるが。