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買った本
GWは妻の実家へ帰省する。紀伊国屋書店は幸せだー ….. ということで買った本。 時の終わりへ メシアンカルテットの物語 (叢書・20世紀の芸術と文学) 第2次大戦中の強制収容所で書かれ、そこで初演されたという、オリヴィエ・メシアンの《時の終わりへの四重奏曲》について書かれた本である。 この作品はピアノ、ヴァイオリン、チェロ、クラリネットのために書かれている。ピアノの初演者はメシアン自身で、他の演奏者は収容所で知り合った演奏家ということなのであるが、意外なことにこれらの演奏家への取材は今まで行われていなかったらしい。 メシアンの証言によって広められた作曲の経緯/初演の様子が、実は事実とは異なるということを他の演奏者へのインタビューによって確認している。 それ自体が「衝撃の事実!」というほど重大な内容ではないのだが、今までそれほど明らかになっていなかった(と思う)収容所でのメシアンの様子などがわかるという意味で面白い内容である。 M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究 何か最近欲しい本があったけど思い出せないなあ ….. と思っていたら、今朝の毎日新聞の書評で紹介されていた。ラッキー(笑)。「東京大学のアルバート・アイラー」や「憂鬱と官能を教えた学校」(あ、こっちはまだ読んでないや …..)での思想を発展させて、マイルス・デイヴィスという1ミュージシャンを論評している、ということになるのかなあ? しかし厚い本だ。スノビズムの極致。背に目次が書かれている本なんてはじめて見た。 現代音楽の練習帖 ううん ….. 著者が書いているように、決して現代音楽の入門あるいは解説本ではない。「現代音楽」(クラシックにおける1ジャンルとしての「現代音楽」ではなく、同時代音楽として聞かれている音楽)を題材とする、論理的な思考を行うためのトレーニング本か。 そんなに厚くないし軽く読めるかと思ったのだが、ちゃんと内容を咀嚼しようと思ったらかなりまじめに読まないといけなさそう。 (というわけで、まだまじめに読んでいない …..)
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旅行中
ティファニーで朝食を で、次は村上春樹さん訳によるカポーティの「ティファニーで朝食を」。 新潮文庫版(出版はなんと1968年)を読んだのは10数年前だ。 村上さんの訳のせいか、私自身の変化のせいか、よくわからないけど、前回読んだときよりも映画のヒロインであるオードリー・ヘップバーンと、この小説のヒロインであるホリー・ゴライトリーが重ならない。 やはり、オードリーはホリーほど「壊れて」いないのである。 映画のようにハッピーエンドではなく、読み終わったあとも続く喪失感がこの小説の面白いところだと思うのである。 読み終わった後に聞きたいと思った曲が、ロバート・ワイアットの《シー・ソング》。
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売り出し中
期せずして本を読む時間がたくさん取れたので ….. ビートルズ売り出し中!―PRマンが見た4人の素顔 ビートルズの広報担当が書いた本。 内容は必然的にビートルズにとって「広報」が重要な位置を占めていた時期、つまりデビュー前後から人前でのコンサートを止めてしまう1966年あたりまでが多くなっている。 (余談ではあるが、ビートルズ最後のコンサートとなったキャンドルスティックパーク(サンフランシスコ)でのコンサートはポールの依頼でトニー・バーロウが録音したのだそうだ。テープが足りなくて最後の曲が途中で切れている。) さすがに他ではなかなか出てこなかった情報が語られていて面白い。 特にエルヴィス・プレスリーとビートルズの対面(申し合わせによって記録は取られていない)や、情報の行き違いでイメルダ大統領夫人の招待を無視することになってさんざんだったフィリピン公演とか。 日本公演についても多くのページが割かれている。 ファンから聞いた「ビートルズがテロに狙われている」という情報に対してはかなり(必要以上に)神経質な反応だと思うのだが、当時の状況を考えるとしょうがないのかな、という気もする。
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カラヤン帝国興亡史
カラヤン帝国興亡史―史上最高の指揮者の栄光と挫折 (幻冬舎新書) 幻冬舎新書「カラヤン帝国興亡史」読了。 題名からもわかるように、カラヤンの音楽家としての側面にはほとんど触れずに、カラヤンが数々の「地位」を手に入れる(そしてその多くは手を離れる)経緯を追っている。 若干の推察が入っているが、事実をわかりやすくまとめてある。 はしょれる時期(1970年代後半から1980年前半あたり)は思いっきりはしょって、それ以前のベルリンフィル、ウィーン国立歌劇場、ザルツブル ク音楽祭の主要ポストを手に入れる過程、それ以降のベルリンフィルとの確執あたりにポイントが絞られているあたり、メリハリがあってよいのではないか。 音楽家としての側面には触れられていないのだが、文章の合間にはそれぞれの時期の演奏活動の記録に関する記述がある。 まさに世界をまたにかけて多くのレパートリーをこなしながら、同時にそれぞれのポストを得るための政治的な駆け引きを行っていたのは、すさまじいバイタリティである。 何がカラヤンをそこまで駆り立てたのだろう。 今年は生誕100年、そして来年は没後20年ということでしばらくはブームが続きそうである。 カラヤンのレパートリーはあまり私の趣味に合わないので、そんなに音源は持っていないなあ ….. 《英雄の生涯》《アルプス交響曲》などのリヒャルト・シュトラウスの管弦楽作品とか、新ウィーン楽派の管弦楽作品集くらいかなあ ….. ….. で、野村誠さんの「路上日記」という本を買ってみた。 野村さんが鍵盤ハーモニカでストリートミュージシャンをやっていた頃の日記と、演奏の模様を収録した CD がセットになった本である。 今はなきペヨトル工房から出版されていたもので、当然基本的には絶版なのであるが、いくつかの古本屋が在庫を引き取って販売しているらしい。(http://www.tctv.ne.jp/sparabo/peyotl.html) その中の一つのお店に問い合わせたところ在庫があったので送ってもらったのである。 ペヨトル工房といえば「銀星倶楽部」という雑誌があった。 わりと私の趣味に合った内容の雑誌だったので何冊か買った。 テクノ・ポップとかデヴィッド・リンチ(ツイン・ピークス)とかね。
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レ・フレール
息子が風邪をひいたようなので、基本的には家でダラダラ。 この機に、ハードディスクに取り貯めた番組の中から保存しておきたいものを DVD-R に落とす。 昨年の「東京 JAZZ 2007」での、小曽根真さん率いる No Name Horses の演奏とか、年末に BS デジタルで放送された小曽根さんの特集とかをまとめる。 で、東京 JAZZ にレ・フレールの演奏が収録されていた。 兄弟(レ・フレールはフランス語で兄弟という意味らしい。まんまやんけ。)によるピアノ・デュオで、いわゆる「キャトルマン・スタイル」の連弾を行う。 店頭で CD を見かけたことはあったのだが、最近流行りの「お気楽クロスオーヴァー」のような先入観があって、そんなに興味がわかなかった。 《Boogie Back to YOKOSUKA》という曲が演奏されたのだが、これがかっこいい。 コラールっぽい前奏から、一転軽快なブギになる。 普通の連弾って、二人の演奏者の手があまり交差しないと思っていたのであるが、このデュオはほとんど交差しっぱなしである。お互いの左手が基本的な伴奏パターンを演奏し、お互いの右手がアドリブや掛け合いをする。 その後、独りで外出(「おつかい」ともいう)してお買い物。 真昼間、しかも日曜日の「イオンお客様感謝デー」がこんなに混んでいるとは思わなかった。 で、買ったもの。 ミュージックマガジン2008年4月号。特集は電気グルーヴ。 村上春樹さん訳の「ティファニーで朝食を」。映画しか見たことない人はぜひ原作を。私は絶対原作の方が面白いと思う。 幻冬舎新書「カラヤン帝国興亡史」 柴田元幸さんの「翻訳教室」。「東大文学部翻訳演習完全収録」だそうで。
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あいのてさん(ノイバウテン/大滝詠一/ザ・バンド/ラヴェル/教授)
「ままのて音楽会~ママさんがおくる手作り音楽会~」を見に行く。 浜松市内の、いわゆる「ママさん吹奏楽団」であるアザレア・ママズ・アンサンブルと、あいのてさんたちの共演である。 第1部はアザレアのメンバーによるアンサンブル、第2部があいのてさんによるステージ、最後にアザレアのメンバーとあいのてさんによる共演、という構成。 あいのてさんステージは、NHK 教育で放送されていた(そういえば放送終了からもう一年だ …..)「あいのて」のテーマから始まり、《イシ・テクノ》《ピンポン・マリンバ》《アラビアン・ストロー・ナイト》《カラダ・ディスコ》など番組で 使われた曲、それから各メンバーのソロによる即興などが演奏された。 息子は多少体調が悪かったので、途中から集中力が切れてしまっていたが、まあ一応最後まで人様の迷惑にならずに聞き通すことができた。 CD付 音楽ってどうやるの ミュージシャンが作った音楽の教科書 終演後、各メンバーによるグッズ販売。 野村誠さん(赤のあいのてさん)と片岡祐介さん(黄色のあいのてさん、ちなみに浜松在住)が書いた「音楽ってどうやるの」という本を買った。 今回のコンサート前にメンバーのブログを見ていてところ、発売されたばかりだということだったので、ぜひ欲しかったのである。 お二人にサイン(とセルフ・ポートレート)を書いていただく。 簡単かつそれっぽく音楽のスタイルを取り入れた即興演奏をやる具体的な方法が書かれている。 「なんちゃって雅楽」「なんちゃってアイリッシュ」「なんちゃって伊福部昭」「なんちゃってシェーンベルク」「インスタント・メシアン」とか。 最近、いろいろな音楽に対して閉塞感を感じていて、野村誠さんのアプローチに興味を持っている。 楽譜がなくても、楽譜が読めなくても、音楽はできるのである。 こういった集団即興も音楽の根源的な「ある部分」を具現化しているのだと思う。 そこに楽譜(=一緒に音楽をやる他者との厳密な約束ごと)という要素が入ってきた時に、音楽はどう変わるべきなのだろうか?というのは演奏者としてきちんと考えてみたい。 というわけで、今日買ったもの。 コラプス アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン(未だにこのグループ名、覚えられないなあ …..)のファーストアルバムが紙ジャケ化されたので。 たぶん50%くらいは気に入るんじゃないかなあ、と思って買ったらだいたいそんな感じ。絶叫系のヴォーカルは好きじゃないんだけど、インダストリアルなビートは好き、みたいな。 ナイアガラ・カレンダー 30th Anniversary Edition 大滝詠一さんのソロについては完全に後追い(かろうじて「A LONG VACATION」「EACH TIME」がリアルタイム体験)なのだが、30周年記念リリースされた「NIAGARA MOON」にしびれてしまったので、以後追いかけているのである。タワーではすごろくのおまけつき。 Music From Big Pink (Remaster) (紙ジャケ) ボブ・ディランのバックバンドも務めていたザ・バンドのファーストアルバム。 ちなみにジャケットの絵もディランによるもの。まあ、名盤ということなので。 ラヴェル:ピアノ協奏曲 これもアルバン・ベルクのヴァイオリン協奏曲同様、「のだめカンタービレ」第20巻に登場した音楽。 恥ずかしながら CD も持っておらず、今までちゃんと聴いたこともなかったので、この機に買っておこうかと。 買うなら「両手」も「左手」も入っている盤が欲しかったし(ラヴェルのピアノ協奏曲はこの2曲のみ)、録音が古過ぎるという問題があることもわかっていたのだが、まあ名盤と言われるクリュイタンスとフランソワのものを。 意外に「両手」の第2楽章がロマンチックで印象に残る。 (そんなにラヴェルっぽくはないのだが …..) koko で、教授の新作。 いい意味で裏切って欲しいなあ。 […]
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ある天使の思い出に(のだめ第20巻)
のだめカンタービレ第20巻を購入。 のだめカンタービレ #20 (20) (講談社コミックスキス) これを読んでいたら、久しぶりにアルバン・ベルクのヴァイオリン協奏曲を聴きたくなった。 私が持っているのは小澤征爾/ボストン響をバックにイツァーク・パールマンが弾いているもの。 購入したのは20年前だった。 たぶん、パールマンよりも好みの演奏はあると思うのだが、これはストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲がカップリングされているという理由で買ったのではなかったかな。 12音技法で書かれたにしてはロマンチックすぎるベルク作品と、新古典主義時代のストラヴィンスキーの乾いたオーケストレーションが対照的で面白い盤である。 千秋も指摘しているが、曲の後半に登場するバッハのコラール(クラリネットセクションが演奏しているのでオルガンのように聞こえる)以降の音楽は本当に美しいのである。
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送別会など(片山杜秀/RVG)
前の職場の上司の送別会。 今いる職場に比べるといろいろな分野の仕事をしている人がいるので、飲み会の雰囲気が多様だなあという感じ。(半年前までは私もその一員だったのだが。) 今のように、ストリクトに、ある方向に向かって業務を進める面白さもあるし、以前の職場のように意識的にアンテナを広げていろいろなものを探すという業務もそれはそれで面白さがある。 まあ、「どちらも知っている」ことが強みになれば。 帰ったら届いていたCDや本たち。 片山杜秀の本(1)音盤考現学 やっと片山杜秀さんの音楽本が出た。 (NAXOS の日本人作品集はこの人の解説を読むだけで1000円の価値があると思う。) 日本人作品のみならず近現代の作品を取り上げているが、その博識さ(とんでもない方向からの引用!)や肩肘の張らない諧謔さが面白い。 Sonny Clark Trio ええと、こつこつ RVG リマスターのブルーノートを集めているわけですが …..(amazon は輸入盤を2枚買うと10%OFF) 色気のあるジャケットのおかげで(?)名盤の誉れ高い「クール・ストラッティン」の前年に録音されたらしい。「ソニー・クラーク・トリオ」という何 のひねりもないストレートなタイトルや、ピアノトリオという小さな編成のおかげでいまいち地味であるが、「クール・ストラッティン」に漂うおしゃれさに比 べると、もう少し無骨でハードなジャズが楽しめる。もっとも、後半の《Softly As In A Morning Sunrise》《I’ll Remember April》あたりは「クール・ストラッティン」に近い雰囲気があるが。 ドラムとベースは、マイルス・デイヴィスのバックでコンビを組んでいたフィリー・ジョー・ジョーンズとポール・チェンバースである。マイルスがプレスティッジ時代に演奏していたレパートリーとけっこうかぶっているのはそのせい? Blowin’ the Blues Away ええと、よくわかんないけど、とりあえず買ってみた。
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ハンブルク日記(その1)
ハンブルクへの出張。 火曜日に出張が決定して、次の日曜日に出発するという緊急事態である。 エアチケットや宿泊の手配とか、必要な輸出申請書類の作成とかは他の人にやってもらったので、いまいち「行く」という実感がない。 旅程が全然頭に入っていないので、案の定、浜松駅からセントレアまでの直行バスの時間を間違えて乗り遅れる ….. 乗り場に着いたのが5分前だと思っていたのだが、バスの下にあるラゲッジスペースの扉が開いていない。 「いいかげん開けてもいい時間だよなあ …..」と思いながらバスを見ると「東京行き」と書かれている。 この時点で初めてチケットを取り出したら、バスは10分前に出発していたのであった。 幸い、このバスは浜松西インター近くの停留所で待ち時間があるので、妻にそこまで車を飛ばしてもらって余裕で間に合った。 寝坊して奥さんにセントレアまで送ってもらったという人もいたが、今後あまり笑えなくなるなあ ….. 今回は余裕でチケットが取れたのでルフトハンザで行く。 おそらく、スターアライアンスのプレミア・エグゼクティヴとして乗るのはこれが最後だろう。 一応、ビジネスクラスのラウンジでぼんやり過ごす。 この便は給油に時間がかかっているとかで離陸が1時間近くディレイ ….. その影響かどうかわからないが、フランクフルトからハンブルクへの乗り継ぎもディレイ ….. 機材はこの間乗ったフィンランド航空の方が綺麗なような気がするなあ。 テレビが遠いので映画を見る気にもならない。 やっぱりシートピッチは狭い。 機内食はウナギと牛肉の2種類。 これからしばらくは肉の生活になると思ったので、ウナギを選択。赤ワインと合わせる。 ウナギは予想に反してふっくらしている。悪くない。 このあと白ワイン(リースリング)と、久しぶりのベイリーズのアイリッシュ・クリームを飲む。 明らかに飲みすぎである。 短時間寝たがすぐに起きてしまう。なかなか眠れない。 機内で読んだ本。 親の品格 (PHP新書) 新聞広告で見て興味を惹かれたので読んでおこうと思い購入した。 一応、私が実践していることの多くが書かれていたのだが、それは筆者と私の価値観が一致していたからなのか、それとも、それが「理想」としてのコモンセンスなのか。 自分の子育てが裏打ちされたという点と、まだ気がつかなかった点に気づかされたという意味で読んだ価値はあった。 ハイ・フィデリティ (新潮文庫) まあ、レコードおたくの恋愛ストーリーですな。 こういう、シニカルで、独りよがりで、強がりな男の言い分に共感する人は少なくないのか? こんなんでハッピーエンドになってしまっていいのかという気もするが、登場人物の誰もが悪者にならない後味のいい小説である。 インタビューで「あなたのベスト・ファイブ」を聞かれて、用意していたリストを思い出せなくてその場で思いついたものを言い、その後のインタビューはうわの空でリストを更新することばかりを考え、あげくの果てに後日差し替えのための電話までしてしまうエピソードは大笑い。 主人公の相棒の一人である中古レコード店員の振る舞いがジャック・ブラックみたいだなあ ….. と思っていたら映画版ではジャック・ブラックが演じているらしい。 ***** 機内の朝食(?)も「サーモンの何とかソース」がこってりしていそうだったので、鶏の唐揚げと炊き込みご飯にした。 ハンブルクへの着陸時、バウンドしたはずみで持っていた(そういえば離陸時には電源を落とさないといけないのだ) iPod が床に落ち、その後の急ブレーキでおよそ15席前までスライディングしていった。(いやあ、あんなに滑ると思わなかった。) フライト・アテンダントさんが確保してくれたが、確か滑ってきた iPod を踏んで止めていたよな ….. で、ハンブルク到着。 少し雨が降っているものの意外に暖かい。前に来たとき(昨年の11月)より暖かいのでは? シャトルバスで市の中心部まで行き、つつがなく前回と同じホテルにチェックイン。 […]
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バンドジャーナル2008年2月号
ということで、無事拙文が掲載されました。 実際に印刷されたものを見ないと安心できない性質なので、とりあえずほっとしています。