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大阪「さらば0系」日記(その1)

最後の0系新幹線に乗るために連休を利用して大阪へ遊びに行く。

土曜日、息子のレッスンが終わってから出かける。あ、こんなものも引き取りました。

前作「DENIM」では初回限定盤を入手するのにえらく苦労したので、今回はちゃんと予約しましたとさ。

まだN700系新幹線に乗ったことのない息子のために、浜松→名古屋は300系に乗り、名古屋でN700系のぞみに乗り換えて京都に向かう。京都では、いつもの料理屋さんにお弁当を予約して、それを取りに行った。京都から新大阪までは「東海道山陽本線新快速」(でいいのか?)で行く。

とりあえず、この日はホテルで夕飯を食べておしまい。

サザン、吉田拓郎、そして羞恥心

先日「特定商品を2枚買うと20%OFF」セールをやっているショップに行った。

サザンオールスターズの今のところのラストアルバムである「キラーストリート」の初回限定DVD付きが対象商品になっていたので買いたかったのだが、抱き合わせする商品が見つからなかった(探す時間が十分になかった)ので、その時は見送っていた。

今日は多少時間が取れるので、息子と一緒に再びその店へ。

息子「なんでCDやさん、いくの?」

私「お父さんが欲しいCDを探すためだよ。」

という会話がのちの伏線になろうとは …..

というわけで、サザンは無事ゲット。やはり、なかなか抱き合わせ商品が見つからないので、何となく吉田拓郎の「拓郎ヒストリー」を買ってみた。

最近の会社での昼食時の会話で、友人がアコースティックギターを始めて、ミスチルを練習しているという話が出た。コードが20個くらい出てきて大変らしい。それなら、吉田拓郎とかから入ればいいじゃん、ということで吉田拓郎の名前が出てきたのであった。私も中学くらいでアコースティックギターをかじった時に《春を待つ手紙》とかを練習したなあ。中島みゆきの方が簡単だったけど(笑)。

で、これらをレジに持って行くと、レジ前にはヘキサゴン関連のCDがどかっと陳列されている。息子が《羞恥心》を手にとって、

「これ、ほしい。」

さすがに、このシチュエーションだと「ダメ」とも言えず(ひょっとして、それも計算済か?)、一緒に買ってしまった。ついでにポスターまでもらってしまった。ま、いいですけど。

ペーパークラフト

「ぼうけんでんしゃ ぐるる~ん」という本がある。息子が保育園で読んで気に入ったらしいので買ってあげることにした。

言葉の持つリズムの面白さ(韻というかダジャレも含めて)や、ストーリー展開の突飛さなどがなかなか面白い。

で、この本は見返し部分に電車のペーパークラフトが載っている。「カラーコピーして使ってね」ということらしい。スキャナーで取り込んでプリントアウトすればいいと思ったのだが、普通の印刷用紙だとやわ過ぎて作れないだろう。以前、会社でペーパークラフトの話になったとき(なんで、こんな話になったんだ?)に、光沢紙は折りにくいし、折る時に切り込みとかを入れる(きれいに仕上げるためのテクニック)と光沢部分がはげてきて紙と分離してしまうらしいことを聞いた。

そこでさっそく文房具屋へ行って、よくわかんないけどケント紙を買ってみた。なかなか、いいのではないかな。ついでにJR西日本のウェブページにあった0系新幹線のペーパークラフトも印刷してみた。

息子の所望により、0系新幹線から作り始めたのだが … 性格的にダメだ、これは。気が短くて、完全主義者(のつもり)の私にとって、時間がかかり、なおかつ継続的な仕上げの綺麗さを求められるこのプロセスは拷問以外の何者でもない。息子が気がつかないようにそーっとフェードアウトしよっと。

バウハウス・デッサウ

浜松市美術館で開催されていた「バウハウス・デッサウ」展を見に行く。今日は最終日。

美術館に限らず、水族館や動物園でも、息子は気分しだいで展示会場を駆け抜けてしまうことがある。それはそれでゆっくり見れなくてもしょうがないね、という腹づもりではいたのだが、それなりに集中して見ていたようなので一安心。

動くものがあったりとか、建物のミニチュアがあったりとか、そのへんに食いついていた。それからバウハウスで作成された映像を放映しているスペースがあったのだが、ここで使われていた椅子が、ブロイヤーの「ワシリー・チェア」と、いわゆるバルセロナ・チェア。息子はワシリーの方にご満悦だった。

個人的には、カンディンスキーとかパウル・クレーがバウハウスで教鞭を取ったことがあるというのが新発見。

そういえば、思い出した笑い話。

ドイツには「バウハウス」という大規模なDIYチェーンがある。昨年ドイツ出張した時に同行者がデッサウのバウハウスを見に行った。(私も行きたかったのだがフライトの関係で NGだった)現地スタッフと「仕事が終わったらデッサウのバウハウスに行くんだ」という話をしたら、「ハンブルクにもバウハウスはあるのに、なんでわざわざデッサウまで行くんだ?」みたいな返事が返ってきたらしい。

その後、近くの浜松コンコルドホテルでランチバイキング。浜松市美術館は浜松城公園の中にあり、コンコルドホテルはその公園に隣接しているのである。このバイキングはお値打ち感があるし、「地産地消」ということで地元の野菜をふんだんに使っている姿勢も評価しているので、なかなか気に入っているのである。まだ4歳になっていない息子は(あれだけ食べるにも関わらず)無料だし(笑)。

帰省を終えて

というわけで、帰省から戻ってきました。

帰省のたびに毎回思うのだが、息子は、おじいちゃん、おばあちゃん、おじちゃん、おばちゃん等々との会話で、確実に次のステージにステップアップしている。会話の内容が明らかに複雑になっているのである。

今回の帰省ではJR東日本が展開している「ポケモン新幹線」にいくつか乗ることができた。車内販売で温かい飲み物を買うと限定のポケモンカップに入れてくれるらしい。せっかくなのでコーヒーを買って、このカップをもらうことにした。熱いのでなかなか飲めなかったのであるが、早くこのカップをまじまじと見たい息子が「お父さん、どうぞ、どうぞ。早く飲んで。」としきりにすすめるのがおかしい。

東京駅で京浜東北線を模したメジャー(って、いわゆる巻尺ね)を買ってやった。1mのスケールの間に大宮から大船までの駅名が列挙されているのである。「はい、お父さんの頭、計りますねー。」と言って、私の頭にメジャーを巻きつける。「はい、つるみくらいですねー。」という息子。おいおい、誰も「鶴見」なんて駅名教えていないぞ。

どうやら、いきなり(本当にいきなり)このくらいの平仮名だったら読めるようになったらしい。今まで文字列をパターンとして認識していたので「東京」とか「大阪」とか「名古屋」とかは読めていた、というか認識していた。(そういえば「決壊」を読んでいたときに、たまたま「JR」とか「大阪駅」とかという単語を見つけた息子は「何これ?鉄道のご本?」と言っていたのを思い出した。)

今回は、平仮名を組み合わせて新しい単語ができることを知ってしまったらしい。

「に」「し」「か」「わ」「ぐ」「ち」

「き」「た」「う」「ら」「わ」

「わ」「さ」「び」(おしい、それは「わらび」(笑))

久しぶりに息子の成長でびっくりしたというか、感動したというか。

おとうさん、おかしいよ

妻が宴会だったので、息子と一緒に夕飯を食べ、そのあとダラダラと EURO2008 のオランダ対イタリアを見る。

オランダの3点目、ファン・ブロンクホルストのヘディングがブッフォンの横をかすめた瞬間、お父さんは狂喜乱舞し、冷静な息子はこう言った。

「おとうさん、おかしいよ。」

そのあと、雑誌「Number」の EURO2008 特集を見せてみっちり教育しましたとさ。

息子は(まだ試合を見ていない)チェコを応援しているらしいが …..

はこでん

ゴールデンウィーク(といっても今年は4日間しかなかったのであるが)は妻の実家に帰省。

すっかり「鉄ちゃん」になっている息子のために買ったもの。コクヨから発売されている「はこでん」というペーパークラフトである。

はこでん009 485系特急雷鳥
はさみや糊を使わなくても組み立てられる点、比較的厚い素材を使っているために幼児が使ってもそれなりの耐久性がある点が、さすがコクヨという印象である。

息子も感動してくれたが、作った私も結構感動した。

シリーズで新幹線やSLも出ているようだが、直線的な造型を活かすにはこのような特急や寝台特急の方が合っているのではないかな。

プロムナードコンサート

毎年恒例のプロムナードコンサート。 ずっと浜松駅前で行われているのであるが、昨年からは政令指定都市への移行で旧浜北市の遠州鉄道「浜北駅」前でも開催されている。 私の所属する積志ウィンドアンサンブルは昨年から、この浜北駅前でのコンサートに出演している。

  • ビリク/ブロックM
  • ちびまる子ちゃんメドレー(Winds Score 版)
  • NHK大河ドラマ「篤姫」メインテーマ(バンドジャーナル付録版)
  • ムーンライトセレナーデ(ソニックアーツ版)
  • ジャパニーズグラフィティーV
  • アフリカン・シンフォニー
  • What a Wonderful World(Winds Score 版)
  • サンダーバード

ステージは浜北駅前広場の片隅に設置されていた。 背面と上手側に建物があるような位置である。 指揮者の位置で聞いていると、普段は聞こえにくいホルン(下手側ひな壇)や中低音(上手側)がかなりクリアにバランスよく聞こえていたのだが、客席で聞いていた人によるとクラリネットやトランペットなどがかなり消されてしまっていたということだった。 まあ、初めての場所は難しい。

手馴れた曲、イメージがつかみやすい曲が多かったので、演奏には概ね満足。 ただ、こういうポップス系の曲が続く中で「篤姫」のようなしっとりした曲をいかに聞かせるかが課題である。 (これは今度の定期演奏会のプログラムの流れでも言えることなのであるが …)

コンサートの日程が妻の仕事と重なってしまって子守ができないので、おばあちゃんに来てもらって息子の面倒を見てもらった。 ふだん何かにつけて叱っているお父さんお母さんと違って、おばあちゃんは絶対に怒らないので息子もかなり甘え放題である。 (戦略に長けているのか、本やジュースやアイスクリームもしっかりゲットしていた …)

ちなみに息子の感想は「ちびまる子ちゃん、うるさかった。」 (そういうお前が演奏中に「あ、電車!」と叫んだのをお父さんは聞いていたぞ)

初ビートルズ

今日の通勤(&通園)ミュージックは初ビートルズ。

息子が「ウクレレ栗コーダー」に収録されている《夢の人(I’ve just seen a face)》を気に入ったようなので、オリジナルが収録されているビートルズの「HELP!」を聞いてみたのである。 前の日記にも書いたが、カントリー調のこの曲は私もけっこう気に入っている。

ウクレレ栗コーダー

ヘルプ!

栗コーダーバージョンで鼻歌を歌っていたので、ビートルズバージョンをかけた時にも、

「お父さん、歌って」

と言われたのであるが、このボーカルはかなり早口で難しいのである。 練習しておくことにしよう。

次の《Yesterday》にはあまり反応しなかった息子だが、その次(「HELP!」のラスト)のロックンロールナンバー《Dizzy Miss Lizzy》はかなり気に入ったようだ。 (久しぶりに聞いたが、確かにかっこいい。)